-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
〜INORI〜
-
1:
叶子
なぁ祈…
あんたに出会えてほんまによかったよ。口は悪いし性格も変わりもんやし女ったらしやし…
いいとこなんて絶対ないって思ってた。
でもあんたに教えられた。本気で人を好きになった時、人は変わるんやってこと。祈…?私は世界で一番幸せな女になる。あんたに幸せにしてもらうから…2006-04-12 03:16:00 -
21:
叶子
みんな私のことなんて見ていない。私のことなんてどうでもいいんだ。私なんか…。自暴自棄になってしまった。
愛子ねぇはその頃、東京六大学の某大学に行きながら、アナウンサーを目指していた。
その某大学に入れただけで充分なのに…2006-04-13 00:57:00 -
22:
叶子
だいたいアナウンサーなんてなれるわけない。そんな甘いもんじゃないんだから。夢は所詮、夢。
でも《デキル姉》は違った。大学在学中に某テレビ局に内定が決まり、また私の予想をはるかに超えてしまった。2006-04-13 01:00:00 -
24:
叶子
その頃、優子ねぇも進路を変えた。進学する大学を変更したのだ。
優子ねぇは医大に行くと言い出した。理由は「おじいちゃんの病院優子が継いでもいいかなぁと思って」って。
突然の院長後継者宣言。優子ねぇの狙いは何なのか分からなかった。2006-04-13 01:08:00 -
25:
叶子
それでも母は手を叩いて喜んでいた。父も賛成していた。祖父も喜んでた。
父は子供には医者か弁護士になってほしいとずっと言い続けてきてたから優子ねぇが医者を目指すと聞いて嬉しかったはずだけど、愛子ねぇがアナウンサーになることは少し残念だとも言っていた。2006-04-13 01:13:00 -
26:
叶子
理由はすぐに分かった。父の弁護士事務所を継ぐ人間がいなくなってしまったからだ。
父は私には期待すらかけていなかったし私も弁護士なんてなる気もなかった。
でも…そんな私に母は言った。2006-04-13 01:16:00 -
27:
叶子
「叶子、弁護士は無理でも司法書士の資格を取りなさい。できれば弁護士がいいけど…叶子じゃ何年かかるか分からないし…」
「え…」
びっくりした。私が…弁護士?司法書士?ありえないやろ…2006-04-13 01:20:00 -
28:
叶子
そう思いながらも初めてかけてくれた期待が私にはすごく嬉しかった。
頑張って…みようかな…無理かもしれないけどとりあえず頑張ってみよ。
それからは六法全書を片手に毎日勉強の嵐だった。半分やけくそみたいなもんだったけど。2006-04-13 01:23:00 -
30:
名無しさん
2006-04-13 02:25:00