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‥ァナタょリ先に‥‥
-
1:
鞠花
あなたは最愛の人より先に死ぬのと、あとで死ぬの…どちらがいいですか??
鞠花は…………
2006-01-07 22:08:00 -
2:
削除削除されますた
あぼ~ん -
3:
鞠花
19のトキ、夜の仕事に疲れて、慣れない昼の仕事を始めた。
マンションから徒歩5分のちぃさなパン屋さん。
2年付き合っていた彼氏、学利も喜んでくれた。
パン屋さんのバイトは正午から九時まで。2006-01-07 22:16:00 -
4:
名無しさん
頑張って??読んでるから
2006-01-07 22:18:00 -
5:
鞠花
その日の閉店間近、店長と二人で売り上げ計算をして雑談なんかをしてた。
「鞠ちゃん、来週のシフト、カレンダーに書き込んどぃてな」
「わかりました〜★」
パン屋さんのバイトにも慣れ、店長ともバイトの子とも仲良くやってた。楽しかったなぁ…2006-01-07 22:20:00 -
6:
鞠花
名無しさんありがとぉござぃます?急用できたんでまた書きます??
2006-01-07 22:24:00 -
7:
鞠花
「明日の仕込みやったら俺も店閉めるし、鞠ちゃん、もぉ上がっていいで」
「わかりました〜お疲れ様です★」
午後9時07分、店を後にした。2006-01-07 22:58:00 -
8:
鞠花
鞄からマンションの鍵を手探りで探す。
鞠花のマンションは通りに面した店の裏の方。薄暗い路地裏をコツコツ歩く。
梅田までタクでも1000円くらい。電車でも?分ちょぃ。便利な場所やけど、この辺の夜は静かだ。2006-01-07 23:01:00 -
9:
鞠花
「…すいません」
低い小さな声―
誰?!!
こんなトコでキャッチなんてありえないし…近所に知り合いもいない。2006-01-07 23:05:00 -
10:
鞠花
恐る恐る振り替えるとうつむき加減で、長い前髪の合間からこちらを覗き見る男がいた。
「…な…んですか?」
「…ぁ…あぁ……あ………あ…の……」
何この人!気持ち悪い!!そぉ思い走ってマンションを目指した。2006-01-07 23:10:00 -
11:
鞠花
「うあ゛ぁ〜!!あ゛ぁぁあ゛う゛〜…」
奇怪な叫び声が後ろで響いたかと思うと、
ドス!!!!鈍い音…
今までに感じた事のない激痛…2006-01-07 23:14:00 -
12:
鞠花
「あ゛ぁぁぁぁぁぁ〜!」
最後に耳にしたのはその男の叫び声。
鞄から携帯を取り出そうとすると、また…ナイフのようなもので、うつぶせに倒れている鞠花の首元を刺してきた。2006-01-07 23:16:00 -
13:
鞠花
意識が遠退く…
学利……
まなと………2006-01-07 23:17:00 -
14:
鞠花
最期の力を振り絞り鞄から携帯を取出し履歴から学利にコールした。
アスファルトが真っ赤に染まっていく―
痛みを通り越し気がおかしくなりそぉだ―
意識が………2006-01-07 23:19:00 -
15:
鞠花
『もし?鞠ぃ〜?』
学利ゃ…鞠花の大好きな学利の声ゃぁ…
涙が溢れた。遠退く意識の中、学利との今までの事が鮮明に昨日の事の様に頭を駆け巡る。
『鞠?!どなぃしてん?鞠?!』2006-01-07 23:33:00 -
16:
鞠花
『…ま…な―?』
『鞠?!おまえ今どこやねん?!ぉい!何かゆえって!鞠!!』
『……………ま…な……一生―――大…す、き…や…か…ら――――』
2006-01-07 23:36:00 -
17:
鞠花
神様―なんで鞠花なん?
鞠花…何か悪い事した…?
2006-01-07 23:38:00 -
18:
鞠花
気付くと病院だった。
と言うより…病室に鳴り響く『ピー』と言う機械音と泣き叫ぶ家族に囲まれている《佐藤鞠花》を見つめていた。2006-01-07 23:41:00 -
19:
鞠花
あぁ…
鞠花、死んだんだ
2006-01-07 23:43:00 -
20:
鞠花
嫌ゃぁぁぁぁ!!
死んだのに涙が溢れる。死んだのに声が出せる。手足が動かせる。
ただ違うのは…誰も鞠花に気付かない。
ベットの上の鞠花にすがりついてるだけ。
鞠花ここやで??2006-01-07 23:47:00 -
21:
鞠花
ママ?パパ?ぉ姉??鞠花ここいてるで??なぁ?
なぁ!!気付ぃてやぁ!!2006-01-07 23:50:00 -
22:
鞠花
―ガチャ
病室の扉が開いた。
…………学利。2006-01-07 23:51:00 -
23:
鞠花
学利は泣き崩れてた。
ママかぉ姉が知らせてくれたんやな…
そっと学利の頬に触れた。でも学利は気付かない。
学利…愛してる。何で鞠花が死ななあかんかったん?!土曜買物行く約束したからちゃんと休みもらってんで?明日仕事終わったら学利にゴハン作り気やってんで?2006-01-07 23:58:00 -
24:
鞠花
ひとりぼっち。
鞠花はひとりぼっちになった。
霊暗室に運ばれた鞠花のカラダ。鞠花から見ても眠っているようにしか見えなかった。家族も学利も帰った。通夜は明日。お葬式は明後日らしぃ。…カラダ焼かれたら今の鞠花も消えるのかな…2006-01-08 00:01:00 -
25:
あい
名無しやけど名前あいにした??頑張って
2006-01-08 00:02:00 -
26:
鞠花
気付くと眠ってて、もぉ午後四時だった。
テレビのニュースを見るため、喫煙所へ行ってみた。なかなか鞠花のニュースは流れない。
あんなとこで、19の女が一人殺されたくらぃ…世の中ね人にとってはどぉでもぃぃ事なんやな。
やりきれないくらいの淋しさと虚しさに襲われた。2006-01-08 00:06:00 -
27:
ぅちも最初カラ読まして貰ってまぷッッ???鞠花サンゎ生きてるんですか??ちょっと疑問に思っちゃぃました??応援してるんで頑張って?さぃ??
2006-01-08 00:06:00 -
28:
鞠花
あいちゃんありがとぉです?
みぃさん?これはフィクションて形で書かせてもらってます?やから書いてる鞠花は生きてますょ★笑
話の中の鞠花は死んぢゃってて霊?になってる感じです?わかりにくくてすみませン?2006-01-08 00:10:00 -
29:
みぃ? ◆fMBIUkSmfQ
納得デス??ぁらが?げざぃますッッ??楽しみに読まして貰ぃますっ??
2006-01-08 00:12:00 -
30:
鞠花
みぃさん、ゃゃこくてすぃませンでした?また読んでください?
2006-01-08 02:01:00 -
31:
鞠花
テレビで自分のニュースを見る事もできず何も目的がなくなった。
通夜のため、「カラダ」はもぉ実家に行ってるよぉだ。
鞠花実家は大阪市内南部。電車乗るお金もないし…
って、鞠花誰にも見えないんだっけ。2006-01-08 03:10:00 -
32:
鞠花
地下鉄に乗り実家へ行った。考えるのは学利のことばかり。
学利とは17のときからずっと一緒だった。ケンカもいっぱいしたけど別れた事なんて一度もなかった。学利が最後の彼氏がいい―なんて言って、結婚の約束もしたのに…まぁほんとに鞠花にとっては最後の彼氏になったけど…2006-01-08 05:42:00 -
33:
鞠花
学利は昨日、冷たくなった鞠花の横でいっぱい泣いてくれてた…二年も一緒にいたけど学利があんなに涙流すとこ見たのは初めて。
でも…学利もいつかは鞠花の事忘れて、新しい誰かと幸せになるのかな…
考えただけで涙が出た。2006-01-08 05:46:00 -
34:
鞠花
学利…誰のモノにもならんといて…
鞠花にしてくれたみたく他の女に優しく笑いかけたり、手ぇ繋いだり、抱き締めたりしやんといて…
鞠花だけを想ってこれからを生きてゃぁ…
切ない想いが込み上げて涙が止まる事なく溢れた。
何で鞠花が………昨日まであんなに毎日普通に過ごして、楽しくて、幸せで…不満なんて何もなかったのに…何でなん…2006-01-08 05:54:00 -
35:
鞠花
昨日から同じ事ばかり考える。考えても、恨んでも、あの男を憎んでも、鞠花が死んでしまったという今の現実が変わるわけないのに。そんなのわかってる…わかってるけど恨まずになんていられない。
鞠花の人生は昨日で終わってしまったんだから。
あの男にそんな権利があったの?!!2006-01-08 06:00:00 -
36:
鞠花
通夜の会場である実家には行けなかった。
門のところまで行ったけど…つらくて、現実を見たくなかった。
親友の明日美が泣き崩れてた…パン屋さんの店長も来てくれてた…バイトのなっちゃんも、地元の先輩、後輩、学利の友達………みんな、鞠花のためにわざわざ来てくれてた…
それだけ見て、公園に向かった。2006-01-08 06:07:00 -
37:
削除削除されますた
あぼ~ん -
38:
削除削除されますた
あぼ~ん -
39:
鞠花
ベンチに座りぼーっとしてたら辺りはいつの間にか真っ暗だった。
実家に向かう途中、近所に住む幼なじみ、アユコのママ達とすれ違った。2006-01-08 06:18:00 -
40:
鞠花
「ほんまありえへんな!何もしてない鞠花ちゃんがなんでこんな若くに死ななあかんねん!」…アユコママは涙をいっぱぃ溜めてた。
鞠花のために涙してくれる人がいたなんて今まで考えもしやんかった。
「私、佐藤さんに何て声かけたらいいかわからへんかったわ…」さやかママや。さやかママも来てくれてんや…2006-01-08 06:26:00 -
41:
鞠花
実家に戻ると通夜は終わり、家の中には、パパ、ママ、お姉、学利、おじいちゃん、おばぁちゃんがいた。
ママとお姉は目が腫れて真っ赤…久しぶりに見たおじいちゃんとおばあちゃんもずっとハンカチで目を覆っている。2006-01-08 06:32:00 -
42:
鞠花
パパはテーブルに伏せて肩を震わせてた…
学利は鞠花と撮ったプリクラが待ち受けになってる携帯を見つめて涙をいっぱい流してくれてた…
みんな…鞠花はここやで?2006-01-08 06:37:00 -
43:
鞠花
リビングに会話はなかった。
パパが学利に、「学利くん、今日は鞠花の部屋に泊まってやってくれへんか?」と言った。「はぃ。そぉさせてください。」学利はそぉ言って鞠花の家族に頭を下げて三階の鞠花の部屋に向かった。鞠花も学利の後をついていった。2006-01-08 06:46:00 -
45:
鞠花
もぉ鞠花は学利と並んで歩くコトも、じゃれあったり、ケンカしたり、声をかけることすらもできへん…
学利―淋しぃ…鞠花淋しくて耐ぇられへん。
そっと学利に抱きついた。
学利はソファにあったスティッチのクッションを抱き締め声を殺して泣いてた…2006-01-08 16:46:00 -
46:
鞠花
学利も淋しぃって思ってくれてること、家族も友達も、鞠花が存在しなくなったことに悲しみの涙を流してくれてたこと、それがせめてもの救いやった。
「…リ…カ…」
2006-01-08 16:48:00 -
47:
鞠花
「鞠花…痛かったやろ…?最後俺に…電話してくれたのに…俺、最後の最後まで…何もしてやられへんくて…ごめんな?…―ま―りかぁ……何でおまえやねん!何で俺の前から……ずっと一緒やゆうたやん!鞠花ぁ!!」――――学利が泣きながら、二人笑顔で並んで写った写真につぶやいてた。
2006-01-08 16:54:00 -
48:
鞠花
淋しいのは鞠花だけちゃうねんな…学利は鞠花の死を悲しんでくれてる。それは鞠花にとって十分幸せなことやんね??
学利…鞠花はここやで?
2006-01-08 16:56:00 -
49:
鞠花
学利は、写真やプリクラを見たり、二人で夏休みにふざけてつけた絵日記を開いたり、よく聴いたお気に入りのMDを聴いたり…鞠花との思い出を辿ってくれてた。
2006-01-08 17:00:00 -
50:
名無しさん
頑張って(:_;)
2006-01-08 18:30:00