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‥ァナタょリ先に‥‥

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  • 1:

    鞠花

    あなたは最愛の人より先に死ぬのと、あとで死ぬの…どちらがいいですか??

    鞠花は…………

    2006-01-07 22:08:00
  • 140:

    鞠花

    何十人の人に
    「おめでとう」って言ってもらったかなぁ…
    もぉ涙で目の前がよく見えへん。
    「ありがとぉ」って心の中で何回も何十回も叫んだ。

    2006-01-13 08:21:00
  • 141:

    ???

    頑張ってな?

    2006-01-13 08:22:00
  • 142:

    鞠花

    嬉しくて嬉しくて、
    みんなと一緒にずっといたくなった。

    でも夕方になっても
    大好きな学利はこない…

    2006-01-13 08:23:00
  • 143:

    鞠花

    ???さんありがとぉ??もぉすぐ完結なんで頑張ります?

    2006-01-13 08:24:00
  • 144:

    鞠花

    愁くんと、友達が来た。
    『鞠花〜元気かぁ?誕生日おめでとぉ!こんなにケーキばっかあるけど食い過ぎんなよ?笑』―そぉ言って愁くんもまた苺のケーキを墓前に並べた。
    ありがとぉ。愁くん。覚えててくれてんや。

    2006-01-13 08:27:00
  • 145:

    鞠花

    日が沈みかけた頃には、人がいなくなった。
    それでも鞠花は、学利が来てくれるのをずっと待った。鞠花の誕生日を学利が忘れるわけないもん。
    きっと大学の課題に追われてて忙しいだけ。もぉすぐ来てくれる。鞠花の大好きな苺のケーキを持って『遅くなってゴメンな!』って…笑って…駆け寄ってくれるよね……何時間もそんなことを思って学利を待ってた。月が輝き出した頃には涙がとまることなく溢れ続けた。

    2006-01-13 08:31:00
  • 146:

    鞠花

    何でこぉへんの??
    なぁ…学利ぉ………
    もぉ、夏海ちゃんに嫉妬する気力もなかった。
    ただただ胸が痛かった。
    学利におめでとぉ!って言ってほしかっただけやのに………それすらもぉ、鞠花のヮガママなん??

    2006-01-13 08:34:00
  • 147:

    更新されるたびに読んでますッッ??完結まで頑張っちゃて?さぃ???応援してます??めっちゃ好きで?きましたぁ?????応援してまふ????

    2006-01-13 12:00:00
  • 148:

    鞠花

    みぃさん?読んで下さってありがとぅございます?
    入院しててかなり更新遅れましたが完結まで頑張ります!

    2006-01-20 22:58:00
  • 149:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 150:

    鞠花

    大きなカスミソウの花束と小さなケーキの箱を持った見慣れた顔が視界をよぎる―

    学利ぉ…!!!!!

    2006-01-20 23:02:00
  • 151:

    鞠花

    逢いたくてしょぉがなかった人が目の前にいる。
    抱き締めることも触れることも声をかけることすらできないけど…
    世界一愛する人が目の前にいる。涙がとめどなく溢れる。

    2006-01-20 23:04:00
  • 152:

    鞠花

    学利ぉ…何してたんよ!誕生日過ぎてもぉたやん!あほぉ!!
    怒りのことばしか出てこやんのに…顔はゆるみっぱなし。怒りながら涙しながら、でも顔はなぜか笑顔になってた。逢いたくてしょぉがなかった学利…逢えただけで幸せやん鞠花。

    2006-01-20 23:06:00
  • 153:

    鞠花

    学利はお墓を掃除してくれた。
    「さすがにみんなが掃除してくれたあとやから汚れてないな。
    鞠花、遅れたけど…二十歳の誕生日おめでとぉ!鞠花の好きなケーキやで!」
    ケーキと花束を並べ、学利は墓前に座りタバコに火をつけた。

    2006-01-20 23:09:00
  • 154:

    鞠花

    学利は何か考え事をしているような顔で静かにタバコを吸う。

    「…あんなぁ…?」
    重い口を開く学利…
    都合の悪いことや鞠花が嫌がるであろう話を切り出すとき学利はいつも「あんなぁ?」で話を始めてたね。

    2006-01-20 23:12:00
  • 155:

    鞠花

    今回はさすがに分かった。
    鞠花もそこまでアホちゃうよ?


    学利……

    2006-01-20 23:13:00
  • 156:

    鞠花



    …鞠花以外の誰かを幸せにする気なん?

    2006-01-20 23:13:00
  • 157:

    鞠花

    「…夏海と…付き合うことにした。…鞠花の誕生日前に告られて……俺、迷っててん…今も迷ってる。けど…一生鞠花のコトは忘れへんから…鞠花は俺ん中でいつも一番やから。」

    わかってた。
    いつか学利が違う人を見つめる日がくること。

    2006-01-20 23:16:00
  • 158:

    鞠花

    でも…嫌や。
    ほんまに嫌やねん。

    忘れるやん!そんなんゆうても、いつかは夏海ちゃんが一番になって夏海ちゃんでいっぱいになるやろ?!気休めで一生鞠花が一番とかゆわんといて!

    2006-01-20 23:18:00
  • 159:

    鞠花

    くやしい…

    ケンカしたわけでも嫌われたわけでもなぃのに…

    鞠花だけの学利じゃなくなるなんて

    2006-01-20 23:20:00
  • 160:

    鞠花

    「鞠花ぁ……!俺鞠花に逢いたい…また隣で笑ってぇや…美味い飯食わしてぇやぁ…手ぇ繋いで散歩しよゃぁ…」
    両手で顔を覆って…
    学利は泣いてた。

    2006-01-20 23:22:00
  • 161:

    鞠花

    「鞠花おらな俺めっちゃ弱いしょーもない男やねん………俺んとこ…戻ってきてやぁ…逢いたくてしゃぁないねん……………」

    学利ぉ…ごめん。鞠花のことそんなに思ってくれててんや…学利だって苦しかったり淋しかったりしたのに…責めてごめん。

    2006-01-20 23:25:00
  • 162:

    鞠花

    すっかり辺りが暗くなるまで学利はいてくれた。

    立ち上がった学利はポケットから何かを取り出した。

    「…約束、鞠花ちゃんと覚えてんか??」そぉ言って、鞠花の遺骨が収められているとこの石を動かした。

    2006-01-20 23:28:00
  • 163:

    鞠花

    ――――カツン

    中に何かを置いて、
    また石を元に戻し、学利は行ってしまった。

    2006-01-20 23:29:00
  • 164:

    鞠花

    何やったんかな?
    そぉ思って目を向けた瞬間…ことばを失った。

    2006-01-20 23:31:00
  • 165:

    鞠花

    「なぁ〜んで10代最後やのにオモチャの指輪なん?!」
    19の誕生日、学利にもらったプレゼントはオモチャ売場のお姫サマセットに入っているよぅなプラスチックの指輪。
    「鞠花にはそれで十分やねんて〜!笑」
    「なんやねんそれぇ!!」−ふざけ合って笑ったね。でも嬉しかったよ。部屋に飾ってるミニーちゃんの指につけてあげてんで?

    2006-01-20 23:35:00
  • 166:

    鞠花

    「二十歳の誕生日には本物の愛の証買ったるやん!?」

    1年前の学利のセリフ…
    学利…覚えてくれててんなぁ…

    2006-01-20 23:38:00
  • 167:

    鞠花

    きらきら光るダイヤの指輪がそこにはあった…
    内側には…
    《NEVER ENDING LOVE STORI M.M》と掘られていた。
    ―決して終わるコトのないラブストーリー 学利、鞠花……

    2006-01-20 23:41:00
  • 168:

    名無しさん

    STORI じゃなくてSTORYやろ 綴り間違えてるで〜

    2006-01-20 23:59:00
  • 169:

    名無しさん

    掘られていた じゃなくて 彫られていた やろ

    2006-01-21 00:00:00
  • 170:

    名無しさん

    2006-01-21 00:01:00
  • 171:

    名無しさん

    めっちゃ泣ける…?体調悪ぃのにありがとう??

    2006-01-21 00:34:00
  • 172:

    まみ

    早く次が読みたいです?

    2006-01-21 05:18:00
  • 173:

    鞠花

    172.173さん?間違ってました?アホ丸出しですみません?ご指摘ありがとうございます?
    174.175.まみさん?読んで下さってありがとぅございます?誤字も目立ちますが気をつけて書いていきますね?

    2006-01-22 06:17:00
  • 174:

    鞠花

    ありがとぉ…
    学利……学利の中に鞠花は存在し続けていけるんかな…?
    学利、これからは夏海ちゃんの《彼氏》やけど…鞠花のコト忘れんといてくれるやんな?
    鞠花は、そぉ願うし、そぉ信じ続けたい…

    2006-01-22 06:20:00
  • 175:

    鞠花



    鞠花との思い出だけでも学利の中で生き続けて…

    2006-01-22 06:27:00
  • 176:

    鞠花





    2006-01-22 06:28:00
  • 177:

    鞠花

    「まなとぉ〜」
    鞠花の大好きな人《学利》を呼ぶ声。学利の彼女夏海ちゃんの声…
    「なんやねん!夏海起きるん早すぎ!!」
    「だってめっちゃ天気いいし寝てたらもったいないで!」―彼氏と彼女の会話…ここは学利の部屋。

    2006-01-22 06:31:00
  • 178:

    鞠花

    そこにいるべきではないのは鞠花自身だ。わかってる。でも…まだ―現実がつらすぎて…

    学利と夏海ちゃんは仲良く毎日を過ごしてる。

    鞠花は一人、自分が触れることのできない現在を彷徨ってる。

    2006-01-22 06:34:00
  • 179:

    鞠花

    「…明日で、あの日から1年やな…」
    「…せやな。夏海も墓参り行くか?」
    「いいわ。何で学利の好きな子に会わなあかんねん。ライバルやし。会いたないわ」
    「…ンな言い方すんな。」冷たく短く言い放つ学利。
    「何で学利が切れるん?!怒りたいんは夏海やん!いつまでも引きずって!てか死んでまで学利を独占してるあの女がいっちゃんむかつくわ!!早く壁の写真も捨ててぇゃ!!」

    2006-01-22 06:41:00
  • 180:

    鞠花



    ――――――パシンッ……

    2006-01-22 06:43:00
  • 181:

    鞠花

    左頬に手をあて俯き震えてる夏海ちゃん……
    「鞠花は死にたくて死んだんちゃうねん!そんな言い方すんな!!」

    「…最低やな学利!」
    それだけつぶやき、夏海ちゃんは荷物を持って学利の部屋を飛び出した。

    2006-01-22 06:49:00
  • 182:

    鞠花

    ソファに頭を抱え倒れこむ学利。
    学利…手なんか上げる子ちゃうもんな?やから後悔してんやろ??早く夏海ちゃん追い掛けたり?
    優しい学利が感情的になってしまうくらい鞠花を思っててくれてんな?…夏海ちゃんの言葉…正直痛かった。でも学利がかばってくれて嬉しかった。

    でも…夏海ちゃんの気持ちに応えるって、決めたなら…頑張って?仲良くしてかな…あかんで…?

    2006-01-22 06:54:00
  • 183:

    鞠花

    泣きながら…自分自身に言い聞かせるよぉに…学利に届くはずのない気持ちを声に出した。

    でもやっぱり…
    届かない声だった。
    学利はソファでつらそうな顔をして何度も自分の右手を壁にぶつける…後悔してるからやろ?ちゃんと謝らな…頑張れ学利!

    2006-01-22 07:03:00
  • 184:

    鞠花

    あれ??
    何で鞠花…応援してるん?
    自分でもよくわからなかった。さっきあんなコトを言われたばっかりだし、夏海ちゃんにはヤキモチ妬いてばっかりだったし、くやしかったのに…

    とりあえず、夏海ちゃん探しに行こ!!夏海ちゃんも相当ショック受けてるやろし…

    2006-01-22 07:08:00
  • 185:

    名無しさん

    頑張って??

    2006-01-24 08:44:00
  • 186:

    名無しさん

    ???

    2006-01-30 04:00:00
  • 187:

    名無しさん

    2006-01-30 05:32:00
  • 188:

    名無しさん

    かかんの?

    2006-02-02 07:10:00
  • 189:

    鞠花

    189.190.191.192さん?読んでくれてあリがとぅござぃます?私情で更新かなり遅れてすみませんでした??

    2006-02-03 09:45:00
  • 190:

    鞠花

    夏海ちゃんの行きそうなところなんて思いつくはずもなく、とりあえずマンションへ向かってみたがいなかった。
    心の中で―
    学利が夏海ちゃんと付き合うことになったと鞠花に告げたあの日から、
    早く別れればいい。
    夏海ちゃんなんていなくなればいい。そぉ思ってた…

    2006-02-03 09:49:00
  • 191:

    鞠花

    でも…
    今は何かが違う。
    言葉では言い表わせられないけど…ただ学利には笑っててほしい…

    2006-02-03 10:00:00
  • 192:

    鞠花

    あてもなく、この広い街で一人の女の子を見つけだすなんて不可能だった。
    途中、学利の家に戻ってみたが夏海ちゃんの姿はなかったし、学利が携帯に電話しても《電波の届かない場所にあるか…》と告げられていた…

    きっと今夏海ちゃんは…つらくて苦しいねんなぁ?

    2006-02-03 10:03:00
  • 193:

    鞠花

    怒りの矛先は、鞠花やもんな…死んだ人間やもんな…やり場のない怒りを持て余す気持ち…鞠花にはよくわかる。
    鞠花の夏海ちゃんに対する気持ちと一緒やもんな…
    鞠花には何もしてあげられないのはわかってる。でも夏海ちゃんの気持ちが痛い程わかる分、ほっとけなかったし、気になった…

    2006-02-03 10:07:00
  • 194:

    鞠花

    街の時計は20時半を告げていた。

    探すあてもなく…
    吸い寄せられるかの様に
    鞠花は自分が眠る墓地へと向かった。

    2006-02-03 10:09:00
  • 195:

    鞠花

    約1ヵ月前の誕生日以降も、ダレかがお祝いに来てくれた形跡があった。
    何だか幸せを感じるコトができた。

    2006-02-03 10:10:00
  • 196:

    鞠花

    みんなに忘れられてもいいから
    学利だけは忘れず鞠花だけの学利であってほしぃ

    なんて思ったコトを後悔したし、恥ずかしく思った。

    2006-02-03 10:12:00
  • 197:

    鞠花



    神様?訂正させてください。

    2006-02-03 10:13:00
  • 198:

    鞠花

    鞠花…生きてるとき、ダレかの役に立ててたかわからへんし、みんなから好かれてたなんて自信もありません。
    でも…鞠花のために涙を流してくれた人…1年が経とうとしている今も忘れないでいてくれてる人…
    そんな人たちの記憶に…その人たちのこれからの生きていく時間の中に―
    1分でも1秒でも長く…
    《佐藤鞠花》という存在を【記憶】という形で生きさせて下さい…。

    2006-02-03 10:18:00
  • 199:

    鞠花

    自分のお墓の前で泣き続けた。
    みんな…ありがとぉ…

    みんな…鞠花の分も幸せになって…

    2006-02-03 10:21:00
  • 200:

    鞠花


       パサッ―――

    何かが乱暴に置かれた。

    2006-02-03 10:22:00
  • 201:

    鞠花


       ????

    カスミソウ??
    それは少し、しおれたカスミソウの花束だった。

    2006-02-03 10:23:00
  • 202:

    鞠花

    「ほんま意味わからんゎカラ!めっちゃ遠いし!バリ階段のぼったし!」―乱暴に怒鳴りつつ、墓前に座り込んだのは…

    夏海ちゃんだった

    2006-02-03 10:25:00
  • 203:

    鞠花

    それから黙ってお墓の周りを掃除し、水をかえてカスミソウを生けてくれた。

    「ごめん。何かしおれてもぉてて!…学利が…鞠花ちゃんカスミソウ好きやゆうてたから―。
    ほんま、鞠花ちゃんによぉ似合う花やな〜!」
    そぉ言いながらタバコに火をつける夏海ちゃん…

    2006-02-03 10:29:00
  • 204:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 205:

    鞠花

    「夏海…中学ン時から学利好きやったのに…フラレても…好きでしゃぁなかったのに!…いっつも学利の隣、あんたやったやん…!!‥‥‥‥‥死んでまで学利を夏海からとらんとってゃぁ…!!」
    泣きながら叫ぶ夏海ちゃん…きっと、苦しくてダレにもぶつけれなかった本音…
    「…夏海、学利に〔鞠花ちゃんのコト忘れんくてもいいから〕ってゆって強引に付き合ってもらったよぉなもんやねん…。夏海が頑張ればいつか忘れてくれるって思ったし…。けど…やっぱあんたの存在は学利ン中でデカィゎ…」

    2006-02-03 10:40:00
  • 206:

    鞠花

    きっと、そんなコトを鞠花に告げるのは夏海ちゃんにとって最もつらぃコト…
    「…あんたのコトめっちゃムカツクし…嫉妬しまくりやねん…ほんで……世界一うらやましい…学利にあんなに愛されてて…ムカツクけど憧れんねん…」
    夏海ちゃんの表情がゆるくなり話を続ける
    「今は負けてる…。けど…夏海が学利好きな気持ちもホンマやから…やから!いつかあんたみたいに、学利の隣で笑ってられる女になるゎ!」

    2006-02-03 10:46:00
  • 207:

    鞠花

    最後に夏海ちゃんは、涙目で笑いながら…
    「くやしぃけど学利の彼女はずっとあんたや思う!夏海も学利も、あんたのコト一生忘れへんから!ホンマ厄介なライバルやわ〜!」って言って墓地をあとにした。

    何だか鞠花も笑えたし…嬉しかった…でも目から流れる涙の意味は分からなかった。
    くやしぃから?むかつくから?嬉しかったから?

    2006-02-03 10:50:00
  • 208:

    鞠花

    涙の意味は分からなぃ。けど今なら現実を受けとめれる。

    笑顔で、〔しあわせになってね〕なんて…まだ学利には言えないし、未練もある。
    けど…そぅ思うことは出来る。…そぅ思ってるよ……くやしぃから言えないけど…

    2006-02-03 10:53:00
  • 209:

    名無しさん

    頑張って?

    2006-02-04 22:57:00
  • 210:

    鞠花

    213サンありがとぅござぃます??

    2006-02-05 12:33:00
  • 211:

    鞠花

    夏海ちゃんはきっと学利の元へ向かったのだろぅ…
    不思議と嫉妬はなかった。
    夏海ちゃんの学利への気持ちは、鞠花が思ってたよりずっと深く、大きかったんだって知ったからかな――

    学利…幸せになってな

    2006-02-05 12:35:00
  • 212:

    鞠花

    お墓の中の、指輪をもぅ1度みてみた。

    きっと…《想い》の中でなら鞠花…生き続けられるよね?

    鞠花と学利の2年間はあの時のまま、これからも続いていくよね?

    2006-02-05 12:38:00
  • 213:

    鞠花

    指輪を指にはめることができないのが残念だけど、心の中に焼き付けよぅと誓った。

    鞠花は学利を愛し続けるから‥

    2006-02-05 12:40:00
  • 214:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 215:

    鞠花

    無意識に、
    【あの場所】へ向かった。

    PM8:52

    2006-02-05 13:03:00
  • 216:

    鞠花

    バイトしていたパン屋さんをのぞくと店は閉まっていた。
    住んでいたマンションへの路地にさしかかる…
    ――――――ドクンッ…
    カラダ全体に強い振動が響き渡る…

    2006-02-05 13:06:00
  • 217:

    鞠花

    1年前の出来事が
    強く脳裏をよぎる…
    1年前のこの時間…
    鞠花は確かに生きていた

    2006-02-05 13:07:00
  • 218:

    鞠花

    一歩一歩…
    あの場所へと歩み寄る。


    ―聞き慣れた声がする。

    2006-02-05 13:09:00
  • 219:

    鞠花

    「あの日…俺に電話してくれたのに…俺、何もしてやれんくて…ゴメンな。鞠花の最期の声…一生忘れへんから…」
    ―――学利だ…
    「…俺、今でも鞠花おらん生活に戸惑ったりすんねやん…名前読んだら、鞠花いつもみたいに笑って応えてくれる気ぃしたり…」
    ―――鞠花はここやで?学利…

    2006-02-05 13:12:00
  • 220:

    鞠花

    「…逢いたい……鞠花に…」

    涙が次から次へと…止まることなる流れでる学利の瞳…その瞳が映る鞠花の目からもまた、涙が流れる…

    2006-02-05 13:14:00
  • 221:

    鞠花

    隣にいる夏海ちゃんの目からも涙が流れていた。

    「鞠花ちゃん…つらかったやんな…淋しかったやんな…?」カスミソウを供えながら震える声で夏海ちゃんは続けた―

    「夏海には、鞠花ちゃんと学利のつらさ…全部はわからへん…けど……学利の支えになりたぃ…鞠花ちゃんの代わりなんて無理やけど…天国の鞠花ちゃんに怒られへんくらいに、夏海頑張るから!!」

    2006-02-05 13:21:00
  • 222:

    鞠花

    あの場所には
    パパ、ママ、お姉、祖父母、パン屋さんの店長、バイトのなっちゃん、明日美、愁クン、かなこ、先輩や後輩、キャバ時代の同僚…
    沢山の人が来てくれてた…

    ねぇ…何で………??

    2006-02-05 13:26:00
  • 223:

    鞠花

    何でみんな…鞠花なんかのために泣いてくれてるん?
    鞠花、生きてるときみんなのために何もしてあげれてなぃやん…
    鞠花…わがままばっかり…迷惑ばっかりかけたのに…

    2006-02-05 13:28:00
  • 224:

    鞠花

    みんな……
    ありがとぉ……
    鞠花…こんなに沢山の人に囲まれて幸せな生活送っててんな…
    やばいくらい幸せ者やってんな…
    そんなみんなとまだまだ近くにいたい…けど…お別れの時やねんな…‥

    2006-02-05 13:30:00
  • 225:

    鞠花

    沢山の泣き声の中から
    1つの声が聞こえた。
    「……鞠花―
     一生愛してる…」

    2006-02-05 13:32:00
  • 226:

    鞠花


    学利………

    鞠花にとって世界中の何よりも価値のある、一番欲しかったものを持って天国へ行ける鞠花は―
    世界一幸せ者やね……

    2006-02-05 13:36:00
  • 227:

    鞠花

    大好きやで…学利

    大好きやで…パパ、ママ、お姉、おじぃちゃん、おばぁちゃん…
    明日美、愁クン、みんな…

    2006-02-05 13:37:00
  • 228:

    鞠花

    学利…生まれ変わったら次はもっともっとずっと一緒にいてな??

    でも生まれ変わるときは学利の命が絶えるときやから―まだまだずっと先でいいねん…一分でも一秒でも、学利は生きて…。
    同じ時間を生きれないのはくやしぃけど…鞠花の分も幸せにならな、怒るで!

    2006-02-05 13:41:00
  • 229:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 230:

    鞠花

    知ることのできなかった当たり前の幸せを知ることができたし、あなたの気持ちも知れました。
    失った命の大きさは計り知れないけど、そこから得たものの大きさもきっとそれと同じくらい尊いものだった…

    2006-02-05 14:19:00
  • 231:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 232:

    鞠花

    1年前の今日、行くべきだった場所へ鞠花は行くときが来たみたぃ。

    きっと、この1年は神様が鞠花に与えた最後のプレゼント。

    みんなに出会えて、笑ったり泣いたり怒ったりして過ごした19年…

    2006-02-05 14:23:00
  • 233:

    鞠花


    ダレにも負けへんくらい幸せやったって胸張って言える。

    今こんなに鞠花のために涙を流してくれるみんなを鞠花は絶対忘れへん!

    2006-02-05 14:25:00
  • 234:

    鞠花

    願わくば…

    みんなの中で

    生き続けたぃ…

    2006-02-05 14:26:00
  • 235:

    鞠花


    あなたは最愛の人より先に死ぬのと、あとで死ぬの…どちらがいいですか??

    鞠花は―――――

    2006-02-05 14:27:00
  • 236:

    鞠花



            ――END

    2006-02-05 14:28:00
  • 237:

    ?美ィ?由?

    ?鞠花チャンё?
    ズット始めカラ読まして貰ってましたッッ???
    ?回途中で感想みたぃなん書かして貰ったんですケドほんまラストゎ?哀しかった?ケド?幸せ?みたぃな感ぢの話で続き?読む度に泣ぃてました??
    自分がもし。。。??って思ったらスゴィ辛かったデス??
    鞠花チャン最後までぉ疲れサマでしたッッ???
    >>1-120>>120-240まで??ホントぉ疲れサマでしたァァ??

    2006-02-05 15:15:00
  • 238:

    ?美ィ?由?

    一応?略?デス?
    >>1-120>>120-250
    またぃつか話書ぃて?さぃっ???

    2006-02-05 15:20:00
  • 239:

    鞠花

    みぃ?ょしサン?途中感想いただいてましたよね?鞠花のへたっぴな文章最後まで読んでもらえてほんとに嬉しいです??読みやすくァンカーまでつけてくれてありがとぉ??また書く事があれば幸せな話にしたぃです?

    2006-02-05 21:15:00
  • 240:

    鞠花

    ぁと書き―

    本当は1月中に完結させるのが目標だったのに少し伸びてしまったし、誤字もかなりある作品になってしまいました??頑張って!と励ましていただいたおかげで何とか完結できました?1度でも読んでくださった方に感謝します?ほんとにありがとぅござぃました?
    ?

    2006-02-05 21:19:00
  • 241:

    鞠花

    ?
    途中入院していた時、男の子を出産しました。大好きな学利とのコドモです。

    この話では鞠花が死んでしまったというストーリーですが実際に死んでしまったのは学利なんです。それから夢を見たり、学利の事を思ったりするうちにこの話にたどり着きました。
    バカで涙もろぃ鞠花は自分で文字打ちながら泣いたりもしました??完結できて素直に嬉しく思います?ほんとにありがとぅござぃました??

    2006-02-05 21:24:00
  • 242:

    名無しさん

    2006-02-05 21:34:00
  • 243:

    名無しさん

    おもんない

    2006-02-05 22:16:00
  • 244:

    みぅ

    めっちゃ良い話?すごい泣けました?主サン子育て頑張ってね??ほんで完結おめでとうございます?すごく良い話を読めて良かったです?

    2006-02-06 14:32:00
  • 245:

    美依

    まぢえらいゎ?何回も泣いたで?亡くなったダイスキな人の気持ちになって頑張って小説書いたンやなぁ?それって本マすごい事やと思う。まぁゆぇばその大好きな人にこぉゆぅ想いで生きて行くからッて伝えたッてゆぅ事やンな?本マ頑張ってな?どこにぉるどこ住み卜カゎわからンけど本マ応援してるからな?大好きな人とのチビちゃン頑張って育ててネ?ずっと暖かく見守ってくれてると思うょ??圉せになってネ?ママゎ強しやから??

    2006-02-12 11:22:00
  • 246:

    鞠花

    426さん、読んでくれてぁリがとぅござぃます?
    427さん、せっかく読んでもらったのにおもしろくなくってすみませんでした??
    みぅさん、読んでくれてぁリがとぅござぃます?育児には悩まされっぱなしだけど頑張ります?
    美依さん、励ましのことばぁリがとぉござぃます??つらいことがあってもコドモと2人、頑張っていきます?ほんとにありがとぉ?

    2006-02-12 18:58:00
  • 247:

    名無しさん

    完結おめでとう?

    2006-02-14 01:18:00
  • 248:

    名無しさん

    2006-02-14 02:57:00
  • 249:

    名無しさん

    完結ぉめでとぉ?
    フィクションと知りながらも夜遊びの小説で初めて涙が出ました。そして後書きを読んで涙が止まりません?
    出産ぉめでとぅ?辛ぃ事もぁるとは思うけど、頑張ってくださぃ????

    2006-02-14 10:12:00
  • 250:

    名無しさん

    ジーンときました 読みやすかったし、いい話でした

    2006-02-14 11:28:00
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