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闇の中の心臓
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1:
夢魔
鼓動が脈打つ。 激しい嘔吐。 フラッシュバック。 もうあれから3年。 後遺症はいまだ続く。 真っ白な壁が血で染まる。 血だらけの拳。
2008-08-01 09:55:00 -
141:
夢魔
自分の原点。 自分の求めていたもの。 仲間に囲まれて毎日笑っていたい。 心を許せる相手がほしい。 自分の・・家が・・欲しい・・・。
2009-09-03 07:31:00 -
142:
夢魔
夢魔は涼の店に行った。 涼は別件で店にはいなかった。 夢魔はドンベリを10本下ろして涼を待った。
2009-09-03 07:34:00 -
143:
夢魔
1時間ほどして涼が来た。 「何しに来たんや?」 涼は夢魔を見つけた瞬間言った。 「なんやそのドンベリは? そんなもんいらんのじゃいっ! 何の機嫌取りやねんコラッ! あぁ!?」 そう言うと涼は柳(店長)に「おい7番テーブルタダにしとけ!」と言って店を出て行った。
2009-09-03 07:44:00 -
144:
夢魔
夢魔はすぐに店を出て涼を追いかけた。 涼に手が届く距離まできたとき、不意に夢魔は脳の揺らぐ音を聞いた。 涼の拳が夢魔のこめかみをとらえていた。 「立てやっ!」 涼が叫ぶ。 夢魔は突然の衝撃で頭がグラグラしている。 涼は夢魔が立ち上がるまでただただ待っていた。 「次ボディーな!」 涼はそう言うと夢魔の溝おちをえぐる。 夢魔は膝をつかずにこらえた。 「歯食いしばれ!」 次の瞬間には夢魔の意識はなくなっていた。 気がつけば空を見ていた。 「そういえば涼は昔から喧嘩強かったよな。」 夢魔は涼と一緒に単車を盗んだり車を飛ばしたりした日々を思い出していた。
2009-09-03 08:03:00 -
145:
夢魔
「ドンペリなんか何本下ろしてもらってもうれしないんや! それやったらうまいラーメンでも奢ってくれや。」 涼はそう言うと優しい笑顔を浮かべた。 「涼・・おれいつから間違ってたんかな。」 夢魔は空を見ながら言った。 「そんなめんどくさい話はまた今度にしよーぜ。 とにかく最初はおまえが手出してきたんやからきっちりラーメンも奢ってもらうで! あっ先言うとくけど大盛りやからな! それでチャラな!」 涼は昔と何も変わっていなかった。 むしろ変わったのは夢魔だった。 金、金、金。 それだけが目的になっていた。 他に何も信じるものなどなかった。
2009-09-03 08:17:00 -
146:
夢魔
金は手段であって目的ではない。 夢魔の夢はいつの間にか金だけになっていた。 感謝、感動、笑顔、喜び、優しさ、信頼、友情。 夢魔が金のために葬り去ってきた感情。 憎しみの力はエネルギーが強い。 だからその感情を利用することには価値がある。 だが夢魔が葬り去ってきた感情はなくしてはいけないもので溢れていた。
2009-09-03 08:28:00 -
147:
名無しさん
読んでます☆
2009-09-25 17:31:00 -
148:
夢魔
こんなマイペース更新に付き合ってくれて本当ありがとうございます☆
2009-09-27 09:39:00 -
149:
夢魔
「怪我治ったかぁ?」 涼からのメール。 「あぁおかげさまでな!」 ちょっと皮肉をこめた返事。 夢魔はあまのじゃくだ。 心の中では土下座していた。 その数秒後、着信。 涼からだ。 「飲みに行こうぜ!」 涼は何事もなかったかのようにあっけらかんとしていた。
2009-09-27 09:45:00 -
150:
夢魔
その日は涼の行きつけの串かつ屋で飲みあかした。ここではまるで自分の家のようにくつろぐことができた。 涼、啓さん、柳(涼の店の店長)と4人で久しぶりに飲んだ。 「ごちっ!これでチャラな!」 涼はそう言うと店を出た。 4人で2万程度の普通の串かつ屋だ。 それから朝まで4人で飲み歩いた。 キャバクラ、ショーパブ、ボーイズバー。 すべてが楽しかった。
2009-09-27 09:53:00