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1:
暑い夏の日に一人、"武藤家之墓"と掘られた墓の前で手を合わせた。
目には涙を浮かべて。
あれからちょうど一年…。
何年経とうとお前と過ごした日は絶対に忘れない……―――" " "08/08/06 02:042008-08-25 08:34:00 -
44:
◆ZRTIlV/r3k
マネージャーがふざけて言ってきたが優希の顔は赤く染まっていた。
そんな顔を隠しながら俺の隣に座る。
扉から一番近いこの席は昨日も俺が座っていた場所。
カウンター10席あるうちのど真ん中。
薄暗い店の中、スポットライトが真ん中にだけあたる。 ちょうど優希が座っている場所。2008-08-10 00:10:00 -
45:
◆ZRTIlV/r3k
スポットライトがあたっている優希は一層キレイに見える。
いつもならイヤに目立って嫌いなスポットライトだが、今日だけは店に感謝した。
スポットライトのせいなのか、家に来た時よりも緊張する。 時々腕が当たりそれだけで欲情する。
「サリーの私服すごいな!!それ服ちゃうやん笑」2008-08-10 00:21:00 -
46:
◆ZRTIlV/r3k
確かに。
マネージャーの意見に同意する。 原色の青で背中がぱっくりと空き、金のチェーンでクロスになっていて胸元はチャックで谷間が見えるほどあいている。 下は黒のレザーのショートパンツ。その下に網タイツを履いていて、更にやらしさを増している。
ニーハイブーツも足をよりキレイに見せ、優希は自分の魅せ方を知っている。
きっと昨日よりドキドキするのは服装のせいでもあるだろう。2008-08-10 00:29:00 -
47:
◆ZRTIlV/r3k
『普通ですよ笑!!いつもこんなんですもん!!』
「てか寒いやろ笑」
『女の子はファッションの為なら我慢も必要なんですよ☆失礼します!!』
得意気な顔をしながらタバコに火をつける優希。
さすが18歳と、心の中で少し笑った。2008-08-10 00:39:00 -
48:
◆ZRTIlV/r3k
「まっちゃん〜サリーに食べられんように笑」
『えっ!?それサリーに言う事やないんですか!?』
横から入ってきたのはこの店で3年働いているまー坊。
25と若いが、しっかりした頼りがいのある奴だ。
「いや〜サリーは食べる側やろ笑」2008-08-10 00:46:00 -
49:
◆ZRTIlV/r3k
まー坊にいじられながらも笑顔の優希。
まだたった3日しか入っていないのにこんなに可愛がられるのはやはり優希には人をひきつけるものがあるのだ。
『まっちゃんも何か言うてくださいよ!!』
「えっ??あ〜…せやな☆サリーには要注意しやなな笑」
言った後で後悔した。2008-08-10 00:54:00 -
50:
◆ZRTIlV/r3k
周りは笑っていたが、優希だけは笑っていなかった。
昨日、あんな事しておいてよく言えたものだ。
優希の目を見れず、俺はただ前を見てから笑いをするしかなかった。
右から視線を感じながら。2008-08-10 01:02:00 -
51:
◆ZRTIlV/r3k
『ふ〜ん…ぢゃ次行きましょか!!すいませんチェックで』
優希は残っていたビールを一気な飲み干し、帰り仕度をする。 「ありがとうサリー、チャックはどっちにする…??」
「俺が…『私でいいですよ☆』 俺の言葉など耳に入っていないかのように、会計を済まし笑顔で店から出て行った。
『お疲れ様で〜す☆』
俺も少し遅れて店を出た。2008-08-10 01:16:00 -
52:
◆ZRTIlV/r3k
1、2メートルほど前で鞄を回しながら気分良さそうに歩くフリをしている優希がいる。
「サリー、サリー」
呼んでも振り向きもせず、何かと声だけが返ってくる。
「……優希!!」
少し小走りして優希の腕を引っ張った。2008-08-10 01:23:00 -
53:
◆ZRTIlV/r3k
『どうしたんですか??』
普段の優希のようで少し違って見えた。
酔っているのか、目がいつもより垂れ目になっている。 「や、歩くの早いから…」
『あ〜すいません☆次のお店ね〜私がここで働く前から…』
優希は楽しそうに次に行くらしい店の話をしている。2008-08-10 01:32:00