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1:
暑い夏の日に一人、"武藤家之墓"と掘られた墓の前で手を合わせた。
目には涙を浮かべて。
あれからちょうど一年…。
何年経とうとお前と過ごした日は絶対に忘れない……―――" " "08/08/06 02:042008-08-25 08:34:00 -
71:
名無しさん
頑張って
2008-08-10 04:52:00 -
72:
◆ZRTIlV/r3k
そうこうしてるうちに優希のマンションに着いた。
「優希、着いたで??部屋行ける??大丈夫か??」
『大丈夫ですよ☆ありがとございます』
フラフラと自転車から降り、エレベーターホールまで歩く優希。俺は自転車を停め、鍵を優希に渡した。
「んな、またな」2008-08-10 04:53:00 -
74:
◆ZRTIlV/r3k
頭を軽く撫でてマンションを後にした。
部屋まで行けるか心配だったが部屋まで行くと理性が危ない気がして、前と同じになるのが嫌で逃げるように帰った。
マンションを出て5分くらいした頃、電話が鳴った。
-着信:サリー-
何かあったのかと急いで電話に出た。2008-08-10 04:58:00 -
75:
◆ZRTIlV/r3k
「もしもし??どうした??」
『………』
電話口から優希の声はしない。 ただ、風の音だけが聞こえてくる。
「もしもし??優希??」
『…行かんで』2008-08-10 05:01:00 -
76:
◆ZRTIlV/r3k
小さく、か細い声が頭にまで響いた。
俺は携帯を閉じて走ってマンションに戻った。
まだそんなに離れていなかったのですぐマンションが見えてきた。
エレベーターホールには優希が座り込んでいるのが見える。
俺は更にスピードをあげて優希のもとへ急いだ。2008-08-10 05:07:00 -
77:
◆ZRTIlV/r3k
「優希!!!」
うつむいて座り込んでいる優希が顔をあげた。
『まっちゃ…置いて行かんで…』今にも泣きそうな顔をして俺のジーパンの裾をひっぱる。
急に何があったのかわからないけど、俺は力強く抱き締めた。
消えそうなくらいひ弱な優希を強く強く抱き締めた。2008-08-10 05:11:00 -
78:
名無しさん
あげ
2008-08-11 00:45:00 -
79:
名無しさん
あげ
2008-08-12 19:51:00 -
80:
百合
(o・v・o)しおり♪
2008-08-16 10:32:00