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1:
真理
悲しくなんかないのに 涙がこぼれたのは
君の思いが辛いくらいに
僕の胸の奥の
傷跡に染み込んで
優しさに変えてくれたから2008-08-28 06:56:00 -
21:
久しぶりに更新です?
痛いくらいになんや!!?
一番大事なとこ間違えてしもた?ご指摘ありがとうございます?頑張ります?
略にならないのは普通の改行じゃなくて、スペースをつかって改行してるからです?
略になると読みにくいかな??と思いまして?
でも四回以上改行しないと文章が短くなってしまうので、スペースを使って改行してますが、ドコモユーザーの方以外は文章がズレて読みにくいかもしれませんね?
説明下手ですいません><
今から更新していきます?2008-09-03 00:37:00 -
22:
あたしと出会った頃の真希にゃんは、心に深く冷たい底なしの闇を抱えてた。
誰にも救えないくらい。 ……けど彼女と離れ、あれから何年か時を隔たてた今、あたしは思う。
救いたい。と言うのはエゴで、きっと救いはそれぞれの心のなかにあって、その人自身にしか見いだせないものなのだと。
今もきっと彼女はそんな闇を抱えもがき苦しんでいるかも知れない。2008-09-03 00:50:00 -
23:
その頃のあたしは17歳。
15歳の時に家を飛び出し、夜のネオンに吸い込まれるように歳を隠して水商売に飛び込んで、いつの間にか三ノ宮の小さなラウンジの雇われママをしていた。
毎日毎日楽しいけれど、淡々と時が流れて退屈な日々。
新しい刺激を求めて、大阪に出たいと思ったあたしは、オーナーとの何十回にもわたる話し合いの末、次のバースデーを迎えた後、お客さんの紹介で、大阪北新地のクラブに行くことになった。
今思えばお店側からすると迷惑な話。ただの子どものワガママだけど、あの頃のあたしは憧れの【新地のクラブ】と言う響きに大きな希望と不安で胸はドキドキでいっぱいいっぱいだった。2008-09-03 01:12:00 -
24:
そうと決まればせっかちなあたしは、お客さんの引き継ぎや、仕事の引き継ぎ、新居の契約など、着々と新しい生活を迎える準備をしていった。
半年後、ささやかながらバースデー&ラストのお祝いをしてもらい、女の子や黒服に見送られながら、友達に車を出してもらい憧れの大阪に出発した。2008-09-03 01:22:00 -
25:
新しいおうちに着き、前もって送っておいた家具や衣類などのパッキンを開いて片付けていくといつの間にか外は真っ暗に。
初めて大阪に出てきたあたしは右も左も分からず、幼なじみで大阪でスカウトをしてる亮に電話してご飯を食べに連れていってもらうことにした。 この日。
忘れもしない9月14日。これが真理と真希にゃんの出会った日。2008-09-03 01:34:00 -
26:
亮と梅田のHEP前で待ち合わせしたあたしは、道が分からずタクシーで向かったため少し早く着いた。
【人めっちゃ多いなぁ〜さすが大阪!!】と思いながらぼぉっと亮を待っているとキャッチのお兄さんが代わる代わるしつこく話し掛けてくる。
『なぁにしてんの?』 『今から出勤?』 『夜のお仕事に興味ないですかぁ?』 『誰か待ってるん?よかったら話ちょっと聞いてくれへん?』
三ノ宮でもキャッチしてくる人はたまにいたけど、対外のスカウトマンやホストのお兄さんはあたしのことを知っていたので顔を合わせてもお互い軽く挨拶するぐらいだった。 それに無視すると、『ごめんね』と去っていく人ばっかりだった。
大阪のスカウトマンは違う。 『まじちょっとだけ話聞いてやぁ〜』 『番号かメアドだけでも教えて』 『リアルにプラベで遊びたいから、はい?赤外線?』
など必死で連絡先を聞こうとしてくる。2008-09-03 01:52:00 -
28:
無視しても、無視しても、しつこいスカウトマンに困り果ててうつむいていたあたしがふと顔をあげると、今にも吹き出しそうに笑いながらこっちを見ている亮を見つけた。
その瞬間怒りが込み上げてきて、
「居ったんやったら声かけんかいや、このダボッ!!ひとが困っとうの分かっとって何も言わんってええ根性しとぉやんけ。しばき倒すぞ、ゴルァ!!」
と怒鳴ると、さっきまでヘラヘラと話掛けていたスカウトや、歩いていた人までジロジロみながらあたしを避けて歩いていく。 堪え切れず吹き出した亮がこっちに向かって歩いてきて、 「お前ほんまに相変わらずダボやなぁ〜」 と笑いながらあたしの手を引き歩きだした。2008-09-03 02:06:00