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ざっしゅ。
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1:
T
『手に入らんねやったら、壊れてしまえばいいのに』
2008-09-14 09:58:00 -
179:
T
『…じゃあさ、来週の月曜はあたしがたっちゃんに生まれて来てくれてありがとうって感謝する日にしよ?』
『何やそれ(笑)』
『それやったらいいやろ?もしかしたら…いつかその日に感謝出来る日が来るかもしれんやん。やから今は予行演習とゆう事で(笑)』アキは、俺の表情から何かを悟ったんかもしれん。
それ以上は何も聞いて来ずお気に入りのピアニッシモに火をつけた。2008-09-18 06:07:00 -
180:
T
アキに救われたのは確か。でも、“あの日”から十数年かけて蓄積されていった心ん中のでっかい塊は、そう簡単に消す事は出来ひんかったから。
『ごめんな…』
何に対して謝ってるのか、自分でもわからなかったけど、ふいに口をついて出たその言葉を包みこむ様に、アキは犬みたいな黒々としたでっかい目を少し潤ませて抱き締めてくれた。
『安心して、ゆっくり寝ぇ』2008-09-18 06:13:00 -
181:
T
…気がつくと、遮光カーテンの隙間からもれた光が眩しい…朝だった。
ふと横を見ると、俺に腕枕をしている男らしいアキは小さな鼾をかきながら寝ていて、自然と笑みが零れる。
こんなにぐっすり眠れたんは、いつぶりやろ。
人の体温って、こんなに暖かかったんや。2008-09-18 06:21:00 -
182:
T
『ん…たっちゃんおはよ』『起きたか?』
『うん。夜寝てしまうと生活リズム狂うな(笑)』
『俺は元から不規則やから平気やけど…お前は今日仕事しんどいやろな。』
『まぁ何とかなるっしょ』そう言えば、俺はアキがどこの店で働いてるのかすらも知らんかった。2008-09-18 06:27:00 -
183:
T
『お前どこで働いてるん?』
『○○ってとこ。』
そこは、あんまり大きい店では無かったけど名前は知っていた。
『今度行くわ(笑)』
『来んでいいから。絶対こんといてよ。』2008-09-18 06:29:00 -
184:
T
『てかさ、俺養ったるから辞めや。』
なんか、アキが他の男と話してる所を想像しただけで嫌になった。
昼職の子をソープにまで落としてた頃の俺には考えられへん事やけど。
『やきもち?(笑)』
にんまりと笑うアキ。2008-09-18 06:34:00 -
185:
T
『ちゃうわ(笑)…なんとなく…なんとなくや(笑)』
『嫌なくせに(笑)でもお金貯めたいし、辞めるんは嫌やなぁ。』
『じゃあ…うち住みや。家賃かからんやろ?んで出勤日数減らして。』
何の束縛やねん、と自分でも思った。やっぱり…最近の俺はちょっと変や。これが、涼子がゆってた“いい傾向”ってやつなんかもしれんけど。
結局アキは家を引き払い、一緒に住む事になった。2008-09-18 06:40:00 -
186:
T
2008-09-18 06:48:00 -
187:
T
『あれ?オーナー帰らないんっすか?』
店を閉めても帰らない俺に、徹が問いかける。
『ちょっと待ち合わせ。』この日俺は、アキとポポの餌を買いに行く約束をしてて、店でアキが来るのを待っていた。
『オーナー…女出来たでしょ?(笑)』
さすが…ナンバーワンなだけあって鋭い。いや、俺がわかりやすすぎるんか…2008-09-18 06:56:00 -
188:
T
俺は腐ってもオーナー。彼女出来てん!とか馬鹿みたいにはしゃげないから、誰にも言ってなかった。
『オーナーの彼女とか見てみたいっす(笑)』
『別に普通の子やで。』
ほんまは、めっちゃ可愛いねん、とかきもい事をゆってやりたかったけど、恥ずかしいしこう言っといた(笑)2008-09-18 07:01:00