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ざっしゅ。
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1:
T
『手に入らんねやったら、壊れてしまえばいいのに』
2008-09-14 09:58:00 -
21:
T
それからもそんなしょうもない話をしていて、聞き出せたのはアキが19歳だと言う事ぐらいだった。
どうやらまだ警戒しているらしい。
…まぁ無理もないけど。
『あっ!もう一時間や。じゃあね。』
そう言うと、8時ぴったりにアキは帰って行った。2008-09-14 11:49:00 -
22:
T
『こんな家もう二度と帰らんわ!!』
2008-09-14 11:50:00 -
23:
T
『勝手にしろ!お前なんか息子でも何でもないわ!』
2008-09-14 11:51:00 -
24:
T
『……オーナー!オーナー!!どうしたんですか?ぼーっとして。』
『あっ…悪い。旅立ってたわ(笑)』
…思い出したくも無い事を思い出した。
昔の事をよく思い出す様になったのは…アキと出逢った頃からだろうか。2008-09-14 11:55:00 -
25:
T
アキと出逢ってから、一ヶ月が経とうとしていた頃。午前7時からの、たった一時間の他愛もない会話が俺の唯一の楽しみになっていた。
この頃にはアキの警戒心もだいぶ解けたのか、自分の事をよく話してくれるようになった。
アキは四人家族で、家族仲はかなりいい事や、夢の為に親に内緒でキャバで働いている事、好きな飲み物はミルクティーと苺ミルクとナタデココ等色んな事を嬉しそうに話すアキは、いつも幸せそうに見えた。2008-09-14 12:03:00 -
26:
T
あの日もいつもの様に待ち合わせ場所に行くと、ポポを抱いたアキが座っていた。
『おーえらい元気なったやん!』
『やろ?頑張ったもんなぁポポ。あっ!まだ地面下ろしたらあかんで!』
『はいはい。』2008-09-14 12:06:00 -
27:
T
『がっしりしたやろ?栄養ぶりぶりやからな(笑)』
『ほんまやなぁ!あとは俺がアキの審査に通るだけやな(笑)』
ポポは俺の事を覚えてるのか覚えていないのかわからんけど…顔中を絶えず舐め回してくる。
もしかしたら俺…かなり犬好きやったんかも。って気づいたんもこいつのお陰。2008-09-14 12:21:00 -
28:
T
『あんたがいい人なんは分かったから…あともうちょっとやな。』
『頑張らせていただきます(笑)』
最近は、男のくせに手がめっちゃ冷たい俺の為にアキがあったかいコーヒーを買って待っててくれる様になって、お返しに俺はこれまたあったかいミルクティーをあげるのが習慣になってた。
そんな些細な事ですら、今までお客さんが店で卸してくれてた何百本ってシャンパンよりも嬉しかった。…ごめんお客さんたち。2008-09-14 12:27:00 -
29:
T
『オーナー、最近楽しそうっすね。』
こいつは徹。一応ナンバーワンで、いつも俺にからんでくる。
『そうか?俺久しぶりに恋したわ(笑)』
『きもいっすよ(笑)オーナーが惚れた子とか見てみたいっすけどね。』
『見せたらんけどな(笑)』『やっぱり(笑)』2008-09-14 12:32:00 -
30:
T
俺は自分でも、独占欲は強いと思う。
現役の時は彼女なんか作らんかったし、客とも一定の距離を保って好きにならんようにしてた。
そうしてる内に好きって感情すらもいつの間にか思い出せんくなって、かれこれ数年彼女と呼べるような子はおらんかった。
やのに…2008-09-14 12:39:00