-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
小さな羽根
-
1:
ちゃこ
アスファルトが焼けた匂い。
真夏の陽炎。
それを見るといつも思い出す。
あなたの事。2008-09-20 07:20:00 -
11:
ちゃこ
この日は雪が降ってて、あたしと絵里は白い息を吐きながらある場所に向かっていた。
―ピーンポーン♪
『開いてるからどーぞー!!』
絵里『お邪魔しま〜す♪』2008-09-21 07:11:00 -
12:
ちゃこ
絵里の後について、私も玄関で靴を揃えて中に入る。
ヒーターのおかげで温かい部屋には、とても整って綺麗な顔のあなたが座っていた。
無表情で決して私達に愛想を振り撒く訳でもなく、少し鋭い感じのあなたと目が合う。
俊介と初めて会った日だった。2008-09-21 07:18:00 -
13:
ちゃこ
葛西さん『お〜座れ座れ。外寒かったやろ??なんかあったかいもん持ってくるわ!』
そう言うと、この部屋の主はキッチンへ行く為部屋を出て行った。
絵里『ありがとうございますぅ♪陽菜座っとこ♪』
猫撫で声の絵里に少しイラッとしながら、この場所に居るのが不快に感じた。2008-09-21 07:25:00 -
14:
ちゃこ
相変わらず目の前に座ってる男は無愛想で、その男の機嫌を取るかのような絵里のブリッコ声は耳障りで…。
葛西さんの持ってきてくれたカフェオレを『ふぅふぅ』と冷ましながらも早く帰る事だけ考えていた。2008-09-21 07:30:00 -
15:
ちゃこ
絵里『紹介するね!この人が葛西さん。絵里のお兄ちゃんみたいな人やねん☆で、こっちが葛西さんが仕事の面倒見てる俊介君☆』
陽菜『陽菜です。よろしく』
葛西さん『よろしくなぁ!気使わんでいいしな!ゆっくりしてって♪』2008-09-21 07:35:00 -
16:
ちゃこ
俊介『・・よろしく。』
そう言って笑いもしない俊介を好きになるなんて、この時は1ミリも思ってなかった。2008-09-21 07:40:00 -
17:
ちゃこ
―2000.04.202008-09-21 07:41:00 -
18:
ちゃこ
俊介『お待たせ〜!これで良かった?陽菜これ好きやろ?』
陽菜『覚えてくれてたん?ありがとう♪』
リプトンのレモンティーを受け取った私は、笑顔になった。2008-09-21 07:47:00 -
19:
ちゃこ
俊介『さてと、これからどうする?』
そう言うと俊介は私に優しく笑いかけた。
陽菜『ゆっくりできる所がいいなぁ。。』
私は俊介の腕に絡み付いた。2008-09-22 02:30:00 -
20:
ちゃこ
―ブー・・ブー・・
鞄の中で静かに着信を告げるバイブ音には気付かないフリをして、私と俊介の乗ったセルシオはネオン街へと消えていった。2008-09-22 02:33:00