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運営運営
†cruelty love†
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1:
◆ACiNmI6Dxs
利用価値。
それを決めるのは
あなた。2008-09-24 04:33:00 -
25:
◆ACiNmI6Dxs
「あたしマリ。レイカちゃんよろしくね!気になる事があったら、何でも聞いてなぁ。」
「あ…はい!ありがとうございます。」
入店初日に初めて話し掛けてくれた人。くりんくりんに巻かれた巻き髪が、下品ではなく綺麗ですごく良く似合っていたマリさんは、この店のナンバーワンだそうだ。
綺麗な人…… 夜の世界でトップという地位を勝ち取っただけあり、マリさんは見た目の上品さだけでなく、お客様に対しての気遣い、女の子に対しての振る舞い、全てにおいて純粋にあたしは尊敬していた。2008-09-24 16:01:00 -
26:
◆ACiNmI6Dxs
マリさんのようなホステスになりたい――…。 あたしの目標は、入店初日に決まった。そこからはもう、本当に自分でも驚く程に必死だったと思う。
あたしは、夜の世界の魅力にどんどんハマっていく。掛け持ちしていた昼の仕事を辞めて、店にはレギュラーで入るようになった。 そして、そのおかげか少しずつ少しずつ固定のお客さんが付くようになった…。2008-09-24 16:06:00 -
27:
◆ACiNmI6Dxs
「レイカお前、よう頑張ってるなぁ。さすが俺の見込んだ女や(笑)」
夜に見るスーツ姿の隼人は、また昼間とは違う顔で、2008-09-24 16:16:00 -
28:
◆ACiNmI6Dxs
軽快なトークに更に拍車がかかっていたけど、仕事中の威厳ある表情…女の子やボーイたちからの信頼度。
それもまた魅力に感じるほど―… あたしはどんどん隼人を好きになっていた。2008-09-24 16:19:00 -
29:
◆ACiNmI6Dxs
「――…なぁ、あたしらって付き合ってるん?」
2008-09-25 21:31:00 -
30:
◆ACiNmI6Dxs
ある日の送りの車の中で、あたしの唐突な質問に隼人は前を向いたまま
「俺は好きやけどな、お前のこと。俺の女になったら大変やで?」
と、あっさりと答えた。
「……だって曖昧なん嫌やし。ハッキリさせたい。」 女なら誰だってそう思うと思う。
だって―ー…あたしと隼人はもうそういう関係。隼人に触れられるのは嫌じゃなかった。むしろ、あたしも同じ気持ちだった。2008-09-25 21:37:00 -
31:
◆ACiNmI6Dxs
「なら付き合う?いや、付き合ってや、俺と。」
2008-09-25 21:40:00 -
32:
◆ACiNmI6Dxs
……言い直してくれて良かった。なんて安心しつつ 「…うん。」 あたしは、隼人がようやく言ってくれた言葉が素直に嬉しかった。
「よし!んじゃ、今日からお前は俺の女やな(笑)」 「……浮気しやんでよ。」「はいよ、お前もな!」 隼人は、運転席から手を伸ばしあたしの手を握った。
なんだかドキドキして、一瞬で顔が赤くなるー…。 今日からあたしは、隼人の彼女なんや……。2008-09-25 21:46:00 -
33:
◆ACiNmI6Dxs
ねぇ…あなたは
あたしに 初めてをたくさんくれた。
2008-09-25 21:55:00 -
34:
◆ACiNmI6Dxs
初めての楽しさ 初めての優しさ 初めての切なさ
そして 初めての辛さ…――。
2008-09-25 21:58:00