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1:
◆tRd/QWYm5M
フィクションです。
2008-09-26 05:11:00 -
2:
◆tRd/QWYm5M
どれくらいそこに立っていたのだろう。髪は雨に濡れ滴がポタリと次から次へと落ちていく。 飛び降り防止の柵を越えたのか一歩踏み外せば落ちてしまう。 ただ、女は街を見渡している。 強い風が吹き荒れるその場所で。
「見つけた」 背後から男の声がした。低い声。スーツを着た中年の男の額には汗が溢れ、屋上の入り口のドアがバタンと閉まる音が響いた。2008-09-26 05:27:00 -
3:
◆tRd/QWYm5M
女が振り向くと同時に、男はピストルを構え女に銃口を向けていた。 「ルイ?お前の負けだ」雨の音に混じるように男が冷静に話し、にやりと笑うと女は表情1つ変えずにただ男を見ている。 視線を反らす事なく、ただ冷静に。
「さようなら」女はそう言うとそのままビルから飛び降りた。2008-09-26 05:33:00 -
4:
◆tRd/QWYm5M
2008-09-26 05:33:00 -
5:
◆tRd/QWYm5M
200X年X月X日私は飛び降りて死亡。 遺体は粉々に散らばり見れたもんじゃなかった。 暗殺組織の凄腕と言われ、見た目からして誰も暗殺組織のトップだなんて思わないだろう。暗殺組織に入ったのは幼いまだ少女の頃だった。
2008-09-26 05:39:00 -
6:
◆tRd/QWYm5M
私は、人身売買をされ暗殺組織のボスに買われた。鎖に繋がれた手と足。ボスはその鎖から私を解放し、地下にある薄暗い部屋を私に与えた。 怖くて怖くて眠れなかった日々。朝か夜か、晴れてるのか曇っているのかさえ分からない地下の部屋。毎日ボスが部屋にやってきては私を連れ違う部屋に行き、ピストルの使い方や、ナイフの使い方、体を鍛えられ、反射神経も鍛えられた。 トレーニングは毎日数時間。細かい内容は秘密。 顔や体が腫れあか゛り動けない日々も幾度もあった。 自分が暗殺組織にいることすら理解できずにただトレーニングをうける毎日。組織の中で女はただ1人だという事、同じ年の男の子が何人もいるという事。でも会話は禁じられていた。
この物語りは私の短い一生の話し。2008-09-26 05:50:00 -
7:
名無しさん
楽しみ
2008-09-26 16:26:00 -
8:
◆tRd/QWYm5M
stage1
大富豪ブラックを暗殺2008-09-27 06:42:00 -
9:
◆tRd/QWYm5M
ルイ9歳。 一年間地下生活とトレーニングの日々。自由なんて言える時間はまるでなく、太陽の光を浴びる事なく過ごした。 電気がない部屋で過ごし、暗闇でもルイは走り回る事ができ、目ではなく気配をよみとる事がすでにできていた。
「ルイ。今日からお前は暗殺者の最終訓練をする」いつものように射撃のトレーニングを終えたルイに話したのは、ボス。2008-09-27 06:50:00 -
10:
◆tRd/QWYm5M
暗殺組織は数人。その中でもまだ9歳のルイはずば抜けていた。反射神経と動体視力も運動神経も全てが。 たった一年間という時間で、他の暗殺組織 の凄腕と言われる人と同レベル。 見た目からして誰も暗殺組織の1人だとは思えないか弱い女の子だ。
通常ボスが訓練することはなく、異例。ボスはルイに付きっきりで訓練し続けていた。暗殺組織の人間ともルイは口を聞くことさえ禁じられていた。美しいのだ。2008-09-27 06:58:00