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1:
◆tRd/QWYm5M
フィクションです。
2008-09-26 05:11:00 -
68:
◆tRd/QWYm5M
「これを探してるんだろ?」マイクはポーチを見せてきた。銃もナイフも。 「ここで俺を殺して逃げても無駄だ…お前は売られた身なんだという事を忘れるな…お前に自由はない。決められた人間を暗殺する事だけ頭にいれておけばいい…街を見て分かっただろ…簡単に人の命が捨てられるんだ…お前は意味もなくヨーダに買われたとでも思ってるんだろう… まぁ無理もない、この一年間お前はヨーダとしか会話してなかったんだろうからな … お前の両親は逃げ出した暗殺組織の2人だ。ヨーダと同じ頃にヨーダがいた組織にはいっていた」
2008-09-29 16:01:00 -
69:
◆tRd/QWYm5M
マイクが話した事はこうだった。 同じ暗殺組織の中での恋愛は絶対禁止。それを破れば死が待っている。恋人の前で射殺されるのだ。 ルイの両親は恋愛をし、それが前にヨーダがいた組織のボスにばれ、組織を逃げ出し遠い貧民がいる村に身をひそめ静かに生活していた。 ヨーダがいた組織のボスは病死。その組織の中にいた暗殺者達はそれぞれ暗殺組織をつくり、ヨーダは前々から気になっていたルイの両親を見つけ出した時、ルイの存在を目にした。 ルイの両親は、ヨーダにルイをあづけた。理由は、3人がいた組織の1人の男で最強と呼ばれたバッグという名の男が2人を見つけもう、じきに殺されるだろうと分かった時にヨーダがたまたま現れた。 暗殺組織で鍛え、いつ現れるか分からないバッグの構える組織の人間から身を守らなければならない。 2人の娘だとばれた以上、ルイは狙われた身。ルイの両親は、ルイがヨーダのところに来たその日、殺された。
2008-09-29 16:15:00 -
70:
◆tRd/QWYm5M
マイク「お前が最強トレーニングが終わり、頼まれる仕事は全てお前を狙う者だけだ。バッグの組織はな、赤子もいる、子犬も…お前は自分の身を守るために自分で相手を殺めるのだ…逃げれば死が待っている。バッグの組織だけではなく、お前の両親がいた組織の中の者達が最終目的はお前を暗殺する事。とまどう時間も逃げる事もお前にはない…この街の中にはいくつもの組織があり、お前は組織を自分の手で潰す以外生きるすべはないのだ。お前の両親がいた組織にいた両親は、それだけの事をしてきたのだからな…そしてそのお前を守るヨーダの組織もすぐさま狙われはじめる。。分かったか…?」
2008-09-29 16:24:00 -
71:
◆tRd/QWYm5M
初めて知らされた両親の事実…両親の死…まだ幼い9歳のルイに理解するにはしがたい事ばかり。 確かに身売りされていく子が乗るトラックに乗り、ヨーダに引き取られ… ルイは小さな頭で必死に整理しようとしていた。 あの古い建物で確かに何者かに狙われていた… あれは自分が狙われていたのか…「余計な事は考えずに、最終トレーニングをうけるんだ。時間はないのだからな」 マイクはそれだけ言うと隠し扉を開きルイに部屋を与えた。
2008-09-29 16:40:00 -
72:
◆tRd/QWYm5M
ルイは服を脱ぎ捨てベッドに寝転び声を圧し殺して泣いた。 いつかは両親に会えると思っていた。わけの分からない訓練を受け、逃げ出せない街で暗殺組織をこの手で消し、その先に何もない…
2008-09-29 17:08:00 -
73:
◆tRd/QWYm5M
「…お母さん…お父さん……」涙を流しながら、小さな声でそう言葉を吐き出しルイは泣きつかれ眠りについた。 ガチャ…寝静まったルイの部屋の隠し扉を開くマイク。部屋から漏れた電球の灯りがそっとルイの寝顔にこぼれる。「…強くなれ…」 マイクは悲しい表情を見せ、そっと扉を閉めた。 次の日から、ルイとマイクの2人の日々が始まった。外に出て、人混みをすり抜ける練習。すり抜けながら、人にばれないように的を撃ち落とす訓練。ビルからビルに飛び移る訓練、窓ガラスを割り何十メートルも下に飛び移る訓練。飛び移りながら的を撃つ訓練。鳥を撃ち落とし、人を撃つ事もあったが、ルイはもう泣かなかった。耳で動きを読み、目で狙い足で音を感じる。
2008-09-29 17:25:00 -
74:
◆tRd/QWYm5M
時に訓練中、何者かの気配を感じた事もある。どこからともなくナイフが飛んできた事も…ルイは全てかわしてきた。
そうして最終トレーニング最終日を迎えた。2008-09-29 17:29:00 -
75:
0829
その日、いつものように服を着てポーチを身に付け隠し扉から部屋を出ると、テーブルの上にご馳走が並べられていた。 マイクの姿はなく、不思議そうに椅子に座るとマイクが部屋のドアを開け入ってきた。 手にはルイが最初にここへやって来た時に渡した銃を持っている。ルイはそれを見て、今日が最後だと分かったのだ。
「おはようルイ。さぁ食べろ?今日でここの生活は終わりだ」マイクは笑顔だった。見た事のない優しい表情。2008-09-29 17:33:00 -
76:
◆tRd/QWYm5M
マイクはルイの向かいに座り、飲み物を2つのグラスに注ぐ。ルイはマイクを見ていた。 「明日からは、今まで以上に過酷になるんだ…お前が命を落とす事もある。今日くらいわな自由にしていい。今日は武器も持たなくていいぞ」 マイクの言葉にルイは驚いた。 その表情を見て、マイクは大笑い。 「遊園地に行こうな。行った事ないだろ。さぁ早く食べなさい。服も今日はもっと女の子らしい服を着るんだ」
2008-09-29 18:00:00 -
77:
0829
今日は更新終わります。夜中にまた更新できたらします。
2008-09-29 18:19:00