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◆◇短編◇◆
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1:
名無しさん
ジャンル問わず思い付きで書いていきますm(__)m
短編なので自己満になりますが、暇つぶし程度にお付き合い宜しくお願いしますm(__)m2008-10-03 00:59:00 -
42:
名無しさん
金髪の若い男の子がカウンターの奥にひっこんでいった。
篤は13杯分のドリンクオーダーのメモを見て『あいつら呑みすぎ』と笑う。
同窓会というのもあってか、みんな赤い顔をしていた。
『恵理子はビールおかわり?何か作ろーか?』2008-10-03 05:13:00 -
43:
名無しさん
『じゃあ、オススメで』
『何系?甘いとか、色とか、ベースとか』
『全部任せる!』
『お前いっつもそれな(笑。了解』
何年ぶりだろうか、この会話。懐かしいやりとり。2008-10-03 05:18:00 -
44:
名無しさん
『アッツシくぅん!生3杯追加ねぇ!!』
フロアから陽気な追加注文。
これで全部で17杯。
『ちょ、恵理子、手伝え!ビールと作れるやつだけでイイから!』
流石の篤もここまでオーダーがたまるとめんどくさそうだ。2008-10-03 05:25:00 -
45:
名無しさん
『仕方ないなぁ〜』
とりあえず袖をめくり、髪を一つに束ねる。
バーカウンターの中に入ると、いつだったか一緒に働いてた頃を思い出した。
『今日はしゃべっててイイんだよね?』
『今はいいよ、昔はさぁマスターの目が怖かったもんなぁ』2008-10-03 05:30:00 -
46:
名無しさん
篤が振るとチャカチャカと氷の滑る音がキレイだ。
ビールを注ぎながら彼の動作に目がくぎづけだった。
私が5杯のビールを注ぐうちに、篤も5杯のカクテルを作っていた。
『はやっ!かなりレベルアップしてるみたいだね』
『俺様だからねぇ♪つーか、ビールの泡が死ぬ前に先に持っていって』2008-10-03 05:37:00 -
47:
名無しさん
無駄口叩きながらも、仕事は人一倍マジメ。
篤は、篤のままだ。
何だか嬉しくなった。
トレンチにグラスをのせ、テーブルに運ぶ。
『え?何?恵理子が手伝ってるの?出来た嫁ですなぁ〜』2008-10-03 05:40:00 -
48:
名無しさん
同級生がはやしたてる。
きっと彼女達は私達の別れを知らないから、リアクションに困った私は愛想笑いだけしてカウンターに戻った。
『恵理子、ギムレットとマティーニ作れる?』
『わかった』
久しぶりに振るシェーカーはガチャガチャと鳴る。2008-10-03 05:52:00 -
49:
名無しさん
『お前、氷ぶつけすぎな(笑。』
『うるさいっ久しぶりだもん』
篤と並んでお酒を作るのが楽しい。
あの時もこんな時間が欲しかった。
きっと、今みたいな感じなら私達――…。2008-10-03 05:55:00 -
50:
名無しさん
2人でこなすと意外とはやかった。
『ただ働きしたのに文句言われるからもぅ手伝わないからね』
私が元の席に戻ると、篤もピンクのショートカクテルとコロナの瓶を持って出てきた。
そして、自然に私の隣に腰をおろす。
『ありがとな、おつかれ!』2008-10-03 06:06:00 -
51:
名無しさん
本日2度めの乾杯。
篤が作ってくれたカクテルは甘酸っぱいフローズン。
『これ、何てカクテル?』
『恵理子スペシャル58(笑。』
篤が左眉の辺りを掻く。2008-10-03 06:10:00