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1:
◆tRd/QWYm5M
前作人造人間もよかったら読んでください。
2008-10-08 03:54:00 -
136:
◆tRd/QWYm5M
隼人は店員に私の事を聞かれ答えていく。私の事を話す時、優しい表情になる隼人。 こんな顔見たことない… 隼人が選んだのは、指輪。しかもサイズまでちゃんと覚えてた。 …あぁそうか…私、隼人に別れだけ告げてすぐ家を出た。もしかして…隼人はあの時も指輪を?…止めどなく後悔が押し寄せる。なんにも知らずに私はなんてことをしたんだろ…あの時気づけば…
2008-10-10 07:10:00 -
137:
◆tRd/QWYm5M
隼人は私へのプレゼントを大事に持ち、走って家へと帰る。私はおいつけないまま、時間差で隼人の家へとたどり着いた。
2008-10-10 07:14:00 -
138:
◆tRd/QWYm5M
後悔だらけだよ…なんにもなぁんにも知らずにいた…どれだけ大事にされてたなんて、疑うばかりで隼人の気持ちなんて考えてさえいなかった。
チャイムを鳴らす指が震える。寒さのせいじゃない、走ったからとかでもない。2008-10-10 07:16:00 -
139:
◆tRd/QWYm5M
その時、チャイムを押す為に伸ばした手に白いものがふわりと当たる。 いくつもいくつも指や髪や服に。ふと空を見上げると、はらはらと粉雪が舞い落ちている。「ホワイトクリスマスだ…」
2008-10-10 07:19:00 -
140:
◆tRd/QWYm5M
チャイムを押し、息を飲み込む。ガチャ。ドアがゆっくりと開き隼人が顔を出した。 ドクン…胸が痛む。でも違う。私の今の心境の痛みに変わってる…あぁそうか…ここから先が私の本当の決断なんだ。
2008-10-10 07:22:00 -
141:
◆tRd/QWYm5M
「うわっ、雪やん」隼人が雪に気付きそう呟いた。 「うん」私がそう答え、家にあがり隼人の部屋に行く。
2008-10-10 07:24:00 -
142:
◆tRd/QWYm5M
私は隼人の部屋の中を記憶にやきつけたくて、何度も何度も見渡した。 古いテレビ、大きなコンポ、たてかけてあるギター、本棚のマンガ、散らかった勉強机。
2008-10-10 07:26:00 -
143:
◆tRd/QWYm5M
お母さん…お父さん…ごめんね?…ごめんねこんな娘で…私は、あなた達の子供に生まれてきた事を誇りに思います。 あなた達より先に死んでしまってごめんなさい…大好きです。愛してます。
でもね…隼人が大事なんです。 私は隼人と永久にもう会う事はないけど、隼人とはもう会えないけど、これでいいんだ…私はもう充分だよ。2008-10-10 07:36:00 -
144:
◆tRd/QWYm5M
決意をして、隼人を見ると隼人は私を見ていた。 さよならを言わなくちゃならないのに…
「なぁプレゼントがあるねん」隼人が私に話す。…えっ、ちょっと待って…こんな事言っちゃあかん、あかん!未来が変わる…2008-10-10 07:40:00 -
145:
◆tRd/QWYm5M
私は隼人の腕を掴む。言わなくちゃ。言わなくちゃ。「隼人!あのね、別れ…?!」 隼人の唇が私の唇に重なり、一瞬隼人がふわっと透明になってまた色が戻る。 「隼人別れ「いいから…」私の言葉をさえぎって隼人は私に話す。
2008-10-10 07:43:00