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タイムマシン

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  • 1:

    ◆tRd/QWYm5M

    前作人造人間もよかったら読んでください。

    2008-10-08 03:54:00
  • 46:

    ◆tRd/QWYm5M

    「なぁんかヒロコって変わってるよなぁ」リエの口癖。いや、昔とはあきらかに違う口癖。昔はなんて言ってたかは思い出せないけど、こんな事言ってなかった。 「別に変わってないわ」「なぁんかたまにおばさんみたいな事言うやん!」ぶっ!飲んでいたジュースを吹き出した。リエはびっくりした顔で私を見る。私は紙でテーブルをふきながらリエを見る。「おっおばさん?」「年ごまかしてんちゃうん?って思うわぁ」「例えばどんなとこ?」 リエに聞くとどうやら親の気持ちを考えなあかんとか私が無意識のうちに言ってるらしい。

    2008-10-08 19:48:00
  • 47:

    ◆tRd/QWYm5M

    昔の私ってどんなだった?頭の中で考えるが結果は同じ。 分からない。 それだけだった。
    流行りの雑誌を見ても、テレビを見ても新鮮さなんてなくて、懐かしい気持ちが込み上げる。 このファーストフードも確か五年前に来た時に、この制服を着た生徒を見て懐かしくなったんだよなぁ。 まさか自分が16歳に戻るなんて思いもしなかった。

    2008-10-08 19:51:00
  • 48:

    ◆tRd/QWYm5M

    学校の授業も思い出しながら受ける。体育も体はしっかり16になっているので楽しくて仕方ない。あんなに面倒に感じていた苦手な授業もやけに新鮮に感じる。先生がやたら若い事に気づいたり、先生の話す言葉に共感できたり。

    2008-10-08 19:55:00
  • 49:

    ◆tRd/QWYm5M




    季節は夏になり、制服も半袖になった。隼人がやたら気になる日々。確か私は隼人に恋したのに気づいたのはこの時期だっけ…何がきっかけた゛ったんかなぁ。 外ではセミがやかましく鳴き交い木々は青々と太陽の光を浴びている。私はいつものようにお弁当をカバンに入れ家を出る。 まだ少し早い。

    2008-10-08 19:59:00
  • 50:

    ◆tRd/QWYm5M

    そういえば隼人は言ってたっけ、もうこの時すでに私を好きになってたって…私は気づかずにただ好きになったんだよなぁ…隣で歩く隼人。なんだか嬉しいような恥ずかしいような気持ちが混じる。

    2008-10-09 02:32:00
  • 51:

    ◆tRd/QWYm5M

    でも……何がきっかけで好きになったっけ………何だった?何かびっくりするような事が…… 点滅信号を2人で歩く。 パッパーン!トラックのやかましいクラクション音が響きわたり、あまりの音に体が固まった。「桜井!あぶなっ!」ぐいっ。固まった腕を隼人がつかみ、力強くひっぱり私はよろめきながら隼人の後ろにいた。目の前をトラックが通りすぎていくのが見える。

    2008-10-09 12:43:00
  • 52:

    ◆tRd/QWYm5M

    一瞬の出来事で何が何だか分からずに私は、その場で目を丸くしてぽかんと口を開けていた。 「あっぶなー!!びっくりするやんけ!!なんやあのトラック!」渡ろうとした横断歩道を戻ると、信号は赤に変わり車が次々と走っていく。…トラックなんてどこから走ってきた?…考えながら歩いてたから?気づかなかった?…………あっ!思い出した!…確か同じ事が前にも……そう…急に現れたトラックにひかれそうになって…でも、当時より私早起きなったし、こんな早い時間にここを歩いた事あったっけ………ただの偶然だよ………

    2008-10-09 12:49:00
  • 53:

    ◆tRd/QWYm5M

    ドキンッ。 胸の奥がキュンとする。…えっ?何?何この感覚?一体どこから?なんで? 眉間にシワをよせてゆっくりと隼人を見ると、隼人は私をじぃーっと難しい表情で見ながら急に笑い出した。「え?どうしたん?」「普通、今みたいな事起きたらそんな顔しんやろ(笑)!なんやねんその顔!はっはっはっ!」隼人はお腹をかかえて大笑い。 私はわけも分からず隼人を見ていた。 ドキンッという感覚が早くなっていく。でも、どこからどうなってこの感覚になるのか理解できない。

    2008-10-09 12:56:00
  • 54:

    ◆tRd/QWYm5M

    「ヒロコ〜!おっはよー!」後ろの方で声が聞こえ振り向くと、走ってくるリエの姿が見え私は手をふって答える。「おはよーリエ早いなぁ」駆け寄ってきたリエに話すとリエは元気よくうなずいた。「うん。早く起きたから早めに家出てん!小林おはよ」リエが隼人に気付き挨拶すると隼人も笑顔で挨拶をして、3人で学校へと向かう。私のいみふめいな鼓動の音はやまずに、隼人を見る度に聞こえた。

    2008-10-09 13:03:00
  • 55:

    ◆tRd/QWYm5M

    この鼓動は、恋してる時に恋してるんだって分かる感覚だよね…?でも、あんな事で私はそんなのになるわけないし…ただ腕つかまれたくらいで…なんでやろ…頭の中は疑問だらけで授業なんて耳に入らないまま一時間目が終わろうとしていた。「桜井!」突然先生から呼ばれ、勢いで立ち上がってしまいその行動に驚いたまま私は椅子に座った。「何やってんだ…ぼーっとしとったらあかんぞ!」先生に注意され私は頭を下げると、みんながクスクスと笑う。

    2008-10-09 13:09:00
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