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1:
◆tRd/QWYm5M
前作人造人間もよかったら読んでください。
2008-10-08 03:54:00 -
6:
◆tRd/QWYm5M
トンッ。ふいに肩を叩かれ体がびくっと反応する。イヤフォンをつけたまま後ろを向くと、見覚えがある男の人が立っていた。私は慌ててイヤフォンをはずし、記憶をたどりながらその人をまじまじと見る。誰だっけ?
「久しぶりやなぁ!びっくりしたわ(笑)何しとん?」その笑顔で思い出した。隼人だ。2008-10-08 05:19:00 -
7:
◆tRd/QWYm5M
隼人は学生時代付き合ってた私の人生で一番思い出に残る人。何年ぶりだろう。笑った顔が面影があるけど、なんでこんな所でしかもこんな疲れはてた顔で再会なんよ… 「隼人やん!何しとん?」笑顔で答える私。 私服姿で昔より背が伸びた隼人はすっかり大人になっている。 「彼女迎えに来たねん。お前は?」隼人が何気なく言った言葉に胸が痛む。「仕事帰りやで」「お前結婚とかしてへんの?」隼人は何気なく、こんな言葉を私に吐き捨て笑う。 なんでだろ…胸が痛い。
2008-10-08 05:26:00 -
8:
◆tRd/QWYm5M
「してへんよぉ(笑)彼氏すらおらんってば」苦笑いすると隼人も苦笑い。 「俺、来月結婚式すんねん」隼人は少し照れくさそうに笑顔をみせる。
(結婚しよな)いつか言われた隼人からの言葉が脳裏に甦る。
「そうなんや!おめでとう」私は笑顔で話す。「あっ、連絡先教えてや!よかったらお前も式に「無理ぃ!私忙しいから(笑)ってか昔の彼女が式に出るとか間違えてるわ」 隼人はポケットから携帯をだそうとした手を止める。 「昔の事やし、俺の彼女そんなん怒らんで?」隼人は普通に話す。その言葉に何故かひどく傷つく自分がいた。 「幸せにね!じゃあいくわ!」「おい!」「バイバイ!」私は走りその場から立ち去った。点滅の信号を渡り、ふと立ち止まり振り返ると隼人が信号の向こう側で、私に手をふり私も手をふってまた私は走り出した。2008-10-08 05:47:00 -
9:
◆tRd/QWYm5M
イヤフォンは肩にぶら下がったまま曲がもれていた。しんどいはずの足で走って一人暮らしのアパートにたどり着き、カバンから鍵を取りだし家へと入る。カバンを床に置くと同時に、涙が溢れこらえきれなくなり私はその場にぺたんと座り泣いた。
2008-10-08 05:50:00 -
10:
◆tRd/QWYm5M
ポケットに手を入れ中からキーホルダーを出す。手のひらでコロンと乗った明太子のキャラクターの汚れたキーホルダーを握りしめる。
私の未練たらたらな気持ちに情けなくなった。2008-10-08 05:52:00 -
11:
◆tRd/QWYm5M
ねぇ いつか2人が ねぇ思い出に変わっても いつの日か 笑顔でまた出会えたらいいね ねぇ いつか笑い合った日の事 悲しい思い出になる時がきても … イヤフォンから漏れる曲がやけに涙を誘う。 あの時、手を離したあの時、いつかまた出会えたらきっと同じ気持ちでいれると思ってた。だからあの時笑顔でさよならしたんだよ…隼人のお嫁さんになれる日がいつかくるかもしれないって、秘かに思ってた。
2008-10-08 05:57:00 -
12:
◆tRd/QWYm5M
この物語りを 隼人へ捧げます。
2008-10-08 05:58:00 -
13:
◆tRd/QWYm5M
一話 出会い
2008-10-08 05:59:00 -
14:
◆tRd/QWYm5M
書き込みありがとうございます。この物語りもフィクションです。
2008-10-08 13:07:00 -
15:
名無しさん
前作とはまた違ってリアルな感じですね〜?楽しみです?
2008-10-08 13:15:00