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タイムマシン

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  • 1:

    ◆tRd/QWYm5M

    前作人造人間もよかったら読んでください。

    2008-10-08 03:54:00
  • 51:

    ◆tRd/QWYm5M

    でも……何がきっかけで好きになったっけ………何だった?何かびっくりするような事が…… 点滅信号を2人で歩く。 パッパーン!トラックのやかましいクラクション音が響きわたり、あまりの音に体が固まった。「桜井!あぶなっ!」ぐいっ。固まった腕を隼人がつかみ、力強くひっぱり私はよろめきながら隼人の後ろにいた。目の前をトラックが通りすぎていくのが見える。

    2008-10-09 12:43:00
  • 52:

    ◆tRd/QWYm5M

    一瞬の出来事で何が何だか分からずに私は、その場で目を丸くしてぽかんと口を開けていた。 「あっぶなー!!びっくりするやんけ!!なんやあのトラック!」渡ろうとした横断歩道を戻ると、信号は赤に変わり車が次々と走っていく。…トラックなんてどこから走ってきた?…考えながら歩いてたから?気づかなかった?…………あっ!思い出した!…確か同じ事が前にも……そう…急に現れたトラックにひかれそうになって…でも、当時より私早起きなったし、こんな早い時間にここを歩いた事あったっけ………ただの偶然だよ………

    2008-10-09 12:49:00
  • 53:

    ◆tRd/QWYm5M

    ドキンッ。 胸の奥がキュンとする。…えっ?何?何この感覚?一体どこから?なんで? 眉間にシワをよせてゆっくりと隼人を見ると、隼人は私をじぃーっと難しい表情で見ながら急に笑い出した。「え?どうしたん?」「普通、今みたいな事起きたらそんな顔しんやろ(笑)!なんやねんその顔!はっはっはっ!」隼人はお腹をかかえて大笑い。 私はわけも分からず隼人を見ていた。 ドキンッという感覚が早くなっていく。でも、どこからどうなってこの感覚になるのか理解できない。

    2008-10-09 12:56:00
  • 54:

    ◆tRd/QWYm5M

    「ヒロコ〜!おっはよー!」後ろの方で声が聞こえ振り向くと、走ってくるリエの姿が見え私は手をふって答える。「おはよーリエ早いなぁ」駆け寄ってきたリエに話すとリエは元気よくうなずいた。「うん。早く起きたから早めに家出てん!小林おはよ」リエが隼人に気付き挨拶すると隼人も笑顔で挨拶をして、3人で学校へと向かう。私のいみふめいな鼓動の音はやまずに、隼人を見る度に聞こえた。

    2008-10-09 13:03:00
  • 55:

    ◆tRd/QWYm5M

    この鼓動は、恋してる時に恋してるんだって分かる感覚だよね…?でも、あんな事で私はそんなのになるわけないし…ただ腕つかまれたくらいで…なんでやろ…頭の中は疑問だらけで授業なんて耳に入らないまま一時間目が終わろうとしていた。「桜井!」突然先生から呼ばれ、勢いで立ち上がってしまいその行動に驚いたまま私は椅子に座った。「何やってんだ…ぼーっとしとったらあかんぞ!」先生に注意され私は頭を下げると、みんながクスクスと笑う。

    2008-10-09 13:09:00
  • 56:

    ◆tRd/QWYm5M





    「ねぇリエ?胸がドキンッってわけも分からずした事ある?」お弁当のおかずをパクリと口に入れながら、リエに質問。 机を向かい合わせにひっつけて、カラフルなお弁当を食べる昼休み。食堂に行く生徒や、他の場所で昼食を食べる生徒がいるので、この時間教室の中は数人しかいなくなる。 「は?何それ」眉間にシワをよせながらリエが私を見る。

    2008-10-09 13:16:00
  • 57:

    ◆tRd/QWYm5M

    「あのさぁ…隼…小林おるやん?」「うん」「今日なトラックが急に現れて…」 ドキンッ…ドキンッ…急に顔が熱くなり訳のわからない感覚がまた起きた。…はぁ?何これ…手で胸をさすりながら頭をかしげるとリエはにやにやと笑いながら私を見る。 「どっどないしたん?」リエに聞き返すとリエは二回うなずいた。「なぁんやそーやったんやぁ(笑)」「えっ?何が?」「ふーん」「だから何が?」

    2008-10-09 13:21:00
  • 58:

    ◆tRd/QWYm5M

    リエは身をのりだし私の耳元に唇をちかずけるから、私は右耳をリエに向ける。「小林の事好きなんやろ?誰にも別に言わんから安心しいや」「は?違っ…トラックが現れて「はいはいっ分かった分かった!ってかヒロコってわっかりやっすー(笑)」リエがにやにやしながらお弁当を食べていく。なんでそうなるん?ってか顔が更に熱くなってるし、胸がキュンキュンしてるし…なんで?

    2008-10-09 13:25:00
  • 59:

    ◆tRd/QWYm5M

    この意味不明な鼓動は隼人を見る時、隼人の事を考えてる時に起き始めていた。 確かに隼人の事は好きやけど、それは前からの感情やしなぁ…うーん。 一週間が過ぎ、終業式の日。 この一週間リエは隼人の行動を常に私に教えてきている。どこから仕入れたのか誕生日や、彼女がいない事、血液型や趣味を細々教えてきた。確かこの当時、リエと一緒に調べたっけ。と私は思い返したり。

    2008-10-09 13:42:00
  • 60:

    ◆tRd/QWYm5M

    …あっ…そういえば今日やん隼人と付き合った日って!制服を着てカバンを持った時ふとカレンダーを見て気づいた。 隼人が私に朝告白してきたねん。確かそうやった!通学路で隼人に確か呼び止められて…「ヒロコ?早くしないと遅刻するわよー」階段の下から母が声を張り上げる。私は慌てて家を出て晴れ渡る空の下歩き始めた。

    2008-10-09 13:47:00
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