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心霊
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1:
◆tRd/QWYm5M
前作【人造人間】【タイムマシン】を書いていた者です。よろしくお願いいたします。
2008-10-10 17:44:00 -
111:
◆tRd/QWYm5M
私は思わず自分のネックレスに手をあてると、男がぷっと笑った。「霊界使いなのに、霊界使いが誰かももしかしてわかんねぇの?どんな修行うけたんだよ(笑)」「分かるわけないし、あなた誰?」「はぁ?もしかしてお前ずっと霊感0の状態にしてんのか?」男に言われてうなずく。「それじゃいつまでたっても霊界に戻れねぇぞ?頭おかしいんじゃねぇの(笑)そりゃ俺が誰か分かるわけねぇよ!お前みたいな奴初めてだ」「いきなり声かけてきていきなり走り出して、バスにつっこんだかと思えばこんな所につれてきといて何?!」
2008-10-17 14:45:00 -
112:
◆tRd/QWYm5M
気づけば見知らぬ男に私は怒鳴っていた。前に会った美雪といい、この男といいなんだか変だ…なんでこんなすぐ感情が出るんだろ…私は座席から立ち上がって男をみおろしていた。ガタッ!バスが揺れ、私は体勢をくずし気づけば男の膝の上に倒れてしまい慌てて隣に座る。「霊界使いのひよっこのひよっこだな(笑)」男はケラケラと笑いながらタバコを吸っていた。なんかイライラする…なんなのこいつ!私は、神経を集中させて霊感を0から元の霊感に戻した。
2008-10-17 15:06:00 -
113:
◆tRd/QWYm5M
霊感を戻した途端、バスの中に人がたくさん乗っていて、私をみんな見ている。さっきまで誰も乗ってなかったのに…私は驚いて男に視線を向けると男の額に「冬月陽」と黒い文字が彫っているのが見えた。「私と同じ名字」「霊界使いはみな同じ名字なんだ」
2008-10-17 15:11:00 -
114:
◆tRd/QWYm5M
「このバスは、三途の川に続いてるバスって事!」「なんで私をのせたの?」「霊界神様からのご指名に決まってんだろ。でなきゃ誰がお前みたいなひよっこと乗るかよ(笑)」「ひよっこひよっこうるさいな!じゃあ1人で行けば?私降りる!」いちいちイライラする!…私は勢いよく立ち上がり、バスの窓を開けると腕を捕まれた。窓からはすごい強い風が吹き、髪やスカートが強く揺れる。
2008-10-17 16:21:00 -
115:
◆tRd/QWYm5M
「危ないって!お前こっから落ちたら命ないぞ!やめろ」私は陽の手をふりはらい、にらむ。「あなたには関係ないでしょ!」そう言ってバスの窓から飛び降りた。
2008-10-17 16:23:00 -
116:
◆tRd/QWYm5M
怖さなんてなくて、何故か大丈夫だという自信があった。じゃないと飛び降りたりなんてできない。バスが空にのぼっていき、私は下にどんどん落ちていく。すごい勢いで。「きゃぁぁぁ」急に大変な事をした事に気付き私は叫んだ。
2008-10-17 16:26:00 -
117:
◆tRd/QWYm5M
ぐいっ。 腕をつかまれた。私はそれどころじゃなくて叫びまくる。「何考えてんだよ!!!」腕をつかんだのは陽。私は視線を向けると陽は私の腕を自分の方へと凄い力で引き寄せる。「落ちるぅぅぅ!!!」「ったく!ばかじゃねぇの?!落ちるじゃなくて落ちてんだろが!」 大声でそう叫ぶ陽。凄い勢いでどんどん落ちていく。「助けてくださいと言え」「いや!」「ふぅん。じゃあ勝手にあばれてろ」そう言って陽は私の手を放すと、私はさらにスピードがあがりどんどん落ちていく。雲から雲へ突き抜け、さらに下に。
2008-10-17 17:31:00 -
118:
◆tRd/QWYm5M
このままじゃほんとに落ちていっちゃう。しゃれになんないなんない!!!「助けてぇぇぇ」もう何が何だか分からず叫んでいた。するといきなり目の前に陽が現れ「バーカ」それだけ言うと私の体を抱きよせた。「空術」陽は自分の霊界石に触れながらそう言う。
2008-10-17 17:36:00 -
119:
名無しさん
毎日更新してくれて嬉しいです?
2008-10-17 19:01:00 -
120:
◆tRd/QWYm5M
落ちていく体がぴたりと止まり、私の体を抱きしめたまま陽は空中に浮いている。びゅん!次はいきなりすごい速さで上空へと体があがっていく。「きゃぁぁ!」思わず叫ぶ私。「まだ空術さえ習ってねえのに、無茶苦茶な事すっからだろ!」「怖い怖い!」じたばた暴れる私を陽はぐっと力を入れて抱きしめたままどんどんのぼっていく。「暴れるなって!急がなきゃ霊界バスがあがっちまうんだよ!聞いた事ねぇよ霊界使いが乗らずに霊魂乗せたバスだけが三途の川に行っちまうなんて!」「なんで飛んでるのよ!怖い怖い!」「だから空…っあぁもぅ!しっかり捕まってろ!」
2008-10-17 19:48:00