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1:
◆tRd/QWYm5M
前作【人造人間】【タイムマシン】を書いていた者です。よろしくお願いいたします。
2008-10-10 17:44:00 -
121:
◆tRd/QWYm5M
すごい速さで、寒くて体が痛くて耳鳴りがひどくして、痛い痛い痛い…おまけに気分さえ悪くなってきた…気づけばしがみついていた陽の背中に回した腕の力がどんどん抜けていき、意識さえふわふわとしはじめる。ただ陽の香水の香りだけが遠ざかる意識を呼び戻す感じがする。
2008-10-18 14:12:00 -
122:
◆tRd/QWYm5M
すいません書き方変えます。
書き込みありがとうございます。表現力がなくて本当にすいません。2008-10-18 16:00:00 -
123:
◆tRd/QWYm5M
(礼…子)どこらかか声が聞こえる…(礼…子…)ほら…また…どこから…
瞼をゆっくりと開けていくと、ぼやけた視界は靄がかっていて瞬きをするたびに少しずつ視界がはっきりしていく。誰かが私の名前を呼んでいる…誰だろう…私はゆっくりと瞬きをしながら声のする方へ視線を向けると、ぼんやりと映る姿が少しずつ少しずつはっきりと見えだした。男の…人だ…誰だろう…。ふわりと香る匂いが風にまぎれて匂う…2008-10-18 16:07:00 -
124:
◆tRd/QWYm5M
「ひよっこ!」
━━━━!!!━━━━━勢いよく上半身だけ起こすと、頭ががんがんと痛み表情をゆがめながら私は陽をみた。どうやら、意識を失ったようで、いつのまにか三途の川にたどり着いていた。修行した草原の上で私は意識を取り戻した。2008-10-18 16:11:00 -
125:
◆tRd/QWYm5M
「ほれ!行くぞ」陽は私の隣にしゃがんで私の顔をじっと見てから、立ち上がり歩きだした。まだぼぉっとする意識の中で私はゆっくり立ち上がったが、立ちくらみと頭痛が全身を襲い、また倒れそうになる。私はどれくらい意識を失ってしまい、どうやってここにたどり着いたのかさえ分からないまま、ただ随分と先を歩く陽の背中だけを歩いて追いかけていく。
2008-10-18 16:18:00 -
126:
◆tRd/QWYm5M
足を一歩ずつ進めながら辺りに視線を向けていくが、霊界バスと呼ばれる乗り物はどこにも見当たらなく、ただ永遠と言っても過言ではない草原が360度広がり、湖と小屋さえ見当たらない。
2008-10-18 16:21:00 -
127:
◆tRd/QWYm5M
陽は、道なき草原の上を来慣れた場所なのか、ただ真っ直ぐ歩いていく。まだふらつく足取りでその後を追いかけるのが精一杯な私は、空術という不思議な術も霊界バスという意味の分からない乗り物も深く考える余裕さえないまま、足を進めていく。
2008-10-18 16:24:00 -
128:
名無しさん
続き楽しみにしてま〜す?表現力あると思いますけど!!!主さんの小説って綺麗ですよね?
2008-10-19 13:56:00 -
129:
◆tRd/QWYm5M
どれ位歩いたのだろう…気づけばふらついていた足も、頭痛もすっかり治っている事に気づいた。青く澄んだ空と青々とした膝あたりまで伸びた草がいつまでも限りなく続いている。東西南北が全くわからないのは、太陽が見えないから。どれだけ歩いても、陽に追い付く事はなく、呼んでも振り向く事もなくただ歩いている。この【三途の川】と呼ばれる場所は、やっぱり不思議だった。疲れがとれ、体がやけに軽くなる。喉も渇かないしお腹も減らない。
2008-10-19 20:02:00 -
130:
◆tRd/QWYm5M
陽が足を止め、ようやく振り向いた。いくら呼んでも振り向かなかったのに。駆け足で陽にようやくたどり着き顔を見る。「一体何?どこまで行くの?」「番犬がいるはずなんだけど…」何の印もない場所で空を見渡しながら何かを探している。一体何を…番犬? 私は草原を見渡しながら犬を探す。けど見えるのは草だけ。
2008-10-19 20:06:00