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心霊
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1:
◆tRd/QWYm5M
前作【人造人間】【タイムマシン】を書いていた者です。よろしくお願いいたします。
2008-10-10 17:44:00 -
181:
◆tRd/QWYm5M
「見に来なくても大丈夫そうだな。俺、1人で行ってくる」「えっ、私は?」飛んで行ってしまいそうな陽は、私の一言で振り向く。一緒に行きたい…「霊界送りちゃんと出来ただろ?別に…「そっか…」最後まで言わせずに私はそう答え、背を向け窓から部屋に入ろうとした。
2008-10-20 14:47:00 -
182:
◆tRd/QWYm5M
風が吹き陽の香りが混じり、ふと振り向くと陽の姿はそこにはなかった。また会えるか聞いておけばよかった…。
2008-10-20 14:52:00 -
183:
◆tRd/QWYm5M
早くに駅に着いた。霊感を解放したままなので、あちこちに霊を見る。駅から出ると頭上には重たい雲が太陽の日差しを隠すように広がり、今すぐにでも雨が降りそうな感じがする。「冬月さん?」呼んだのは担任の先生。いつも小綺麗にしていて学校で人気がある美人教師。肩に大きなカバンをかけ細い腕が折れてしまいそう。「おはようございます」「えらく早いのね?冬月さん部活には入ってないでしょ?」先生と一緒に学校まで行く事になった。2008-10-20 15:01:00 -
184:
◆tRd/QWYm5M
霊界石は霊界使いだけがつけているはず…でも先生の額には名前が浮き上がってきてない。それに【冬月】という名前でもない。一体何で、先生の首に霊界石がついているのだろう。
2008-10-20 15:15:00 -
185:
◆tRd/QWYm5M
ふと気になった事がある。「先生?彼氏いますか?」何故かふいに気になった。先生は突然の質問に少し驚いている。「何?急に(笑)」照れ笑いする先生。「もしかして彼氏さん名字冬月っていいません?」私がそうはなすと、先生は目を丸くして私を見る。
2008-10-20 15:18:00 -
186:
◆tRd/QWYm5M
言わなくてもそれが答えだった。「同じ名字だけど、親戚でもないのは彼に聞いたからなの。最初はびっくりしたけど冬月なんて珍しい名前ではないし」「下の名前は何ていうんですか?」聞いたのは、嫌な予感がしたから。でも、まさか、陽なわけはない。他の霊界使いだろう。
2008-10-20 15:22:00 -
187:
◆tRd/QWYm5M
ふいに胸が痛む。なんだろう‥なんでこんなに痛むのかな…
「冬月…陽っていうの」
先生は少し頬を赤らめ私に話した。紛れもなく、陽という名前を私に話した。誰にも内緒だと口止めをして。2008-10-20 16:36:00 -
188:
◆tRd/QWYm5M
先生の胸に光る霊界石は、見えない御守り。霊界使いが離してはならない大事な石。きっと今、陽がつけているネックレスは新しい物。陽は会ってない時間も先生を守ろうとして…どくん・・・胸が痛い。
2008-10-20 16:38:00 -
189:
◆tRd/QWYm5M
「すいません。私、寄る所があるので」私はそのまま先生から背を向け駆け足で走り出した。先生の言葉を無視して。この時間、車が忙しく走り、歩いてる人はそれぞれの【場所】に向かい、私はその中を1人まるで逆走しているように走る。
2008-10-20 16:41:00 -
190:
◆tRd/QWYm5M
どこへ向かっているのかさえ分からずに、ただ足を進めふいに足を止め息を整える。来たこともない通りに入ると、野良猫が呑気に毛を舐めている。
2008-10-20 16:44:00