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心霊
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1:
◆tRd/QWYm5M
前作【人造人間】【タイムマシン】を書いていた者です。よろしくお願いいたします。
2008-10-10 17:44:00 -
192:
◆tRd/QWYm5M
陽がくれたキスは、ただの挨拶程度でしかなく、陽が私に微笑みを見せたのも頭をぽんと叩いたのも、何の意味ももたないものだった。
2008-10-20 16:48:00 -
193:
◆tRd/QWYm5M
私は、霊界石に手を伸ばしぐっと掴んで力いっぱい引っ張ると、プチッという音と共にネックレスのチェーンがちぎれ、指輪を外し近くに流れている川に投げ捨てた。
2008-10-20 16:52:00 -
194:
◆tRd/QWYm5M
━学校にも行かずに、電車に乗り私が住んでる市で一番都会の駅で降りる。オフィス街が並んでいる為、スーツ姿がやたら多く、足早で行き交う。学校には行く気になんてとてもじゃないけどなれなかった。陽の恋人である女が自分の担任だなんて。霊感を0にしたままオフィス街には不似合いな制服姿で歩いていた。
2008-10-20 18:56:00 -
195:
名無しさん
面白い??
気になるぅ?2008-10-20 18:57:00 -
196:
◆tRd/QWYm5M
どんっ―――。…ぼぉっとしていたせいなのか、前から現れた人にぶつかり鞄がコンクリートでできた道に滑り落ちる。足を止め鞄に手を伸ばそうとすると、軽々と鞄を持つ手が視界にとびこんできた。「何やってんだよ?」見ると、陽だった。
2008-10-20 19:00:00 -
197:
◆tRd/QWYm5M
どくんっ。 胸が締め付けられたように痛む。陽は真顔で私を見ている。「ありがとう」無愛想に話し、陽の手から無理やり自分の鞄を奪い、横を通りすぎた。 ぐいっ。肩をつかまれたせいで立ち止まると、陽は私の前に立ちじっと目を見る。
2008-10-20 19:04:00 -
198:
◆tRd/QWYm5M
忙しく足を動かす中で、ただ私と陽だけが立ち止まっていた。四車線の道路にある信号が赤に変わりゆっくりと車が停まっていく。頭上に広がる黒くどんよりした雲からは、小雨がパラパラと降りだしてきた。
2008-10-20 19:09:00 -
199:
◆tRd/QWYm5M
「何?」つい感情的になり、苛立ちを陽にぶつける。「何?じゃねぇよ。お前が何なんだよ」「何が?」陽の視線が私の首もとでふと止まる。「お前…ネックレスは?」「さぁ知らない。じゃあ」足早にその場から立ち去ろうとする。降ってくる雨が頬にあたり、弾けた。こんな時に会いたくなかった。
2008-10-20 19:13:00 -
200:
◆tRd/QWYm5M
青になるのを待つ車に乗った人や、通りすぎる人が私に視線を向ける。この場所にあきらかに不釣り合いだと思っているんだろう。ぎゅっ。腕を捕まれ気づけば無理やり振り払っていた。「離してよ!」「何があったんだ?」何も知らない陽は、心配そうな顔で私を見ていた。
2008-10-20 19:17:00 -
201:
名無しさん
気になる
2008-10-20 19:46:00