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心霊
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1:
◆tRd/QWYm5M
前作【人造人間】【タイムマシン】を書いていた者です。よろしくお願いいたします。
2008-10-10 17:44:00 -
272:
◆tRd/QWYm5M
霊界送りしていて、こうなったんだ!
走りながら手を合わせ体に強い決壊をはった。また壊されるかもしれない。それでも助けなきゃ。「空術」霊界石に手を触れると石が光ると同時に一気に体が上空へと浮き始める。空中で私はゆっくりと【霊界送り】を始める。2008-10-21 17:02:00 -
273:
◆tRd/QWYm5M
空中で体を回転させると、黒い影が少しずつ光りだし、ふわっと浮き始める。手を動かすと更に光り、うめき声が少しずつ小さくなる。影は必死に抵抗して、グラウンドの中心から離れようとしない。歌を歌う度空が明るくなり光りの糸と糸が重なり強い光りへと変わっていく。
2008-10-21 17:06:00 -
274:
◆tRd/QWYm5M
黒い影は次々と光りながら上空へとあがり、黒い影から光りの玉へと変化しつづける。上がる度に。地上を見ると黒い影が一体、光る足にのしかかり、一瞬姿が見えた。美雪だった。膝をつきながらも必死に手を動かし、彼女は霊界送りを続けている。
2008-10-21 17:10:00 -
275:
◆tRd/QWYm5M
「…やめて!邪魔しないで!私が最後までするから!」痛々しい声で叫ぶ。美雪は必死だった。私が霊界送りをする事は、美雪にとって邪魔でしかない。でも、このままじゃ美雪自体が黒い影に飲み込まれてしまいかねない…。私は美雪の意見を無視し、手を動かそうとした。バシッ。強く腕を捕まれ視線を向ける。「やめろ」陽だ。頭を左右にふり【霊界送り】を止める。「でもっ「霊界送りは邪魔しちゃならないんだ。黙って見てろ」真顔だった。
2008-10-21 17:17:00 -
276:
◆tRd/QWYm5M
「なんで?!」「決められてんだよ!霊界送りする時は!それ以外で霊界送りはしちゃならねぇって習ったろ!黙って見てろ!」陽の目は言葉とは裏腹に、悲しい目。美雪は必死だった。私が上空へ上げた魂が少しずつ光りを弱めながら地上へと落ちていき、美雪の体にのしかかる。光りがどんどん小さくなり、美雪の体も光りも見えなくなっていく。「離して!」陽は私の手を掴んだまま何も語らない。「離してったら!今いかなきゃ、美雪がっ美雪がっ」陽は私を見たまま何も語らない。
2008-10-21 17:46:00 -
277:
◆tRd/QWYm5M
なんで…なんで…「やだっ!離して!」「あぁぁ」美雪の声が少しずつ弱まっていく。私は、必死に腕を離そうとする。無駄だった。陽の力には叶わない。ぐいっ。腕を自分の方へと強く引き寄せ、私は陽の腕の中へ。美雪の声がどんどん小さくなっていく。「頼むから…」陽はただ一言そう話した。声は悔しさで一杯で、悲しさが震える腕から伝わる。
2008-10-21 17:54:00 -
278:
◆tRd/QWYm5M
陽の腕の中で私は美雪の最後の声を聞いた。腕から離されすぐさま美雪の元へ降りると、黒い影はどこにも見当たらなく、美雪は倒れていた。体を揺すぶるとゆっくりとまぶたを開け、すごい勢いで起き上がり、私を見る。
2008-10-21 17:58:00 -
279:
◆tRd/QWYm5M
「誰?」美雪は驚きながら私を見る。首に霊界石は見当たらない。ただ美雪のオーラが黒く広がっている。「死」のオーラ。 記憶から、私は削除されていた。霊に魂を食われてしまったのだ。美雪は立ち上がり、走ってそのままグラウンドから姿を消した。
2008-10-21 18:01:00 -
280:
◆tRd/QWYm5M
広いグラウンドにぽつんと1人で座り込んでいた。「あの霊界使いは、無になったんだ。魂を食われちまった。一瞬でも怯えたんだろな…」陽は私の隣に立ち冷めたように話す。
2008-10-21 18:04:00 -
281:
◆tRd/QWYm5M
更新終わります。
2008-10-21 18:05:00