小説掲示板心霊のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

心霊

スレッド内検索:
  • 1:

    ◆tRd/QWYm5M

    前作【人造人間】【タイムマシン】を書いていた者です。よろしくお願いいたします。

    2008-10-10 17:44:00
  • 81:

    ◆tRd/QWYm5M

    ひゅうぅ。穏やかな風が吹き、長い髪が揺れ私は空を見渡す。ここが三途の川なのか…初めて来た場所なのに何故か来たことがあるように感じる。透き通る湖は不思議な色をしていて、魚などは泳いでない。360度草原がどこまでも続いている。さっきの感情は一体何だったのだろうか…。

    2008-10-16 03:37:00
  • 82:

    ◆tRd/QWYm5M

    それから私の修行が始まった。この場所に夜はなくいつも天気が変わらない。不思議な事に全く眠くならなく、常に起きていた。いくら動いても体は疲れる事がなく、空腹になる事さえない。 先生は常に私の傍にいる。

    始めに習ったのは切り替え。特に何かをするわけでもなく自然と切り替えが出来るようになった。

    2008-10-16 03:41:00
  • 83:

    ◆tRd/QWYm5M

    私の体は私のものではなく、借りた体らしく私の魂がぬけても私の体は違う魂が私の記憶をうけつぎ生きるらしい。霊界使いの記憶や霊視などの記憶は全くなくなるみたいだけど。そこが普通の人間とは違うみたい。私は、冬月礼子という人の姿を借りているだけなのだ。霊界使いは霊界使いになった後、使命を果たすまで人間界にいれるが使命を果たせばまた霊界に戻るという。その時に以前の記憶が戻ると引き換えに人間界での記憶はなくなる。 今の私にはまだその意味が全く分からない。

    2008-10-16 03:47:00
  • 84:

    ◆tRd/QWYm5M

    修行中も私は駅にいるお婆さんの事が気になっていた。太郎という人に会えたのかな…お婆さんもいつかこの場所に来るのかな…



    2008-10-16 03:54:00
  • 85:

    ◆tRd/QWYm5M




    修行最終日を私は迎えた。いつものように私は小屋から出た所で、先生と立っていた。 「礼子は異例の速さで次々に霊界使いとしての技を覚えていきました。今日が修行の最後です。霊界送りを今からしてみなさい」霊界送りとは、湖に集まった魂を一気に霊界へと送る歌と踊り。初めて魂に今日触れる事になった。

    2008-10-16 15:32:00
  • 86:

    ◆tRd/QWYm5M

    湖に足をいれるのも今日が初めて。歌や踊りは草原の上で習ったから、水の中でうまく踊れるか心配。人間界に戻ったら一番にお婆さんに会いに行こう。
    私はローファーと靴下を脱ぎ素足でゆっくりと湖に入っていく。水は冷たいが、生暖かい感触が足に時々触れていき私は水に視線を向けると、光の玉がいくつも魚のように湖の中を泳いでいる。

    2008-10-16 15:39:00
  • 87:

    ◆tRd/QWYm5M

    今まで、湖の中は見たことあったけどこんなの見えなかったのに…これが魂…暖かいんだ…
    私は先生に視線を向けると先生はゆっくりうなずいた。私はゆっくり息を吸って、すーっと息を吐きまぶたを閉じ、両手を合わせ(切り替え)をした。霊感を解放すると、魂の様々な音がトライアングルの響きのように音を重ね、交わり響いている。

    2008-10-16 15:44:00
  • 88:

    ◆tRd/QWYm5M

    私は、まぶたをゆっくりとあけ指先で水に触れながら体をゆっくり回転させながら霊界歌を歌いながら、跳び跳ねたり爪先で立ったりして霊界送りの踊りを踊っていると湖の中の魂が、強い輝きを放ちながらゆっくりゆっくりと水面にむかってあがってくる。 セーラー服のスカートは水に濡れ少し思い。水の中でうまく動けなくたまによろけてしまう。

    2008-10-16 15:48:00
  • 89:

    ◆tRd/QWYm5M

    水面からあがってきた魂は、何故か人の姿に変わっていてその数は数えきれない程。みんなキラキラと輝きながら笑顔。(お前さん…)どこからかお婆さんの声がした。私は踊りながら視線を向けるとそこにお婆さんの姿があった。お婆さんは1人みたいで顔は悲しい。…なんで…私は踊りながらもお婆さんに視線を向ける。(無理やりここに連れてこられたんだよ…まだ行きたくない…行きたくない…やめておくれ!戻しておくれ!!)お婆さんの手がするすると私に向かってのびていく。

    2008-10-16 15:54:00
  • 90:

    ◆tRd/QWYm5M

    「…っ!」お婆さんの手が私の腕をつかみ、私は動けなくなり歌が途切れる。空中に浮いた魂が止まり光りが弱くなっていく。「礼子!止めてはだめ!」先生が声をはりあげ私は、はっとした。でも…手が…(やめておくれ…まだ太郎さんに会ってないんだよ…)お婆さんは涙を流しながら私に語りかける。「お婆さんごめん…今止めてしまう事はできないの…」誰がお婆さんをここに連れてきたのだろう。私は体に決壊をはるとお婆さんの手は弾き飛び、踊りと歌を続けていく。

    2008-10-16 16:43:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
心霊を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。