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52番目の男?
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1:
夏
アタシが変われたのは、あの人がいたから?
だけど過去は消せない。深く深く…拭い着れない汚れは、今もアタシを苦しめます。2008-10-12 04:20:00 -
3:
夏
だから、真似した。不味い酒を飲み、苦い煙草を吸い、毛染めして、ピアスに化粧。泣く親を背中に、家を飛び出す事もよくあった。
そのうち、義務教育である中学校すら行かなくなる。『グレた』近所の人はそう言ってた。2008-10-12 04:34:00 -
4:
夏
顔はタイプ。まだ車に不慣れなアタシは車に乗りたくて、ついて行く事にした。広くて大きな車。ココナッツの匂いが凄くて、酔いそうになる。
「俺はケンジ!23才ね!お前は?いくつ?」「夏。年は…じゅう…才」
「え?」「17才やで」
本当は14才の中学生。本当の事を言えば、遊んで貰えない気がして、嘘をついた。2008-10-12 04:58:00 -
5:
夏
「海やぁ!綺麗!」「何?あんま海来ない子?色白いもんなぁ。そんな喜ばれると、連れてきた甲斐あるわ」海の家で水着を買って、砂浜にダイブした。本当に無邪気に楽しんだ。
太陽も真上に上がり、ケンジが缶ビールを買ってきた。「ビール飲む?海にはビールやんなぁ!ほいよ」「ありがと」
ビールは飲めなかった。酎ハイならまだ我慢して飲めたけど、ビールは苦い。子供だと思われたくない一心で、一気に飲み干してしまった。2008-10-12 05:20:00 -
6:
夏
1缶でフラフラする。それでも、また一本。もぅ一本と、飲み続けた。そのうち限界が来て、砂浜に倒れこんだ。「やばぁい…もう寝る。動けない」
そのまま深い眠りに落ちた。2008-10-12 05:28:00 -
7:
夏
違和感を覚えて、目が覚めた。ケンジの顔が近くにある。外はすっかり暗くなっていて、車の後部座席にアタシは居た。
「あれれ?おはよ」「潰れるまで飲むなよ。お姫様だっこしたんやで。恥ずかしかったわ。本間に。」半笑いでそう言うと、そのまま口を近づけ舌を絡ませてきた。2008-10-12 05:38:00 -
8:
夏
まだ付き合った経験もなければ、キスすらした事なく、舌を絡ませる行為すら理解出来ずに固まっていた。
「ちょっと、嫌っ」手で払いのけても止まらない。そのまま水着をめくりあげ、胸を触る。「嫌じゃないやろ?夏、好きやで」そう言われると、何も抵抗出来なかった。もちろん真剣に拒めは出来たはず。でもしなかったのは、処女を捨てたい。っていう軽い考えがあったのかもしれない。2008-10-12 05:54:00 -
9:
夏
痛みをこらえた。
処女なんてバレたくなかったから。友達と見たAVを思い出して必死に演技した。それ以来、ケンジと会う事は無かった。それがアタシの1人目の男…。
そこからヤリマンと呼ばれるようになるまで時間はかからなかった。2008-10-12 06:02:00 -
10:
夏
「ぃぃ男ぃないねー」
ナンパ待ち友達のアヤカが煙草をふかしながら車を眺める。地元じゃ有名なナンパスポット。一晩に何十組と声をかけられる場所に、アタシとアヤカは毎晩のように来ていた。2008-10-12 06:07:00 -
11:
夏
初体験から1カ月。
すでに経験人数は10人を越えていた。彼氏も出来た事のないアタシは、セックスという行為だけどんどん覚えていった。
携帯の電話帳の件数が増えるのが嬉しかったし、彼氏がたくさん居るみたいで楽しかった。2008-10-12 08:11:00 -
12:
夏
「ナンパ待ちー?乗ってく?遊ぼうよ」 今日1番のイケメンが声をかけてきた。アヤカは目を輝かせて甘ったるい声で話をしている。相手は2人でアヤカはユウヤにべったり。アタシは、助手席にいた和貴と話が盛り上がり、そのままユウヤの家へと向かった。
お酒を飲みながら話をしていると、次々にユウヤの友達が増えていく。部屋には8人の男とアタシとアヤカ。嫌な予感がした時には遅かった。2008-10-12 08:12:00