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【幸福論】
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1:
さやか◆8uRyuTY4eU
金と男とセックスと……後は薬にリストカット。私の人生そんなもん。
波瀾万丈なんてめんどくさいし、適当に笑って毎日過ごしたい。
少しの幸福。それだけでいい。2008-10-17 22:22:00 -
151:
さやか◆H.JOlfADuk
『そっか』言いながらリサはテーブルに置いていた携帯に手をのばし渡してきた。「…………?」訳もわからず携帯を受け取りディスプレイを見ると
━通話中━
和樹2009-10-10 16:49:00 -
152:
さやか◆H.JOlfADuk
「えっ?何!?」困惑する私をよそにリサが言葉をつづける。
『自分の気持ちわかったやろ?ちゃんと伝えな。』
リサの言葉に背中を押され、恐る恐る携帯を耳に当てた。
「かず…き?」2009-10-10 16:55:00 -
153:
さやか◆H.JOlfADuk
『うん。さやちゃん元気?』受話器の向こうから和樹の低い声が聞こえた。
「うん…あの…今リサとおってな…」思考回路が回らなくて上手く言葉が出てこない。
『うん。聞こえてたよ。さやちゃんの気持ち。苦しかったよな?もう大丈夫やから。俺がその苦しみ半分背負うから。』そう言った和樹の声があまりにも優しくて、喉の奥が苦しくなって、同時に涙が零れた。
『明日、お墓参り行こう?』
「…………ん。」その約束をして電話を切った。2009-10-10 17:12:00 -
154:
さやか◆H.JOlfADuk
2009-10-10 17:13:00 -
155:
さやか◆H.JOlfADuk
朝、いつも通りに和樹が迎えに来て車に乗り雅人のお墓に向かった。ただ和樹の手はずっと私の手を握っていて、それがなんだか少し照れくさかった。
2009-10-10 17:21:00 -
156:
さやか◆H.JOlfADuk
雅人のお墓を洗い花を変え、お線香を炊くと、少しの沈黙が流れた。
「……………」
『……………』
その沈黙を破り和樹は雅人に話始めた。2009-10-10 17:29:00 -
157:
さやか◆H.JOlfADuk
『雅人君、俺さやちゃんもらいます。今日はその報告に来ました。納得いかないかもしれませんけど、謝るつもりもないです。そのかわり、絶対さやちゃんの事幸せにするって約束します。』言いながら和樹は強く強く私の手を握った。
2009-10-10 17:35:00 -
158:
さやか◆H.JOlfADuk
雅人より少し大きくて、ごつごつした和樹の手。
「雅人、さや幸せになるな。和樹と幸せになるから。見守っててな?」
そう言って私は和樹の手を初めて握り返した。
繋いだ手が離れないように、強く強く握り返した。2009-10-10 17:43:00 -
159:
さやか◆H.JOlfADuk
2009-10-10 21:29:00 -
160:
名無しさん
続き読みたいです
2009-10-20 18:46:00