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1:
◆9B1M/nEIPs
パソコンを立ち上げ、ネットを開く。お気に入りから「夜遊び掲示板」を選び、今日も小説を読みふける。
飽きたのか、ネタが尽きたのか、途中で書かなくなってしまう作者が多い中、既に完結されている話を選び読んでいた。
中でも、『朔◆SakU1234』という作者が好きだった。
2008-10-18 17:01:00 -
118:
私は玲の横に腰をかけタバコに火をつけた。
ひとしきり笑い終えた玲は落ち着いてテレビを見ていた。
洋物のドラマがやっていて、画面からは色っぽい声が聞こえてきてた。
恋愛が主軸のドラマに感化されてか、玲は私に尋ねる。2008-10-31 00:08:00 -
119:
「なぁ…。恋愛とか考えれる?」
「そういうのって縁だと思うけど。」
「まぁなぁ…俺とお前って縁あるかなぁ。」
何を言い出すのかと思えば、酔って寂しくなったんだろうけど、酔ったからといって甘えられたりするのも寒気がする。
「彼女に失礼なこと言わないで。」2008-10-31 00:10:00 -
120:
「彼女?おるって言ったっけ?」
「この間の女の人。」
「ああ…。」
グラスに残ってるお酒を一飲みして、こっちを見た。
「俺はアイツに“縁”とか感じてへん。」2008-10-31 00:12:00 -
121:
彼女ではないということだと思う。
なら、どうしてあの日連れてきたんだろう。彼女を安心させるためでないとすると、私に会わせた意味は何だったのか。『変』だと思った私と玲の関係に興味をもったのだろうか。
思考をめぐらせていると、ドラマがエンディングにさしかかっていた。
玲を見ると、目を閉じ眠り始めたようだった。2008-10-31 00:14:00 -
122:
私は毛布をかけてあげようとした。
玲は薄目で毛布を確認すると、「入る?」と小声で言った。
聞こえないふりをして、パソコンの前に座った。
受信ボックスを確認すると、ついさっき朔から返信をもらっていたらしい。2008-10-31 00:16:00 -
123:
日付:2008/10/28 01:58
件名:友達ですか
あまり数多くいてるわけではないので、参考になるか分かりませんが…。
自分の場合、友達とは部屋で過ごすことが多いですね。くだらない話をして、コミュニケーションをとります。
電話とかだと相手の表情がみえないので、できるだけ直接会いたいです。2008-10-31 00:19:00 -
124:
それから暫くメールのやりとりをしていた。
眠気を感じて、時計をみると4時を過ぎていた。
さっきの玲の言葉がよみがえった。
私と縁があるのかと問い、布団を共にしようと誘ってきた。
この流れから、玲が深酒をしたか、私を恋愛対象としてみてるのかの2つの仮説が出る。2008-10-31 00:21:00 -
126:
寝返りをうとうとすると、抵抗を感じた。
玲が横に寝ていたのだった。
寒さを防ぐために人の体温は適してるからだと自分を納得させた。
玲は、肌が触れ合わない所に寝ていた。私への気遣いは有難いが、どうせなら一人で寝て欲しかった。
私は毛布を一枚取り出し、ソファにあったものを重ねてもう一度眠りについた。2008-10-31 00:26:00 -
127:
◆9B1M/nEIPs
目が覚める。
ソファの寝心地は最悪で、体が少しだるかった。
玲は置手紙もなく、いなくなっていた。2008-10-31 00:28:00