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1:
◆9B1M/nEIPs
パソコンを立ち上げ、ネットを開く。お気に入りから「夜遊び掲示板」を選び、今日も小説を読みふける。
飽きたのか、ネタが尽きたのか、途中で書かなくなってしまう作者が多い中、既に完結されている話を選び読んでいた。
中でも、『朔◆SakU1234』という作者が好きだった。
2008-10-18 17:01:00 -
78:
玲は家に着くなり、私のパソコンから自分のフリーメール受信ボックスをあけた。
私は目を光らせながら液晶画面を見つめた。
迷惑メールの中に1件、明らかに他のメールとは違う印象のものを見つけた。
件名:初めまして、朔と申します。2008-10-25 13:43:00 -
79:
「これだよね?」と玲に確認して、そのメールを開けた。
『応援スレというものが初めてだったもので、大変嬉しかったです。
喜びに浸り過ぎて、スレ主様がメールアドレスを出していることに気づきませんでした。
突然のメールに驚かしてしまったかもしれませんが、一言、御礼申し上げたく送らせて頂きました。
これからも、スレ主様の飽きがこない様に書かせて頂きます。』2008-10-25 13:46:00 -
80:
「今までのと雰囲気違うかったし、朔かなと思ったんやけど、一応“応援スレに書いて”って言ってん。じゃぁ…」
と、次に朔からきたメールを開いた。2008-10-25 13:48:00 -
81:
日付:2008/10/24 03:13
件名:書き込みさせて頂きました
ご要望通り、たった今書き込みさせて頂きました。
小説とは沿わないことを書くのは初めてでしたので、いささか指の動きが鈍いです。2008-10-25 13:50:00 -
82:
私はすぐに応援スレにあった朔の書き込み時間を確認した。
玲は私がしていることに気づいた様で、「な?2分違いやで?絶対本物や!」と明るい声で言った。
私は「うん、うん」と相槌を返した。
「でさ…朔って分かったのはいいけど、何て返事しようと思って…」2008-10-25 13:52:00 -
83:
私は暫く考えて、朔への返信を打った。
『何通か貴方を名乗ったメールが送られてきたので、迷惑メールと区別するために先ほどの様なお願いをしました。
小説以外の書き込みを一度もしなかった朔さんにとって、信念の様なものを曲げたのではないか、大変不愉快な思いをさせたのではないかと申し訳なく思っております。』
送信ボタンをクリックしようとすると、玲に止められた。2008-10-25 13:54:00 -
84:
「これやったら、朔に“そんなことない”ってメールがきてそこで終わりやん?お前もっと朔とメールしたくないんか?」
もっともな意見だ。
でも、他人との会話の仕方なんて忘れてしまった私にとって、メールを続けるというのは難しい気がする。
「うまく話せる自信がない…」
「いいから、いいから。」と玲は私の文に付け足した。2008-10-25 13:56:00 -
85:
『長い間、小説を読ませてもらってファンになりました。メルトモになって下さい!
最後にこのメールアドレスは悪戯されやすいので、返信はこれに下さい。
********@********』
最後のメールアドレスは私のものだった。2008-10-25 13:58:00 -
86:
◆9B1M/nEIPs
「これで朔とメルトモや!」
「何話したらいいか分かんないよ。」
「朔が何とかしてくれるわ!」
玲が他力本願だったなんて思わなかった。新たな一面を知った。
その日から、受信ボックスを確認するのも日課に入れた。2008-10-25 14:00:00 -
87:
名無しさん
やっと本間からメール
きてよかった〜?2008-10-25 21:10:00