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1:
◆9B1M/nEIPs
パソコンを立ち上げ、ネットを開く。お気に入りから「夜遊び掲示板」を選び、今日も小説を読みふける。
飽きたのか、ネタが尽きたのか、途中で書かなくなってしまう作者が多い中、既に完結されている話を選び読んでいた。
中でも、『朔◆SakU1234』という作者が好きだった。
2008-10-18 17:01:00 -
81:
日付:2008/10/24 03:13
件名:書き込みさせて頂きました
ご要望通り、たった今書き込みさせて頂きました。
小説とは沿わないことを書くのは初めてでしたので、いささか指の動きが鈍いです。2008-10-25 13:50:00 -
82:
私はすぐに応援スレにあった朔の書き込み時間を確認した。
玲は私がしていることに気づいた様で、「な?2分違いやで?絶対本物や!」と明るい声で言った。
私は「うん、うん」と相槌を返した。
「でさ…朔って分かったのはいいけど、何て返事しようと思って…」2008-10-25 13:52:00 -
83:
私は暫く考えて、朔への返信を打った。
『何通か貴方を名乗ったメールが送られてきたので、迷惑メールと区別するために先ほどの様なお願いをしました。
小説以外の書き込みを一度もしなかった朔さんにとって、信念の様なものを曲げたのではないか、大変不愉快な思いをさせたのではないかと申し訳なく思っております。』
送信ボタンをクリックしようとすると、玲に止められた。2008-10-25 13:54:00 -
84:
「これやったら、朔に“そんなことない”ってメールがきてそこで終わりやん?お前もっと朔とメールしたくないんか?」
もっともな意見だ。
でも、他人との会話の仕方なんて忘れてしまった私にとって、メールを続けるというのは難しい気がする。
「うまく話せる自信がない…」
「いいから、いいから。」と玲は私の文に付け足した。2008-10-25 13:56:00 -
85:
『長い間、小説を読ませてもらってファンになりました。メルトモになって下さい!
最後にこのメールアドレスは悪戯されやすいので、返信はこれに下さい。
********@********』
最後のメールアドレスは私のものだった。2008-10-25 13:58:00 -
86:
◆9B1M/nEIPs
「これで朔とメルトモや!」
「何話したらいいか分かんないよ。」
「朔が何とかしてくれるわ!」
玲が他力本願だったなんて思わなかった。新たな一面を知った。
その日から、受信ボックスを確認するのも日課に入れた。2008-10-25 14:00:00 -
87:
名無しさん
やっと本間からメール
きてよかった〜?2008-10-25 21:10:00 -
88:
くっさん
わかりやすいように説明してくれて有難うございます?またスレ上がってるの楽しみにしてます?
2008-10-26 13:00:00 -
89:
くっさん
あげ?
2008-10-27 18:49:00 -
90:
起きて、メールを確認すると朔からの返信が届いていた。
日付:2008/10/26 04:28
件名:宜しくお願いします
メルトモ、喜んでならして頂きます。
と言っても、どんな会話が適切なのか分かりませんが…。まず答えれる範囲で自己紹介して頂けますか?2008-10-27 21:51:00