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●穴●

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  • 1:

    いつも、私の中身はどこか欠けている。
    そこから何かが常に抜け落ちていて、飢餓感から解放される事はない。


    「バイバイ」

    2008-10-21 14:59:00
  • 11:

    寝起きの一服。。。。あ。煙草きらしてたんだ。

    パーカーを羽織り夜なのにサングラスをかけ家を出る
    道中にかずにかけ直したがでなかった。 ローソンで煙草と缶コーヒーを買って汚いベンチに座り煙草を吸った。 肌寒いのにアイスコーヒーを買った事に後悔した

    2008-10-25 22:38:00
  • 12:

    久しぶりのかずからの電話もあって、なんとなく過去を振り返っていた。

    初めてセックスしたのっていつだっけ? あぁそうだ中学一年生の寒い寒い冬だ

    2008-10-25 22:41:00
  • 13:

    皆、彼氏だの彼女だのと
    騒ぎだす年頃。仲の良い友達の中で 彼氏いないのは私だけだった。なんとなく欲しくなった。すぐにできた。廊下の隅に呼ばれ告白された。一つ歳上のけんた君。挨拶位しか交わした事がなかったけど、まぁまぁカッコイイし彼氏が欲しかった私には丁度良かった。
    『けんたが、長瀬さんと付き合ってほしいんやって』けんた君の友達の木下君にそう伝えられた。

    2008-10-25 22:47:00
  • 14:

    『あ、はい。。。』
    その一言で、生まれて初めての彼氏ができた。
    毎晩かかってくる電話。 一緒に帰る学校の帰り道。初めて繋ぐ手。優しく香るウルトラマリン。
    夜の公園でのファーストキスは 少し煙草の香りがした

    2008-10-25 22:51:00
  • 15:

    ある日、【前の彼女が忘れられない】と言われ 私の初恋は幕を閉じた。
    セックスする前に言って欲しかった。と悲しい気持ちになったけれど。
    1ヶ月もたたない内に木下君に告白された

    2008-10-25 23:00:00
  • 16:

    根からの男好きだったのかもしれない。 木下君の告白を受けて二人目の彼氏ができた。 ダブルデートをして知らない学校に夜中四人で侵入。 木下君と二人になり、肩を組まれ唇を奪われ舌を入れられた。キスに答える私。彼の手は私の小さな胸に触れる。何故か私は拒まなかった。耳元で木下君が囁く。
    『エッチしよ』

    2008-10-25 23:06:00
  • 17:

    『ゴムないじゃん』
    木下君は残念そうに納得した。 次の日木下君の友達の勝田君の家で遊ぼうと言われ、勝田君の家へ向かった。 奥に木下居るよ
    と言われ、ふすまを開けると木下君がベッドに座っていた。

    2008-10-25 23:10:00
  • 18:

    木下君はベルトを外し自分のモノを出した。恥ずかしそうに後ろを向きゴムを着ける背中。 ぎこちない愛撫で彼は童貞なんだなと悟った。 私の上に乗り腰を振る。 気持ち良くなくて早く終わってくれと願ったが 彼は重度の遅濡のようだった。天井を見つめステレオから流れる19の曲を聞いていた。 『果てない道』が流れ始めた頃ようやく彼は果てた。

    2008-10-25 23:17:00
  • 19:

    なげぇんだよ。 と言ってやりたかったが私は無表情で勝田君の家を後にした。
    次の日 木下君に別れを告げられた。 またか。。。 別に良いけどね

    2008-10-25 23:21:00
  • 20:

    寒い冬も終わろうとしていた。 毎日友達の家に溜まり、意味のない会話を繰り返してた。

    中学二年の夏。正式に二度目の恋をした。また一つ歳上の坂本くん。少しヤンチャそうな彼から目が離せなくなった。 すぐに二度目の恋は叶った。 人伝いに番号を聞かれ、すぐにメールのやりとりが始まった。

    2008-10-25 23:27:00
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