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彼女の名は花子
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1:
花子
旧校舎の二階。
一番奥の古いトイレ。
そこに彼女はいた。2008-10-25 21:31:00 -
61:
花子
「岬、途中まで一緒に帰ろ?」
靴箱の所で、声をかけてきたのは春佳だった。
「うん。」
「どうしたの?」
春佳が聞いてきた。2008-10-31 00:52:00 -
62:
花子
「ちょっとね。」
あたしはそう言って、夢の出来事を春佳に言おうかどうか考えた。
でも信じないだろうな。
だって、旧校舎での出来事を忘れてるんだし。
「何ー?なんか悩みあんなら聞くよ?」2008-10-31 00:56:00 -
63:
花子
「あの…さ、春佳って幽霊とか…信じる?」
あたしの質問に春佳は、笑って言った。
「幽霊?そんなのいる訳ないじゃん。岬どうしたの?」
やっぱり、か。
「うぅん。なんでもない。聞いてみただけ。」2008-10-31 00:59:00 -
64:
花子
「変な岬。」
そう言って、春佳は笑う。
その後は、春佳の彼氏の話や、TV番組の話をしてあたし達は別れた。
そしてあの家の近所まで来た。2008-10-31 01:06:00 -
65:
花子
「嫌だな…。」
あたしの足が止まる。
あの声を聞いたせいか、余計にあの家の前を、通るのが嫌になる。
覚悟を決めて、あたしは走る。2008-10-31 01:14:00 -
66:
花子
家の前に着いた時、あたしはある事に気付いた。
「…あれ?」
そう言えば、あの人いなかった。
なんで?
後ろを振り返っても、彼女の姿は見えない。2008-10-31 01:16:00 -
67:
花子
なんか、走って損したな。
そう思いながら、家に入る。
「ただいまー。」
あたしの声が、家の中に虚しく響く。
どうやら誰もいないらしい。2008-10-31 01:18:00 -
68:
花子
「誰もいないのかな?」
キッチンに行くと、テーブルの上に置き手紙があった。
両親は遊びに行ったみたいだ。
あたしは、制服から家着に着替え、早い夕食をする事にした。
「ピザでも頼むか。」2008-10-31 01:22:00 -
69:
花子
夕食を食べ終わり、シャワーを浴びて、部屋に入ると携帯が光っていた。
メールか。
誰だろうと思い、受信ボックスを開く。
春佳から、明日の授業についての事だった。2008-10-31 01:27:00 -
70:
花子
春佳に返信して、携帯を持ったままベッドに潜る。
春佳と何度かメールのやりとりをしているうちに、あたしは眠ってしまった。
。2008-10-31 01:32:00