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ホストとお付き合いしてみました。

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  • 1:

    PP

    【ホスト】…
    明るいところでまじまじと見たらそんなにかっこよくもないのに、派手な容姿と巧みな話術を駆使して女から金をむしりとる下等動物…

    と、私は思っておりました。
    だけど、偏見イクナイ。

    2008-10-26 21:05:00
  • 2:

    pp

    「なぁちょっと!今からだいぶ引く話するけど、絶対引かんって約束してくれる?」

    それは、ポカポカとした陽射しが心地良い、日曜日の昼下がりでした。

    「ええ…。引く話って自分でゆうてんのに何の防御ソレ…?」

    2008-10-26 21:12:00
  • 3:

    pp

    私はパフェに入っているフルーツ除去作業に力を入れていましたが、返事がないのでチラッと視線を上げると、物凄く気が強くて傲慢で俺様なユイが今にも泣きそうになってプルプル震えているではありませんか。

    ----えぇえ(゚Д゚)!!

    「え!なんなんアンタ!どないしたん!ええ!」

    2008-10-26 21:30:00
  • 4:

    pp

    「あんな……、ちょ、まじで引かんでや?」

    「うん。どした?」

    「ユイな、ユ……ぅ、ああ…も〜…、まじダサすぎてよぉ言わんねんけど!紙とペンある!?」

    2008-10-26 21:33:00
  • 5:

    名無しさん

    おもしろそう?頑張れ?

    2008-10-26 21:36:00
  • 6:

    pp

    「え!?あぁ…手帳やったらあるで、ホレ。」

    「あんがと。………グスッ。……うぅ…。」
    ちょいちょい泣きそうになりながらペンを走らせるユイを、書き終わるまでただ見守るしかない私は相当オロオロしてました。
    でも…ユイたんなぜ筆記なんや…(゚-゚)

    2008-10-26 21:37:00
  • 7:

    pp

    それにしても時間長かった。

    ズラズラと改行もせずに細かい字でひたすら書き続けるユイたん。
    時間にして十分くらいか。
    集中力に若干欠ける私は、オロオロを持続できずにフルーツ除去作業を続行してました。

    2008-10-26 21:44:00
  • 8:

    pp

    最後の白桃を撤去していざチョコアイスを口にほうばろうとした瞬間、ユイたんはパタム…とゆっくり手帳を閉じ、こちらへ寄こしました。
    …(~▽~)?
    「これ、ユイが店出たら見て。んで見終わったら感想すぐに電話して。分かった?」
    …わ、ワカリマシタ(;_;)
    「す・ぐ・に・やで。ほんなら。」

    2008-10-26 21:52:00
  • 9:

    pp

    ユイたんは上から目線な姿勢を少し取り戻したようで、伝票とカバンを手にさっさと店を出ていってしまいました。

    ……と、とりあえず見てみようっと(..)

    ボールペンが挟んであったので、そのページを開いてみます。

    2008-10-26 22:07:00
  • 10:

    pp


    字…多…(泣)

    ……逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ。
    だるがる自分に言い聞かせながら、一行一行丁寧に読んでいく私。僕はじゃじゃ馬ユイたんのパイロット、碇シ○ジです…!

    2008-10-26 22:14:00
  • 11:

    pp

    数分後、私は溜め息をついていました。

    あ…

    ユイたんに電話しやな。

    2008-10-26 22:16:00
  • 12:

    名無しさん

    >>10(笑)

    2008-10-26 22:18:00
  • 13:

    pp

    はぁ。でも電話かけたところで何て言うたらいいの…?

    まぁかけるしかないです。ユイたん怖いです。

    プル…「はい。」

    2008-10-26 22:19:00
  • 14:

    pp

    こわっ。本気やん。ワンコールで出たやん。こわっ。

    「あ、あの……読み終わりました。あの、」

    「あーユイ今三軒となりのケーキ屋おるからきて。じゃ。」

    2008-10-26 22:23:00
  • 15:

    pp

    「ユイた「なあ。やっぱユイが悪いんかな?」
    「え。…んー……まぁ、な。」
    「…ううっ(;_;)」
    「今日仕事ないやろ?うちんチでも行ってゆっくり話聞かせてよ。チョコくちについてるしさ。」
    「てアンタゆうてくれる思ってお土産にケーキかってん(;_;)グス」

    2008-10-26 22:36:00
  • 16:

    pp

    そんなちゃっかりしたユイたんを連れ帰り、詳しく話を聞きました。
    もうユイたん部屋につくやいなや鼻水も拭かずに黒い涙が頬を濡らすのも気にせずに
    全部を話してくれました。

    うーん。私いつもは冷静な方なんですが。

    2008-10-26 22:42:00
  • 17:

    名無しさん

    エヴァオタ彼女書いてた人?あれ好きやったぁ

    2008-10-26 22:44:00
  • 18:

    pp

    ユイたんが全て吐き終わり、泣きつかれて眠るころにはもうね。

    『ホストまじシネ』

    的な。呪詛ってましたね。こんこんと。

    2008-10-26 22:47:00
  • 19:

    pp

    ユイたんが全て吐き終わり、泣きつかれて眠るころにはもうね。

    『ホストまじシネ』

    的な。呪詛ってましたね。こんこんと。

    2008-10-26 22:48:00
  • 20:

    pp

    ああ昨晩はなにやら接続悪かった。

    読んでくださった皆様ありがとうございます。

    2008-10-27 09:23:00
  • 21:

    pp

    内容的にはありがちだった。
    とあるno1ホストにハマってしまって、気が付くと貯金も底をつき、精神的にもおかしくなっていく自分が怖いけど彼と一緒にいたい。
    的な。

    ありえへん。まじありえへん。あのユイが?

    2008-10-27 09:31:00
  • 22:

    pp

    そのホストに対しての怒りも勿論大きかったけれど、私はユイをここまで変えたって事実が信じられなかった。
    ホストなんて女のケツ追い回すのが仕事な頭の悪い男にユイが振り回されている。
    …まじか。

    私の中で、黒い興味がふつふつと湧いた。

    2008-10-27 09:41:00
  • 23:

    pp

    ユイには、とりあえず店に行くのは控えるように言った。
    お金もなくなったし、夜の世界で働けとも相手に言われているらしい。
    さすがにイキナリ風俗行けとは言えないだろうに、ユイはそれを何故か優しさだと勘違いしている。

    …恋は盲目ってことでしょうか。

    2008-10-27 09:45:00
  • 24:

    pp

    ユイを帰してから、私は色々考えました。

    ユイをどうにか彼から離さないと。
    いや、まず今浸ってるぬるい世界から出して、現実を見させないとあかん。
    でもユイ頑固やしなぁ…今のユイに私の話冷静に聞く力あるんか…ああ、どうしたらいいんやろう…

    2008-10-27 09:49:00
  • 25:

    ユイ

    ユイとはそれからもちょくちょく連絡とってたけど、情緒不安定なのか、たまにおかしなことを言い出すようになって、変わっていくユイを見るのが正直怖かった。

    けど、このままじゃあかん。

    あかん…

    2008-10-27 09:56:00
  • 26:

    pp

    そんなある日、私は花粉症の薬飲み忘れたままうっかり外に出てしまいました。
    一応マスクはしてたんですが…
    いやぁ薬あるないでは全然違いますね。連続するくしゃみで腹筋痛いわ鼻水とまらんわ。
    電車の中では四割くらいの方がマスクをしてました。
    たぶんその中の半分は、私のようにマスクの下で鼻の穴にティッシュを丸めて詰めている事でしょう。

    2008-10-27 10:00:00
  • 27:

    pp

    そうこうする間にミナミに着きます。
    あちこち用事を済ませて帰る頃には、夜の8時、9時になっていました。
    しかも週末。
    だるいパターンです。
    「なぁなぁ今からどこいくーん?」

    2008-10-27 10:19:00
  • 28:

    名無しさん

    文才無

    2008-10-27 10:23:00
  • 29:

    pp

    >>27がなぜか名前ユイになっている…
    ごめんさい。

    2008-10-27 10:24:00
  • 30:

    pp

    うわきた。
    「歩くの早いなぁ〜!ちょ〜待ってや〜」
    早くどっか行ってクダサイおながいします。
    「てか自分めっちゃ可愛いな〜よぉ言われるやろ?」
    ハイハイ言ワレル言ワレル。それじゃあマタネ。

    2008-10-27 10:30:00
  • 31:

    pp

    結構しつこかったトンガリ靴さんは駅の入口までついてきました。
    だけども流石に階段までは降りてこず、ようやく落ち着いた時、またあの衝動がやってきました。


    ---ふ、ふぁ、ふぁ、くしゃみでそ…

    2008-10-27 10:34:00
  • 32:

    pp

    あーむりでる。

    「ぶぁーーっくしょい!!」

    あかん一回でたらやばい。

    2008-10-27 10:36:00
  • 33:

    pp

    えっくし!えっくし!ぶぇし!ぶぁーくし!

    もうイヤだ。花粉症の方なら解ると思いますが、連続してくしゃみしてると発熱した時のように頭がポーっとしてきます。
    加えて私は超貧血野郎なので、飲んでなくとも千鳥足になります。エヘ。
    あいにく駅は帰宅途中のリーマン達で混んでましたので、私は邪魔にならないよう一人隅っこに移動し、くしゃんでました。

    2008-10-27 10:41:00
  • 34:

    pp

    涙で化粧もボロボロ、鼻水はずびずび、持ち合わせのティッシュもたぶんラスト一枚。
    ああもうイヤだ。
    薬飲みたい。
    「大丈夫ですか?」

    2008-10-27 10:45:00
  • 35:

    pp

    なにやら後ろから優しげな男性の声がしました。
    でも今の私はきっと妖怪みたいな顔なので、
    「あ、花粉症なだけなんで大丈夫です。ありがとうございます。」
    と、後ろ向きのままやり過ごそうとしました。
    「あ〜僕も花粉症なんですよ、辛いですよね。薬何か飲まれてます?市販ので良ければありますけど…。あ、あと立体マスクも。」

    2008-10-27 10:50:00
  • 36:

    pp

    えぇ〜!神が降臨なさった…。
    だいぶ欲しい。欲しいよ立体マスクと薬。
    でも私今ダメなんです。ダメな顔なんです。
    あぁでも欲しい。あぁでも私今…里に降りた妖怪だから…
    「あ、すいません気が付きませんで。…んと…コンビニの袋で申し訳ないですけどここにマスクと薬入れとくんで。それじゃあ。」

    2008-10-27 10:56:00
  • 37:

    pp

    私の思いが通じたのか、彼は足元にローソンの袋をそっと置き、去って行きました。
    うわーまじいい人やん。薬とマスク箱ごとくれたはるけどいいんかなぁ…悪いなぁ…

    あ!!
    …お礼言うてない!!

    2008-10-27 10:59:00
  • 38:

    pp

    慌てて振り返りましたが、もうどれがどれだか分かりません。
    はぁ。私って最低。

    最低と思いつつもちゃっかり薬飲んで立体マスクつけて帰りましたけど。

    2008-10-27 11:01:00
  • 39:

    pp

    何もかもに疲れ、電車の中でメイク落としシートつかって中途半端に落ちたアイメイク取ってましたら、膝に置いた袋になんか入ってるのに気がつきました。
    「…?名刺入れ?」
    それは無印で買ったような、アルミ製のちゃちい名刺入れでした。
    でもお礼も言わなかったので、連絡先が書いてあるかと一枚手に取ってみました。

    2008-10-27 11:07:00
  • 40:

    pp

    【club ○○
    代表取締役
    ○○ ○○】

    …え(´`)

    2008-10-27 11:10:00
  • 41:

    pp

    ホスト…

    かな。やっぱり。
    この名刺入れとかもはや計算で入れたんかしら。
    こわっ。でもいい人やったし…お礼ゆうてへんの胸くそ悪いし…てかこの名刺入れは返さなくていいのか…あぁでもなぁ〜…

    2008-10-27 11:13:00
  • 42:

    pp

    最寄りの駅に着いて、やっぱお礼も言わずに名刺入れも返さないって人として危ない気がしたので、物凄い緊張しつつ電話してみました。
    プルル…「はい。」
    はやっ。「あ、先程駅でマスクと薬戴いた者なんですけども…」
    「あ〜!…あれ?番号…」
    「あ!あの、ローソンの袋に名刺入れが入ってまして、お困りじゃないかなぁと電話させていただいたんです。すいません。」

    2008-10-27 11:20:00
  • 43:

    名無しさん

    読み辛い

    2008-10-27 11:26:00
  • 44:

    pp

    「あ〜そうですか!こちらこそお手数かけてすいません。僕名刺入れよく無くすんでたくさん予備あるんです(笑)なんで、アレでしたらそちらで処分してもらって構いませんよ。」
    「でも人様のもの勝手に処分するのは気がひけ…あ!すいませんさっきはお礼も言えずに…」
    「いやいや。くしゃみしたら涙も出るし、女の子大変ですもんね。僕男やから気が付かんとすいません。」

    と、すいませんを双方連呼しながらその日は無事終わりました。

    2008-10-27 11:28:00
  • 45:

    名無しさん

    読んでます☆
    頑張って?書き方おもしろぃ?

    2008-10-27 16:14:00
  • 46:

    名無しさん

    期待あげ??

    2008-10-27 19:35:00
  • 47:
    pp

    文章が読み難い等のご指摘関しては、全くの素人ですので申し訳ないですがご了承下さい。

    読んでくださった皆さんありがとうございました。
    なるべく早く終わらせますが、更新まちまちになると思いますので基本sage、更新終了時にageます。

    2008-10-27 21:58:00
  • 48:
    pp

    それから何事もなく2ヶ月程時は過ぎ、ついでに花粉の季節も通り過ぎ、あの名刺入れは壮絶にちらかった私の部屋のどこかへと姿を消しました。

    ユイはとりあえず昼の仕事をしながら、週末だけ夜の仕事をして店に通っておりました。
    なんか相手の思うツボな気がしてなりませんが、ユイたんはあくまで「ユイ前から夜の仕事興味あったし!強制じゃないし!」と。

    2008-10-27 22:36:00
  • 49:
    pp

    私は心配のあまり小姑のようにヤイヤイと口を挟みましたが、なんか最近ユイたんうっとしそうです。

    …か、悲しい(;_;)

    でも、心配。そしてムカつく。ホストムカつく。

    2008-10-27 22:39:00
  • 50:
    pp

    でもでも、あの頃のユイたんからしたら私のほうがムカつく存在やったんかもなぁ。
    好きな人の事悪く言われて、会うたびに別れろって言われるねんから。

    だからかしらね。
    ユイたんとは次第に連絡がとれんくなった。

    2008-10-27 22:42:00
  • 51:

    pp

    悲しいけど、そっとしとくしかないか…

    そう思い、私は私、ユイはユイで各々の時間を消費していました。

    だけんどもとある週末、久しぶりにユイたんから着信が…!!

    2008-10-27 22:48:00
  • 52:
    pp

    テンションだだ上がりです。
    すぐ出ます。


    「もしもし!!ユイたん久しぶり元気!?も〜連絡してこんから心配したでほんまアンタ!!今何してんの!?」

    2008-10-27 22:51:00
  • 53:
    pp

    弾丸ですね。
    ハイテンションからくる弾丸トークですね。
    てっきり「アンタ上沼え○小か(笑)」くらい優しく突っ込んで貰えるもんだと思ってたんですが、

    「あ、もしもし。マイさんですか?」

    2008-10-27 22:55:00
  • 54:
    pp


    …え。ダレ…?

    なんか周りが騒々しい。
    ユイたんは…?

    2008-10-27 22:57:00
  • 55:
    pp

    「そうですけど…どちら様ですか?これユイの携帯ですよね?」

    …男の声やし。

    「あ〜そうですそうです!ユイちょっと店で潰れちゃって大変なんすね今!んでマイさんに電話して迎えにこさして〜ゆうてるんでいけます?えっと、場所は〜」

    2008-10-27 23:01:00
  • 56:
    pp

    …は(゚-゚)?名も名乗らず何こいつあつかましい(゚-゚)

    「失礼ですけど。おたくどちら様ですか?こんな時間にいきなり来てっておかしないですか?ユイと変わって下さい。」

    あ、夜中の3時4時でした(゚-゚)

    2008-10-27 23:07:00
  • 57:
    pp

    「あ〜club○○のリュウキですけど〜。え、君ら友達やんな?連れが潰れてんのにほったらかすとか冷たいなぁ自分…。しかもユイ潰れてて喋られんから俺電話してんねやし。」

    え…。えぇえ…?何故ここで逆切れ…(゚-゚)?

    しかもリュウキてこいつユイが入れ込んでる奴ちゃうんかい。

    2008-10-27 23:26:00
  • 58:
    pp

    なんでこんなアホ丸出しみたいな奴に…
    ユイ…ユイたん…(;_;)

    ショックのあまり黙りこむ私。
    の、かわりに喋りまくるリュウキとやら。

    2008-10-27 23:30:00
  • 59:
    pp

    「ほんで来るん?!けーへんの!?どっち!?俺も暇ちゃうねん!NO1は忙しいのっ!!他の席もまわらなあかんしユイだけにかまってられへんのっ!!アンタこーへんねやったら店の外出しとくけどいいねんな!?」


    ……(゚Д゚)

    2008-10-27 23:35:00
  • 60:
    pp

    「あ〜めんどくさっ!!住所一回しか言わんで!?×○×-○×ビル三階!!一時間以内に来んかったら外だしとっからな!!んぢゃ!!」

    …プーップーップーッ…

    ……(゚Д゚)

    2008-10-27 23:44:00
  • 61:
    pp

    ……
    ………ありえへん…
    こんなマンガみたいな駄目人間まじでおるんや…

    …こわ。色んな意味で。

    2008-10-27 23:49:00
  • 62:
    pp

    でもとりあえず行かんとあいつアホやからまじでユイ外出されそうやな。

    なんせ用意してさっさと…

    はっ(゚Д゚)

    2008-10-27 23:55:00
  • 63:
    pp

    あっけにとられすぎて住所聞いてなかった…(゚Д゚)


    どうしよ!どうしよ!はよしな!はよしな!
    あっ…しかも私アシ無いんやった…(泣)

    2008-10-27 23:58:00
  • 64:

    名無しさん

    文章ばりおもろい笑
    完結までがんばれ♪

    2008-10-28 00:51:00
  • 65:

    名無しさん

    ぉもろーぃ??

    2008-10-28 01:38:00
  • 66:

    名無しさん

    おもんない

    2008-10-28 02:34:00
  • 67:
    pp

    読んでくださってありがとうございます。
    でも更新終了ageする前に落ちました。
    スイマセン。

    2008-10-28 10:05:00
  • 68:
    pp

    部屋をウロウロしながら着替えたりなんやら用意をし、片手で起きてそうな友達に電話しまくりましたが皆1時間で間に合わないか恋人といました。

    どチクショウ!

    あ〜どないし…いだっ!!なんか踏んだ!!

    2008-10-28 10:10:00
  • 69:
    pp

    やたら痛い足の裏を見てみると、銀色の角ばったものが見えました。

    あれ?これあんときの名刺入れやん。こんなとこに埋もれてたんや〜。

    名刺入れのアルミの角をふんずけてました(~▽~)テヘ♪

    2008-10-28 10:15:00
  • 70:
    pp

    ……

    ……てかこの人もホストやんな。

    ユイに電話かけ直しても繋がらんし、店の名前しか分からんけど私が一時間で探すよりこの人に聞いた方が確実な気がする…。

    2008-10-28 10:20:00
  • 71:
    pp

    あ〜でも忙しいんかな今の時間て。
    あ〜でもでもお客さん来るし携帯鳴ったら見るよな。

    まぁ悩んでてもしゃあないしとりあえずかけるだけかけてみよ!!

    2008-10-28 10:24:00
  • 72:
    pp

    プルルー…プルルー…

    …でない。

    プルルー…プルルー…

    2008-10-28 10:58:00
  • 73:
    pp

    しつこくかけます。

    プルルー…プルルー…

    私しつこい女です。

    2008-10-28 11:01:00
  • 74:
    pp

    プルルー…プル…

    「はい。」

    でた(゚゚)!!

    2008-10-28 11:08:00
  • 75:
    pp

    「スイマセンいつぞやお世話になった花粉症の者です!夜分遅くにごめんなさい!突然ですけどclub○○ってどこにあるかご存知です!?」

    「えっ、ああ〜…えっ!?あの、ちょっと待って下さいね…ボソボソ」

    うわ〜私かなり非常識。周りうるさいしモロ仕事中なんやろな。スミマセン。でもユイたんが、ユイたんが危ないんです(;_;)

    2008-10-28 11:18:00
  • 76:
    pp

    暫くして…なんか静かになった。外出てくれたんかな?

    「あ、スイマセンお待たせして。で、club○○がどうされました?今から行かれるんですか?」

    「あ、あの行きたいんですけど場所分からなくて、でも一時間で行かないとだめなんです。結構遠いですか?場所分かり辛いです?」

    2008-10-28 11:21:00
  • 77:
    pp

    「えっと、ミナミの○○町ってとこなんですけどね、行かれた事ありますか?その店ちょっと奥まったとこにあるんで、行かれたこと無いんでしたら説明難しいんですけど…。んーと…えーと…」

    名前も知らない花粉症女の為に、営業中にも関わらず一生懸命説明してくれる○○さん。アンタいい人だ。
    あれ、○○さんて名前なんやったっけこの人。もっかい名刺見てみよ…
    んと……、あぁナオキさん。

    2008-10-28 11:49:00
  • 78:
    pp

    「で、その○○ビルの三階なんですけど……わかりますか?スイマセン僕説明するの下手で;」

    うわー…ぜんずぇん分からん…。目印が夜の店ばっかで…。でもこれ以上時間とらせるの悪いし、やっぱ一人で探すしかないか。

    「あ〜スイマセンありがとうございます、わざわざ説明までして頂いて…。お仕事中やのにほんとスイマセン。頑張って探してみます。」

    2008-10-28 11:54:00
  • 79:
    pp

    相変わらずスイマセン連呼やな私ら…。てかアシないのどうしよ。タクで行くにもお金が…

    「あの…。気悪くしたらスイマセン。○○には飲みに行かれるんですか?」

    …えっ……!これってまさか……!

    2008-10-28 11:56:00
  • 80:
    pp

    ちょっと仲良くなってあわよくば自分の店に引っ張ろうってやつデスカ……?!

    スイマセン私…お礼はしたいけどお金が…お金…

    あと半月1万円で過ごさないとだめでお金が…(;_;)アァ

    2008-10-28 11:59:00
  • 81:
    pp

    友達には、あのユイがホストクラブで潰れたから迎えに行くなんて口が裂けても言えへんけど、この人は会うこともないし、店に誘われるのも怖いし軽く話しておこうか。

    「や、友達が具合悪くなっちゃったみたいで…。でも私そういう所に縁がないので困ってしまって;とりあえず○○町まで行ってみます。ありがとうございました。ほんとスイマセン。」

    うし。まぁ行きのタク代は多分足りるし、帰りはユイに借りるか!はよいこ!

    2008-10-28 12:06:00
  • 82:
    pp

    「あの…僕が言うのもあれですけど、あの辺たち悪い店多いんです。変なホストも多いし、友達も潰れてて女の子一人で迎えに行かせるのってすごい心配です。僕もう上がりなんで、店の近所まで送らせて下さい。」

    え、
    え、
    えぇえー……(゚Д゚)

    2008-10-28 12:10:00
  • 83:
    pp

    いい人すぎて逆に不信感抱くわ(゚Д゚)

    しかも代表てよく分からんけど忙しいんちゃうん(゚Д゚)

    怪しい怪しい怪しいコノヒトアヤシイ…(゚Д゚)!

    2008-10-28 12:14:00
  • 84:
    pp

    「あ、僕怪しい者じゃないんで安心してください(笑)ただ、あの変でレイプされた子とかもよく聞くし純粋に心配なんです。じゃあ僕○○の前で待ってます。あ、怖かったり信用できんかったら無視して行ってくれていいんで。それでは。」

    えぇーまた心の声読まれた(゚Д゚)
    しかも電話切られた(゚Д゚)
    えぇー…(゚Д゚)

    2008-10-28 12:19:00
  • 85:
    pp

    ……数十分後。



    私は何故か○○の前が良く見える死角に潜んでいました。

    2008-10-28 12:20:00
  • 86:
    pp

    ○○は目的地ゾーンに行くまでに通るのと、ちょっとどんな人なのか見たいっていう好奇心がありました。

    チラッとみてキモっと思ってその辺のお姉さんに場所聞いて行こうと思ってました。

    でも、ホストっぽい人いっぱい居すぎて分かりません。てかよく考えたら特徴とか聞いてません。

    2008-10-28 12:23:00
  • 87:
    pp

    ヤラレタ…。

    私、おちょくられただけだったのね。
    だよね。
    話がウマすぎるよね。こんなコンクリートジャングルにあんないい人いる訳ないよね。ね。…ね。

    2008-10-28 12:25:00
  • 88:
    pp

    ちょうど金髪巻き髪でリズ○サ!って感じのほそ〜いお姉さんが通ったので、諦めて声をかけようとしました。

    ♪〜♪〜♪

    あ、電話かかってきた。

    2008-10-28 16:00:00
  • 89:
    pp

    「はい。」

    「あのー今○○の斜め前にいません?」

    「え!!なんで!?」ここ死角やのに…

    2008-10-28 16:07:00
  • 90:
    pp

    トントン.

    肩をノックされました。

    振り返りました。

    2008-10-28 16:12:00
  • 91:
    pp

    ニッコリ(*´∨`*)

    と、優しげな笑顔の男性が携帯持って立ってました。

    一瞬ナオキさんかとも思いましたが、ホストって印象は全くないので違うと思います。むしろ普通のひとです。ダレですか。

    2008-10-28 16:28:00
  • 92:
    pp

    「怪しいからすぐ分かりましたよ(笑)お友達心配ですね。とりあえず店の方に歩きましょう。」

    え?会話が成立しているのは何故…(..)?

    「あの…?…?」

    2008-10-28 16:34:00
  • 93:
    pp

    不信感丸出しの私に気付いた爽やかなお兄さんは、またニッコリ笑顔で言いました。

    「スイマセン、あの時僕の事見てないからわかんないですよね(笑)ナオキです。あの、お名前聞いても…?」

    えっ……え!?……ぇえ〜〜!!?このお兄さんホストなん…(゚Д゚)?!靴とんがってないのに!?スーツ着てないのに!?髪の毛気持ち悪くないのに!?香水ぶりぶりじゃないのに〜〜(゚Д゚)!?

    2008-10-28 16:39:00
  • 94:
    pp

    ナオキさんはホストというよりなんというか、お洒落な美容師さん的な雰囲気を醸し出していました。

    他の方逹のようにシルバーアクセじゃらつかせてみたり髪の毛をツンツンさせたりってこともなく、シンプルでセンスの良い御召し物をさらっと着こなしていて、落ち着いたトーンの髪は緩めにパーマがかかり、なんかオダギリジョーっぽい印象です。

    かっこよいです。そして非常に爽やかです。好印象です。

    2008-10-28 16:50:00
  • 95:
    pp

    あ、ついつい見とれてたけど質問されてたわ私。


    「あ、スイマセン、マイです。」

    2008-10-28 16:55:00
  • 96:
    pp

    そこからお店までは、ナオキさんが会話を盛り上げてくれたので楽しかったです。やはりホストの方は饒舌なんですね。

    でも、やっぱり一人で来なくてよかったと痛感しました。

    怖いよ、ここ。

    2008-10-28 16:59:00
  • 97:
    pp

    ホストと掴み合いの壮絶な喧嘩をしている女子。
    今からおっぱじめるんじゃないかと思うくらい半裸でちちくりあう男女。
    なんか知らんが号泣してる人や、完全にキマってる人。
    パンツ丸出し+裸足で道端に寝転がってる女の子を見たときは、数十分後のユイを見てるようで自然と早足になりました。
    なんかここにはあんまり長く居たくないなと思いました。

    2008-10-28 17:04:00
  • 98:
    pp

    「大丈夫?あ、もうお店ついたよ。ここの三階……あ。」



    「……あ。」

    2008-10-28 17:07:00
  • 99:
    pp

    明るい看板が幾つもあるビルとビルの間に、まっくらな路地があります。
    とても暗いので水色のゴミ箱がよく映えます。
    そこに、女の人が寄りかかってました。
    誰かはもう分かってたけど、一応時計を見ました。
    約束の一時間にはまだ20分以上あります。

    2008-10-28 17:12:00
  • 100:
    pp

    20分以上もあるので、やっぱり私が思ってる人とは違うかもしれない。
    そんなことを思ってるうちにナオキくんがその人を抱き起こして大丈夫?と言ってます。


    はぁ。もうヤダ。

    2008-10-28 17:16:00
  • 101:
    pp

    やっぱりユイです。

    しかもなんか口切れてます。
    メイクもボロボロで、だいぶ飲んだのか体中からお酒の臭いがプンプンします。
    ユイのばか。

    2008-10-28 17:20:00
  • 102:
    pp

    やっぱりホストって最低。

    ユイもばかやけど、最低。

    店って確か三階やんな?

    2008-10-28 17:21:00
  • 103:

    pp

    更新終わります。

    2008-10-28 17:25:00
  • 104:

    名無しさん

    続き気になるわ?

    2008-10-28 20:08:00
  • 105:

    名無しさん

    おもろい?がんばれ〜?

    2008-10-28 23:00:00
  • 106:

    名無しさん

    1番おもしろい!!頑張って下さい☆

    2008-10-29 06:59:00
  • 107:

    名無しさん

    文章読みやすい?がんばってーp(^∇^)q

    2008-10-29 08:11:00
  • 108:

    名無しさん

    2008-10-29 08:40:00
  • 109:
    pp

    皆さんありがとうございます。
    すごく嬉しいです。
    更新します。

    2008-10-29 20:21:00
  • 110:
    pp

    「ナオキさん、重ね重ね申し訳ないんですけど、私店の方と話があるのでユイの事少しだけ見てて頂けないですか?…スイマセンほんとに。」

    私は出来るだけにこやかに話しました。ナオキさんは少し何かを考えている風でしたが、すぐにまたニッコリ笑顔になり、

    「実は、僕ここのスタッフに用事があったんですよ。心配だったし、丁度良かったから一緒に来させてもらったんです。だから、先に用事終わらせてきてもいいですか?すぐに戻るので。」

    2008-10-29 20:34:00
  • 111:
    pp

    え。
    何で?
    ユイがこんなんなってるのに、その用事はそんな急ぐもんなん?
    なんで用事あるの黙ってたん?
    てか、私が先に行くし。リュウキに会いに行くし。

    2008-10-29 20:39:00
  • 112:
    pp

    ――数秒沈黙――

    ユイは寝てるのか気を失ってるのか、一定のリズムで肩を上下させているも動かない。

    …やっぱ無理。ナオキさんにはホンマ色々迷惑かけといて悪いけど、私が先。

    2008-10-29 20:48:00
  • 113:
    pp

    「…あの!ナオキさんやっぱ私が」

    言いかけた途端、ナオキさんは立ち上がって、

    「五分で戻るから!その子体冷えちゃうからこれ!」

    2008-10-29 20:52:00
  • 114:
    pp

    自分が着てたジャケットを私に無理矢理渡し、ダッシュで階段を登って行ってしまいました。

    はぁあ……!?なんやねんあいつ!!良い奴やおもてたのに結局自分の方が大事なんかい。ユイこんななってんねんから察せや。

    …どいつもこいつもさすがホストやな。糞が。

    2008-10-29 20:59:00
  • 115:
    pp

    イライラする。
    めっちゃイライラする。
    さっさと店行ってリュウキの顔ぶん殴ってやりたい。

    でも、ユイ置いてけへん。

    2008-10-29 21:02:00
  • 116:
    pp

    ……。

    ………とりあえず、ユイにジャケットかけました。
    あいつがさっきまで着てたから微妙にぬくいのがまた腹立つ。
    「ユイ!!ユーイー!!起きろ!!起きんかい!!風邪ひくで!!」

    2008-10-29 21:06:00
  • 117:
    pp

    ……。

    ………。

    ぜんっぜん起きひん。

    2008-10-29 21:07:00
  • 118:
    pp

    ―ペチッ。
    「をい。」
    ―ペチンっ。
    「も〜起きろて。」
    ユサユサユサ…

    2008-10-29 21:23:00
  • 119:
    pp

    優しいユサユサから荒いユッサユッサに変わる頃、ユイはパンダみたいになった目を薄〜く開けました。

    「ぅう〜…マイ〜?………」

    あっ起きたっ(゚∀゚)!!

    2008-10-29 21:27:00
  • 120:
    pp

    さっきまでのイライラもどこえやらです。
    はぁ…ヨカッタ…。
    生きてたユイさま…ユイさまヨカッタ…(;_;)

    「…うぅ…ぎもぢわるい……ぶぉえ……」

    2008-10-29 21:30:00
  • 121:
    pp

    ユイさまえずいてる…。
    …でもイイ!!
    えずけるくらい元気ならワタシ…ワタ
    「おぼ、おぼぼぼ……」
    あぁあ…ユイさま間に合わなかった…(;_;)

    2008-10-29 21:32:00
  • 122:
    pp

    私の右膝から太股までを水ゲロで汚されてしまいましたが、なんだか嬉しかったので許します。

    「ユイ、とりあえずタク呼ぶから私んち行こう。ここさぶいやろ。」

    ユイはぼっさぼさの頭でコクリ、と大きく頷きました。

    2008-10-29 21:35:00
  • 123:
    pp

    五、六分でタクシーは到着しました。
    ユイがタクで吐かないように、そのへんに落ちてた大きめなコンビニ袋を持たせ、お財布を確認。

    ん〜……。
    ギリ足りる。…かな。

    2008-10-29 21:40:00
  • 124:
    pp

    運転手に住所を告げ、寝ゲロしないようコンビニ袋を耳にかけて窓にデコくっつけて眠るユイを見てホッとしてたら、鞄に入れてた携帯がチカチカ点滅していることに気がつきました。


    【090-****…】
    ――あ。ナオキさんや。

    2008-10-29 22:10:00
  • 125:
    pp

    タク呼んでから電話見てなかったけど、着信が数件全部ナオキさんです。


    …なんの電話やねん。
    大体5分で戻るーゆう約束ちゃうんか。

    2008-10-29 22:17:00
  • 126:
    pp

    …あ、またかかってきた。

    もー知らん知らん。
    もー私疲れた。もー嫌。クチだけ上手くて小さい約束も守れへんような奴なんて大嫌い。ていうかホストもー嫌。
    …スイマセンが本日はもう電源切らせて頂きます。………ピッ。

    2008-10-29 22:22:00
  • 127:
    pp



    ――私の家に着いた頃にはもう空は白んできていて、まぁユイは相変わらず顔色が悪かった。
    でも、空が少し明るいから、ユイのくちもとが腫れてることや、多分リュウキに殴られてできたアザなんかが私の目にはっきりと映ってしまって困った。
    ユイの酔いは、多分醒めてるから。

    2008-10-29 22:31:00
  • 128:
    pp

    こんなとき、例えばリュウキを罵倒する言葉を吐くとか、ユイを慰める言葉を並べるとか、私の頭の中には色んなパターンが起ち上がった。
    でも、どれも違うと思った。
    だってユイは、まだ何も言わない。
    だから、私が何か言ったって、その言葉に大した意味は期待できない。

    2008-10-29 22:36:00
  • 129:
    pp

    今は普通に居ればいい。
    一緒に、でも一定の間隔を置いて。
    ユイが嫌なら出て行くだろうし、ユイが話したくなったら話してくれる。

    だから、帰ったらお風呂沸かしてユイを突っ込んで、そのあとだらだらDVDでも見ながらグーグー寝よう。うん。そーしよう。

    2008-10-29 22:42:00
  • 130:
    pp





    …はぁ。疲れた。

    2008-10-29 22:46:00
  • 131:

    pp

    更新終わります。

    2008-10-29 22:49:00
  • 132:

    名無しさん

    おもしろすぎ?

    2008-10-29 23:31:00
  • 133:
    pp

    ありがとうございます。
    小躍りしそうです。
    更新します。

    2008-10-30 10:52:00
  • 134:
    pp

    ―――…**

    「ん…、あら…ユイさまー…?」

    翌朝、私が起きた頃にユイはもう居なかった。

    2008-10-30 11:06:00
  • 135:
    pp

    変わりに、テーブルには1万円と手紙が置いてあった。

    内容は、昨日の謝罪と落ち着いたらちゃんと話すってことだった。

    ――そか。

    2008-10-30 11:08:00
  • 136:
    pp

    ユイは昨日お風呂入ってから直ぐ寝ちゃいました。

    たぶん自分の行動や顔を見て、私とどう接したらいいか分からなかったんだろうな。
    それに、ユイは優しいから、私に変な気を使わせたくなかったとも思います。
    でも、ユイちゃんと帰れたかな。

    2008-10-30 11:25:00
  • 137:
    pp

    たぶん殴られたのは顔だけじゃない。
    タクシーから降りて部屋に向かうときも、お風呂に行くときも、なんか変な歩き方してたし。
    それに、昨日初めて殴られた風でもなかった。
    どこか諦めたような、疲れたような顔をしてた。
    ユイのあんな表情、私は初めてみた。

    2008-10-30 11:33:00
  • 138:
    pp

    心配やし、でも電話は嫌やろうからとりあえずメールしてみよ。

    よし。電源いれてーと……

    ……はっ(゚Д゚)

    2008-10-30 11:45:00
  • 139:
    pp

    私の携帯って電源切ってる時とか、電波入らないときにかけた電話が、電源入れた瞬間メールで届きます。
    そして時間と番号が出ます。


    ……なんかナオキさん、たくさんかけてこられたようです(..)

    2008-10-30 11:48:00
  • 140:
    pp

    なん?

    昨日の謝罪か?弁解か?

    けどまぁ…私も昨日はイライラして、ちょっと大人気なかったかも…。

    2008-10-30 11:53:00
  • 141:
    pp

    ナオキさんも大事な用があったんかも。

    こんだけ世話になっといてこの態度はないな、私。

    かけ直……♪〜♪〜♪〜……かかってきた。

    2008-10-30 11:58:00
  • 142:
    pp

    ――相変わらず読むね…。でもここは落ち着いて、マイさん!こちらにも非はあるわよ、マイさん!

    …―だよね。「はい。昨日はご迷惑おかけしてスイマセン、デシタ。」

    「あ!スイマセン何度もかけちゃって!あの、昨日はほんとにすいませんでした。5分どころか15分もかかっちゃって、急いで戻ったんですがお二人とも居なくてすんごい心配になって…。大丈夫ですか?」

    2008-10-30 12:05:00
  • 143:
    pp

    …んー…
    せっかく心配してくれてるのに、素直に喜べない。
    なんか嘘くささを感じてしまうよ。

    だって、あなたホストだもの。

    2008-10-30 12:07:00
  • 144:

    pp

    中断します。

    2008-10-30 15:22:00
  • 145:

    ?

    やばおもしろい??

    2008-10-30 18:23:00
  • 146:

    名無しさん

    続きカナリ気になるぅー???

    2008-10-30 19:09:00
  • 147:
    pp

    ほんとにありがとうございます。

    更新します。

    2008-10-30 20:33:00
  • 148:
    pp

    今だって、どんな顔しながら、どんなことしながら電話してるのか分からない。
    や、実際会ってたとしても、ナオキさんの職業は良くも悪くも嘘をついてお金を貰う仕事だから、やっぱり本質は分からない。
    そういう風に、感じてしまった。

    …まぁ無難に終わらせよう。もう今度こそ、会うこともないだろうし。

    2008-10-30 20:40:00
  • 149:
    pp

    「大丈夫です。ユイがかなり具合悪そうだったので、先に帰らせて頂いたんです。途中電池が切れてしまって、連絡できずにご心配おかけしました。」

    「あ!そうだったんですか!……は〜よかった。変な奴に連れてかれたと思った。は〜…」

    ナオキさんはその後も大袈裟過ぎるやろと突っ込みたくなるくらい安堵の溜め息みたいなもんを、会話の合間には〜は〜吐いてました。

    2008-10-30 20:53:00
  • 150:

    名無しさん

    おもろすぎる?ひさびさにハマった〜

    2008-10-30 21:09:00
  • 151:
    pp

    …めっちゃいい人そうに聞こえるやんその溜め息。
    ていうかナオキさんと話してると危うく信じそうになる。
    言葉とか、感情とかを。

    ――……あ、危なっ!!こわっ!これかい!ホストのチカラは!!

    2008-10-30 21:28:00
  • 152:
    pp

    …そーやんな。
    よく考えたら、店を代表するほどそのチカラに長けてるってことやもんな。
    何か…凄いな。

    こういうのが全部、演技できるんやもんなぁ…。

    2008-10-30 21:32:00
  • 153:
    pp

    「ん、…マイさん?」

    …はっ(゚Д゚)ヤベ!

    「はっ!はい!スイマセン!それじゃあまた!」

    2008-10-30 21:34:00
  • 154:
    pp

    …プーップーップーッ……


    やば。焦って変な切り方してもうた。
    …まぁいいか。ナオキさん色々とありがとうございました。サヨウナラ。

    2008-10-30 21:37:00
  • 155:
    pp

    なんか…
    ちょっとだけ、ちょびーっとだけやけど、ユイの気持ちが分かったような…。
    ユイはなんだかんだで根が優しくて、でも脆い面もある。
    だから簡単に他人を自分の側に寄せたりなんかしないけど、一度信用したらとことん信じてしまう。
    ユイとリュウキの間に何が合ったのかは知らないけど、多分ユイは、リュウキを自分の内へ入れてしまったんだろうなあ。

    2008-10-30 21:49:00
  • 156:
    pp

    コマッタ。
    自分で入れたもんは自分でしか出せないし。
    でも、ユイがあんだけ信じてるってことはリュウキ…なかなかやりよるな。アホでうんこみたいな奴やおもてたけど。
    でも、女に手あげる奴ってのは分かったし、前よりユイと距離詰めて見とかなあかんな。

    2008-10-30 21:58:00
  • 157:
    pp

    それにしても、
    やっぱりホストって恐い。
    ヒト一人、簡単に変えてしまう。

    ユイの頭に私の言葉も届かんくなるくらい、いっぱいにしてしまう。

    2008-10-30 22:13:00
  • 158:
    pp

    なんか…

    なんか、めっちゃ悔しい。

    ――…はぁ。

    2008-10-30 22:14:00
  • 159:
    pp

    ――――――――

    2008-10-30 22:18:00
  • 160:

    pp

    ごめんなさい。
    時間がないので更新終わります。

    2008-10-30 22:18:00
  • 161:

    名無しさん

    お疲れ様です!面白くなりそ〜更新楽しみにしてます!

    2008-10-30 22:42:00
  • 162:

    名無しさん

    楽しみにしてるよ?

    2008-10-30 23:52:00
  • 163:
    pp

    ああありがとうございます。
    更新します。

    2008-11-01 10:23:00
  • 164:
    pp

    それからまた暫くして。
    ユイは店に全く行かなくなったみたいでした。
    あの日のことはまだお話してもらってないので分かりませんが、今はちゃんと連絡もとれるし、変なことも言わないし、とりあえずは安心安心。

    ナオキさんからもあれから連絡ないし、波風のない毎日にホッとしておりました。

    2008-11-01 10:28:00
  • 165:
    pp

    私といえばその時期、心斎橋の某ファッションビルにてアパレルしてました。
    アクセサリー並べたり服畳んだりと細かい女らしい仕事がとても苦手な私でしたが、夢がありました。
    それに辿り着くまでの肥やしとして始めたのですが、私、いつもテンション低めです。
    お世辞とかあんまり上手く言えません。

    2008-11-01 10:33:00
  • 166:
    pp

    クールで美人で細くてにこやかな先輩方に相談しましたら、「マイちゃん分かる、分かるで。ただ…心をある意味殺すとしかアドバイスでけへん。」
    と、意味深な助言を頂きました。

    うーん。
    でも…でも私…

    2008-11-01 10:47:00
  • 167:
    pp

    大抵はとても良いお客様なんですが、たまに変なヒトも現れます…。

    ある日、私はいつものように奥でPCをいじっておりました。
    普段はお店に2〜3人スタッフがいるので、暇な時はこうしてお店のHPの内容を更新します。
    お昼になり、その日は先輩が一人体調を悪くされていたのでお客さんも店長さんもいないし、PC置いてる部屋で少し休まれることになりました。

    2008-11-01 11:01:00
  • 168:
    pp

    しかし、その部屋は相当狭いのです。二人入るともうギュウギュウです。
    先輩の方はホントに顔色も悪く、死にそうな顔してます。邪魔な上に健康体な私はPCの作業を中断してお店に出ました。
    すると、もう一人の先輩が
    「マイちゃんごめん、一瞬で戻るから振り込み行ってきていい!?」
    と、めちゃめちゃ可愛い顔で言ってきたので、たいした仕事能力もないクセにヘラヘラとOKしてしまいました。これが不幸の始まりです。

    2008-11-01 11:08:00
  • 169:
    pp

    ぼーっと立ち続けること数分、若い夜っぽいカップルがご来店。

    早くも軽く口論しています。

    うわぁ……嫌な予感がビンビンです…

    2008-11-01 11:50:00
  • 170:
    pp

    「あーもうお前うざいって!何回言わすねん!」
    「何がうざいんよ!ホンマのことやろ!?なぁ!」
    そんな感じのことを言い合いながら、店をゆっくり歩く二人。
    服とか見てません。たまに立ち止まって言い合い、また店内をゆっくり歩く。
    え〜……アナタ逹一体何をしにわざわざここへ……(;_;)

    2008-11-01 13:52:00
  • 171:
    pp

    なんか怖いので、そそくさとレジへ逃げる私。
    ずっとケンカしてるけど、どうやら女の子はちゃんと服を買いに来たようだ。
    ちょー待てって、無いって、とたまに言ってはキョロキョロしている。
    あ、歩いてるだけじゃなくて、一応目で追ってたのね。
    お探しの品を。

    2008-11-01 16:42:00
  • 172:
    pp

    そしてチラッと私を見る。
    ヤベッ。目が合っちゃった…(;_;)

    こうなったら観念します。ニコリと爽やかな笑顔を無理矢理作り、
    「何かお探しでしょうか?」

    2008-11-01 16:46:00
  • 173:
    pp

    「あー…別に。見てるだけやから。」

    …えっ…

    …めっちゃふてこい………(;_;)

    2008-11-01 16:47:00
  • 174:
    pp

    ちょっと傷つきましたが、まぁいいです。お客様です。
    「アクセサリー類セール中ですので、宜しければご覧くださいね。ごゆっくりどうぞ。」
    無難な事を言い、レジに引き返そうとしたところ、連れの男がいらぬことを言い出しました。

    「お前なんか靴探してるゆうとったやろ。おねーさんわざわざ聞いてくれてんから言えばいいやんけ。ほんまキモいわお前のそーゆうとこ。」

    2008-11-01 16:53:00
  • 175:
    pp



    ……

    ………あぁ。言った。

    2008-11-01 16:55:00
  • 176:
    pp

    そこからは地獄です。

    女泣くわ男煽るわ
    商品投げるわどつき合うわ。もーただオロオロして、おおお客様〜と言うしかありませんでした。
    そんな中、男が急に「お前顔も不細工やったら中身も不細工やなぁ!!ここのお姉さんぐらい綺麗やったら服でもなんでもこーたるけどお前が着ても似合わんのじゃデブスが!!鏡見ろや!!」と言い放ち、彼女の怒りの矛先は何故か完全に私へ向きました。

    2008-11-01 17:01:00
  • 177:
    pp

    ……ええぇめっちゃ睨まれてるやん……

    「あ、あのお客さ」

    「何がおかしいん。」

    2008-11-01 17:04:00
  • 178:
    pp

    …え(゚∀゚)

    「何がおかしいか聞いとんねんボケェエェエ!!!」

    ぎやあ!!エリを掴むなエリを!!せ、せんぱいたすけて…

    2008-11-01 17:08:00
  • 179:
    pp

    女は興奮して引っ掻こうとしてきます。私も超本気でかわします。
    男は女に罵声を浴びせてますが、止める気配もなく。
    しかも私をちょいちょい引き合いに出してきます。

    …なんでホストってこんなに頭悪いの?…ここ服屋やねんけど…

    2008-11-01 17:12:00
  • 180:

    pp

    何度やっても禁止ワードにひっかかるのでイライラしてきました。
    大したこと書いてないのになんで…


    更新終わります。

    2008-11-01 17:54:00
  • 181:

    名無しさん

    待ってます!あげ!

    2008-11-02 19:30:00
  • 182:

    名無しさん

    おもしろい?
    続き読みたい?

    2008-11-03 16:30:00
  • 183:
    pp

    短気ですいません。
    更新します。

    2008-11-04 10:24:00
  • 184:
    pp

    死んでた先輩が連絡してくれていたらしく、ほどなくして警備員が到着。
    二人は仲良くどっか連れていかれました。
    しかし。
    只では行かせませんよ。
    こんなけ迷惑かけられて。

    2008-11-04 10:27:00
  • 185:
    pp

    従業員通路から出ていこうとする警備員に少し待つように言い、私は一度店内へ戻りました。
    もちろん喧嘩に使われた服を取りにです。
    毎日綺麗に掃除してますが、もうこのさい床に落ちたり投げられたりしたものは全部傷もの扱いにさせてもらいます。
    夜なんだから金あるでしょ。
    むしろ私のこのイライラを金で買ってください。

    2008-11-04 10:31:00
  • 186:
    pp

    「あ〜スイマセン!ではこちらどうぞ!」
    大きめのショップ袋にたっぷり入ったお洋服を牝豚に差し出します。
    「は…?なにこれ…」
    困惑しながら、しかし何か貰えるんかとでも思ったのか、図々しい女は袋をしっかり受けとりました。
    「12万4500円のお買い上げです〜。ありがとうございま〜す。」

    2008-11-04 10:37:00
  • 187:
    pp

    「はぁ?!なんやねんいらんし!お前あほか!」

    女は金払いたくない一心でかなり吠えてます。男はポカーン(゚Д゚)

    「あほではございません。何があったか存じませんが、店の売り物を喧嘩の道具にされるなんて常識的に考えておかしいですよね?傷ものを他のお客様に提供することはできませんので、どうぞ弁償してください。お客様は未成年でしょうか?店内で喧嘩されること自体営業妨害にあたります。あなた方が騒がれたことによってこちらのイメージダウンに繋がる恐れもありますし、更にこちらの損失は……クドクド」

    2008-11-04 10:46:00
  • 188:
    pp

    あえて笑顔で語りました。
    別に店の損とかどーでもいいんですけどね。雇われなんで。

    あ、結局お金は払ってくれました☆
    物凄い低めのテンションで帰られましたが、私は店の皆にぐっじょぶ!と褒められたので良かったです。ウフフ。

    2008-11-04 10:51:00
  • 189:
    pp

    それからはめんどくさいお客様もあまり来ず、平和なアパレルライフを送っておりました。
    ユイもたまに顔出してくれるようになったりして、何もかもが順調です。

    いつの間にか私の時給も上がり、給料入ったら温泉行こうや!!みたいなノリになりました。
    ユイもやたら乗り気だったので、さっさと日時や場所を決め、5日後には出発!!ってなりました。あ〜楽しみ楽しみ♪

    2008-11-04 10:56:00
  • 190:
    pp

    朝、珍しく出勤する前にユイから電話がきました。
    「ユイ様おはようございます〜」

    「……ン、…うっ…ゴメ、やっぱ…かけなおす。」
    ---プーップーップーッ---

    2008-11-04 11:00:00
  • 191:
    pp


    ……えぇ―――…


    ……(゚Д゚)キニナルヤン

    2008-11-04 11:06:00
  • 192:
    pp

    なんか嫌な予感するやん。
    ユイさま泣くのって多分リュウキ絡みやん。
    すんごい気になるけど今日新しいバイトも休んでるし私まで休んだら殺されるやん。
    でも気になる…
    気になる…

    2008-11-04 11:10:00
  • 193:
    pp

    かけ直しても電源切られてます。
    ああん。
    とりあえずメールいれとこ。

    【家?昼休みにいこか?】――送信――

    2008-11-04 11:27:00
  • 194:
    pp

    その日は、読者モデルか普通のモデルかは分かりませんが、なんせモデルが二人来るということで、物凄い賑わいでした。
    皆さんモデル見るついでに服も見ていってくれるので、稼ぎ時です。
    でも人混みが苦手なので、私はもっぱらレジ。休む間もなくレジ。たまにシールを二重に貼ってしまいながらもレジ。
    ……あぁあ、お昼に抜け出す作戦やったのにこれ絶対無理やん……

    2008-11-04 11:35:00
  • 195:
    pp

    しかも忙しい時のお昼は権力者からときています。


    ユイさまごめんなさい…
    私が至らないばっかりに…(;_;)

    2008-11-04 11:38:00
  • 196:
    pp

    結局携帯開けたのは夕方前ぐらいでした。
    【大丈夫!いつもと同じくらいに終わるねやったらユイ出たとこでまってるわ☆はよ来てや(笑)】

    ホッ。
    ユイさま無事か。

    2008-11-04 11:41:00
  • 197:
    pp

    【よかった☆いつもと同じやで!終わったらご飯たべいこ!】

    リュウキと一緒におるんかと思ったけど、そうじゃないみたいやし良かった。
    もうちゃんと別れたんかな?
    ん〜……早く仕事終わらして上がろっと。

    2008-11-04 11:47:00
  • 198:
    pp

    私はこの忙しい中、奇跡的に予定通り上がれました。

    あの後ご飯も食べず直ぐ店に舞い戻り、後輩のフォローをし、先輩にゴマをすり、店長の情を誘ったからです。

    ユイさま、私の演技力の勝利やで……今行くわっ。

    2008-11-04 11:56:00
  • 199:
    pp

    ビルを出ると、ユイさまがジャガイモみたいな顔のギャル男と、黒すぎるモコミチみたいなギャル男にナンパされてました。
    なんかジャガイモは中途半端なかっこよさのモコミチを引き立てるだけの為に用意された存在というのがひしひしと伝わります。
    悲しい。
    ユイさまは完全に無視です。
    …あっ気付いた!

    2008-11-04 12:01:00
  • 200:
    pp

    「マイ遅いわ!!ユイも腹減ってんねからはよ行こ!!」

    ジャガイモと黒ミチは空気であるかのようにスルー。
    しかし、奴等はめげない。
    「腹減ってんねやったら俺らおごるや〜ん!てか友達もむっちゃ可愛いやん!ちょ〜まじ飯だけ食いにいこや!!なっ!!」

    2008-11-04 12:15:00
  • 201:
    pp

    黒ミチがユイ様の腕を掴んだ瞬間、ユイ様痛恨の一撃。

    「あんたらうちら満足させるだけの金もってんの?小銭はかさばるだけやしいらん。ほなさいなら。」

    …………か、かっこいい〜!!(;_;)!!

    2008-11-04 12:21:00
  • 202:
    pp

    「はは(笑)あんたがゆうたらなんかウケるわ(笑)でもなぁ〜…」


    「?どしたん?」

    2008-11-04 12:28:00
  • 203:
    pp

    「さっきの奴等にゆうたこと、自分のことでもあるねん。多分。思ってたから口から出たんやろなぁ。多分。」


    ユイさまは力無く笑いました。
    …やっぱリュウキ絡みか。

    2008-11-04 12:31:00
  • 204:
    pp

    そっから居酒屋まで終始沈黙。
    二人とも同じ考え事。

    でも、店について生が来るとユイさまのテンションは急に上がりました。
    「おっつかれ――――――す!!!」

    2008-11-04 12:39:00
  • 205:
    pp

    「お、おつかれっ。」

    ユイさま一気です。
    私もお供しようとしましたが、半分でゲップでした。
    「今日はごめんな!!あんたにちゃんと話したいねけど、いい!?また引く話やけど、いい!?」

    2008-11-04 12:45:00
  • 206:

    pp

    中断します。

    2008-11-04 12:47:00
  • 207:

    名無しさん

    おもしろぃ〜っ?
    頑張ってください?

    2008-11-04 12:54:00
  • 208:

    名無しさん

    主ぃ気になるやぁん〜

    2008-11-04 14:35:00
  • 209:

    名無しさん

    気になる??

    2008-11-04 18:24:00
  • 210:

    名無しさん

    しおり?

    2008-11-06 18:24:00
  • 211:

    ひー

    待ってるよ(・∀・)

    2008-11-07 09:21:00
  • 212:
    pp

    ありがとうございます。
    感極まります。
    更新します。

    2008-11-07 16:42:00
  • 213:
    pp

    いいと言わざるを得ない感じのテンションで持ち掛けときながらアンタ…

    「は、はい。聞かせてクダサイおながいします´`」

    でもキニナルキニナル。

    2008-11-07 16:45:00
  • 214:
    pp

    「ユイなぁーあかんわ。やっぱあかんわ。リュウキのこと頭から離れん。」

    「ん。」

    「あんたの事やからだいたい気付いてる思うけど、軽く暴力とかふるわれてる上に多分もうリュウキはユイを好きじゃないねん。」

    2008-11-07 16:47:00
  • 215:
    pp

    「ん。」

    「冷静に考えたらほんっま最低な奴やし、良いとこなんて最近はもう思い出されんくらいやねん。でも、ユイはリュウキのこと捨てられへんねんか。リュウキはユイのこと好きじゃないのに、リュウキにはユイがおらんなあかんねん。」

    「ん!?」

    2008-11-07 16:50:00
  • 216:
    pp

    「痛い子みたいやろ?でも…、ん〜リュウキとずっと一緒におらんからマイに理解してって言うのはあれやけど、なんてゆーかなぁ…グレてどうしようもない我が子をそれでも愛してしまう母親的な……そんな感じやねんけどわかる?(笑)」

    「ん〜…。ワカンネっす(笑)」

    「やんな(笑)客観的には分かるやろけどこればっかりは本人にしか分からんもんなぁ。でも、やっぱりユイはリュウキをほっとけれんねん。あいつ頭悪いし…。」

    2008-11-07 16:55:00
  • 217:
    pp

    頭が悪いのはよ〜く分かります…


    「あ〜もぉ…リュウキにあ〜い〜た〜い〜よぉ〜〜お!!!マイ〜ぃ(T_T)!!!」

    2008-11-07 17:01:00
  • 218:
    pp

    ん〜ユイさま珍しくコマッタちゃんだ…

    ん〜でも…

    「まぁ母性働かすんもいいけどさ、おんぶに抱っこやったらあんたの可愛い息子が更正する見込みはないと思うけど。」

    2008-11-07 17:04:00
  • 219:
    pp

    「…ナンデ(T_T)!?」

    「リュウキのことしらんから正確なことは言われへんけど、あんた最近冷静さ欠き過ぎ。客観的な意見としては、リュウキに対するあんたの言動がさらにリュウキをアホにしていってる面も少なからずあるんちゃうかな?あんたがリュウキの都合を良くする道作ったってどうするん。」

    「でも…リュウキ弱いから…」

    2008-11-07 17:14:00
  • 220:
    pp

    「から、あんたがリュウキの弱い部分全部補うん?おかんみたいな愛にしても、他にやり方あるんちがうかな。よく考えても考え変わらんねやったら、リュウキとの関係はずっと平行線やと思う。」

    「……うん。……っ…グスン、…」

    ……(゚Д゚)!!

    2008-11-07 17:20:00
  • 221:
    pp

    な、泣かせちゃた…(゚Д゚)

    「ちょ、ゴメンて!言い方キツかった?!ちょ〜ほんまゴメンてっ!!ユ…」

    「……こ。」

    2008-11-07 17:23:00
  • 222:
    pp

    …ん(´`)?



    「ユイ今まで一人でなんでもできる思てたけど、今回は無理みたい。これ以上ぐじゃぐじゃに絡まりたくないから、あんたも一緒に店行こ今から。ほんでリュウキと話してみて?んでもっかい意見聞かせて。ユイ正直リュウキにどうしたら一番いいんか分からんねん…。だから…お願い。一緒に行って?」

    2008-11-07 17:28:00
  • 223:
    pp

    ……

    えっ…

    ………

    2008-11-07 17:30:00
  • 224:
    pp

    ……いや、ユイさま…



    「いやいやいや無理無理まじ無理まじ無理ぜっっったいにむりっっ!!!(゚Д゚)!!!」

    2008-11-07 17:33:00
  • 225:
    pp

    「なんでよ〜!一時間でいいし、ここも店もユイが奢るから♪な〜行こぉ〜(・ε・`*)♪?」

    「そんな可愛い顔してもあかんわっ!私ホスト苦手なん知ってるやろ!?やのにあんな群生地に自ら行くとか……てか喫茶店でええやんけ話するなら!!」

    「だって店いかんな会ってくれやんし、他の客に見られたらどないするんよぉ。しかも〜…ウフフ(´∀`)アハハ」

    2008-11-07 17:38:00
  • 226:
    pp

    「(-д-)?」

    「あんたホスト嫌いゆうときながら、どこで知り合ったんかちゃっかし○○のナオキさんとは仲良いみたいやん♪この面食いがぁ´ω`」

    「…はぁ!?ちゃうちゃうナオキさんとはな、」

    2008-11-07 17:41:00
  • 227:
    pp

    「もぉ〜わかったってえ♪皆には黙っといたるし♪な♪はよ行くでっ♪お姉さんお勘定〜!!」

    「あの…ちが…花粉が…」

    「ほらあんた!ライター忘れてんでっ!あ〜も〜カバンいれとき!はいほな行こっ!なっ!」

    2008-11-07 17:45:00
  • 228:
    pp

    「うう……ユイさま…(;_;)」



    ――――数十分後。

    2008-11-07 17:47:00
  • 229:
    pp



    「いぃらっしゃいませ〜!」

    2008-11-07 19:57:00
  • 230:
    pp

    私は異界に降り立ちました。

    なんだここは。
    なんで私はここにいるんだ。
    「マイ〜なんかユイめっさ緊張してきたって!!会うの久しぶりやしどんな顔したら(ry」

    2008-11-07 20:00:00
  • 231:
    pp

    …そや。
    リュウキとなんか話せなあかん。


    てかうるさっ。

    2008-11-07 20:02:00
  • 232:
    pp

    証明も暗いし、テクノっぽい音楽ガンガンで、なにやら間違ったイベントに来た気分にさせられます。
    ざっと見回す限りお客さんは10代後半〜20代後半位と若く、どっかのマダムみたいなのはいません。
    てか居たらいけない雰囲気です。
    ホスト逹は皆同じような髪型に同じような背丈なので、顔がどう違うとかもよく分かりません。
    ケニア人とガーナ人ぐらい分かりません。

    2008-11-07 20:10:00
  • 233:
    pp

    あぁ、何やら頭がいたひ…

    我に帰ると、なんか隅っこのボックスに座らされていて、ユイがホスト1に耳打ちしておりました。
    ホスト1は露骨に迷惑そうな顔で頷くと、どっか行きました。
    はぁ…それにしても落ち着かない。

    2008-11-07 20:14:00
  • 234:
    pp

    ホストクラブとはどこもこんな感じなんかな?
    あれ、あそこのホストは早くも酔い潰れて膝枕をねだっている。
    あらまぁ、女もなかなか嬉しそうだね。よかったよかった。
    おやまぁ、あの席の子は何故か泣いているわ。何があったの。泣くのはおよし。
    キョロキョロ…

    2008-11-07 20:18:00
  • 235:
    pp

    お金払って幸せな気分になれる人もいれば、逆に嫌な気分になる人もいるのだね。
    ほろ苦いね、ホストクラブ。
    まぁこんなうるさいとこで果たして色恋は芽生えるのかと疑問ですが、私のように人間観察という暗い趣味をお持ちの方は一度行ってみるとよろしいかもしれません。
    なんか人生を垣間見れます。
    お金払ってまで見たかないけれど。

    2008-11-07 20:23:00
  • 236:
    pp

    暫くして、さっきのホスト1がホスト2、ホスト3を連れ、私達の席にやってきました。
    「しっつれいしまあ〜す!!」
    警戒する私の隣にホスト2、ホスト1にまた何かゴニョゴニョ言われてるユイの隣にはホスト3が座りました。
    え。
    どっちがリュウキ!?ラクダみたいな方(ホスト2)!?疲れたぐっさんみたいな方(ホスト3)!?

    2008-11-07 20:29:00
  • 237:
    pp

    ラクダとぐっさんが物凄いテンションで何やら語りかけて来ますが、ホスト1はまたどこかへ消えてしまいました。

    「ユイ、あの〜これは一体…」

    「今客ついてるから待ってって。まぁ適当に飲んで待とうや。」

    2008-11-07 20:32:00
  • 238:
    pp

    ――あ、どっちもリュウキじゃないんや。

    なんかホッとしている自分がいます。ゴメンナサイ。
    ただ、ユイさまはリュウキがすぐ来ないからかめっちゃ落ちてます。
    怒ってるよーな寂しそーな…なんか切ないカオ。

    2008-11-07 20:35:00
  • 239:
    pp

    ラクダとぐっさんはそそくさと退場し、声の主はユイの隣にどっかりと腰をおろしました。



    「こんばんわぁ〜。」

    2008-11-07 20:48:00
  • 240:

    pp

    更新終わります。

    2008-11-07 20:49:00
  • 241:

    名無しさん

    いや〜ん
    気になる?

    2008-11-07 22:35:00
  • 242:

    名無しさん

    読みにくすぎてやめたっ?

    2008-11-07 23:53:00
  • 243:
    pp

    ありがとうございます。
    ごめんなさい。

    更新します。

    2008-11-08 20:29:00
  • 244:
    pp

    こいつがリュウキか。



    …あぁう。絶対苦手や私。

    2008-11-08 20:30:00
  • 245:
    pp

    念入りにセットされた明るい髪を指先でこねくり回す度、辺りに広がる甘ったるい香水の匂いに若干胸焼けを覚え。
    シャツのボタンを三〜四個もあけてるので、重ね付けしたネックレスどころかかがんだらおっぱい見えるんちゃうかとついつい心配になります。
    肌は焼いてるのか真っ黒で、白目がやたら目立つ。
    両手には四つずつシルバーのゴツい指輪がはめられていて、ニヤニヤと緩んでる口元が気になるというか不愉快な気持ちにさせられる。
    でも顔は整ってるから、これで口上手かったら十分ホストとしてやってけるんやろうなぁというのが第一印象でした。

    2008-11-08 20:41:00
  • 246:
    pp

    私がリュウキをじっと見ていると、ユイは不安そうに
    「突然来てごめんな?今日忙しい?」
    とリュウキの方を見ずに言いました。

    オドオドしたような感じが少し気になります。

    2008-11-08 20:46:00
  • 247:
    pp

    「今日まだ三組しか被ってないから普通。てかお前なんなん?何か用?」


    しきりに髪を弄りながら、リュウキもユイの方を見ないまま。

    2008-11-08 20:49:00
  • 248:
    pp

    「うん…。……」
    「………。」

    ……
    …………沈黙(゚-゚)

    2008-11-08 22:56:00
  • 249:
    pp

    ……

    ……

    …………気まずい(゚-゚)

    2008-11-08 23:03:00
  • 250:
    pp

    こ、ここは私がなんか喋らんなあかんのかしら…?

    でも、このまま沈黙で時間過ぎて帰るって虚しすぎる…。

    いやや…虚しすぎる…

    2008-11-08 23:11:00
  • 251:
    pp

    「あ、あのぅ……リュウキさん?」

    「え、あ〜はい?」

    あ、私の方は見るんや。ユイには一応無い気でも使ってるんか?

    2008-11-08 23:15:00
  • 252:
    pp

    「リュウキさんってユイとどういった関係なんでしょう。」

    エヘ。イキナリ聞いちゃった。

    「え?え〜……まぁ、一応カレカノ。なんちゃう?」

    2008-11-08 23:21:00
  • 253:
    pp

    か、カレカノ……カレカノ(照)。
    なんか照れる…//
    そして彼氏彼女の事情という名作をほうふつとさせる響きだわ…カレカノ。

    「あの〜、一応とは?…私この業界のことはよく分かりませんが、いわゆる色カノってやつなんでしょうか?あ、ハッキリ言ってもらって構わないです。」

    2008-11-08 23:35:00
  • 254:
    pp

    「は、はぁ!?なんやねんアンタに関係ないんちゃん!!てかそんなんわざわざ聞きにくる為に友達呼んか!?なぁユイこっち向けやコラァ!!」


    えっ、、なんか急に切れ出したやんこいつ。図星かい。
    ……てかちょっとユイ涙目…。可哀想やけど、でもやっぱり中途半端が一番可哀想や。

    2008-11-08 23:46:00
  • 255:
    pp

    …ユイ、ごめんな。



    「あなたにはそんな事でも、ユイにとったら大きな悩みなんです。私はユイの友達なんで、心配になって聞きに来ました。あなたの本心だけ知れたらそれでいいです。それにユイは、もうお金持ってないんですよ。」

    2008-11-08 23:53:00
  • 256:
    pp

    「………てか、俺他の客待たしてるから!こんなしょーもない話なんやったら時間もったいないし!ユイまた連絡するから出ろよ!!」

    「いやいやちょっと…リュウキさんまだ話が…」

    ああ…行ってしまわれた…(・ω・`)

    2008-11-09 21:17:00
  • 257:
    pp

    リュウキは結局一度もユイと目を合わさないまま、プンプン顔を赤くしながら他のテーブルへ。

    ユイはユイで、ずっと下を向いて黙ったままです。

    「と、とりあえず店出る…?多分もうリュウキ戻ってこんやろうし…」

    2008-11-09 21:20:00
  • 258:
    pp

    またユイが泣くんじゃないかとオロオロしながら聞くと、ユイはパッと顔を上げました。


    「いや。さっきの質問の答え、ユイも聞きたいからリュウキ来んでもラストまでおって待つわ。今のリュウキの気持ち知りたい。」

    2008-11-09 21:26:00
  • 259:
    pp

    そう言ったユイには迷いとか不安の色は全くなくて、なんて言えばいいか分からんけど、自分をちゃんと持ってる「いつものユイ」って感じがしました。
    …ヨカッタ。


    「そか。なら私も付き合うわ♪てか飲もうや!せっかくあんたの奢りやしぃ(笑)」

    2008-11-09 21:31:00
  • 260:
    pp

    「あつかまし!(笑)」



    それから、良い感じに酔うまで安い焼酎飲んでうだうだ喋ってましたが、何故だか私達の席にはホストがつきません…(´`)

    2008-11-09 21:36:00
  • 261:
    pp

    たまに最初のホスト1がユイになんか言いに来るくらいで、明らかにうっとしそーです。


    なんか客もジロジロ見てきやがります。

    2008-11-09 21:49:00
  • 262:
    pp

    う〜ん…



    …これ、完全にリュウキの仕業としか考えられな(ry

    2008-11-09 21:54:00
  • 263:
    pp

    こ、子供か(笑)

    てか店側は私達一応客なのにこの対応でいいのか(笑)

    店長何してんだ店長(笑)

    2008-11-09 21:57:00
  • 264:
    pp

    お酒も入っているからか、不思議と楽しくなってきました。

    ユイもキャッキャ喜んでます。

    それが気に入らなかったのか、奥から新キャラが現れました。

    2008-11-09 21:59:00
  • 265:
    pp

    スキンヘッドで強面のゴブリン体…
    推定30後半…


    ホストクラブに居てはいけない風貌の、めっちゃイカツイおっさん出てきました(^O^)ワオ

    2008-11-09 22:03:00
  • 266:
    pp

    「すんません。待ちのお客さんいますんで、本日これ以上のご延長はできません。チェックでいいですか?」



    えっ(._.)

    2008-11-09 22:09:00
  • 267:
    pp

    一瞬耳を疑いましたが、おっさんは眉間にシワをよせながら方膝をつき、真剣な顔をしています。
    真剣な顔すらも逆にコワイです。
    というか待ちのお客さんとか多分いないです。

    だって…席あいてるし?

    2008-11-09 22:13:00
  • 268:
    pp

    「あのぅ〜、待ちのお客さんてどこに…?そして空いてる席に通せばいいのでは…?」

    恐る恐る聞いてみます。

    「外でお待ち頂いてます。あそこは予約席です。チェックでいいですか?」

    2008-11-09 22:16:00
  • 269:
    pp

    ゴブリン怒ってます。めっちゃ睨んできます。そしてやたらチェックと言わせたがってきます。
    大体中に待つ為のソファー設けられてるのになんでわざわざ外で待たす必要があるの。
    ムカつくからちょっと意地悪してみます。

    「や、でもジャンカラじゃあるまいし混んだから出てくれてアナタ…。そんな説明最初に受けてもないですしね。ジャンカラでも最初に言いますよ、混んだ場合は二時間までとさせて頂きますって。とりあえずいきなり言われても終電もないし困ります。お金払って大人しくお酒も飲んでるし、何も問題ないでしょうそちらには。」

    2008-11-09 22:30:00
  • 270:
    pp





    「……大人しい言うてる間に帰れや。ホストもつけんとやっすい酒ばっかり飲まれても迷惑やぁゆうとんねん。」

    2008-11-09 23:10:00
  • 271:

    好き?

    2008-11-10 10:39:00
  • 272:

    この小説が一番好き?
    待ち遠しぃ

    2008-11-10 15:15:00
  • 273:
    pp

    うう(;_;)ありがとうございます(;_;)
    一気に書けなかったのでageなかったんですが、sageてくれてて優しさを感じました。

    きりが良いところでageます。
    更新します。

    2008-11-10 16:16:00
  • 274:
    pp

    マ「……(゚Д゚;;)」



    ユ「……(;´Д`)」

    2008-11-10 17:37:00
  • 275:
    pp

    あまりの理不尽さに絶句するユイと私をよそに、調子ずいたゴブリンは小さい声でゴニョゴニョと脅してきます。

    「ここで黙って帰っといたらなんも怖いことあれへんねん。怪我したないやろ?」
    「あんたリュウキの客やろが。好きな男困らせて何が楽しいんじゃぼけ。」
    「えーからさっさ帰れや。貧乏人。」

    2008-11-10 18:33:00
  • 276:

    sage

    この小説大好き?

    2008-11-10 18:56:00
  • 277:

    名無しさん

    気になるー?

    2008-11-10 19:07:00
  • 278:
    pp

    うそぉん…(;_;)

    そんなコワイ顔でコワイこと言われたら、ついつい現実にまさかのコワイハプニングが起こるんじゃないかとか思ってしまうやぁん…(;_;)

    しかも貧乏人呼ばわり……(;_;)クスン

    2008-11-10 19:24:00
  • 279:
    pp

    ………ユ、ユイさま…(゚Д゚)?



    「さっきから大人しい聞いとったら好き勝手言いくさりやがって……。その貧乏人の客に給料の一部もろとんねんお前は。金が発生しとんねん金が。そのお前が客のうちら脅迫するてどういう事やねん。意味分かってやってんのか?それともアホやから分からんか?ホストも付けんとて。待ってる客おるからて。いくらアホでも仕事やねんからもうちょいマシな事言えんのか。ほんっまゴリラみたいな顔してお前。頭ん中もゴリラと同じか?なんせはよ帰って欲しいんやったらさっさリュウキ呼んで来い。どこ探しても正当な理由なんてないねんお前らに。まだ何か文句あるならここに警察呼んでからにして。」

    2008-11-10 20:06:00
  • 280:
    pp

    そこまで一気に言いきると、ユイ様はグラスの焼酎をぐいっと飲み干した。



    か、かぁ〜っこいい〜(゚Д゚*)

    2008-11-10 20:08:00
  • 281:
    pp

    ゴブリンは耳まで真っ赤にしてプルプル震えてますが、何も言い返せないようで今にも爆発しそうです。
    相変わらず店内に流れる曲が煩いので私達の静かなやりとりは回りに聞こえてないみたいでしたが、数秒後、目の前の机が怒れるゴブリンの壮絶なちゃぶ台返しに遭い、店内は一瞬シーンと静まりかえりました。

    ―――ガッッシャーーン!!!

    2008-11-10 20:16:00
  • 282:
    pp






    「おどれらいちびんのも大概にせぇよゴルァアアア!!!!!」

    2008-11-10 20:18:00
  • 283:
    pp

    ヒィイ!!とうとうゴブリンが祟り神に(;_;)!!

    しかも興奮のあまりおどれとか裸足のゲン的言い回しに(;_;)!!

    わたわた焦る私の前でユイさまは何故かふんぞり返って煙草吸ってます。なんだこの余裕わ…

    2008-11-10 20:23:00
  • 284:
    pp

    「おい糞女!!!お前まわしてボコボコにして真っ昼間の御堂筋に捨てたらぁ!!覚悟せえよ!!」

    ゴブリンはユイの綺麗な髪の毛をわし掴みにして怒鳴る怒鳴る。

    「みなさぁ〜ん!!私は今からアナタ逹の口座にもまわされてアナタ逹の口座にもボコボコにされて御堂筋に捨てられるそうですぅ!!ぎゃあ〜!!タスケテ〜!!」

    2008-11-10 20:45:00
  • 285:
    pp

    ユイさまなぜかゲラゲラ笑ってる。
    壊れた…(;_;)?
    ユイさま壊れた…(;_;)?

    あ、あかん!!ゴブリンの目がおかしい!!なんせ今日のところは撤退や!!

    2008-11-10 20:54:00
  • 286:
    pp

    「ちょ!離してください!!今日はもう帰るんで!!ほらユイも帰る用意してっ!!」

    ゴブリンは手を離しません。
    ユイも席を立ちません。
    睨み合いです。

    2008-11-10 21:18:00
  • 287:
    pp

    ああ…

    最悪なエンディングが頭に浮かぶ…

    だ、だれか…

    2008-11-10 21:27:00
  • 288:

    名無しさん

    うわーメッチャ気になるー!!!!!

    2008-11-10 21:28:00
  • 289:
    pp

    バキッ―――



    「いっっったいのぉゴルァアアア――!!!」

    2008-11-10 21:29:00
  • 290:
    pp

    とうとうゴブリンが手をあげました。

    ユイは右頬を殴られてまた口が切れてます。

    ゴブリンはやたら体がでかいので、きっと細いユイの体には物凄い衝撃だったことでしょう。

    2008-11-10 21:35:00
  • 291:
    pp

    ユイはふらふらしながらも空いた焼酎の瓶を掴み、ゴブリンの頭に降り下ろそうとしてます。

    ―やばい。こっちも手だしたらまじでやばい。

    「ユイ!!やめ!!やめって!!」

    2008-11-10 21:46:00
  • 292:
    pp

    ――…てかなんで誰も止めへんの?

    客もキャーキャー言うだけやし。
    店の奴も見てるだけ。
    ここってもしかして、ナオキさんが前言ってたような店なん…?

    2008-11-10 21:49:00
  • 293:
    pp

    更新終わります。

    2008-11-10 21:54:00
  • 294:

    更新ぉ疲れ様です?
    少し我儘言わして貰って…申し訳ないですが 出来たらアンカー着けて頂けると有り難いです?
    頑張って完話して下さいね?

    2008-11-10 22:10:00
  • 295:

    名無しさん

    なおきさん、前なに言ってたっけ??

    2008-11-10 23:00:00
  • 296:

    大好き?

    2008-11-10 23:06:00
  • 297:

    名無しさん

    >>305
    女の子に手あげたり、えげつないやり方で女の子に商売したり…系やったと思うよ??にしてもゴブリンむかつくわ〜?

    2008-11-10 23:14:00
  • 298:

    名無しさん

    ありえへん?ゴブリンきもすぎやろ?
    おっさんお前こそ道頓堀の川に投げ捨てるぞ言うたれ〜?ユイ様頑張れ???

    2008-11-11 02:36:00
  • 299:

    名無しさん

    こんなホスクラあるんかな?

    2008-11-11 02:38:00
  • 300:

    名無しさん

    昔あったよ?

    2008-11-11 02:50:00
  • 301:

    名無しさん

    ありえんありえんありえん
    うちの口座優しくて良かった‥‥

    2008-11-11 03:10:00
  • 302:
    pp

    色々なレスありがとうございます。


    >>302からの続き。

    2008-11-11 10:53:00
  • 303:
    pp

    なんか背筋が寒い。

    良く見たら、皆目に光がないというか、目が死んでた。
    自分の近くで何があろうと、【自分に】じゃなければ野次馬的興味以外なんの感情も湧かないんやろうな…そんな風に見えた。
    コワイ。コワイ。コワイ。

    2008-11-11 10:58:00
  • 304:
    pp

    考えたら、リュウキにしてもゴブリンにしても、まして接客されたホスト1.2.3、この店にどれもまともに話せる奴なんかおれへんかったやん。
    皆自分の思い通りにしたくてだだこねる子供から成長できてない典型で、暴力で押さえつける事に対するひけめなんて一切ない。
    客も、普通の考えやったら店でこんななってたら通報するなりせめて自分も身の危険感じて店出るなりするやろ。

    ……外国でもないのに、何かが根本的に違う。ここは昼の世界から隔離された常識の通用せん世界なんや。

    2008-11-11 11:25:00
  • 305:
    pp

    今更怖くなっても仕方ないけど、まじでこれ以上ここにおったらやばい。
    懲役何年くらうとか、いくら金払わなあかんことになるとか、家族に迷惑かけるとか、こいつらそんなん考えへんもん。
    ムカつくって気持ちだけで簡単に女に手あげるねもん。

    「ユイ、ほんまにやめて!もう帰ろうや!!ユイ!!」

    2008-11-11 11:29:00
  • 306:
    pp

    ユイとゴブリンの間に入って必死に引き離そうとしていると、いきなり後ろから腕を引っ張られてソファーに倒された。

    「いった……」

    「マイちゃあん。俺なぁ〜気ぃ強い女って好きちゃうねぇん。」

    2008-11-11 11:36:00
  • 307:
    pp

    …リュウキ。



    「女はなぁ〜?男の言うこと聞いといたらええねんでぇ〜?それが一番賢いねぇん。」

    2008-11-11 11:38:00
  • 308:

    >>305です>>307さんアリガト
    更新待ってます???

    2008-11-11 11:38:00
  • 309:
    pp

    服の裾から、生きてんのかって程冷たいリュウキの指が、ゆっくりゆっくり入ってくる。

    「大人しくしてたらぁ〜、痛くしんからなぁ?」

    反対の手で掴んでいる私の手首に、ギリギリと力が加えられた。…イタイ…

    2008-11-11 12:18:00
  • 310:
    pp

    心なしか曲のボリュームが上がった気がする。
    騒いだりしても外にバレへんようにか?
    周りホストが集まってきた。

    ああ、なんかもうどうでもよくなってきたかも…。

    2008-11-11 12:27:00
  • 311:
    pp

    虚ろな目でふと隣を見ると、暴れるユイが三人がかりで押さえつけられていて、ゴブリンは笑いながら髪を引っ張りまわしていた。



    ……。

    2008-11-11 12:37:00
  • 312:
    pp





    ――――ガンッ!!!

    2008-11-11 12:39:00
  • 313:
    pp

    「――――……いった…」



    どーせやられるならいいよなぁ?

    2008-11-11 12:42:00
  • 314:
    pp

    私はリュウキの側頭部をさっきのビンで思いきり殴って、横に蹴り落とした。

    ゴブリンが呆気にとられている隙に、顎を殴った。
    ゴブリンは軽い脳震盪を起こしているのか、アホみたいな顔でヨタヨタしている。
    きも。

    2008-11-11 13:03:00
  • 315:
    pp

    ゴブリンとリュウキのリアクションがおもしろくてヘラヘラ笑ってたら、他のホストに一瞬で取り押さえられました。

    やっぱ男って力強いんね。

    イタイって。そんな引っ張んなってば。

    2008-11-11 14:24:00
  • 316:
    pp

    あ〜無理。

    なんか動かれへんし。

    一人の乙女に四人がかりってどーゆこと?

    2008-11-11 14:25:00
  • 317:
    pp

    あ〜無理無理。

    これまじでヤられんちゃん。

    え〜…うそぉん……

    2008-11-11 14:26:00
  • 318:
    pp

    ガチャ.



    「すいまっせぇ〜〜〜ん!!!」

    2008-11-11 14:27:00
  • 319:
    pp

    諦めかけたとき、間の抜けたバカでかい声が店内に響いた。



    「……(゚Д゚)!!」

    2008-11-11 14:29:00
  • 320:
    pp

    「あっいたいた〜!!友達がこちらで酔いつぶれてるって聞いたもんですからぁ。迎えにきました♪あれれ、皆さんお客さんほったらかして何したはるんですかぁ??」



    ニコニコ(*´∨`*)

    2008-11-11 14:31:00
  • 321:
    pp

    ………(゚Д゚)



    「ちょっとお〜なんやの寝乱れか?ユイちゃんマイちゃん!ちゃんと服着やな外肌寒いでっ!外に車待たしてるからはよ行こっ!荷物これとこれで全部?(*´∨`*)ニコニコ」

    2008-11-11 14:35:00
  • 322:
    pp

    私とユイはずっと→(゚Д゚)
    店の奴は何故か→(゚Д゚?)

    テキパキと乱れた服を整え、鞄を両肩にかけ、私逹を右と左にかかえると、さっさと店を後にしました。
    あんだけ吠えてた店側も、何も言わず、そこに突っ立ったまま私達を見送りました。ナンダコレ……

    2008-11-11 14:39:00
  • 323:
    pp

    ま、



    まかさのナオキさん登場。

    2008-11-11 14:41:00
  • 324:
    pp

    後部座席にユイと並んで座ると、ナオキさんはもふもふのタオルケットをかけてくれて、

    「はぁ〜〜〜あ…。」

    と物凄い長い溜め息をついた。

    2008-11-11 14:51:00
  • 325:

    名無しさん

    ナオキさんかっくいぃ〜?
    続き気になるわ?

    2008-11-11 15:35:00
  • 326:

    なおきさん
    マジ惚れるぅ‥(´д`*)前の15分のナゾが早く知りたい??

    2008-11-11 17:30:00
  • 327:
    pp

    何が何やらいまいち飲み込めてない私達は、やっぱり→(゚Д゚)な顔。
    ナオキさんは長い溜め息を何回も繰り返してはうなだれてます。


    「あ、あのう、ナオキくん。車もう出していいんす?」

    2008-11-11 18:19:00
  • 328:
    pp

    全然気付かんかったけど、運転席にだれかおる…(゚Д゚)!!
    ダレ!?


    「あ、ゴメン。とりあえず…ん〜……俺んチ向かって。」

    2008-11-11 18:22:00
  • 329:
    pp

    「はぁ〜い♪」


    可愛く元気にお返事したその人は、ホンマに可愛らしい人でした。
    私NANA詳しく読んでないから名前分からんけど、なんか童顔でピアス沢山あけててNANAが好きで〜みたいな人いませんでしたっけ……・ω・`?あの人まんま実写バージョンて感じです。

    2008-11-11 18:32:00
  • 330:
    pp

    しかも星柄のパステルカラーなハーフパンツをお召しになっているところが更にカワユスで、一人で萌え萌えしてると、ユイが小声で「なんか…漫画のよーな展開になってますけど…とりあえずナオキさんチ行くことなったん?」と言ってきました。


    ユイの顔を見てハッとします。
    …顔…結構いかれてるやん…。

    2008-11-11 18:37:00
  • 331:
    pp

    てか今更な疑問やけど、ナオキさんなんでおるんやろう……。



    「ユイちゃん、マイちゃん。」

    2008-11-11 18:40:00
  • 332:
    pp

    「はっはい!!」



    「テンパッてとりあえず俺んチとかゆうてもうたけど、よー考えたらあんな怖い思いしたのに知らん男んチなんて行きたくないやんなぁ……気使わんとゴメンな。家まで送るわ!二人同じ方向?」

    2008-11-11 18:46:00
  • 333:
    pp





    ……うわぁ。

    2008-11-11 18:48:00
  • 334:
    pp

    めっちゃ気つこてくれてるやん。なんか、悪いな…。


    前もお世話になったのにあんな終わりかたやったのに。
    なんで来てくれたんかは知らんけど、おかげでユイも私もなにもされずに済んだし。

    2008-11-11 18:51:00
  • 335:
    pp

    このまま帰っていいんかなぁ。
    ナオキさん仕事中やったんちゃうん?
    スーツ着てるし。なんかフェロモン出てるし。
    かといって後日わざわざお礼の為に会うとか余計気使うやろうなぁ。
    うーん…。

    2008-11-11 18:54:00
  • 336:
    pp

    車内はなんの音楽も流れてなくて、少し開けた窓から入る風の音と、たまに漏れるナオキさんの溜め息くらいしか耳につかなかった。
    数分前まであの店にいたことが嘘みたいやなぁ。
    でも頭とかほっぺたとかイタイからリアルやなぁ。

    ぼーっとしながら色々考えてたら、ユイの家についた。

    2008-11-11 18:58:00
  • 337:
    pp

    「ほんとに今日はありがとうございました。また改めてお礼に伺います。マイ!寝てんか?!明日起きたら連絡してやぁ!!」

    「え!?う、うん!!分かったけどアンタちゃんと戸締まりして寝ぇや!!」
    ユイは腫れた顔でニッコリ笑うと、早足でマンションへ入っていった。
    …あ、私ボーッとして自分の行き先ゆうてへんかったんか。

    2008-11-11 19:04:00
  • 338:
    pp

    ユイの姿が見えなくなると、ナオキさんの友達に「お姉さんはどちらですかぁ?」と聞かれた。

    ナオキさんはまた一つ、溜め息をついた。

    ………

    2008-11-11 19:06:00
  • 339:
    pp





    「お、お腹減りません…?」

    2008-11-11 19:07:00
  • 340:
    pp

    ――――**



    なんやかんやで、近くの煮卵だけがやたらに美味しいという小洒落たラーメン屋に来ました。

    2008-11-11 19:12:00
  • 341:
    pp

    お腹とか正直ぜんっぜん空いてなかったんですが、このまま別れたらなんかあかんような気がして…
    本能に従ったらラーメン屋に…(泣)


    とりあえず煮卵入りラーメンを3つ頼みましたが、「…(._.)……」といった感じで超沈黙。

    2008-11-11 19:15:00
  • 342:
    pp

    うわぁ…めっちゃ気まずいやぁん…
    てかなんでこいつ帰らんねん?なんでラーメンやねん?とか絶対思われてるやぁん…
    あぁあ…
    でもなんかあかんと思ったんやもん…(;_;)

    2008-11-11 19:17:00
  • 343:
    pp

    あまりの気まずさにトイレを利用してユイに電話をかけてみましたが、すでに就寝したもようです。


    やんな…
    疲れて寝てるやんなさすがに…

    2008-11-11 19:19:00
  • 344:
    pp

    はぁあ…適当にラーメン食って帰ろう…



    ―――ドンドンドン!!!

    2008-11-11 19:49:00
  • 345:
    pp

    ビクッ(゚Д゚;)!!



    「マイさぁん!!大丈夫!?」

    2008-11-11 19:53:00
  • 346:
    pp

    な、なんか心配されている…(゚Д゚;)!!



    「す、すいません;電話してて…」

    2008-11-11 19:56:00
  • 347:
    pp

    急いでドアを開けると、泣きそうな顔したナオキさんが立ってました。



    「よかった……倒れたんか思ったぁ…はぁあ〜〜…」

    2008-11-11 19:58:00
  • 348:
    pp

    …………



    ………ナオキさん…?

    2008-11-11 20:00:00
  • 349:
    pp

    「ナオキくんマイちゃん、ラーメン来たよっ♪ほらぁやっぱりなんでもなかったじゃないすかぁ〜!女の子は色々時間かかるもんなぁ♪」

    「…せやな。マイさん冷めるし食べましょうか」

    「は、はいっ!」

    2008-11-11 20:07:00
  • 350:
    pp

    それからはNANAに出てきそうな人改めユウタくんが弾丸トークで盛り上げてくれたので、小一時間程して店を出る頃には、ナオキさんも私もだいぶ話しやすくなっていました。

    一応お礼は深々と言わせて頂きましたが、ナオキさんがたまに見せる悲しそうな顔や溜め息が頭をちらついて、結局そこでは何であそこに現れたのかを聞くことは出来ませんでした。

    ナオキさんも、私達がブラまで服をまくりあげられ、馬乗りになられているのを見ていたハズなのに、何も言ってきません。

    2008-11-11 20:32:00
  • 351:

    >>351なんかウケました
    あぁーめちゃ何回も更新チェックしてまう?めちゃ好きコレ

    2008-11-11 22:54:00
  • 352:

    ↑あたしも!てかオモシロイ〜今日はもう終わりなんかな?

    2008-11-11 23:05:00
  • 353:
    pp

    >>313->>361
    禁止ワードひっかかりまくるので、今日は更新終わります。
    読んで下さった皆さんありがとうございました。
    ↑の方々、わざわざsageありがとうございます(;_;)

    2008-11-11 23:35:00
  • 354:

    ほんまこれ1番すき???読むの日課やー?

    2008-11-12 00:32:00
  • 355:

    おもろすぎる?
    続きが気になる?
    主サン頑張って下さい?

    2008-11-12 10:13:00
  • 356:

    名無しさん

    禁止ワードだるぃ!しかもコロコロ変わるん?
    今、絵文字連続2回打ったら禁止ワードなるねんけど。

    2008-11-12 12:13:00
  • 357:

    頑張って下さいね?

    2008-11-12 16:08:00
  • 358:
    pp

    皆さんありがとうございます。

    更新します。

    2008-11-13 14:55:00
  • 359:
    pp

    >>361から続き。



    「ふぅ〜お腹いっぱいっ☆俺今腹殴られたら絶対吐くぅ〜☆キャハハ☆」

    2008-11-13 14:56:00
  • 360:
    pp

    コウタくんはラーメン屋で喉が乾いたとビールを二杯飲んだのですが、だいぶ顔が赤い。そしてニコニコ。

    「お前酒弱いねんから飲むなよ(笑)」

    「酔ってないもんねぇ〜♪さっ、もう遅いから帰ろ〜☆」

    2008-11-13 15:01:00
  • 361:
    pp

    ナオキさんは運転席に座ろうとするコウタくんを無理くり後ろに押し込み、

    「マイちゃんチどの辺?コウタんちすぐ先曲がったとこやから先こいつ降ろしていいかな?」
    と苦笑い。
    コウタくんはニコニコしながらもう寝てます。

    2008-11-13 15:07:00
  • 362:
    pp

    か、可愛いぃ〜…
    なんちゅう可愛らしい顔して眠るねんこの子。
    こんな息子か弟が欲しい…´`ハフゥ

    「そうしてください☆あ、一応住所は………です。」

    2008-11-13 15:19:00
  • 363:

    ユウタくん?コウタくん?

    2008-11-13 15:23:00
  • 364:
    pp

    ―――――****



    意外と良いマンション住んでるやんコウタくん…。

    2008-11-13 15:24:00
  • 365:
    pp

    >>374
    コウタとユウタ……普通に間違えた…(泣)
    でもコウタの方が多く使ってるので、もうコウタでいきます。
    ややこしくなって申し訳ないですが、以後コウタくんで宜しくお願いします(._.)
    ご指摘、sageての心遣いありがとうございました。

    2008-11-13 15:31:00
  • 366:
    pp

    「マイちゃん、コウタ酔ったらその辺で寝よるから俺玄関まで送ってくるわ。すぐ戻るから車ん中で待っててもらっていい?」

    「了解。コウタくん今日はありがとうね!!オヤスミ!!」

    ナオキさんはコウタくんをおんぶして、車に鍵をかけてから行きました。紳士的なヒトだ。

    2008-11-13 15:38:00
  • 367:
    pp

    ――前回と違って、ナオキさんは二分くらいでしかも走って帰ってきました。

    気にしてんのかな。スイマセン。

    「……。」

    2008-11-13 16:20:00
  • 368:
    pp

    ふ、二人になるとちょっと緊張する…



    「……あの店」

    2008-11-13 16:24:00
  • 369:
    pp

    …?



    「あの店近々無くなるから、大丈夫。」

    2008-11-13 16:28:00
  • 370:
    pp

    「え(゚Д゚)」



    「…(*´∨`*)ニコリ」

    2008-11-13 17:32:00
  • 371:
    pp

    「…え?経営不振かなんかデスか?」



    「ん〜…まぁそんなとこデス。あ!ただ他の系列店も変なんばっかりやから、行ったらあかんよ`´!!」

    2008-11-14 00:48:00
  • 372:
    pp

    ……え。



    「あ、ゴメン!本間ただ純粋に心配で……って嘘くさい…かな?」

    2008-11-14 03:02:00
  • 373:
    pp

    ナオキさんはポリポリ頭をかきながら困ったように笑った。

    …なんでやろう。
    さっきまですごい楽しくて、ホスクラでの嫌なことも忘れるぐらい楽しくて、やのにナオキさんのちょっとした言葉で一気にカラダが冷たくなる。
    ナオキさんの行動を見て、話す時の顔を見て接してるのに、やっぱりナオキさんという【ホスト】を信用をできない自分がいるってことか。

    2008-11-14 03:10:00
  • 374:
    pp

    本当に、純粋に心配してくれたのかもしれない。
    でも、そんな風に笑うナオキさんを、どうとったらいいのか分からない。
    悪い人間じゃないことは分かったけど、もしかしたら恩を売って客として引っ張りたいのかも。あの店とグルってのも有り得る話。
    ナオキさんはそんなんじゃないと言いきる何かも、私には無い。
    あぁ、散々迷惑かけといてこんなん思う自分が嫌だ。嫌だなぁ。

    2008-11-14 03:18:00
  • 375:
    pp

    「………」



    「変な風に伝わったならごめんな。でも、お節介かもしらんけど、俺心配やねん。……ごめん。送るな。」

    2008-11-14 03:22:00
  • 376:

    なおきさんかっこよすぎる...?

    2008-11-14 10:01:00
  • 377:

    名無しさん

    続き早く読みたい?

    2008-11-14 14:15:00
  • 378:

    気になるー続き待ってます!

    2008-11-15 14:20:00
  • 379:
    pp

    ありがとうございます。
    前回更新終わり書けなくてすいません。
    少しずつしか書けない時もあるので、頃合いをみてageますね。

    2008-11-16 01:33:00
  • 380:
    pp

    >>386から。

    いやいやナオキさんは何も悪くないです!私が少し妄想力豊かなだけです!

    と、声を大にして言いたかったけど、実際には何も発せられてませんでした。

    2008-11-16 01:36:00
  • 381:
    pp

    ナオキさんは、まぁ運転中だから当たり前といえば当たり前ですがずっと前を向いていて、会話も溜め息すらも無く、ぴちっと閉まった窓からは風の音もしなくて、なんだか落ち着かなかった。

    見慣れた建物が現れ始めると、私はなんとかさっきの空気をどっかへやろうと頭の中にある良い感じな言葉を探し回りましたが、こんな時に限って何も見当たらない。

    ああ、早くなんか言わないと感じ悪すぎる…というかこっちの方が違った風に伝わってそうやんむしろ…あぁ、はよせな…

    2008-11-16 02:54:00
  • 382:
    pp

    「…えと、さっき言ってたローソンてここでいいんかな?」

    何も思いつかないまま、もう家のそばにあるローソンに到着。
    ナオキさんは振り返るでもなく、ミラーからも視線が合うことはなかった。
    ナオキさんが意外と長いまつげの持ち主ってことが発見できただけで、気まずい空気は濃くなる一方です。

    2008-11-16 03:09:00
  • 383:
    pp

    「…あ、はい。ありがとうございマシタ…。」

    「いえいえ。今日はゴメンね、気をつけて。」

    ミラー越しに、ナオキさんが目を細めて笑うのが見えて、なんか胸が苦しいです。

    2008-11-16 03:11:00
  • 384:
    pp

    タオルケットがやたらあったかく感じるのは気のせいですか。

    てかナオキさんなんでそんな風に笑うんですか。

    …あぁあ、もう……こんなキモチで帰れるかっ!

    2008-11-16 03:17:00
  • 385:
    pp

    「……あのっ!!今からぶっちゃけトークでもしませんかっ!?!」



    「………エッ(゚∀゚)」

    2008-11-16 03:19:00
  • 386:
    pp

    「じゃ私から。私正直ホストって大嫌いです!今回の事もあって更に嫌いです!!」


    「は、はい…」

    2008-11-16 03:24:00
  • 387:
    pp

    「頭悪いし金と女にだらしないし、自分にはやたら甘くて、なのに人を傷つけるのは平気なところも嫌いです!あと香水くっさいし髪も変でスーツもちんちくりんで似合ってないし、プライドだけはいっちょまえなところは大大大嫌いです!」



    「は、はぃ…(泣)」

    2008-11-16 03:30:00
  • 388:
    pp

    「でもナオキさんは何か…なんていうかホストのイヤな匂いが全然しなくて、本当に良い人なんじゃないかと思います。…思うけど、『ホスト』のナオキさんをどこまで信じたらいいのか私分からなくて、よくしてもらって素直に嬉しいのにいつもどこかで疑ってしまうんです。それが本当にイヤで、もっとこう砕けた関係っていうか………や、なんていうか……こう……」



    「ん。いいよ、マイちゃんの言いたいこと分かった。なんかゴメンね、気使わせちゃったね、俺。」

    2008-11-16 03:39:00
  • 389:
    pp

    結局、自分で持ち出しといて言いたいことの半分も言えなかったけど、ナオキさんはいつの間にかこっちを向いていて、ニコっと笑いました。



    「じゃあ俺もちょっとだけぶっちゃけトークしようかな?」

    2008-11-16 03:42:00
  • 390:
    pp

    「あのね、俺も結局はそこいらのホストとなんも変わんないと思う。馬鹿なことはしないけど、嘘はつくよ。好意を持ってくれてるの分かってて傷つけたりもする。マイちゃんにはそんなことせんけど、多分俺のそういう汚い部分を感じ取ってるから、普通の友達との間にごく自然にあるような簡単な信頼も作りにくいんだろね。」



    ……。

    2008-11-16 03:49:00
  • 391:
    pp

    「仕方ないって言葉大嫌いやねんけど、こればっかりはホンマに仕方ないからね…。俺、よく考えたらやってること怪しすぎるしなぁ!アハハ!」



    …またその笑い方。

    2008-11-16 03:55:00
  • 392:
    pp





    「ナオキさん、その笑い方、いつから…?なんで?」

    2008-11-16 03:57:00
  • 393:
    pp

    …うわ、また変なことゆうたで私。


    ナオキさんはニコニコしてる。
    …うわ、あんま見たくない、かも。

    2008-11-16 03:59:00
  • 394:
    pp




    「俺な、信じて欲しいとか言ったり思ったりもうせんことにしてる。だから、大丈夫。マイちゃんがちゃんとした友達として付き合うのがしんどいなら、いつだって切れる関係にしたらいいよ。そしたら楽やし、俺はまた何か会ったら助けたげたいと思ってるよ。」

    2008-11-16 04:05:00
  • 395:
    pp

    「…なにそれ…意味が…」



    「うーん…、まぁ簡単に言ったら個人の自由ってこと。マイちゃんが疑ってしまうのを俺が直すことはできんから、マイちゃんの自由にすればいいの。簡単な関係にしてしまえばってのはアドバイス。俺は助けたいって思ったとき助けたい。でも強制的な関係は嫌やから、マイちゃんの楽なところに俺を置いといたらいい。それも不安なら、切れば良い。ね、簡単でしょ?」

    2008-11-16 04:15:00
  • 396:
    pp

    「…余計意味分からん。ナオキさんはそんなんでいいの?てかなんでそんなん言うの?意味分からん…」



    「これは俺の自由やからいいの。マイちゃんはマイちゃんの好きにすればいいの。…んじゃあ俺一回店戻らなあかんし、そろそろ行くわな。気をつけてね。忘れ物ない?」

    2008-11-16 04:23:00
  • 397:
    pp

    ―――――**


    私は何も言えず、ナオキさんはじゃあね〜♪と笑って行きました。
    「またね」でも「さよなら」でもない。う〜ん…深いわ。

    2008-11-16 04:26:00
  • 398:
    pp

    ナオキさんはなんで相手に要求することやめちゃったんかな。
    私やったら、たとえばユイとケンカしたとして、きっと私の気持ちを分かって欲しくて色々言ってまうし、思う。
    それをやめたらどんな関係が残るんか私にはまだ分からん。
    自由って、なんなんやろ。
    それを自由って言うんやったら、ナオキさんは寂しくないんかな。

    2008-11-16 04:30:00
  • 399:
    pp

    や、寂しくないはずないやん。

    だってめっちゃ寂しそうに笑ってたやん。

    …それやのに、なんであんなこと言うんやろう。

    2008-11-16 04:33:00
  • 400:

    寝てる間に更新されててうれしい(^O^

    2008-11-16 23:11:00
  • 401:

    名無しさん

    ナオキはなんで二人があのホスクラで怖い目にあってるのわかって助けにこれたん?

    2008-11-17 19:50:00
  • 402:

    ほんまおもろすぎるー?

    2008-11-17 21:49:00
  • 403:

    名無しさん

    >>412流れ的にこれからその話に触れていくやろ。
    せっかちやなw

    2008-11-18 05:52:00
  • 404:

    まだかなぁ

    2008-11-20 21:26:00
  • 405:

    名無しさん

    まだー?

    2008-11-22 01:24:00
  • 406:

    名無しさん

    主さ?ん?

    2008-11-24 15:21:00
  • 407:

    名無しさん

    めちゃおもしろい?

    2008-11-25 00:35:00
  • 408:

    気になる(*・pq・*)

    2008-11-26 06:46:00
  • 409:

    名無しさん

    楽しみ?

    2008-11-27 02:24:00
  • 410:

    名無しさん

    お仕事がんばってね?

    2008-11-28 12:14:00
  • 411:

    名無しさん

    がんばってねー?
    更新まってーるよ

    2008-11-28 20:59:00
  • 412:

    良かったぁ?もう書いてくれないのかと思ったょぉ
    いつまでも待ってます?

    2008-11-28 22:18:00
  • 413:

    名無しさん

    あげ?

    2008-11-30 08:09:00
  • 414:

    名無しさん

    まってるま〜せ

    2008-11-30 08:31:00
  • 415:
    pp

    ありがとうございます(;_;)

    少し時間ができたので更新します。

    2008-12-04 13:34:00
  • 416:
    pp

    翌日、ユイはまだ少し腫れた顔で、私の部屋に遊びに来ました。

    「あ〜顔痛い頭皮痛い!ゴブリンまじ殺すっ!!あ〜痛い!!」

    「あんた途中から壊れてたもんな(笑)それにしても…いろんな意味で怖い店でした…(._.)」

    2008-12-04 13:48:00
  • 417:
    pp

    「や、あんたがな!ゴブリンとリュウキあんなんしといて(笑)でも、ユイちょっとスッキリしたかも……。」

    ユイは持ってきたポッキーをバクバク食べながら、遠い目…(´-`)*.

    「…まぁリュウキのことはゆっくり消化してこうや☆あんなんあったし、さすがのアンタも店には行かんやろ(笑)」

    2008-12-04 14:00:00
  • 418:
    pp

    「まあな(´`)あ、そーいえば昨日電話なんやったん?ちゃんと戸締りして寝たで〜モグモグ…」

    「あ!!!昨日な!!!かくかくしかじか…」

    ―――――…

    2008-12-04 14:17:00
  • 419:
    pp

    ―――…



    「えぇえっ……てかそれ、ナオキさんあんたの事好きなんちゃうん…?」

    2008-12-04 14:47:00
  • 420:
    pp

    ―――うそん(゚-゚)



    「何故そうなるのユイ…。私はナオキさんにまつわるたくさんの謎について話をしたかったのだよユイ…。」

    2008-12-04 14:57:00
  • 421:
    pp

    「確かに謎な人やけど…いやいや、絶対にそうやわ!うん!間違いない!てか羨ましい〜〜」

    ユイさま…また暴走している…。

    「憶測トークさぶいからやめよ(笑)」

    2008-12-04 16:40:00
  • 422:

    更新ありがと?

    2008-12-04 23:48:00
  • 423:

    名無しさん

    ワーイ?更新されてる?

    2008-12-05 09:35:00
  • 424:

    名無しさん

    忙しいのにありがと?

    2008-12-05 19:34:00
  • 425:

    名無しさん

    アゲ

    2008-12-08 23:33:00
  • 426:

    名無しさん

    アゲ

    2008-12-08 23:34:00
  • 427:

    名無しさん

    更新嬉しい(*^U^*)

    2008-12-09 07:15:00
  • 428:
    pp

    ありがとうございます。

    更新します。

    2008-12-09 14:24:00
  • 429:
    pp

    「憶測したくもなるから!おもろすぎるやろこの展開(笑)いや〜こわい〜マイがついにホストの世界に〜!!いや〜あぁ//」



    「いやいやいやユイさまちょっと……;;」

    2008-12-09 14:31:00
  • 430:
    pp

    ――走り出したユイさまは、もう誰にも止められない。


    それから仕事行くまでの数時間、ユイさまのスーパー憶測色恋発展物語を延々と聞かされました。
    最終的に、ゴブリンがリアルゲイという所まで行きました。ウフフ。

    2008-12-09 14:35:00
  • 431:
    pp

    とりあえず楽しかったのでよしとします。


    でも、やっぱり話の合間にふとナオキさんの顔が浮かんできたり。
    私、結構気にしぃな面もあったのね。

    2008-12-09 15:15:00
  • 432:
    pp

    ――ユイが帰ってからぱぱっと化粧をして、社割で買った新作を着て、いつものように電車でミナミ。

    窓に映った顔を何気なく見てたら、ああ〜なんか現実に戻ったんだなぁという気分になりました。

    ユイみたいに恋愛で感情や生活を左右されることもなく、リュウキみたいに夜の世界で甘い蜜吸う馬鹿に堕ちる訳でもなく、ナオキさんみたいに影がある感じでもない。

    2008-12-09 16:56:00
  • 433:
    pp

    ふっつ〜の、山も谷もないふっつ〜の毎日を過ごすだけ。
    一応夢はあるけど、近付いてるのか遠ざかっているのかも分からないような。
    今日も適当に飯食って適当に服売って適当に笑ってうんこして寝るだけ。
    それが当たり前だし特に不満もないです。
    だけど、なんか…夢中になれるものが自分には何もないってことに気付いてしまったからかね。

    2008-12-09 17:02:00
  • 434:
    pp

    多分これでいいのに、これでいいのかなぁとか思ったりする自分キモいわ。

    ―…ああ、彼氏でも作ろうかなあ。
    こんな理由で付き合うのはよろしくないだろうけど、なんか気が紛れる存在が欲しいなあ。
    こんな時は、私が居なくても相手が居なくても全然成立するような、薄い感じの関係が望ましいです。

    2008-12-09 17:11:00
  • 435:
    pp

    ………とかなんとかしょーもないこと考えてたら、駅に到着。
    引き続きNEW彼氏について妄想してたら店に到着。

    お客さんも何人かいて、お綺麗な先輩方も二人接客してます。
    忙しい感じではなかったので、奥でPC弄ってたら店長がひょっこり現れました。

    2008-12-09 17:20:00
  • 436:
    pp

    「あ、おはようゴザイマス〜。」

    「おはよん♪てかちょっと〜…マイちゃんあんたホンマ…お仕置きやでっ(笑)」

    店長はニヤニヤ悪い笑顔を見せながら、脇腹をしきりにつついてきます。

    2008-12-09 17:30:00
  • 437:
    pp

    「ちょっ、こ、こそばっ!!なんですかっ!…ちょ!…グフ!」

    「今日なぁ〜店で喧嘩してアンタに服買わされたってゆーあの女が復讐しに来たで(笑)」

    ………え、えぇ――(゚Д゚)フクシュウ

    2008-12-09 17:36:00
  • 438:
    pp

    「ふ、フクシュウ……。」

    えぇ〜…
    あの女フクシュウて何をそんなオーバーな…。
    てか悪いの完全にそっちですやん…迷惑かけられたのこっちですやん…やん…。

    2008-12-09 17:44:00
  • 439:
    pp

    でも今回あの女がフクシュウとか言って店に迷惑かけたんやとしたら、私に責任有り有りですやん…
    …えぇえ……ゴメンナサイ(;_;)


    半泣きで店長を見つめていると、奴は一層悪い顔で笑い、「まぁこの話はまた営業終わりにね♪」とどこかへサボりに出かけていきました。

    2008-12-09 17:50:00
  • 440:
    pp

    軽やかにおサボりを始める店長に反して、中途半端に話を聞かされたまま残された私は、やたらゆっくり流れていく時間を悶々としながら過ごすしかありませんでした。

    …鬼畜だ。キチクだよ店長。
    それにしてもあの女…何をしでかした…

    2008-12-09 17:54:00
  • 441:

    キェー!!
    気になるー!!

    2008-12-09 19:16:00
  • 442:

    sage

    めっちゃ気になる〜o(><)o

    2008-12-10 00:11:00
  • 443:

    ↑メールのとこに書くんゃで?
    ぁー気になるなぁ?書き方うまぃし すごぃなぁ

    2008-12-10 00:44:00
  • 444:

    名無しさん

    初めから一気に読んでしまった!おもしろすぎる〜
    なおきさんかっこいい?

    2008-12-10 01:36:00
  • 445:

    気になる?

    2008-12-10 22:55:00
  • 446:

    名無しさん

    オモロ?

    2008-12-11 02:31:00
  • 447:

    しおり

    2008-12-11 07:24:00
  • 448:

    名無しさん

    あげ?
    待ってます?

    2008-12-14 01:59:00
  • 449:
    pp

    ありがとうございます。

    更新します。

    2008-12-15 01:11:00
  • 450:
    pp

    ――営業後――



    「あ〜ん疲れた〜あ」

    2008-12-15 01:17:00
  • 451:
    pp

    …オマエ何モシテヘンヤロ…!!

    そんな従業員一同の心の声が聞こえてくるようです。

    「さ、マイちゃんには一杯付き合ってもらうでっ!ほな皆お疲れさまぁ〜♪気をつけてね〜♪」

    2008-12-15 01:24:00
  • 452:

    しおり?

    2008-12-15 01:34:00
  • 453:
    pp

    店長のペースに巻き込まれつつ、近くの居酒屋へ…。

    素早く生が2つ運ばれ、オツカレを言い切ると同時に店長は一気しました。
    ああ…いいカオだよ店長…なんかユイさまに似ているような…。
    「…ぷは〜ウマッ!てか〜もう笑かっしょんねんあの豚ぁ!マイちゃんにも見せたかったわ……てか前回のも見たかったし(笑)」

    2008-12-15 01:56:00
  • 454:
    pp

    店長は笑いながら生おかわり。

    「あのぅ…例のお客様一体…あの…何を…?」

    恐る恐る聞いてみます。給料から天引きされるのではという最悪の終幕を一応頭の中で描き、耐性をつけてから聞いてみます。

    2008-12-15 02:03:00
  • 455:
    pp

    「いやなんかな〜最初キャバ風の頭でっかい女と似たような太めの女が入って来てんけど、やたら大きい声で店の悪口ゆうてたらしいわ。変な奴やな〜思いながらシイカが接客してたんやけど、次から次に変な言いがかりつけてくるねんて。で、前来たときマイちゃんに無理矢理服売り付けられたとか詐欺やとか訴えるとか喚き散らしだしたからあたしも店でたら今度なんか電話しだして〜、あ、アリガト。グラスさげて〜。」

    ぐびぐびぐび…

    ま、また一気…(゚-゚)

    2008-12-15 02:12:00
  • 456:
    pp

    「ぷふぅ。…で、外で待ってたんかホストみたいなひょろい男二人きてやかりだしてんやんか。まぁ馬鹿やからこっちがハイハイ話聞いてたらあることないこと言うてもう後半辻褄さえ合わんくなっとったわ。最終的にマイちゃんに殴られたから慰謝料払えとかゆうとったしな(笑)」

    「えぇえ……むしろこっちが襲われたんですケド…(;_;)ヒドイ」

    「も〜ちゃんと分かってるよぉ♪やし、ぜーんぶ聞いた後、店内の事は全て監視カメラに録画してありますのでご覧になりますか?もちろん今もカメラは作動してますよって笑顔で言うたら罵声浴びせて帰りはった(笑)」

    2008-12-15 02:23:00
  • 457:
    pp

    …て、てんちょう…(泣)

    「てんちょう…実は良い奴だったんですね…(;_;)クスン」

    「実はってなによっ(笑)ま〜久々に楽しかったからいいわ♪マイちゃんしっかりしてるし、これからも色々期待してるでえ♪あ、生おかわり!」

    2008-12-15 02:27:00
  • 458:
    pp

    店長…ただのサボり魔じゃにかった//

    それにしても、最近私ホスト運最悪やな…

    でも例えば、例えば次もしなんかあったとしたら、ナオキさんはやっぱり助けてくれるんかな…?……って何をあつかましいこと考えてんねん私!乙女か!乙女気分か!も〜いや!!いやいや!!今日は飲もう!!飲んだろ!!

    2008-12-15 02:34:00
  • 459:
    pp





    「すいません!私も生おかわり!」

    2008-12-15 02:35:00
  • 460:
    pp

    ……ナオキさんはホスト。ナオキさんはホスト。ナオキさんは、ホスト。ナオキさんは…


    言い聞かせているのがちょっと虚しい。
    その度に、自分でも気が付かないくらい小さな【また会ってみたい】という欲求が底のほうに燻って、余計虚しい。

    2008-12-15 02:43:00
  • 461:
    pp

    なんじゃこりゃ。

    まさか。

    まさか。

    2008-12-15 02:46:00
  • 462:
    pp

    ――……恋……――



    な、んてことは、ない…よなぁ…?

    2008-12-15 02:47:00
  • 463:
    pp

    ―――――――――**

    2008-12-15 10:56:00
  • 464:
    pp

    次の日、二日酔いでフラフラしながら風呂入ろうとしていたら携帯が鳴りました。
    一瞬期待した自分を戒めながらディスプレイを覗くと、知らないアドレスから。
    未読メールも数件ありました。
    とりあえず一番上から攻めてみます。

    2008-12-15 11:22:00
  • 465:
    pp

    件名:はじめましてぇ?

    本文:俺ハルキってゆぅねんっ?よろしくぅ?マイちゃん今何してんのん??

    2008-12-15 11:26:00
  • 466:
    pp

    ――――――え(゚Д゚)



    だ、だれ?まぁ未読だけ先全部見てから考えよう…。

    2008-12-15 11:32:00
  • 467:
    pp

    マイちゃんもアパレルなんや?俺もパークスでアパレルしてる(^_-)よろしくな〜

    シンヤでぇす?今日暇やったら遊ぼうや〜?あと写メちょうだい?

    はじめましてっ☆アメ村で美容師してるマサヤやで(ΘωΘ`)よろしく?

    2008-12-15 11:48:00
  • 468:

    名無しさん

    気になるー(●´ω`●)

    2008-12-15 11:49:00
  • 469:
    pp

    ―――――(゚Д゚)!!!



    なにコレ!!出会い系!?いやいや登録してませんよ私!!えっ、まじで何…流出系…?

    2008-12-15 11:56:00
  • 470:
    pp

    いや、よく考えたら昨日飲みすぎて後半のこと全く覚えてないわ…

    なんかやらかしたんかな…てかどうやって帰ってきたかも…

    …て、店長に電話しよっ

    2008-12-15 12:02:00
  • 471:
    pp

    プルル――…ガチャ.

    「あ、おはようございます!昨日はすいません…あの」

    「おっはよ〜♪も〜まいちゃん泥酔で可愛いかったわぁ(笑)あっ、家にはちゃんと私が送っといたからね♪」

    2008-12-15 12:37:00
  • 472:
    pp

    「あ〜すいませんほんと(泣)あ、それでですね、なんか朝起きたら携帯…」

    「あ〜はいはい!気に入ったんおったぁ?皆顔は綺麗から安心してぇ(-.-)b」

    ――――…え(゚Д゚)

    2008-12-15 13:15:00
  • 473:
    pp

    「え?あの…え?」

    「ちょっと〜(笑)昨日マイちゃん彼氏欲しい〜言うて荒れてたから私が紹介したるって流れになってたやんか(笑)まぁ好きにしいよ♪ほんだら私今からデートやしまたねぇ〜♪」

    ガチャ.プーップーッ……

    2008-12-15 13:22:00
  • 474:
    pp





    ………ど、どうしよう…(゚Д゚)

    2008-12-15 13:28:00
  • 475:
    pp

    苦手です。
    紹介とか合コンとか、そっち系かなり苦手です。
    しかも店長の紹介ときています。
    それも複数同時進行パターンです。
    もう完全にパターン青です。あぁあ(;_;)

    2008-12-15 13:37:00
  • 476:
    pp

    しかもメールも苦手です。
    仕事関係以外なら日に4〜5通以上はマジでキツいです。
    でも…allブッチとかさすがに店長に悪いよなぁ…

    と、とりあえず少しメールしてみて、一番普通で一番めんどくなさそうな人をお気に入りということにして、後はお断りさせてもらおう…。うん、そうしよう…。

    2008-12-15 13:42:00
  • 477:

    名無しさん

    おもしろい?

    2008-12-15 17:42:00
  • 478:

    おもろすぎ?
    頑張って?

    2008-12-15 22:04:00
  • 479:
    pp

    ありがとうございます。

    更新します。

    2008-12-16 13:25:00
  • 480:
    pp

    とりあえず当たり障りのない短い文章を作り、送信していきました。
    その作業だけでかなり疲れました。
    なのに一瞬で返信されました。
    …だ、ダイジョウブ…!!1日2回だけ送ることにしよう!
    そしたら皆ダルくなるかもしれないし!今の若者は飽きっぽいからねっ!

    2008-12-16 13:36:00
  • 481:
    pp

    画像希望してきた方にはどっかの面白サイトから拾ってきたガチムチ系女子のを、
    電話番号はどもりまくるので恥ずかしいからというスタイルを貫く事にしました。

    それにしても皆さん同じようなことばかり言うのです。
    どこら辺に住んでいるのか、彼氏と別れてどれくらいか、いつ暇か…

    2008-12-16 14:25:00
  • 482:
    pp

    そういうのイチイチ教えるのって面倒くさくないですか?
    しかも、そういう出会いからの目的って大きく分けて一種類しかなくないですか?
    ちょろっと彼氏欲しいなって思ってしまったけど、ガツガツした感じのヒトは嫌だ……とか我が儘ですね。ヤッパリ。
    私もお年頃だし、ババアみたいな考え方してちゃ駄目だってよく周りに言われます。
    だけど……

    2008-12-16 21:38:00
  • 483:
    pp

    本気で分かろうとする気もないのに、ズケズケ踏み込んで来ようとするヒトが苦手なんですよね、昔から。

    だから、心を許している限られたヒト達以外には本心を出さないし、その他のヒトには自分から造ったハリボテというかダミーの自分で接してしまいます。

    それが一番楽だし、癖でもあります。

    2008-12-16 21:46:00
  • 484:
    pp

    そういうややこしいニンゲンなので、今みたいに心を軽くする為にだけ付き合えるヒトがもしいるなら、相手も同じ気持ちでないと困る訳です。

    取り替えがいつでも利くから罪悪感を感じない、都合が良い、生活に支障もない、いつだって切り捨てられる、そんな一定期間だけ穴を埋める関係を望んでいるヒトじゃないと………

    ………あれ?

    2008-12-16 23:00:00
  • 485:

    いつも楽しみにしてます?
    頑張って下さいね?

    2008-12-16 23:11:00
  • 486:
    pp

    こういうこと、こないだナオキさん言ってなかったっけ…?

    …え。こういうこと?

    …や、そうじゃないわ。

    2008-12-16 23:26:00
  • 487:
    pp

    そうじゃないけど……なんか……



    あぁ、また考えてるやん私。あほ。

    2008-12-16 23:47:00
  • 488:
    pp

    …まぁいっか。

    適当に、適当に。
    穴空いてるから、考えてしまうんやろうな。だから、早く、適当に。
    隙間を埋めるなんて、ガムテープでも新聞紙でも粘土でも、なんでもいいねんから、とにかく埋めてしまおう。

    2008-12-16 23:50:00
  • 489:
    pp

    右手に握っていた携帯が震えたので、開いた。

    パークスのヒトだった。

    名前もまだ把握できていないけど、もうこのヒトでいいやと思って文章を作った。

    2008-12-17 00:00:00
  • 490:
    pp


    件名:Re

    本文:明日暇だったら、ご飯食べに行きませんか^^?

    2008-12-17 00:03:00
  • 491:
    pp

    送信中の画面をボーッと見ていると、ちょっと昔の事を思い出して吐き気がした。

    不思議なことに、ナオキさんのカオも同時に思い出した。

    なんかすごく嫌だったから、電源を切ってもう一度ベッドにもぐりこんだ。

    2008-12-17 00:09:00
  • 492:
    pp

    >>492から書きました。
    以前アンカーつけてと言われていたのに仕事の疲れからかすっかり忘れていたので、これからはまた書きます(;_;)スイマセン

    レス下さった方、読んで下さった方ありがとうございました。
    更新終わります。

    2008-12-17 00:17:00
  • 493:

    名無しさん

    更新お疲れ様です!

    2008-12-18 00:05:00
  • 494:

    名無しさん

    お疲れ様です!気になる〜

    2008-12-18 01:01:00
  • 495:

    しおり

    2008-12-18 15:01:00
  • 496:

    おもろいー?
    頑張って?

    2008-12-18 23:24:00
  • 497:

    374です。
    ユウタとコウタ…細かい所気になってしまいこちらこそすみません。丁寧な返答ありがとうございます。
    色々と忙しいとは思いますが、主さんのペースでageて下さいね。完結を応援しています。
    頑張って!☆

    2008-12-19 05:14:00
  • 498:

    しおり

    2008-12-20 07:09:00
  • 499:

    名無しさん

    本当に楽しみにしています。又 読ませて下さいね。

    2008-12-21 22:01:00
  • 500:

    名無しさん

    アゲ

    2008-12-26 20:31:00
  • 501:

    名無しさん

    オモロー?

    2008-12-29 00:50:00
  • 502:

    名無しさん

    待ってます

    2008-12-29 18:17:00
  • 503:
    pp

    いつもレスありがとうございます。
    年末年始は特に忙しいので、なかなか来れずにすいません。
    コウタ=ユウタ以外にも打ち間違えやミス多々あって申し訳ないです。
    少しずつになりますが、時間見つけて更新します。

    2008-12-30 19:19:00
  • 504:
    pp





    …そんなこんなで当日になりました。

    2008-12-30 19:38:00
  • 505:
    pp

    迎えに来てくれるそうですが、正直家とか知られたくないのでちょっと歩いたとこにあるマツモト○ヨシの駐車場で待ち合わせました。
    テクテク歩いて行くと、可愛らしい軽達の間に一つだけやたらデカイ車が。
    デコボコ山道もグイグイ走れそうな感じです。しかも只でさえ狭いマツキヨの駐車場から完全に煙たがられるようなやらしい停め方です。

    ……嫌な予感ビンビンです。

    2008-12-30 19:59:00
  • 506:
    pp

    妙な妄想を膨らませていると、携帯が鳴りました。

    「は、はい…」

    「もしもし、もう駐車場いるけど車分かる?」

    2008-12-30 20:10:00
  • 507:
    pp

    あぁもう後戻りできない…

    「はぁ…、あの、もしかして大きいやつですか?」

    「そうそう♪あれ、もう着いた?外出るわ!」

    2008-12-30 20:21:00
  • 508:
    pp

    そう言って出てきたのは、ギャル男でもガチムチ山男でもなく、とてもお洒落なカジュアルお兄さんでした。



    …ホッ。

    2008-12-30 20:32:00
  • 509:
    pp

    「マイちゃんはじめまして!今日行くところ、なんでも美味しいから期待しててな☆ちゃんとお腹空かせてきた?(笑)」

    お兄さんの印象は良かったです。
    べっぴんさん(?)だったし、話し方もハキハキしていて楽です。
    も〜黒ミチやゴブリンみたいなのが出てきたらどうしようかとヒヤヒヤしましたが、店長ナイスです。

    2008-12-31 00:13:00
  • 510:

    更新キタ━(゚∀゚)━!!

    2008-12-31 08:41:00
  • 511:
    pp

    ありがとうございます。


    去年はお世話になりました。
    今年も完結まで引き続き宜しくお願いします。

    2009-01-03 17:38:00
  • 512:
    pp

    車の中はとても良い香りで、シートもふかふか。
    彼は女の子の扱いに馴れていて、押すでも引くでもないバランスの良い会話をしてくれました。
    名前は至って普通だったけれど、仲間内でのあだ名は何故かガッチャンだそうです。
    一文字も当てはまってませんが、そこを突っ込んでみると異常なまでに照れたので以後触れないようにします。
    パピプ〜のガッチャンを連想せずにはいられないまま目的地に到着。

    2009-01-03 17:45:00
  • 513:

    名無しさん

    まいちゃん明けましておめでとう?読んでます?必ず完結してね?

    2009-01-04 01:54:00
  • 514:
    pp

    ありがとうございます。
    更新バラバラでほんとにすいません。

    >>526から

    2009-01-04 14:16:00
  • 515:
    pp

    そこはイタリアンな感じのお店でした。
    お皿も店内も凝っていて可愛いし、尚且つ料理も美味しかったので機嫌よく会話も弾みます。
    ガッチャンの性格はかなりさっぱりしていて結構楽です。余計な詮索も今のところ無し。ヨシヨシ。

    「や〜サエ(店長)もゆうてたけど、マイちゃんっておもろいなぁ(笑)俺ずっと笑ってるわぁ〜」

    2009-01-04 14:18:00
  • 516:
    pp

    オシボリでトントンするも薄い素材のTシャツはたっぷりソースを吸っていて、しかも白なのでかなり目立ちます。
    「うわぁ…全くとれる気配ない…これお気に入りやったのに…うわぁ…」


    めっちゃヘコんでる…(゚-゚)

    2009-01-04 14:36:00
  • 517:
    pp

    「で、でもすぐに洗ってクリーニング出したら落ちるかもしれないですよ!今日はもう解散しましょうか?」

    「うーん……あ。」

    「(゚゚)?」

    2009-01-04 14:40:00
  • 518:
    pp

    「マイちゃん今日もうちょい時間ある?ちょっとついてきて欲しいとこあるねんけど」

    「時間はありますけど…Tシャツ手遅れになるかもですよ?」

    「あ〜いけるいける!ほんじゃあデザート食べたらいこ!はいメニュー!」

    2009-01-04 14:43:00
  • 519:
    pp

    デ、デザートはちゃんと食べるんや…(゚-゚)

    ガッチャンさんはプリンパフェとパンナコッタを美味しそうに食し、甘味への熱いパトスを必死に語ってきました。
    プリンっぽいのが好きなんですね…
    ワタシは大学芋が好きです。

    2009-01-04 14:51:00
  • 520:
    pp



    さて、
    満腹のまま車にゆられた先はパークスだったわけです。

    2009-01-04 14:55:00
  • 521:
    pp

    どっか店入るんかなぁとか思いつつふと周りを見回すと、ガッチャンさんはべっぴんさんなので、女子どころか男子の視線さえ集めていました。
    Tシャツのシミとか元から柄だったかのように誰も注目してません。
    いやあ美人っていいなぁ……私やったら通りすがりのオッサンにさえ指摘されそうな勢い…ブツブツ。

    「そーいやまいちゃんなんか欲しいもんある?」

    2009-01-04 15:09:00
  • 522:
    pp

    「え!?や、ないです!」

    「そんな全力で言い切らんでも(笑)今から店行くねんけど、レディースも置いてるしなんか欲しいもんあったら言うてな♪」

    「は、はい(゚゚)」

    2009-01-04 15:12:00
  • 523:
    pp

    前橋さんがずいっと顔を近付けてきます。あ〜お髭も整ってる。お肌キレイ。睫毛ながっ。

    「おーいおっさん近い近い!!てかこないだ入った俺欲しいゆうてたやつまだ在庫あります?」

    「おっさん言うなや(笑)何個かあったんちゃう?見てみる?」

    2009-01-04 15:40:00
  • 524:
    pp

    「マイちゃん、俺めっちゃ可愛いTシャツ着てさっそうと帰ってくるからちょっと待っててくれる!?」

    ガッチャンさん、目が輝いている…。

    「分かりました(笑)適当に店内物色してるんでごゆっくりどうぞ☆」

    2009-01-04 18:21:00
  • 525:
    pp

    ―数分後―



    「見てぇ!!俺バリ可愛い!!」

    2009-01-04 18:31:00
  • 526:

    ひーい

    可愛いっ?!!笑

    しおり

    2009-01-05 07:11:00
  • 527:

    今年も楽しみにしてます

    2009-01-05 23:00:00
  • 528:

    名無しさん

    主サンあけおめ?

    2009-01-07 18:02:00
  • 529:

    名無しさん

    まだかなー

    2009-01-14 00:51:00
  • 530:

    名無しさん

    バーゲンで忙しい時期やろうけど、がんばって?

    2009-01-14 19:42:00
  • 531:
    pp

    ありがとうございます。
    バーゲンのご心配までして戴いてすいません(;_;)
    ノロノロ更新で本当にごめんなさい。

    >>542から更新します。

    2009-01-14 20:11:00
  • 532:
    pp





    「……可愛い!」

    2009-01-14 20:14:00
  • 533:
    pp

    ガッチャンさんはまさかのくまさんTシャツで現れました。

    …や、くまさんものっすごい似合ってます。
    合わせかたによってはダサくもおされにもなる、着る者のセンスがくまさんの価値を上げ下げするような難しいデザインですが、形の良いチェックの中折れハットとさりげない小物達が可愛いくまさんを見事キングベアに仕立てあげました。ワッショイ!

    2009-01-14 20:37:00
  • 534:
    pp

    「ほんま!?やんな〜くまさん可愛いやんな〜*´`*俺基本シンプルな服が好きやねんけど、こういう露骨に可愛のも好きやねん♪ウフフ」

    ガッチャンさんは鏡の前であからさまにポーズをとってみせ、新しい玩具を買ってもらった子供のようにニコニコしながら言いました。
    あー、このヒトは本当に服が大好きなんだなぁ。
    私も一応服屋さんで働いてるけど、新しい服買ってこんな顔したことないや。

    2009-01-14 20:48:00
  • 535:
    pp

    服が何よりも好きな訳じゃないから大した情熱もないし、よくある【お客様の笑顔やありがとうのことばが宝物です!!】みたいな事、微塵も感じたことないしなあ。
    宝物というかアパレルで大切なのは労働によって発生する賃金の量と人間関係の良好さだと思うし、お客様の笑顔とか日頃気にして見てないし、正直に言いますが夕方が近付くと晩御飯の事しか考えてません。小学生です。

    そんな私とガッチャンさんが同じ職業だなんて、なんだか申し訳ないです。
    ガッチャンさんはきっと私と真逆の考え方で仕事をしていると思います。あぁ。なんだか凹む…

    2009-01-14 21:11:00
  • 536:
    pp

    それからガッチャンさんは超ご機嫌で、店を出てからまたスイーツ食べに行くことに。
    ガッチャンさんはなんかプリンがクレープに入ってるやつ。
    私はさっき飯を食ったというのにハンバーグが入ってるやつを食べました。ゲフン。
    彼の服の話を色々聞いたりしていると良い時間になったので、そろそろ帰る感じに。

    2009-01-14 21:29:00
  • 537:
    pp

    例の乗りにくい車にうんしょと乗り込み、一息つくと膝にガサッと紙袋が置かれました。

    「何ですかこれ?」

    「ん〜プレゼント!」

    2009-01-14 21:35:00
  • 538:
    pp

    …え(゚Д゚)



    「いや…いやいや…ちょっとこんなん貰えないです…」

    2009-01-14 21:39:00
  • 539:
    pp

    「なんで(゚-゚)?大したもんじゃないし、今日楽しかったからありがとうのプレゼントやで、普通に☆」


    ……やるかね。普通会って数時間のニンゲンにこんなに大きな紙袋に入ったプレゼントをやるかね。
    しかも普通にって…あんたもしや…ややこしい男なのかね。石田ジュン市と同じ種類なのかね。そうなのかね……

    2009-01-14 21:47:00
  • 540:
    pp

    しかも相手はべっぴんさん。……ぎやあコワイ!!!絶対裏がある!!!ユイさまぁ!!!



    「マイちゃん…やっぱおもろい(笑)そんな深く考えんと、こんなん取りあえずもろといたぁええねんって!女の子はプレゼント貰ってなんぼやし♪なっ♪ほんじゃ出発しま〜す>

    2009-01-14 21:58:00
  • 541:
    pp

    マツ○ヨに着くまでドッキドキでした。
    もう猜疑心が独り歩き状態ですよ。

    この中には発信器が仕掛けられてて、【彼氏もおらず紹介の男とホイホイ飯を食いに行く一人暮らしの女の住所提供】とかネットの変態掲示板に載せられる…とか、置物系が入ってて、ついでにその内に盗聴機も入ってて、私のあられもないボイス(イビキや歯軋りが煩すぎて工場みたいとよく言われます)を変態掲示板にupされるとか…
    果てはそれをネタにカラダやお金を要求されるようになるとか……ひ、ひぃいいぃ…(;_;)

    2009-01-14 23:08:00
  • 542:
    pp

    仕方ないじゃない。
    異性にプレゼントをイキナリ贈られるなんて経験、私のしょーもない人生にはないじゃない。
    しかもこんなべっぴんさん…疑ってしまうのは当然じゃない…

    ―――マツ○ヨ到着。

    2009-01-14 23:12:00
  • 543:
    pp

    「今日はありがとう!また時間あったら遊ぼうな!」

    …ホッ。帰った。

    やらしいけれども家に帰る前にマツ○ヨのトイレで中身を確認してみよう…

    2009-01-14 23:18:00
  • 544:
    pp

    あっ…その前にコワイからユイに電話しよう…

    ―プルル〜…ガチャ.

    「……なに。」

    2009-01-14 23:26:00
  • 545:
    pp

    「あら寝てた?てか聞いてや…カクカクシカジカ…」

    「…はぁ!?なんなんバリおもしろそうやん!!なんなん変態掲示板て!盗聴機て!まって5分で行くから!!」

    ガチャ.プーップーッ…

    2009-01-14 23:33:00
  • 546:

    面白かった
    一気読みしてもた
    また更新待ってまつ

    2009-01-15 15:47:00
  • 547:
    pp

    ありがとうございます。

    >>562から更新します。

    2009-01-15 19:48:00
  • 548:
    pp

    ユイさまはホントに五分でやって来ました。
    すっぴんで髪の毛もぼっさぼさですが、金色のウキウキオーラを全身から溢れさせています。

    「ほんで!?これがブツか!?開けていい!?」

    2009-01-15 20:04:00
  • 549:
    pp

    「いいよ…。でもよく調べてな…?トウチョウキ…」

    わ〜てるわ〜てると言いながらユイさまは紙袋や箱に穴が空いていないかを念入りにチェックし、ガサガサ降り、ゆっくりとOPEN……

    「うわ。」

    2009-01-15 20:23:00
  • 550:
    pp

    え……(;_;)?



    「可愛い〜♪見てみいパンプスやあん♪」

    2009-01-15 20:25:00
  • 551:
    pp

    えっ(゚-゚)

    「なんかクラシカルなデザインやなぁ〜☆ちょっと履いてみたら?アンタこんなん似合うやん♪」

    えっ(゚-゚)

    2009-01-15 20:29:00
  • 552:
    pp

    「と、トウチョウキは…?ハッシンキ…靴底とか見た…?」

    「あ〜ないない!ちょ、早く履いてみてよ〜♪サイズでかかったら頂戴♪ウフ」

    ユイさま…本当かよ…。でも靴底に後から貼り付けたような痕跡もないしなぁ。…てか普通に可愛いなぁコレ。

    2009-01-15 20:45:00
  • 553:
    pp

    手に取ってみると、ラウンドトゥで80年代っぽい割とシンプルなデザイン。
    でも、生地が変わっていて素敵です。太めのヒールで、ヒール全体にどっかの民族模様っぽいものが細かく密かに彫られているのも邪魔しない存在感で素敵。


    う〜ん……イイ(゚∀゚)!

    2009-01-15 21:11:00
  • 554:
    pp

    まぁコレはいて足が爆発するなんてことはないだろう……とか自分を納得させてからパンプスに足を入れてみると…


    「…じ、ジャストミート!!!」(放送禁止シリーズ大家族編より抜粋)

    2009-01-15 21:14:00
  • 555:
    pp





    ―――――1ヶ月後。

    2009-01-15 21:25:00
  • 556:
    pp

    『いっせ〜の〜……せっ!!』

    「うわっ!何これバリきもいっ(笑)」

    「うわ〜んめっちゃ可愛い!」

    2009-01-16 11:30:00
  • 557:
    pp

    乗りにくい車にもだいぶ慣れた頃、私はこのイベント(?)にもだいぶ慣れていました。

    「てかマイちゃんよおこんなん見つけてくるよな(笑)携帯つけとこ〜♪」

    「ガッチャンもな!あ〜明日から使おう〜♪」

    2009-01-16 11:36:00
  • 558:
    pp

    え!そんな勝手に持ってきたら計算あわへんくなるやん!

    「あ〜いけるいける!ちゃんと親にも一個頂戴って言ってるし♪俺安月給やからこんなん買われへんしっ(笑)やし気にすなよ〜」

    でもなんか後ろめたさが………

    2009-01-16 12:05:00
  • 559:
    pp

    「ん〜……じゃあ、三回に一回俺になんかおもろいもんプレゼントして?300円以内で笑けるやつな!ほんなら後ろめたさもないし、俺も楽しみ増えるし♪な♪」




    ―――……

    2009-01-16 12:09:00
  • 560:
    pp

    そして今に至ります。

    店長にも相談してみましたが、ガッチャンさんのオウチはかなり儲けてらっしゃるみたいなので、一個ずつ拝借してても痛くも痒くもないやろ〜!私も貰ったことあるし!あいつプレゼントするの好きなんちゃうか?と言われました。
    かといって適当なもんはあげたくないので、300円以内で笑けるものを私は真剣に毎回探しました。
    ガッチャンさんもいつの間にかガッチャンと呼べる程の仲良しに。

    2009-01-16 12:18:00
  • 561:

    かえで

    しおり?

    2009-01-16 18:45:00
  • 562:

    おもしろ〜続きが気になる〜ん

    2009-01-16 19:29:00
  • 563:

    名無しさん

    更新お疲れ様?

    2009-01-16 19:45:00
  • 564:
    pp

    ありがとうございます。


    >>578から続きます。

    2009-01-17 18:26:00
  • 565:
    pp

    でも、二人の間には恋愛に発展する要素も雰囲気もなにもありません。まじでぜんっっぜんありません。
    ガッチャンが少し早めに終わることが多かったし、店長とは地元の友達ということもあって大概私の店まで迎えに来てくれていたから、周りには「彼氏やと思ってた〜!」とか「なんで付き合わんの?」とか色々言われました。
    まぁ一応クソミソのような扱いを受けることは無かったですよ。
    無かったですけれども…
    女の子として接してはくれましたが、【自分が恋愛感情を抱いている女の子】って感じでは全くないのです。

    2009-01-17 18:43:00
  • 566:

    名無しさん

    おもろ

    2009-01-20 18:24:00
  • 567:

    名無しさん

    書いて下さい

    2009-01-21 19:49:00
  • 568:

    名無しさん

    ほんま面白い?

    2009-01-22 03:24:00
  • 569:
    pp

    ありがとうございます。

    >>583から続きます。

    2009-01-22 11:21:00
  • 570:
    pp

    最初こそまさかの素敵ルックスにウフフでしたが、中身に触れれば触れるほど、ガッチャンの良さに気付けば気付くほど、不思議とそういう目では見なくなりました。
    男と女の友情ってどちらかが違った感情抱いたらもうそこで終わりです。
    だから、そんな関係は長期的に見るとあり得ないって意見が多いんだと思います。
    けど、理屈じゃない確かなものをガッチャンにはビンビン感じるのですよ。
    …え?何かって?

    2009-01-22 11:31:00
  • 571:
    pp



    【波 長 が 合 い す ぎ た A B 型 の 奇 跡・・・】

    .

    2009-01-22 11:36:00
  • 572:
    pp

    ……何故か禁止ワードになる。
    A B 型 の奇跡について語ろうとすると何故か…。
    もう黒い組織が動いているとしか考えられないです。名指しで言うとアガサ博士の影がちらついて仕方ないです。
    しかし、それでも私は屈しません。
    血液型なんて関係ね〜よといった一見正論ととれる意見にも…!燃ゆるパトスで語りきって見せます…!!うをおぉお…!!

    2009-01-22 11:44:00
  • 573:

    名無しさん

    私もコナン好き?
    主さんもすっきゃねん?

    2009-01-23 00:16:00
  • 574:
    pp

    ありがとうございます。
    根拠も無いのにアガサ博士とめぐれ警部の血縁関係を疑う私がいます。


    >>590から続きます。

    2009-01-23 17:45:00
  • 575:
    pp

    …と燃えてはみたものの、結局は私の浅い人生経験からくる戯言に違いないので、さら〜っと流しておいてください。あくまで私と私の周りの場合です。
    分かり辛いかと思いますので、少し(私と私の周りの)A Bについての説明も交えます。
    ちょこっとガッチャンとの関係性が分かりやすくなるだけで、見なくとも物語的には何の支障もありません。

    それでも良い方はドウゾ↓↓↓

    2009-01-23 19:02:00
  • 576:

    名無しさん

    ドウゾ??

    2009-01-27 20:30:00
  • 577:

    名無しさん

    どぉぞ?

    2009-01-29 19:36:00
  • 578:

    名無しさん

    どんぞ?

    2009-01-29 21:39:00
  • 579:

    名無しさん

    dozo?

    2009-01-30 20:33:00
  • 580:

    名無しさん

    どぞう…?

    2009-02-03 14:10:00
  • 581:

    名無しさん

    付き合うホストはいつになったら出てくるの!?もう待てない!!うずうずしながらずーっと待ってるのに!!これ以上あたしを苦しめないで!!

    2009-02-06 01:59:00
  • 582:

    名無しさん

    (笑)

    2009-02-06 02:00:00
  • 583:

    名無しさん

    同じくうけた(笑)

    2009-02-06 09:27:00
  • 584:

    名無しさん

    (笑)

    2009-02-06 14:46:00
  • 585:

    名無しさん

    あたしも(笑)
    話それすぎちゃう?

    2009-02-13 15:46:00
  • 586:

    さげ

    2009-02-16 23:01:00
  • 587:

    名無しさん

    主さん 続き書いて下さい(>_

    2009-02-17 12:03:00
  • 588:

    名無しさん

    ばりうけた(笑)

    2009-02-18 11:34:00
  • 589:

    名無しさん

    批判か思ったら…笑

    2009-02-19 18:27:00
  • 590:

    主さんお忙しいのでしょうか?
    楽しみが減ってしまいました(T_T)

    みんな復活を待ってますよ。

    って言っても元々お忙しいとゆうておられたのでアレですが。。
    …待ってます(゚-゚)ガンバレ

    2009-03-14 05:14:00
  • 591:

    名無しさん

    主元気かなぁ

    2009-03-19 13:01:00
  • 592:

    名無しさん

    もう書かへんのちがう…

    2009-03-21 02:22:00
  • 593:

    すいません……なんか色々してたらすっかり……(;_;)
    トリップも忘れ去ったので、新しくします。
    A-B型のくだりはこの際はしょります。
    ホストはまだ出ませんが、>>599さん苦しめてすいません……(;_;)

    2009-03-25 18:56:00
  • 594:

    なんか意気込んでた割には簡素になってすいません。
    アガサにもよく言っておきます。

    …話は戻りますが、そういう特殊な感じって他人に上手く説明できません。
    ていうか基本的に説明が下手です。

    2009-03-25 19:13:00
  • 595:

    だから、変に追求されると丸投げしたくなります。
    面倒なのもあるけど下手なコトバを使って下手に相手に伝わるのって厄介だし、初めからそこまで理解も求めていないのです。
    だって、自分と100%同じ気持ちを理解できる人ってこの世の一人もいないのです。
    %が低い人に限って、無理矢理聞こうとしたり、分かったフリをしたがります。
    そーゆうのが苦手です。で、自分の説明を避け続けた結果、超説明下手なニンゲンになりました。えへ。

    2009-03-25 19:23:00
  • 596:

    ただ、それはガッチャンも同じだった。

    ガッチャンは小さい頃から明るく、人に好かれる子で、いつもニコニコ笑ってたそうです。
    その明るさと容姿から女の子にもおモテになり、それなりにお付き合いも豊富にしてきました。
    友達も、たくさんいます。

    2009-03-25 19:28:00
  • 597:

    楽しかったし、幸せだったし、自分は恵まれているって思っていたけど、ふとした瞬間どうしようもない程悲しくなるときがありました。
    ガッチャンは、一度だって本当の自分で深く人に接した事がなかったからです。
    ガッチャンは、少し話すと相手の奥のほうが見えちゃう子でした。キタナイとこも、キレイなとこも。
    だから、「この子にはこういう俺」「こいつにはこういう僕」という風に自分を何人も創っては使い分けていました。
    それが完璧すぎて、皆は創った方のガッチャンを大好きになっちゃって、本当のガッチャンは出てこれなくなりました。

    2009-03-25 19:35:00
  • 598:
    pp

    でも、嘘つきは自分です。
    皆に本当のことを言ったら嫌われるんじゃないか、
    『皆の好みにあわせて創った自分』を皆は好きなんだから、がっかりさせてしまうんじゃないか……

    とっても楽しかった事があった日や嬉しかったあとは、孤独で潰されそうになります。

    2009-03-25 19:38:00
  • 599:

    中には、隠している部分にもちゃんと気が付いて、全部のガッチャンを好きになってくれる人もいました。
    でもそれは人生の中でごく僅かしか出会えない貴重な人達です。
    ガッチャンのこれまでの人生では、たった二人しかいません。

    ガッチャンは一人と親友になり、一人と恋人になりました。

    2009-03-25 19:46:00
  • 600:

    …と、ここまでのお話をガッチャンん家でマリカーしてる時にさら〜っと聞かされた私は、ビックリし過ぎてセレクトボタンを押しましたよ。

    だって、

    私と全く一緒の経験してきた人に初めて出会ったから。

    2009-03-25 19:51:00
  • 601:

    100%じゃない。
    別の個体なんだから、自分と100%同じじゃない。

    けど、ガッチャンとワタシの中にある核は同じ種類のものなんだなあって感じました。
    なんかすごくホッとして、なんか一人ぼっちから二人ぼっちに昇格した気がして、絡まってた何かから解放されたような、そんな気がしました。

    2009-03-25 19:54:00
  • 602:

    マリカーについては怒られましたが、そこから今までしなかった部分の自分の話やガッチャンの話を沢山して、晴れてキョウダイになった次第です。

    ガッチャンは、本当に大切に想った、『恋人』だと思った人は一人だけだって言いました。

    「全部俺が悪いねんけどなぁ。もう、おらんくなっちゃった。あの頃に戻りたいけど、同じことしてしまうなら今のままでいいって思う。俺が好きって思ってるだけでいいねん。」

    2009-03-25 20:05:00
  • 603:

    ガッチャンは笑ってたけど、子供みたいな顔してた。

    今にも泣き出しそうな、誰かに助けを求めてるような、そんな顔。
    きっとガッチャンを好きになる人は、ガッチャンのたまに見せるこんな表情を変えてあげたいって思うんだろうな。
    だけど、ガッチャンを本当に救えるのは、その大切だった恋人だけ。

    2009-03-25 20:11:00
  • 604:





    .

    2009-03-25 20:13:00
  • 605:

    『愛してる』



    たった一度だけ、あの人が言ってくれたコトバを思い出した。

    2009-03-25 20:15:00
  • 606:

    あの時、なんでそう言ったの?

    どんな気持ちで笑ったの?

    私は、どうして聞こえないふりをしたのかなあ。

    2009-03-25 20:25:00
  • 607:

    「おーい、マイちん?ちっさい子みたいな顔なってんで(笑)どした?」



    ………人は、究極に切なくなると、子供に還る傾向にあるようです。

    2009-03-25 20:30:00
  • 608:





    .

    2009-03-25 20:31:00
  • 609:

    それから暫くして、私はもう一つ仕事を増やしました。
    それに伴い、アパレルの出勤日を少し減らしてもらったら「結婚間近か!?」とか「赤ちゃんできた!?」と何故か言われましたが、あえて意味深な微笑みだけ残すことにしました。

    いや、普通に夢に近付くお仕事です。
    挿絵とか描くやつです。

    2009-03-25 20:37:00
  • 610:

    それから暫くして、私はもう一つ仕事を増やしました。
    それに伴い、アパレルの出勤日を少し減らしてもらったら「結婚間近か!?」とか「赤ちゃんできた!?」と何故か言われましたが、あえて意味深な微笑みだけ残すことにしました。

    いや、普通に夢に近付くお仕事です。
    挿絵とか描くやつです。

    2009-03-25 20:38:00
  • 611:

    前から知り合いの雑貨屋でポスター描いたりシールとかポストカードの絵描いたりしてたんですが、なんかそれ経由でちゃんとした仕事が転がってきました。

    やったぁ〜ん。

    別に挿絵でプロになりたいとかじゃないけど、ちゃんと給料貰えるみたいなので嬉しいです。

    2009-03-25 20:43:00
  • 612:

    シフト出した帰り、そのうちもっと凄い仕事もきたりして…とか平和な妄想してたら携帯がブルル……

    なんか幸せだったので勝手にユイと決めつけ、画面もろくに見ずにハイなまま素早く出てみました。

    「もっしーーー!!!」

    2009-03-25 20:46:00
  • 613:

    「あ、久しぶり。なんか元気そうやね(笑)」



    顔が青ざめていくのがワカル。ワカル…。あぁあ…。

    2009-03-25 20:48:00
  • 614:

    なんでこのタイミングで……

    「お、お久しぶりですぅ…。ナオキさんも元気そうですね…あはは。」

    「うん、元気元気。あ、いきなりごめんね?今大丈夫かな?」

    2009-03-25 20:51:00
  • 615:

    「あ、大丈夫です!こないだはすいませんなんか……ゴニョゴニョ」

    「ん?なにが?…てかさ、ちょっとくりっと左後ろ振り返ってみて〜☆」

    左後ろ………(゚-゚)?

    2009-03-26 12:44:00
  • 616:

    はっ………(゚Д゚)!!!!



    「久しぶり〜☆」

    2009-03-26 12:45:00
  • 617:

    道路脇に停めた車の横に、私服のナオキさんが笑顔で手をヒラヒラさせてました。
    ああぅ。ワタシ今絶対アホみたいな顔してる。


    「や〜仕事休みでフラフラしてたらマイちゃんみっけてさ〜、ついつい電話しちゃった。ハハ☆」

    2009-03-26 12:49:00
  • 618:

    言いながら、ナオキさんは植え込みをまたいでこちらに近寄ってきます。

    目の前に来てから携帯を閉じ、もっかいあのニッコリ笑い。

    「マイちゃんも今日仕事やすみ?」

    2009-03-26 12:51:00
  • 619:

    「やすみです。」

    とゆーわずか五文字を一秒そこらで言う間に、ワタシの心臓なんかい運動すんねんってほどバクバクバクバクいってます。
    心臓っていうかむしろ身体全部が心臓になったかのよーです。
    それによって血流が超良くなったのか、顔面がめっちゃ熱いです。あっつい……

    2009-03-26 13:07:00
  • 620:

    しかもその異変にすぐ気付かれるという……

    「え!どしたん大丈夫?具合悪い…?」

    いやいや……尋常じゃないほど照れてるだけですからどうか放っておいて下さい……

    2009-03-26 13:09:00
  • 621:

    「いや、でもなんかホントに具合悪そう……。どっか店入って休む?車すぐそこだし、取りあえず乗ろ?」

    ナオキさんは外人ばりに自然に肩を抱いてきて、それは支えてくれているだけであっていやらしい感じは全く無いのに、もうワタシは死にそうでした。

    助手席に乗っても顔のホカホカは治まらず、ひたすら下を向く。深呼吸しまくってみる。早くオチツケ…オチツケ…

    2009-03-26 13:29:00
  • 622:

    ナオキさんは心配そうにお水買ってこようか?とか家まで送ろうか?とか言ってます。
    完全に具合悪いと思い込んでます。
    私といえば、具合悪い原因に気付いてしまって、余計に具合悪くなってます。

    「すいません、ちょっと立ちくらみしただけなんで大丈夫です。ナオキさんもうご飯食べました?

    2009-03-26 13:37:00
  • 623:

    「や、まだだけど……。ホントに大丈夫?顔赤かったけど風邪とかじゃない?」

    「ホント大丈夫です☆じゃあ私もまだなんでご飯食べに行きませんか?多分朝ごはん食べてなかったせいですねーこれ。アハハ」

    心配性やなあ。てゆーか

    2009-03-26 13:45:00
  • 624:





    ……ワタシやっぱり、アナタが好きなようです……。

    2009-03-26 13:50:00
  • 625:

    更新してる?
    主の書き方めっちゃ好き!頑張ってね

    2009-03-27 00:44:00
  • 626:

    待ってたょーー
    良かった 書いてくれて?

    2009-03-27 16:33:00
  • 627:

    ……嬉しいすぎる…(泣)
    わざわざsageてのレスありがとうございます。
    でも、まとめる力の無さ故にもう少し話長くなりそうです……。
    なので、もう私みたいなもんは完結までずっとsageでいこうと思います。
    すいません。宜しくお願いします。

    2009-03-28 00:21:00
  • 628:

    >>644

    「……そう?…ん、じゃあ〜今日はおいちゃんが奢ってあげよう!お肉食べにいこ!お肉!」

    わーいニクニク。おニク好きです。

    2009-03-28 00:25:00
  • 629:

    ていうか、そーやってイタイとこ無理に触れないでいてくれるところも好きです。

    自然と楽しい空気に変えてくれるとこも、
    そのくせチラチラ私の雰囲気汲み取ろうとしてくれるとこも、
    ………あー。好きだ。

    2009-03-28 00:31:00
  • 630:

    でも、暫く恋やら愛やらに無縁だったからか、この《好き》がどのカテゴリーに属するのか分からない。
    でもでも、別にどれであっても、どれでもなくても良いような。

    とりあえず確かなのは、《このニンゲンが》好きってことです。
    アバウトだな〜と思われるかもしんないけれども、本質を好きになれるってとても貴重なことだから、嬉しいです。

    2009-03-28 00:37:00
  • 631:

    だから、それ以上はいいのです。

    ニンゲンなんて頭殆ど寝たまんまなんだから、自分で理由を捜したってまず見つからない。少なくとも私はそうです。
    自分の持ってるピースから無理矢理に当てはめて答えにしたものって過去にいくつもあったけど、
    もうそんな事で満足はしたくないんだなあ。歳とったんかなあ。

    2009-03-28 00:42:00
  • 632:

    ユイにも、ガッチャンにも似てるなぁこの気持ち。
    家族にも似てる。

    好きだから、何したって何されたって勝手に好き的な……本質そのものは嫌いになれない的な……
    こーゆー気持ちを表すコトバってなんなんだろー。

    2009-03-28 00:51:00
  • 633:

    「ねーマイちゃんってさ、前も思ったけど結構食うよなー(笑)」

    あ、食います。オゴリなら尚更。エヘ。
    ………
    あ〜……さっきからしつこく頭を行ったり来たりしてる……ナオキさんに一番似ている人が誰か分かった………カモ。

    2009-03-28 00:58:00
  • 634:

    【お前な、飯三回ぐらいでもう飲み込んでるやん?だから便秘やねんで(笑)ちゃんと噛めよ(笑)】



    ………性格も見た目も言い回しも全然違うのに何ででしょ。

    2009-03-28 01:05:00
  • 635:

    「ハイ、おしぼりどーぞ。くちの周りソースつけたままってのもメイ的な可愛さあるけどねー(笑)」

    【汚なっ!お前そのくちでチューとか絶対求めてくんなよ!(笑)」

    …………やっぱ全然ちがう……

    2009-03-28 01:14:00
  • 636:

    ……

    …………

    ………あ。ワカッタ。

    2009-03-28 01:15:00
  • 637:

    笑ったとき。

    おんなじ雰囲気になるんだこのヒト。

    表情とか声とか笑い方とか全然違うけど、おんなじ雰囲気になる。…【直】と…―――。

    2009-03-28 01:19:00
  • 638:

    「ふ〜お腹いっぱい☆あ、マイちゃんまだ時間ある?俺見たい映画あってー…」



    …………

    2009-03-28 01:26:00
  • 639:

    ―――
    だからひっかかってたのかな。
    直と似てるから?
    それとも直のことを後悔してるから、私の頭が勝手に似せてるだけ?
    …分からん。もーーほんとにダメな頭だ。何も分からん。

    2009-03-28 01:29:00
  • 640:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 641:

    主さんありがとう!

    2009-03-31 10:42:00
  • 642:

    こちらこそありがとうございます。

    >>660

    2009-03-31 21:16:00
  • 643:

    私達はホテルに居ました。

    しかもブラホです。ブラホ。
    部屋は鏡ばりです。
    天井も鏡。わお。

    2009-03-31 21:20:00
  • 644:

    イチャイチャ……………しませんよ。勿論。ブラホですることといえば…



    「っしゃあーーーーーーー!!!!!佐世保は誰にもわたさん!!!!」

    2009-03-31 21:26:00
  • 645:

    「はぁ!?佐世保ぐらいでイキんなやとっつぁん坊や!!!!」



    あ〜桃鉄……楽しい。

    2009-03-31 21:33:00
  • 646:

    あの後映画見に行って、その感想語り合う為に居酒屋行って、二人ともべろべろんなって、何故か無性に桃鉄やりて〜みたいになって、今に至る…………。

    しかもまだ飲む飲む……

    もうナオキさんはとっつぁん坊やにしか見えない……ウプス。

    2009-03-31 21:37:00
  • 647:

    2〜3時間後、桃鉄はナオキさんの完勝にて幕を閉じ、ワタシの飲酒もゲロと共に幕を閉じる事となりました。

    ナオキさんも、介抱しようと屈んだ矢先噴射しました。
    もんじゃ焼きのような色形のものが二人を盛大に汚しました。
    それを見て、更に爆発する二人……。胃がすっからかんになるまでもらいゲロ連鎖は続いてゆく……。…ブラホで…。

    2009-03-31 21:46:00
  • 648:

    先に落ち着いたのはナオキさんでした。

    「あ〜……まじやらかした…。マイちゃんまだ気分悪い?水持って来たげたいけど、俺ゲロまみれやから気持ち悪いよな……」

    …確かに。そんな米粒だらけの手で入れられた水を想像すると、今にも空吐きしそう……ボェ。

    2009-03-31 21:52:00
  • 649:

    まだフラつくからとナオキさんに先に風呂を薦め、ナオキさんがあがってから私も身に纏ったゲロの衣を落としに風呂入りました。
    熱いお湯に浸かってるとだんだん気分も落ち着き、ゲロを片付ける元気が微かに湧いてきます。

    ホテルの人に悪すぎるので、せめて絨毯の上にあるブツだけでも…
    よし、頑張れワタシ。

    2009-03-31 22:02:00
  • 650:

    気合いを入れて部屋に戻ると、ナオキさんがせっせと掃除しています。
    やべえ!!!

    慌ててハンドタオルをトイレから拝借し、参戦しました。
    ナオキさんはニコニコしながら「俺、職業柄慣れてるし大丈夫やで〜マイちゃん横なっときい」とか言ってました。

    2009-03-31 22:09:00
  • 651:

    ほんと優しいなぁとも思ったけど、ちょっとだけ敬遠してたホストって職業の大変さを感じました。

    毎日飲みたくもないお酒沢山お酒のんで、潰れて、でもまた次の日にはまた沢山飲んで……
    お客さんの前では笑ってないといけない。

    2009-03-31 22:16:00
  • 652:

    リュウキみたいなうんこもいるけど、普通のホストの方は毎日すんごいしんどいし、すんごい頑張ってるんじゃあ……
    まぁヤッたり嘘ついたりと汚い部分は否めないけど。

    ナオキさんも新人の頃は大変だったのかな。

    2009-03-31 22:34:00
  • 653:

    更新頑張ってね(´Д`)?

    2009-04-01 08:13:00
  • 654:

    名無しさん

    ありがとう?
    凄いおもしろい
    楽しみにしてます

    2009-04-01 16:56:00
  • 655:

    ありがとうございます。
    更新します。
    >>672

    2009-04-01 17:32:00
  • 656:

    数十分後、一応処理も終わって、二人で手を洗ってるとあることに気がつきました。

    ………し、深夜になってやがる……

    キマヅイ。めっちゃキマヅイ。だって、もう酔いは完全に醒めている…

    2009-04-01 17:37:00
  • 657:

    しかも完全なる飲酒運転……検問やってなくてほんまによかった…(泣)

    「あの〜……。俺運転できんから今日ここで寝てくな。タクシー呼ぶし、マイちゃんはちょっと休憩したらそれ乗って帰り。…なんか、ごめんね?」

    ……また気を使わせてしまった。

    2009-04-01 17:42:00
  • 658:

    なんかいっつもこーゆー感じで終わるなあ。

    ……

    ちょっとイヤかも。

    2009-04-01 17:44:00
  • 659:

    「……私も今日はここ泊まる!」



    「え!!あかん!!」

    2009-04-01 17:50:00
  • 660:

    ………拒否された(゚-゚)

    「何言ってんの!若い男女が同じ部屋で一夜を過ごすなんてね、どんな関係やったとしても何があるか分からんよ?女の子がそんなこと軽々しく言いなさんな。しんどいならコウタか誰かに迎えに来てもらうから、ちゃんと家で寝てね。いい?」

    ………説教された(゚-゚)

    2009-04-01 17:59:00
  • 661:

    「いや、そういうヤケクソ的な感じで言ったんじゃなくて……あの、」

    「ヤケクソでも何でも駄目なもんは駄目!とりあえずポカリ飲んどき!俺今から迎え探すから!ハイ!」

    ……まじ話聞かん(゚-゚)

    2009-04-01 18:04:00
  • 662:

    ナオキさんの右手から素早く携帯を奪取します。ちょっとイラっとされたけど、誰か呼ばれるワケにはまいりません。だって……

    「私はナオキさんともうちょっと喋りたいだけです!結構関わってんのに私ナオキさんのこと二個しか知らんし……ナオキさんもやろ?そんな【友達】っておる!?」

    トモダチ………にもなってないとゆー事実を自分で言って再確認してしまった。……セツナス。

    2009-04-01 18:13:00
  • 663:

    「ぷ……プスリ。プスス………プヒャ!ウヒャヒャ!」

    ………わろた(゚-゚)

    「ごめ(笑)や〜ほんまに知らんなぁ何も。と思ったらわらけてきちゃった(笑)二個って…名前と仕事やろ?少なっ!!プスス……プヒャッ」

    2009-04-01 18:29:00
  • 664:

    なんでそこがツボったのかは分かりませんが、濱口マサル的な雰囲気で爆笑するナオキさんを見てると、なんかこっちもつられてきました。
    …………ぷ。…うぷぷ。


    ―――謎の笑いの波・約5分――――

    2009-04-01 18:35:00
  • 665:

    「はぁ〜……やばい腹爆発するかおもた……フヒャッ……はぁ〜しんど」

    「まじそれ(笑)はぁ〜……疲れた…」

    笑い疲れた私達は、気が付くとベッドに転がってました。

    2009-04-01 18:40:00
  • 666:

    ふと目が合ったナオキさんはなんかもうやったら格好よくて、私はぼ〜っと見とれてしまった。


    「…ねー。マイちゃん俺のこと二個しかしらないって言ってたでしょ?でもねー、俺はもうちょい知ってるよ。」

    2009-04-01 18:48:00
  • 667:

    「トモダチ想いなところでしょー。で、優しいところ。あとねー正直なところ。まぁ名前と仕事いれて5個しか知らないから、あんま変わんないか(笑)」


    …………いや…
    嬉しいけど……全然…全くあてはまって茄子……

    2009-04-01 19:08:00
  • 668:

    私というニンゲンのいやらしさと最低さを誰よりも知っている私は、なんかホント申し訳ない気分になりました。
    ナオキさんがおもってるよーなニンゲンではないよ。
    超コソクだよ。嘘つきだよ。友達も大切だけど、同じくらい自分も大切にするいやらしい奴なんだよ。

    ……ごめんね。

    2009-04-01 19:15:00
  • 669:

    なんて言おうか考えてたら、ナオキさんがニッコリ笑った。

    「自分の本当に良いところってね、自分じゃ見えないようになってんの。もし自分はそんなんじゃないって思っても、接した人がそう感じたならそれはその人の本当になるの。」

    ………なんだそれ。

    2009-04-01 19:21:00
  • 670:

    自分のことは、自分が一番よくわかってる。
    だって、誰でもない自分自身のことだから。
    見えないとこなんてないよ。今まで、汚いところも沢山見てきたよ。
    だから、人には何も見せたくない。《本当》は何も見せたくない。
    だから、他人が私を私以上に知っているわけない。

    2009-04-01 19:28:00
  • 671:





    ……なのに、なんでか涙がでた。

    2009-04-01 19:30:00
  • 672:

    多分相当不細工な顔で泣いてる私の横にナオキさんはそっとティッシュを置いて、自分のことを沢山話してくれた。

    その一つ一つが、なんか更に私を泣かした。

    まだゲロの匂いが軽くする鏡ばりのラブホテルで、そんでそのベッドで不細工な顔してる私の隣で、ナオキさんはお母さんが絵本でも読み聞かせるようにゆっくり穏やかに話を続けた。

    2009-04-01 19:35:00
  • 673:

    どうしてホストになったのか。
    苗字と名前はどういう字で、好きな犬はこんなの。
    嫌いなおかずはあれだとか、
    小学校まで千葉にいたからたまに標準語が混じっちゃうとか、
    私に似た妹が居たとか。

    2009-04-01 19:42:00
  • 674:

    「杏って名前。最初、雰囲気がめっちゃ似てると思ってん。だからすごい気になって、ほっとけんくて、迷惑かもしらんけど色々しちゃった。ハハ。ごめんね。」

    ……

    …………

    2009-04-01 19:51:00
  • 675:

    「でも、やっぱ杏とは全然違うわ。んー真逆!マイちゃんってよく食うし、意外と感情表現豊かだし(笑)したら余計気になってー……」

    ……

    「…お。もう泣き止んだ?ほら、鼻かみな。ハイ、ちーん。…………大漁大漁。」

    2009-04-01 20:01:00
  • 676:

    ――………杏ちゃんは、多分もういない。

    ナオキさんは言わないけど、わかった。

    杏ちゃんを凄く凄く、大切にしていたことも。

    2009-04-01 20:09:00
  • 677:

    《大切にしていたものを失う気持ち》
    一度それを知ると、怖くて何もいらなくなる。
    いつか消えてしまうなら、もう何にも執着しない。最初から一人でいた方がいい。

    ナオキさんは、『ホストって仕事が楽しいワケじゃないけど、余計な事考えなくてすむからなんとなくやってる』って言った。

    2009-04-01 20:18:00
  • 678:

    『なんとなく』疑似恋愛を売っている間、繰り返す嘘と本当の間で、ナオキさんは何を保ってるんだろう。

    それは、いつ崩れるんだろう。

    どうなったら、終わりなのかなぁ。

    2009-04-01 20:26:00
  • 679:

    「ヨシ。もう大丈夫?……は〜。なんか喋り疲れちゃった☆次は、マイちゃんが何か話してよ。なんでもいいからさあ」


    ……
    …………「うん、いいよ。じゃあねー…」

    2009-04-01 20:30:00
  • 680:

    ――……本当に良いところは人にしか見えない。

    本当にダメなところは自分にしか見えない。

    だけど…

    2009-04-01 20:35:00
  • 681:

    私から見えるナオキさんを、
    ほんのちょっとでも良いから見せることが出来たらなあ。

    そしたらきっと、
    またニッコリ笑うのになあ。

    2009-04-01 20:40:00
  • 682:

    ――――――――――――

    2009-04-01 20:46:00
  • 683:

    更新終わります。

    2009-04-01 20:50:00
  • 684:

    名無しさん

    お疲れさまです

    2009-04-01 22:50:00
  • 685:

    しおり?

    2009-04-02 14:14:00
  • 686:

    ありがとうございます。
    更新します。


    >>702

    2009-04-05 20:33:00
  • 687:

    ―――「ああっ!もう9時やん!」

    うっそん。
    お互い話し過ぎて余裕で朝を迎えてしまつた…。
    あ、でも今日絵描くから仕事ないんやった。……ホッ。

    2009-04-05 20:40:00
  • 688:

    「ここ11時までみたいやけど、マイちゃん仕事間に合う!?一回家帰って着替えたりなんだりしたいよな?」

    「や、今日シフト入ってないから大丈夫!ナオキさんこそ今日も仕事やろ?家でゆっくり寝たいやろうし、もう出よっか。」

    んーとりあえず出ようってなりかけた時、気が付いた。

    2009-04-05 20:46:00
  • 689:

    ゲロついた服洗ってなかった………………(泣)


    バスローブ姿の私達は神に祈りつつ、恐る恐る洗面所へ……。
    あっ。……やっぱり

    2009-04-05 20:49:00
  • 690:

    「や、やばいなこれは……。」

    「ドライヤーで乾かすとゆー手も一応あるけど。……無理やな……気持ち的にも時間的にも…」

    立ち尽くす。なんしか水を出してみる。服についたブツが少し流れていく。……くっさ…

    2009-04-05 20:53:00
  • 691:

    「……。えっと…ちょっとコウタに電話してみる…。服、帰るまでちょっとの間男もんでもいいかな…?」

    ああ…ナオキさんが珍しく疲れた顔になっている…。ごめんね…私が気が効かないばかりに…。

    「すいません…。宜しくお願いします…」

    2009-04-05 20:57:00
  • 692:

    電話をかけた時コウタくんは寝起きみたいでしたが、30分くらいで来てくれました。ヤサシス。
    でも、部屋に入るなり爆笑してました。カナシス。
    「うわくっさ!この部屋くっさ!!ギャハハハハ〜」

    …だよね。下呂ポイント二ヶ所あるからね。

    2009-04-05 21:05:00
  • 693:

    名無しさん

    主さん!!
    知らないうちに…

    おかえり♪

    2009-04-06 13:21:00
  • 694:

    名無しさん

    報ステはテロ朝の中でもとりわけ反日色が強いようだけど、
    まさにそんな感じ。
    北朝鮮のテポドン2号ミサイルに

    「燃料を注入を開始した。とアメリカのメディアが伝えました」

    という、
    日本にとって重大な脅威がいよいよ差し迫った事態に立ち至ったのに、
    アッサリ短時間でサッサと終了。

    2009-04-06 18:26:00
  • 695:

    >>713コッソリ更新すいません…
    ありがとうございます。


    >>712から

    2009-04-16 20:26:00
  • 696:

    とりあえず着替えました。
    メイク道具とか持ち歩いてない私はスッピンにコウタセレクト………家出少女…(;_|クスン

    ナオキさんはTシャツに緩めのジーンズ。
    か、かっこよい……なんでもありかアンタ……

    2009-04-16 20:31:00
  • 697:

    車に乗ってる間もあーだこーだ言いながら、なんか超楽しいんですけど。
    ああ…、なんだかボクタチの関係、一皮むけたみたいね……と浸っていると、
    コウタくんがミラー越しにニヤニヤしながら言いました。

    「いやぁ〜部屋の臭さにもビビったけど、二人がもうそんな関係やったとわぁ〜。マイちゃんとかスッピンやし、なんか疲れた感じで二人バスローブのまま寝転んでんねもんなぁ〜。いや〜!えろい〜ん!キャッキャッ」

    2009-04-16 20:37:00
  • 698:

    えっ………違(゚Д゚)

    「何言ってんの。酔ってたから休憩してただぁ〜け!コウタんはすぐエロスに走りたがるねんから……」

    「え〜だってナオキくんホテル落ち着かんから嫌い言ってたじゃないすか!それで泊まり……もう完全に子孫残す運動したでしょっ!もお……俺に隠し事とか嫌やぁ!ヒドイ……」

    2009-04-16 20:44:00
  • 699:

    「いや、だからね、…」

    完全にスネたコウタくんは聞く耳持たずでしたが、プリプリしながらも家まで無事に届けてくれました。
    それにもナオキさんとセックル……?
    …な、無い……絵的に無い………

    2009-04-17 15:10:00
  • 700:

    ―――――部屋に戻り、シャワー浴びようと全裸になりました。ふと、目に飛び込んできました。
    鏡に映った残念なすっぴん、
    そして服の呪縛から解き放たれたこのぷよっ腹……

    …………うん、無い。

    2009-04-17 15:13:00
  • 701:

    大好きです?がんばってください?

    2009-04-17 20:06:00
  • 702:

    書いて〜

    2009-04-26 21:38:00
  • 703:

    名無しさん

    ?

    2009-05-06 02:21:00
  • 704:

    名無しさん

    一気に読んだ?楽しみ?

    2009-05-10 20:10:00
  • 705:

    名無しさん

    読みたい

    2009-05-12 16:52:00
  • 706:

    ありがとうございます。

    トリップを毎回忘れるけど、あってますように……鳥頭

    2009-05-13 09:35:00
  • 707:

    最近友達に「あんたw-inds.の○○くん(向かって左側の人らしい)とまったく同じ体系やな!」と言われました。
    あ〜こわい。体重50台前半の男子がゴロゴロしている平成の世がこわい。ブルブル。
    言いつつやはり風呂上がりはアイスを食べます。エヘ。

    〜♪〜♪〜♪〜

    2009-05-13 12:06:00
  • 708:

    あっ、ガッチャンだわ。

    「でたぱあ!←(マイブーム)」

    「おー増…いや岡田…?どっちでもいいけど〜ちょっと本屋巡りの旅に出ません?あなたがオフな事はもうバレているわっ!」

    2009-05-13 12:15:00
  • 709:

    「シフト把握王…。てか本屋巡りイイ!いこいこ!30分で用意するわ!そんじゃっ」

    ……お絵描き休暇なのに…本屋に負けた。…駄目人間と呼んで下さい。だって気になる本が沢山あるのです…

    あっ。でもガッチャンにナオキさんの事とか言ってみよ!ついでに奴のことも…。

    2009-05-13 12:24:00
  • 710:

    そしてきっかり30分後、ガッチャン到着。


    キタ・ミナミ本屋ツアー開始…

    2009-05-13 12:28:00
  • 711:

    四時間くらい色んな本屋を巡り、私は装飾文字盛り沢山の福音書とかホラー小説、同人誌等々。
    ガッチャンは少女漫画とグロい小説、消しゴムハンコのつくり方の本とか色々買ってました。

    ちなみに本屋に入るやいなや別行動です。
    先に本を買った方が店を出たとこで本見ながら待つ、というシステムです。

    2009-05-13 12:36:00
  • 712:

    二人共マイペースなので、興味ないとこに長くいられない為このカタチをとっております。
    うわ〜意味ない〜とよく突っ込まれますが、
    その後車内やカフェで買った本の良さ、アピールポイントなどを熱く語り合うのがとても楽しいのです。

    …だって…根暗なんだもの……。

    2009-05-13 12:43:00
  • 713:

    お互いひとしきり話終えた後、ナオキさんについて簡単に話してみました。ガッチャンの冷静な見解が聞きたいです。

    「〜って感じやねんけどさあ。どう思う?」

    「んー……その気持ち、ちょっと分かるかも。【もしも】ってのが想像できひんの違う?【もしも付き合ったら…】【もしもキスしたら…】【もしもセックスしたら…】とか、そゆ簡単なことがさあ。」

    2009-05-13 13:38:00
  • 714:

    私コクコク頷きます。

    「でも、近い未来想像してトキメクのが【恋】じゃないの?ってなるよなあー。実際俺も大好きやった子ん時だけ、未来に不安なったりワクワクしたりしてたもんなあ。妄想力も物凄かった!」

    ウンウン。私も奴の時そうだった。

    2009-05-13 13:48:00
  • 715:

    「マイちゃんその人に全然ドキドキせえへん?自然には、ちょっとも妄想でけへん?」

    「いや、顔熱くなったり緊張するからドキドキはしてると思うねん。けど、なんかなあ…。たまにもしナオキさんやったらこーゆう時どんな言動やろーとは思うけど、すぐ考えんのやめてしまう。そんで、直がちらついたりすんねんなぁ〜…。あ、直の話ちゃんとしたことあるっけ?」

    ………

    2009-05-13 16:33:00
  • 716:

    ……

    ………直。

    だけ、いつも特別だったなあ。

    2009-05-13 19:56:00
  • 717:

    直に無いもの…

    考える力、一歩先を見る力、応用力、冷静さ、語録、色々な分野でのセンス、常識、社会性、責任感、危機感、場の空気を読む触覚、金銭感覚、脳のしわ……

    駄目なところを100個あげろと言われたら、すぐさま300個は言える自信があります。

    2009-05-13 21:47:00
  • 718:

    のあ

    しおり?

    2009-05-15 20:14:00
  • 719:

    ありがとうございます。

    >>740

    2009-05-17 13:06:00
  • 720:

    その頃、私は彼氏が常に6〜7人居ました。

    ズンドコに腹黒く、トイレットペーパーより愛情の薄い私。

    依存するという感情の働きを感じた事もなく、枯れたババアのようなJKでした。

    2009-05-17 13:12:00
  • 721:

    大体内訳は…
    ●面白要員●ルックス要員●タクシー要員●癒し要員●財布要員●趣味要員
    となっており、我儘言われたり自己主張激しくなってくると面倒になって切って入れ換えます。
    『あんたいつか刺されるで!』
    とよく友人に注意されていましたが、悪知恵といやらしい頭の回転だけは早かったので、証拠も残さないし、終わり方も昔の月9並みに綺麗にしておりました。

    2009-05-17 13:29:00
  • 722:

    それに、学生って暇なのでそんだけ大勢居ても大して苦じゃありません。
    メールは苦手なので気が向いた時だけですし、電話でちょろっと喋るだけで上手く行きます。
    大切なのは【個人にあわせた上手なキャラクター作り】
    ただそれだけです。

    2009-05-17 13:33:00
  • 723:

    キャラクター作りは意外と簡単です。
    初めて話す時に相手を良く見る。そして、話をよく聞く。………の二つ。
    初めはお互いに本質を隠しているから分からないなんてよく言いますが、きちんと見ると必ず穴やホツレがあります。
    その欠損した部分を補えるものを持たせた人物を作ればいいだけ。

    2009-05-17 13:48:00
  • 724:

    重要な場面だけそのキャラクターで接し、あとはドス黒い私のままでok。
    なんか知らん間に良い感じのギャップとして変換されています。
    あとは、飽きるまで好きにする…。

    今考えると、ヘドが出るほど最低な人間でした。…ゲフゥ。

    2009-05-17 13:53:00
  • 725:

    家庭も円満、友人関係に問題も無く、今まで酷い目に遇ったことも無いというのに
    何故異性と親密な関係になるとここまで冷たくなれるのか、自分でも解りません。
    友達はとても大切に思うのに、私に異性としての好意を寄せられると一気に何かが冷えていくのを感じる…。

    それが何なのかを、直が教えてくれた。

    2009-05-17 13:57:00
  • 726:

    直との出会いは最低過ぎて、直が望む何かなんて作ってやる価値もないと思っちゃった。
    直を彼氏にするなんて絶対に無いと思ってた。
    友達にすらしたくなかった。
    私に+になるようなもんなんて、直は一つも持ってないって思った。
    のが、良かったのです。結果的に。いや〜人生何が起こるか分かりませんね。

    2009-05-17 14:02:00
  • 727:

    私はドス黒い私のまま直と嫌々接していました。
    どうでもいいので、ゲップだの屁だの便意だのも解放。
    その頃の直も私と同じく沢山彼女がいましたので、JKを新たに加えたいのかなぁ一丁前に。
    なんて思ってました。
    多分、最初はそうだったんだろうと思います。

    2009-05-17 14:09:00
  • 728:

    しかし…
    いつも女にヨイショされまくってきた直は、思い通りに行かないばかりか会う度本気で罵ってくる私に何故か恋をしました。
    色んな人間がいますね。世の中には。

    それからというもの寝る間もねーわという程しつこい押しに負け、めでたく(?)恋人同士になったワケです…

    2009-05-17 14:14:00
  • 729:

    付き合っても彼に対しての扱いは変わらず、隣に座られるのも拒絶する始末。

    彼氏達も相変わらずおりましたし、彼氏達+おまけ感覚でした。

    だけど、ある日を境に直を少しずつ好きになり始めます。

    2009-05-17 14:18:00
  • 730:

    その日、生理であまりにも眠すぎた私は直の家で昼休みまで仮眠をとってから学校に行くことにしました。
    携帯の充電が危なかったのでいきなりお宅訪問的な感じなってしまい、直はビビりつつも「お前〜そんなに俺に会いたかったんか〜?おい〜」とニヤニヤ喜んでました。
    無視して布団に直行し、直の目覚まし時計を11時30分に設定後爆睡……

    ガサッ…ガザガサ…ガザガサ…

    2009-05-17 15:19:00
  • 731:

    ガザガサッ…ドスン!



    う、うるさい……

    2009-05-17 15:23:00
  • 732:

    苦情を言うために起き上がると、直が作業着に着替えている最中。
    「あんた仕事してたんや…」
    知らなんだ。ていうか興味無さすぎてこの人の事も何も知らん。

    「起こした!?大分静かに用意してたつもりやねんけど…。あ、家出るなら鍵開けたままでええしな!じゃ〜オヤスミ!」

    2009-05-17 15:34:00
  • 733:

    「…ちょ!下をはけ!!」

    直はアホみたいな顔して下パンツ一丁のまま右手にズボン、後は手ぶらで靴をはいて家を出ようとしていた。
    コウゼンワイセツ…!!
    財布は!?携帯は!?ベルトは!?靴下は!?全部その辺転がってるけど!?

    2009-05-17 15:43:00
  • 734:

    大丈夫やから安心して寝り〜と言うキチガイを無理矢理部屋に入れて、説教しました。
    携帯は携帯しろ。
    お前みたいなもんに金の貸し借りはまだ早い。財布を所持れ。
    なんでもかんでも腰パンすんな。ベルト締めろ。
    お前は絶対足くさい。靴下をはけ。


    そして……



    ズボンを何故はかない!!!!!

    2009-05-17 15:53:00
  • 735:

    直は相変わらずヘラヘラしながら「とうとう怒られた!もうだいぶラブラブちゃう!?俺ら☆」と全く反省してません。イカれてます。

    とりあえず話を聞くと、直は普段から荒っぽくてドタバタうるさいから私を起こさないように気をつかってみたけどやっぱり起こしてしまい、
    眠そうだし可哀想なのでズボンは車ではいて、
    後のもんはまぁどうにかなるやろ〜って感じだったらしいです。

    2009-05-17 16:04:00
  • 736:

    …呆れ果てるとはこの事なのね。

    面倒くさいのでもう寝ます。
    「ああそうかい。私昼に出るな。行ってらっしゃい。」
    「おう!オヤスミい!」

    2009-05-17 16:10:00
  • 737:

    ドスン!ガタガタッ!バフンッ!!ガチャっ!ドサドサっ!!!バッッターーーン!!!!!


    ……ああ、やっぱさっき少しは気使ってたのね…と、薄れゆく意識の中で思いました。
    zzz・・・・・・

    2009-05-17 16:14:00
  • 738:

    時間通りに目覚ましは鳴り、私は布団から手だけだして止めようとした……

    …止まった…

    触ってもないのに…

    2009-05-17 17:54:00
  • 739:

    顔を出すと、息の荒い直が居た。
    「なにしてんの…」
    「ハァ…昼休み!!おはよ〜飯食うっ?」
    にこやかに吉牛の特盛を差し出してきた。
    寝起きに吉牛……しかも私愛母弁当あるんですけど…

    2009-05-17 17:59:00
  • 740:

    名無しさん

    早くみたいよ?

    2009-05-17 22:23:00
  • 741:

    のあ

    頑張ってね ?

    2009-05-17 23:24:00
  • 742:

    ありがとうございます。
    あと少し更新して今日は終わります。

    >>762

    2009-05-17 23:33:00
  • 743:

    冷めたら不味い思て久しぶりに走ったわ〜!あと!お前寝坊したらあかんから頑張ってん!俺普通こんなんせえへんねんからなっ!

    直は早く誉めろと言わんばかりにアピールしまくってくる。
    なんかバカな大型犬のように見えてきた…
    プスス…

    2009-05-17 23:38:00
  • 744:

    まるでオヤツを待つベートーベン(名作)のようだわ。
    プスス…プスス……
    私は一切誉めずにママン弁当を直に渡して、ホカホカのでかい牛丼を無言で食べました。
    頼んでもいないのにつゆだくでした。
    つゆだくはあまり好きではないので、変な気の効かせ方にイラッとしましたがまぁ食べました。

    2009-05-17 23:43:00
  • 745:

    直は私が半分くらい食べるまで、両手で弁当持ったままじーっと牛丼を喰らう様を観察していました。
    結構苛々してきたので箸で瞼を突くと、「お前、もの食ってるとき可愛いな!もっと食え!」とにっこにこしながら言ってきました。

    もうちょっと別に褒めるとこなかったんかい…と思わずにはいられませんでしたが、その時の直の笑い方はとても印象に残りました。
    いつも直の笑顔なんて気にかけてなかったけど、近くで見るとプールあがりの小学生のよーな、初めて花火を見る園児のよーな、……まぁかなり良く言えば、、もう一度言いますがかなり良く言えば。……綺麗な笑い方をする人だなぁと純粋に思いました。

    2009-05-17 23:50:00
  • 746:

    ちょびっとですが、直という人間に対して興味が湧き、牛丼と弁当食べながら色々話をしてみました。
    形上は恋人同士ですが、普段私がほぼ無視なので会話らしい会話が成立しなかったボクタチ…。
    話せば話すほど直はぶっ飛んでいて、物凄く疲れました。
    だけど、直の表情の作り方にはかなり興味を惹かれます。
    直にはきっと、保護膜的なものがなんにもないのです。

    2009-05-17 23:58:00
  • 747:

    私やガッチャンは膜というかもはや壁に成り果ててますが、自分の中身を守ったり受け止めたり異物を跳ね返したりする重要器官が直には無い。
    故に皆が当たり前に持ってるものを直は沢山無くしているし、かなり変な奴に育っている。
    逆に、人間特有のどろどろした汚さとかいやらしさ、上手に嘘をついたりする部分が直は全く育ってない。
    直は単純だから、少し話しただけでそりゃあ色々分かった。
    知れば知るほど、珍種を発見したセンゴク先生のように私は内心ワクテカしていた。ナンダコイツ……

    2009-05-18 00:17:00
  • 748:

    のあ

    しおり

    2009-05-19 18:45:00
  • 749:

    >>771 ありがとうございます。

    >>770

    2009-05-19 19:23:00
  • 750:

    お通ファンクラブ

    いつも見てますとろんぐ金剛!プスス…

    早くホストと付き合ってください

    2009-05-19 19:24:00
  • 751:

    >>773ありがとうございます。早めに付き合えるように努めます。

    センゴク先生になった私は、前よりは連絡を返すように、そしてまぁまぁ会うようになりました。
    その度に直にはドン引きさせられたり驚かされたり、気が付くと結構充実した毎日を送っていました。

    2009-05-19 19:30:00
  • 752:

    一緒にいる中で直は何故だかスイスイ扉をくぐって、自覚もなしに私のかなり中心部までやって来ます。
    だから、私はなんにも付加しなくて済んだ。
    直の良いところは他の人のように説明出来ないけれど、
    ひとまとまりになった、とても大きな何かだと思います。
    他の人には無い、私にもない、ひとつでマイナスを全部打ち消せるような凄い何かをいっこ、直は馬鹿だから気が付かないけど、持っていました。

    2009-05-19 20:24:00
  • 753:

    直といると、感情的になります。
    第三者からの視点で考えてしまうくせも、直といると出ません。
    説明出来るものより説明できないもののほうが、作れるものより作れないもののほうが、ずっと真実に近いと理解させられました。
    直を、というか彼氏という存在を初めて内側へいれた私はなんだか凄く安堵していました。
    直の中身は管を通したように私へ流れ込むから、直にとってもそうだと思っていたのです。

    2009-05-19 20:40:00
  • 754:

    名無しさん

    777?

    2009-05-20 01:17:00
  • 755:

    名無しさん

    早くホストと付き合って

    2009-05-20 13:03:00
  • 756:

    名無しさん

    2009-05-21 01:12:00
  • 757:

    そんな急かさなくてもいいやん?話の流れもあるし

    2009-05-21 12:06:00
  • 758:

    >>778すいません。
    >>780ありがとうございます。

    >>776

    2009-05-21 16:46:00
  • 759:

    直はどんな私も動じず受け入れ、私はドアの鍵を何枚か開け、驚きと発見と苛立ちと爆笑を繰り返す内になんと二年も経ってました。
    その間も私には彼氏達がいて、直にも彼女達がいました。
    とても変な関係です。
    しかし、お互いの彼氏彼女達は「利用価値がある存在」から「バランスをとる為の存在」に少しずつ変わっていきました。

    2009-05-21 16:54:00
  • 760:

    名無しさん

    主さん待ってるで?

    2009-06-05 12:35:00
  • 761:

    待ってるで?

    2009-06-14 13:06:00
  • 762:

    >>783
    >>784
    いちいち更新遅くて本当にすいません。
    トリップ合ってますように…

    2009-06-24 21:09:00
  • 763:

    私は直の中身が好きで、尊敬する部分も確かにあって、だけど普段の直は私にストレスを与える為だけに存在してんじゃないのってくらい残念な奴だった…。
    しかし、三矢サイダー並の透明度を持った直の中身は誰も触ったり弄くったりしちゃいけないものです。
    だって、皆の手は大抵汚れているし、まして私みたいなもんの手は泥だらけですからね。
    ついつい直うざっ…とか思っちゃう自分に対してもだいぶ残念に思っていました。
    なので私は外に向かうワケです。それを消したり、プラスにする為に。

    2009-06-25 20:55:00
  • 764:

    賢いヒトや、誠実なヒト、気が利くヒトなど、兎に角直と対極にいるヒト達とたまに接することでストレスは見事アギラオされます。
    『あー…やっぱりくだらないなあ…。直じゃなきゃなあ…。なんか直に会いたいなあ……よし、会いに行こ!』
    ウザさに埋もれた直の良さを何倍にもして引き出してくれる…そんな存在=彼氏になってました。
    友達には相変わらず最低だと言われてましたが、直への気持ちを毎回チンしてくれる業務用レンジのような人達と何かあるとお思いか?
    と、真面目に言い返すワタシはあの頃若かった……pchipchi

    2009-06-25 21:12:00
  • 765:

    直は直で、私に対する不満を外で発散していた模様。
    私に対する不満・・・・性欲極薄、JKなのにキャピキャピしてない、やきもちやかない、ラブラブしてこない、褒めてこない、依存しない、おっさんのような言動、記念日とか誕生日すぐ忘れる、身の回りの世話をしてくれないetc・・・
    繰り返すけど直は馬鹿だし、なんか有名だったから女関係はすぐ噂になって、私の情報網にほとんど引っ掛かってきます。
    大体見た目はギャルかお姉で、女の子って感じのふるまいの可愛らしい華奢な白い子、そして何故か直に尋常じゃないほど入れ込んで貢ぎまくるといった精神の異常さを持った方を直は好んで食ってました。
    今思えば直はかなり寂しがり屋だったから、自分が不安な時にわざとツンとした態度とっても泣きながらついて来てくれるような子に安心感を貰ってたんだと思う。

    2009-07-04 10:17:00
  • 766:

    直はよく『絶対なんてない』って言ってた。
    でもその反面、絶対的な何かをずっと探してずっと欲して、それを私に求めてた。
    私は、他人に絶対を望むような無謀なことはしたくないです。
    だって、自分じゃないんだから確かめようがないもん。
    だから、どれだけ愛し愛されたとしても相手に対する絶対の答えは永遠に見つかるわけないの。あ、私はそう思うってだけの話ですからきっと例外もあるです……。エヘエヘ。

    2009-07-07 00:04:00
  • 767:

    響花

    あげときます?
    更新されてて嬉しい?

    2009-07-07 02:54:00
  • 768:

    >>790
    ありがとうございます。
    すいません遅くて……;

    2009-07-07 09:54:00
  • 769:

    名無しさん

    書かないんですかぁ?

    2009-07-16 17:46:00
  • 770:

    名無しさん

    主さぁん(-o-;)

    2009-07-20 14:12:00
  • 771:

    名無しさん

    みなさん、主さんも完結させると言っているので、温かく見守りましょう☆

    2009-07-27 19:01:00
  • 772:

    名無しさん

    期待?

    2009-08-10 02:42:00
  • 773:

    名無しさん

    この小説大好き?

    2009-08-16 21:12:00
  • 774:

    すいません(T_T)
    何度か試みてはいるんですが、毎回禁止ワードにひっかかりまくっていてなかなかup出来ません…
    …イラッ……

    2009-08-26 10:16:00
  • 775:

    名無しさん

    結局ホストと付き合ったん?

    2009-08-29 05:51:00
  • 776:

    名無しさん

    ↑結末聞いたらおもんないやん。せっかちやなぁ

    ここ意味わからん禁止ワード多いよね
    主さん、ゆっくりでも待ってます?

    2009-09-01 01:35:00
  • 777:

    名無しさん

    2009-09-02 01:33:00
  • 778:

    名無しさん

    やっぱり放置か

    2009-09-19 15:37:00
  • 779:

    名無しさん

    まだホストと付き合ってないん?

    2009-09-19 22:36:00
  • 780:

    名無しさん

    思った通りや

    2009-10-18 06:53:00
  • 781:

    私は、直に対してだけ発生する気持ちを凄く大事にしていたけど、直自身は特別大事にしてなかった。

    直は、自分だけが相手を愛してるんじゃあないかって怖くて、わざと私にバレるように試すように外で遊ぶけど、馬鹿だからバレバレで、私はまた安心してほったらかす。
    直はわざと他人が自分を愛すように仕向けて、愛されたそれに安心して、その安心を持って私と接してまた不安になる、の繰り返し。
    その繰り返しで、直はちょっとずつおかしくなりました。

    2009-10-31 16:55:00
  • 782:

    色々と忙しく、2ヶ月くらい合ってない上に電話しつこいから着信拒否したまま忘れてたのを思い出し、(スパムメールばりにメールが来る為アドレスはさっさと変えていた)私は久々に直に会うことにしました。

    「もしもし〜久しぶり!なー今から行ってもいい?」

    「・・・・ん・・・・・ダレ・・・?・・・・」

    2009-10-31 17:03:00
  • 783:

    「はぁ・・・?」

    冷静にみても私がキレるところではないのですが、その当時は我儘極まりない性格だったので、誰?誰やと?と逆切れました。自分が悪いけど。
    でも、直はふにゃふにゃした感じで、「鍵あいてるし」と電話を切りました。
    先に電話を切られるなんてことが一度もなかった私の理不尽な怒りは頂点に達し、直ぐ様彼の家へ。

    2009-10-31 17:10:00
  • 784:

    やはり鍵は開いていて、私はノックもせずに暴言を吐きながら突入。

    ・・・

    なんかおかしい。

    2009-11-02 22:41:00
  • 785:

    まあまあ綺麗好きだった直の部屋はモノとゴミで溢れて、カーテンも無くなって、電球もなんでか無くって、窓もそこらじゅうの扉や引き出しも全開で、おまけに直はスッポンポンで、布団にちっちゃくなって寝てた。

    さっきまでイライラしていたのに、異常な雰囲気に冷静になるワタシ。

    「なおー?なおくーん?おい、大丈夫か?キモすぎるでちょっとこれ・・・」

    2009-11-02 22:46:00
  • 786:

    恐る恐る触れた直の肌の冷たいこと。
    その冷たい肩にいきなり頬っぺたをつけてみるとゆーワタシもかなりオカシイ。
    「・・・あったかぁ―・・・。・・・・」
    とか言ってる癖に目は開けない直に布団を被せて、奴のおっぱいあたりに顔を埋めて、そんなことしたことないのにギュッとして寝た。
    なんでかは分からないけど、なんか色々話はあったけど、そうして寝た。オカシイかワタシ。

    2009-11-02 22:53:00
  • 787:

    目が覚めたら直は居なくて、夜になってて、ワタシは直の部屋を片付けました。
    いつも片付けさせてたから勝手が分からないけど、ワタシなりにモノ捨てたり開いてるとこ閉めたり、とりあえず積んどいたり。
    綺麗にしてあげたいとかより、ただ何となくこーゆう直の部屋はいやだなーと思ったから。
    暫くして冷蔵庫を開けるとお酒意外になんっっもなくて、ワタシは慣れない掃除にクタクタだったからそのままバタンキュ〜。
    知らないうちにまた眠って、目が覚めたら直が居た。何か知らん女と。

    2009-11-02 23:02:00
  • 788:

    というか・・・・おフぇら中?

    直は、丁度私がその部位が見えるよーな位置にいまして、女はキャバ嬢風。
    直は私が起きた事に気付いて戸惑う女の頭を無理矢理押さえています。
    「もぉっ、起きてるっ・・怒られるでぇ・・?クスクス」「えーからはよしろ。」「も〜っ・・・」
    みたいな会話。わざと聞こえるよーなトーンで。何故か女は勝ち誇った顔。

    2009-11-02 23:07:00
  • 789:

    起きたての低血圧は、暫くぼーっとする。
    私は横になったままずっと、おそらく10分以上はそのおかしな光景を見ていましたが、やがて糸が切れたように吹き出しました。


    「た、た、勃ってねぇ〜〜〜〜〜〜wwww」

    2009-11-02 23:11:00
  • 790:

    なんか色んな技とか自分も触ってみたりとかエロイけど、直ふにゃっふにゃですやん・・・
    なにこれ・・・なにこの体をはった自虐ネタは・・・
    私は横になったままケタケタ笑って、それを見て女がぶちギレた。
    「お前なに笑ってんねんゴルァ!!自分の男捕られて悔しいんやろ!?残念やけど直は五年間ずっとあっしと付き合ってるから!余裕ぶっても所詮ガキやな!クソガキ!はよ帰れ!市ね!!」
    みたいなこと大分言われたけど、「あっし」て・・・江戸っ子?・・・と何故かそこがツボでまた笑ける。あかん。笑ったら怒るからあかん・・・あぁ我慢したらまた笑ける・・

    2009-11-02 23:19:00
  • 791:

    「!!!!!お前!!!殺すぞ!!!!」

    ばっちーん。

    殴られた。横になったままなんかめっちゃ平手打ちくらってるワタシ。直は、ふにゃちん出したまま見てる。あれ、泣いてる。

    2009-11-02 23:24:00
  • 792:

    ティンコ出したまま泣くとかまじおもろすぎるけど、
    それをオッパイ丸出しでパンツ脱げかけの女になんかめっちゃ殴られたまま見てる私もおもろすぎる。

    なにこれ・・・・!!!!
    ていうか・・・・いい加減猫パンチうざっ・・・!!!!!

    2009-11-02 23:26:00
  • 793:

    「あーあ、お前には敵わんわあ・・・。マイ、こっちおいで?」
    ふにゃちんは、ブツが出たまま微笑んできた。
    「お前がこんかい。」
    ニヤニヤしながら私が言うと、直は一瞬で超元気な状態になり、抱きついてきて、そのままヤった。
    女は両手で鼻をおさえながら、泣いて帰った。ウォータープルーフじゃなかったので、マスカラがえげつない事になってたのが印象的。

    2009-11-02 23:40:00
  • 794:

    直は、朝まで何回も泣いたり笑ったりして、何回も出した。
    淡白な私は疲れたけど、付き合った。

    直の腕には、針の痕があった。
    そこに触ると泣いて、キスしたら笑った。

    2009-11-02 23:47:00
  • 795:

    私はそーゆう事に詳しくないけど、部屋を掃除した時にそーゆう道具やそーゆう薬の入ったケースを発見していた。
    たぶん、そーゆう事なんじゃないかなあと思う。
    理由は知らんけれども直はそれについて触れられるのを恐れている。のは分かる。
    どれも自分にかなり関係することなのに、どこか他人事のような気持ちになるのは何でか。
    怒りとか哀れみとか、逆に愛しいとか何もない。これは、私が冷たい人間だからか。

    2009-11-02 23:59:00
  • 796:

    でも、嫌いとか呆れるといった感じもない。
    枯れた草木とか、そーゆうのに似てると思う。
    「ごめん。ごめんな。すき。」
    直は、横でアイスを食べてる私にいっぱい言ってきた。
    水と栄養をやったら大概の植物は復活するけど、根が腐ったり虫食ってたらもう無理。植木に植わってたらほじくり返して確認できるけど、森に植わってたら掘り返せない。そーゆう事を、私はぼんやり考えてた。

    2009-11-03 00:10:00
  • 797:

    直しか持ってなかった綺麗な水が、会わなかった2ヶ月の間に濁っていて、直が普通の人間になった。

    私の感情には、直がこれから話していくような一切について動くものが無かったけど、
    ただなんとなく直の綺麗な水でしか潤わなかった私の中身がどんどんかさついていくのを感じて、
    私も、これからは直に対して「普通」で接するべきだと思った。

    2009-11-06 16:18:00
  • 798:

    名無しさん

    きょう初めて読みました?
    良かったです?
    頑張って下さいね?

    2009-11-18 11:50:00
  • 799:

    名無しさん

    しおり?

    2009-12-19 07:09:00
  • 800:

    あいみ

    主書かないん?

    2009-12-28 02:55:00
  • 801:

    亀更新すいません毎回。
    今年中に完結させたいなあ。

    2010-01-08 00:13:00
  • 802:

    暫くは、それはそれは平和に過ぎました。
    普通になってしまった直には普通に優しく出来るし、直は素直に嬉しそうだったし、今まで以上に大切にしてくれました。
    だけど私はいつもの「もう一人の自分が誰かと接している」という目線でしか直を見れなくなってしまって、直でなくてはいけない、というような気持ちもなくなってしまいました。
    私の駄目さはそこにあると思う。
    「なおー、やっぱり私無理っぽい。どうやっても興味が湧かないから、一緒にいられない。ごめん、バイバイ。しあわせに。」

    2010-01-08 00:27:00
  • 803:

    そんなメールを暇な授業中に送って、直の状況とか全く考えずに送って、私は肩の荷が降りた気分になってた。
    今もたまーに思う。
    私にあの頃もうちょい人並みに人を思う気持ちが備わっていたら、とか。

    そっから直がヤバい組織に首突っ込んでるってゆー噂を聞くまで時間はかからなかった。

    2010-01-08 00:34:00
  • 804:

    私はすぐ彼氏の一人に携帯を買い変えてもらい、秘密主義の為実家の場所も教えてなかったから、狂った直から連絡が来ることも押し掛けられることもなかった。
    直が居なくて寂しい!泣いちゃう!ってのも無くて、ただ、ずっと変わらないものはないんだなぁ、ずっと綺麗なものなんてやっぱりないんだなぁって思い知った事に対してかなりヘコんだ。
    私は本来汚くてずる賢くて酷い奴だけど、一方ではずっと綺麗で変わらないものが多分どっかに当然あるって信じていた幼稚な奴でもあるのです。
    そーゆうのが見てみたくて、色んな人と付き合ったり騙したり傷つけたりしていたのかなあ。
    愛とか恋とかが、それに一番近くて確認しやすいものだと思うから。

    2010-01-08 14:55:00
  • 805:

    ・・・まあいいか。


    いつものように遊んで、飽きたらやめて、学校も楽しくて、バイトも好きで、それなりに楽しい日々。
    直は本当に存在したのか?ってほど思い出になった頃、学校の帰り道で拉致られた。

    2010-01-08 15:20:00
  • 806:

    コンビニ寄ったら駐車場出た死角で、黒いデカイ車になんか4人がかりとかで押し込まれて、車はお香臭いしフルスモークだし、なんか良くわからん曲が爆音。
    こ、こわい!!これはこわい・・・!!!
    一瞬にして理由を探したけど、やましい事が多すぎてどれかわからず、結局「これってなんですか?」とか聞く私。
    皆怖い顔で無言。もう一回聞いたら(←しつこい)、運転してる奴が「着いたら分かるし寝とき。」と言う。
    いやいや寝れるわけないでしょうとごね出したらコーラを勧められ、飲んだら寝ました。あれれ?

    2010-01-08 15:32:00
  • 807:

    ・・・こわい・・・まじでこわい。
    絶望しながらも脱出を模索・・・してたらドアがあいて、
    「おーい、アイスの実たべよや」
    と、ヘラヘラしながら直が現れた。
    なんか、さらに別人のよーになってた。

    2010-01-14 00:33:00
  • 808:

    名無しさん

    それから!それから〜

    2010-01-21 00:46:00
  • 809:

    あいみ

    しをり

    2010-01-21 06:25:00
  • 810:

    名無しさん

    更新嬉しい?

    ゆっくりでいいから完結してほしいです?

    2010-01-21 12:34:00
  • 811:

    あああありがとうございます;;

    地味でのろい更新ですが、完結は必ずさせます。
    すいませんほんと・・・;;

    2010-01-21 23:45:00
  • 812:

    名無しさん

    「いや、いらんけど・・・あんた、大丈夫・・・?」

    なにがぁあ?と語尾を伸ばしながら言う直の目は違う人のそれで、
    女みたいに細くて白い手は、しきりに髪の毛を触っていて、無理矢理に笑うような口角をひきつらせる感じとか、なんかもう似てるけど全く別な、
    なんていうか直の真似した木偶人形って感じがした。

    2010-01-21 23:52:00
  • 813:

    「髪、色変えたん?可愛いなぁあ。お前はいつも可愛いでぇ?なぁ、寝顔とか、ほんまに子供みたいでなぁ〜・・・。ははははは!!!!ははは!!!」

    直は棒立ちの私の前に突っ立ったまま、爆笑しだした。目は死んだまま。なにこればりこわい。

    「・・・きもちわるい。かえる。鞄どこ?」

    2010-01-21 23:59:00
  • 814:

    「ははは、帰るってどこに?鞄ってどこにあるん?」
    直が、手首をギュッと掴む。
    「おうちに。じゃあもう鞄いらん。痛いから離して。」

    「・・・・・・あかん。てかここがおうちやん。お前と俺の。だから帰る必要ないねん。だってここがおうちやから。」

    2010-01-22 00:08:00
  • 815:

    そのほっそい身体のどこにそんな力あんねん?ってぐらい軽々私をベッドに投げて、
    精子が半透明になるまで直は私を犯した。
    その間、自分の中にある形容しがたいグチャグチャの思考を少しずつほぐしていこうとしたけど、
    探しても探しても説明できる言葉がなかった。
    自分のせいで、とか可哀想、とかもあったけど、でも結局「きもちわるい」というのが一番強い私はやっぱり冷たい。だってきもちわるい。直じゃない。

    2010-01-22 10:37:00
  • 816:

    あいみ

    しおり

    2010-01-22 13:25:00
  • 817:

    それから二日間、監禁みたいな形をとられた。
    携帯がないから連絡出来ないし、直は私から一時も離れない。
    直から何度も「愛してる」と言われる度に、私は「愛」みたいなものの存在について考えてみた。
    なんでか、おかーさんとおとーさんが出てきた。
    なんか涙がでた。

    2010-02-07 02:18:00
  • 818:

    名無しさん

    よいしょっ

    2010-02-09 16:33:00
  • 819:

    名無しさん

    ホスト出てきた?

    2010-02-10 21:46:00
  • 820:

    名無しさん

    もう書いてくれないんかな?楽しみにしてたのに?

    2010-03-08 17:53:00
  • 821:

    名無しさん

    待ってます?

    2010-04-21 00:22:00
  • 822:

    名無しさん

    今日読んだけど気になる(T-T)

    2010-05-11 07:23:00
  • 823:

    名無しさん

    あか

    2010-05-11 12:33:00
  • 824:

    名無しさん

    あげ

    2010-10-27 15:10:00
  • 825:

    名無しさん

    あげ

    2011-09-04 05:26:00
  • 826:

    名無しさん

    最後まで見たかったなー

    2011-09-05 20:53:00
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