-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
ホストに求めた愛
-
1:
◆KpeZwSBr9w
読んでください。
2008-11-12 03:03:00 -
145:
◆KpeZwSBr9w
その日の夜、彼から不在着信が何件もあった。拒否してるから私には繋がる事がない。 何があっても許す事は私には……できない。
次の日彼の服とプリクラが入った封筒を、紙袋に入れ出勤。お客の話しなんて聞く余裕もなく、ただ愛想笑いをしていた。店で仲良しの女の子の彼氏が二名で来店して、私は呼ばれ席に行く。「いらっしゃいませぇ」空元気で席に座る。席にはワインが置かれてあり私はかけつけ一気をさせられた。2008-11-19 18:05:00 -
146:
◆KpeZwSBr9w
他の席でも飲んでいたせいもあって、私は気づけば更衣室で寝ていた。どうやって来たかも分からない。 携帯を見るとすでに3時過ぎ。起きた私に気づいたマネージャーが水を持ってきた。マネージャーはまだ21で若く、かなりモテる。見た目はホストそのもの。「マリちゃん大丈夫?」グラスを受け取り一気のみ。誰かがかけてくれたストールをよける。「記憶ない…」「もう送りないけどどうするん?」「タクシーで帰ります…ちょっと用事あるし」「えっタクシーやったらマリちゃん家遠いやろ」
2008-11-19 18:38:00 -
147:
◆KpeZwSBr9w
そそくさと荷物をまとめ立ち上がる私。「大丈夫大丈夫!おつかれさまでしたぁ」笑って店を出る。マネージャーと二人きりは苦手なんだよね…。手に持った紙袋。彼に渡さなきゃ。外に出ると酔っぱらいやアフター帰りの人が結構いた。 カバンから携帯をとりだし、彼の番号を検索。ピッ。受話ボタンを押して耳にあてる。
2008-11-19 19:21:00 -
148:
◆KpeZwSBr9w
メロディコールがやかましく鳴る。『はい』「荷物渡すからちょっと出てきて」『どこに?』場所を淡々と話して一方的に電話を切る。ふぅっと息を吐き出し空を見上げた。
2008-11-19 19:25:00 -
149:
名無しさん
わぁー更新されてるぅ(*^-^)
2008-11-19 21:57:00 -
150:
◆KpeZwSBr9w
コンビニの前に立ち、彼を待つ。1分がこんなにも長く感じるなんて…。渡して、はいサヨナラだよね。ほんとは、傍にいたい。このままサヨナラなんてしたくない…。でもだめなんだ……自分以外の誰かを、私と同じように抱く彼をきっと私は、許せない。【仕事】だと言われても許せない。
2008-11-20 03:12:00 -
151:
◆KpeZwSBr9w
ドン。自動ドアの前に立っていた私に、出てきた人がぶつかり紙袋が落ちた。「びっくりした!」ぶつかった人の声がして振り向くと目が合った。黒いスーツ姿の私と同じ年か、少し年上っぽいホストか、ラウンジのえらいさんみたいな人。 「すいません」謝って紙袋を拾い少しずれて立つ。
2008-11-20 03:18:00 -
152:
◆KpeZwSBr9w
すぐ後ろから綺麗な女の人が出てきて、2人はそのビルに入っていった。どこかのホストか…。「どうしたん?」りょうがやって来て私に話しかける。見るとそこには、元気なりょうの姿。いつも疲れた顔しか見てなかったから不思議だった。
2008-11-20 03:22:00 -
153:
◆KpeZwSBr9w
「これ、服とか入ってるから」紙袋を手渡す。顔は見ないように……「ありがとう…」ただのありがとうだけど、なんでこんなに色んな意味があるように聞こえるんかな。。早くここから立ち去らなきゃ。。分かってるのに、何故か動けない私…
2008-11-20 03:25:00 -
154:
◆KpeZwSBr9w
こんな時に、彼との思い出が甦る。 彼も何も言わずに立っていた。深夜だというのに、忙しく行き交う人達。その中で私と彼だけの時間が止まってるみたいだね…。「マリ?」大好きな彼の声に耳を傾ける。視線は地面に向けたまま。
2008-11-20 03:28:00