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ホストに求めた愛
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1:
◆KpeZwSBr9w
読んでください。
2008-11-12 03:03:00 -
291:
◆KpeZwSBr9w
「おぅなんでもしたるわいや!迷惑料ちゃんと払えよ?」 りょうの口から聞きたくない言葉をはかれた。迷惑料なんてなんでそんな事…出会った頃のりょうなんて今目の前にいるりょうからは欠片も見えない。ここにいるのは、━りょう━ではなく━しょう━なんだ。りょうは、完全に自分を見失っている…ここにいるのは、私が大好きなりょうじゃない。りょうの中にいるもう1人の━しょう━という人間なんだ。
2008-12-05 15:02:00 -
292:
◆KpeZwSBr9w
『悔しさ』でもなく『腹立たしさ』なんてものでもない。『悲しさ』とは違い、『絶望』でもなく、そんな言葉よりぴったりくるのは、『情けなさ』だ…。りょうに対してではなく、自分が情けなかった…。一気に覚めた感情からは、情けなさが溢れてくる。ようやく悪い夢から目覚めたような、そんな感覚だった。なんでこんな奴の事を好きだったんだろうか…いや、出会った頃の彼は今でも好きだ。兄弟の為に頑張っていた事は事実だから…
2008-12-05 15:07:00 -
293:
◆KpeZwSBr9w
私が好きなりょうは、今の彼じゃない。こんなにも変わってしまったりょう…。環境が人を変えるというけれど、こんなにも変えるなんて…。でも、これですっきりした。もう、待つ事もないし傷つくことさえない。不在着信にどきっとすることもなくなる…落ちるとこまで落ちればいいねん…私には関係のない人なんだから。
2008-12-05 15:11:00 -
294:
名無しさん
更新ありがとう?
楽しく読んでます?2008-12-05 15:17:00 -
295:
◆KpeZwSBr9w
「隼人さん!」どこからともなくホストが3人駆けつけた。隼人が働く店の従業員だろう。3人のうちの1人がりょうと隼人の間に立つ。「おいこらお前隼人さんに何やっとんねん」「あ?」従業員は巻き舌で睨みながらりょうに話し、りょうは眉間にシワをよせて答えた。今にも殴りかかりそうな従業員。隼人が従業員の腕をつかむ。隼人「お前等なんでここにおんねん」従業員1「客が電話してきたんス。隼人さんとしょうがもめてるって…」私の後ろに立ってる従業員が隼人に話す。 隼人「おい、ヒカルお前はいいから店に行け。二部営業があるやろ」りょうと睨みあってるのはヒカルという名前。
2008-12-05 15:44:00 -
296:
◆KpeZwSBr9w
ヒカル「なんでっすか?」隼人「いいから」 その時、りょうがヒカルの胸ぐらをつかみいきなり殴った。鈍い音がして私は、びっくりして動けなくなった。 ヒカルはすぐさまりょうを殴り返す。2人がりょうとヒカルの間に入る。誰もいない路地に怒鳴り声が響き渡る。
2008-12-05 15:51:00 -
297:
◆KpeZwSBr9w
隼人「ヒカル!やめろ!」隼人が怒鳴るとヒカルの動きがピタリと止まった。りょうも。止まりそうな雰囲気なんかじゃなかったのに…たった一言で…りょうは隼人が働く店の従業員なんかじゃないのに…。 ヒカル「なんでっすか?!「お前等の気持ちも分かるけど、こらえろ…な?…おい、しょう、お前はこいつ等の客を汚いやり方で取った事わかるやろ?…取られた方が悪いって思っとるやろうけどな、汚いやり方で取るんはやめとけ。この街で働きたかったらやめとけ。次もし同じ事したら俺が許さんからな。それで分かるやろ?…お前等も戻れ。ここは店の外やけど、誰に見られとるんか分からんねんぞ。腹立たしい気持ちは分かるけど、それなら売り上げあげろ」
2008-12-05 16:00:00 -
298:
◆KpeZwSBr9w
りょうは隼人から視線を私に向けた。何を言うわけでもなく、その場から立ち去り3人は隼人に謝り、隼人は「ありがとうな」それだけ話し3人をその場から立ち去らせた。隼人はきっとみんなから慕われてるのだろう…。じゃないと喧嘩が収まるわけないし、ここに3人が駆けつけるわけない。
2008-12-05 16:05:00 -
299:
◆KpeZwSBr9w
静まりを取り戻した道に私と隼人だけが残った…。「大丈夫?」隼人が私の顔を覗き込み、ぶたれた頬を心配そうに見る。そして優しく頬をさすってくれた。
2008-12-05 16:07:00 -
300:
◆KpeZwSBr9w
「ごめんね…巻き込んで」「気にしんとってや?女殴るとか最低やな…大丈夫?」頷くと同時に隼人の指先がずれて、私の唇に当たった。 隼人と目が合う…顔が近い…。私はうつむいて隼人の指先から顔をはなした。
2008-12-05 16:56:00