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危険な好奇心
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1:
コピペ
少し長い話ですが、暇な方、読んでください。
2008-11-26 16:30:00 -
11:
名無しさん
結構買い込んだつもりだったが、30分もしないうちに花火も尽きて、俺達は一旦小屋に入った。
2008-11-26 17:08:00 -
12:
名無しさん
夜の秘密基地というのは皆初めてで、山の奥地ということで街灯もなく、月明かりのみ。
聞こえるのは虫の鳴き声だけ。2008-11-26 17:11:00 -
13:
名無しさん
簡易ライト1本の薄明るい小屋に3人、最初は皆で菓子を食べながら好きな子の話、先生の悪口など喋っていたが、静まり返った小屋の周囲から、時折聞こえてくる『ドボン!』(池に何かが落ちてる音)や
『ザザッ!』(何かの動物?の足音?)に俺達は段々と怖くなって来た。2008-11-26 17:18:00 -
14:
名無しさん
しだいに、
『今、なんか音したよな?』
『熊いたらどーしよ!?』2008-11-26 17:21:00 -
15:
名無しさん
などと、冗談ではなく本気で怖くなりだしてきた。
時間は夜の9時、小屋の中は蒸し暑く、蚊もいて、眠れるような状況ではなかった。2008-11-26 17:23:00 -
16:
名無しさん
それよりも山の持つ独特の雰囲気に俺達は飲まれてしまい、皆、来たことを後悔していた。
2008-11-26 17:26:00 -
17:
名無しさん
明日の朝までどう乗り切るか俺達は話し合った。
結果、小屋の中は蒸し暑く、周囲の状況も見えない(熊の接近等)為、山を降りることになった。
もう内心、一時も早く家に帰りたい!と、俺は思っていた。2008-11-26 17:33:00 -
18:
名無しさん
懐中電灯の明かりを頼りに足元を照らし、少し早歩きで俺達は下山し始めた。
5分ほどはハッピーとタッチが俺達の周りを走り回っていたので心強かったが、少しすると2匹は小屋の方に戻っていった。
普段、何度も通っている道でも夜は全く別の空間にいるみたいだった。2008-11-26 17:39:00 -
19:
名無しさん
幅30センチほどの獣道を足を滑らさぬよう、皆、無言で黙々と歩いていった。
そのとき、慎が俺の肩を後ろから掴み『誰かいるぞ!』と小さな声で言ってきた。2008-11-26 17:44:00 -
20:
名無しさん
俺達は瞬間的にその場に伏せ、電灯を消した。
耳を澄ますと確かに足音が聞こえる。
『ザッ、ザッ、』2008-11-26 17:48:00