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危険な好奇心

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  • 1:

    コピペ

    少し長い話ですが、暇な方、読んでください。

    2008-11-26 16:30:00
  • 141:

    名無しさん

    楽しく4人で話しながら歩いていると、

    佐々木が『あ、あれトレンチコートの女じゃねえ?』

    内藤『うわっ!ほんまや!きもっ!』と言い出した。

    2008-12-07 20:38:00
  • 142:

    名無しさん

    俺はトレンチコートの女の方をゆっくりと見た。

    心の中で《どうか別人であってくれ!》と願った。

    トレンチコートの女は、スーパーの袋を片手に持ち、まだ残暑の残るアスファルトの道で、ただ、突っ立っていた。

    2008-12-07 20:46:00
  • 143:

    名無しさん

    女は微動たりせず、俯いたままで、全く表情がわからない。

    慎は警戒しているのか、小声で俺達に『目、合わせるなよ!』と言ってきた。

    少しずつ、女との距離が縮まっていく。緊張が走った。

    2008-12-07 20:51:00
  • 144:

    名無しさん

    女との距離が5メートル程になったとき、女は突然に顔を上げ、俺達4人の顔を凝視してきた。

    そして、その次に俺達の胸元に目線が移ってきたのがわかった。

    …名札を確認している!

    2008-12-07 20:55:00
  • 145:

    名無しさん

    俺は焦った。

    平常心を保つのに必死だった。

    一瞬見た顔で、あの日の出来事がフラッシュバックし、心臓が口から出そうになった。

    2008-12-07 20:58:00
  • 146:

    名無しさん


    間違いない!

    中年女だ!

    2008-12-07 21:00:00
  • 147:

    名無しさん

    俺は、いつ襲い掛かられるかとビクビクしながら俯き、歩き過ぎた。

    どれくらい時間が経ったのだろう。いや、ほんの数秒が永遠に感じられた。

    2008-12-07 21:03:00
  • 148:

    名無しさん

    内藤が『あの目ぇ見たけ?あれ完全にイッてるで!』と笑った。

    佐々木も『この糞暑いのにあの格好!ぷっ!』と馬鹿にしていた。

    俺と慎は笑えなかった。

    2008-12-07 21:06:00
  • 149:

    名無しさん

    佐々木が続けて言った

    『やべっ、聞こえたかな?まだ見てやがる!』

    俺は咄嗟に振り返った。

    2008-12-07 21:09:00
  • 150:

    名無しさん



    中年女と目が合った…

    2008-12-07 21:10:00
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