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1:
◆1pKdxKNrNo
?は?http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1138919740/-52006-04-03 01:10:00 -
400:
名無しさん
402
2006-05-21 05:47:00 -
401:
名無しさん
あげ
2006-05-21 09:00:00 -
402:
名無しさん
書いて?
2006-05-21 09:17:00 -
403:
名無しさん
なんでおとなしくまたれへんねやろね
2006-05-21 11:55:00 -
404:
名無しさん
やっぱりそれだけ、この話を楽しみにしてる人が多いねんなぁ…私も楽しみにしてます☆次もいっぱい読めるといいな
2006-05-21 12:59:00 -
405:
◆1pKdxKNrNo
『ちゃんとゆわれへん口なんかいらんやろ。』そう言ってあたしの口を塞いできた。―キュッ―『ンッ!』
もちろん抵抗も出来ずに、しっかり結ばれる。
『お前が素直になったら外したるわ。せいぜいよがっとけや。どこまで我慢できるかしらんけど。』そう言ってマキはまたローターを乳首にグリグリあててきた。
―ヴィィィ-ン―…『ンッ…!』ピクンッ―〈痛い…ッ!〉
痛いのと気持ちいいのが混ざって顔が歪んでいく。2006-05-21 14:38:00 -
406:
◆1pKdxKNrNo
乳首だけをローターで集中的に何十分も責められた。その間ずっとマキにあたしの顔を見られてて、あたしは気がおかしくなりそうだった。『ンッ、ゥッン…ッ!』
―ヴィィィン―『…お前乳首だけでもィキそうやな。笑』マキはそう少し笑い、乳首を人差し指でピンッと弾いた。『…ンッ!』キツク縛られたはずの足が、ピクピク動いてる。それを見て彼が言う。
『せっかちやな!笑 焦らんでもじっくり遊んだるやん。』彼はローターをちょうど胸とロープの間に挟んだ。
―ヴィィィーン―『ンッ…!』うまい事乳首にあたる…。そして反対の乳首にローターの線を器用にくぐりつけた。
『ンぅッ…!』『めっちゃピンピン。笑』イヤラシク乳首が浮き出る。2006-05-21 14:51:00 -
407:
◆1pKdxKNrNo
『んまヤラシイ女。マンコもパッカリ開いてるし、ヤバイで?お前。笑』そう言うとマキはバイブを手に取りあたしに見せてきた。
『入れて欲しい?』『…ッン、』―ヴィィィーン…胸のローターの音だけでかき消されてしまいそうなあたしの布ごしの喘ぎ声。『いらんの?』『ンッ…!ン…ッ』『…いらん訳ないよなぁ?だってこんなパックリ開けて待ってんねんもんなぁ。笑』
そう言ってバイブを近付けてくる。〈ゃッ…!怖い…!〉あたしは初めての玩具に恐怖心があり、思い切り目をそらすが、首が閉められ息苦しくて仕方ない。。だがマキは『苦しい?笑』と聞いてきたかと思ったら、、2006-05-21 15:06:00 -
408:
◆1pKdxKNrNo
―ヴィィィーン!グリグリッ―!『ンンッ!!…フ…ンッ!ンン〜!!』『これも苦しい?なぁ?ど?笑』
クリトリスに押しつけてきたのだ。電撃の様な快感が走り、一気に絶頂に近づく感じだ――。
―ヴィィィーン…ピチュッ、グリグリッ―!愛液も溢れ出し、体がビクビク動く。胸のローターよりも凄い刺激に頭もやられそうだ――…
『ンン〜ッ!ン…ッぅッ!』『めっちゃいい顔。笑 撮っていい?』今にもイッてしまいそうなあたしをまだ弄ぶ彼――。〈ヒドッ…ン…〉……でも、好き――…。2006-05-21 15:21:00 -
409:
◆1pKdxKNrNo
『ンッ…ンン!!ヴッ…ンンッ〜!』〈ゃ…ィクッ…!〉そう思った瞬間、バイブを離された。〈ぇッ…〉うつろな目で彼を見る。『イッたらお仕置きならんからな。ユックリいたぶったるわ。笑』〈なッ…〉そう思った瞬間、またバイブをあてられ、イキそうになる――。ヴィィィーン…
『んッ…!ンッ!』かと思ったらバイブはクリトリスから離され、入り口辺りを行き来する。『ンッ…ン…』〈ゃぁッ…!〉足を閉じようにも動けないし…。"イキたいのに、もうほんの少しなのに――…"
そんな意地悪を繰り返されてるうちに、泣きそうになる。『どうした?笑 何その顔?』楽しそうに笑う彼。手は休めない彼。意地悪だけど大好きな彼――…。2006-05-21 15:45:00 -
410:
◆1pKdxKNrNo
あたしは必死で彼に目で訴えた。『何やねん?』やっとの事で彼は布を解き口を解放してくれた。―スルッ―…『ッハァ…マキ…ッ。』
彼を見上げる。『何?お前今顔だいぶエロイで?笑』あたしは堪らず嘆く様に言った。『もぅ嫌ゃ…ッ!』『何が?笑』彼はニヤリと意地悪く笑う。いつもこうだ…あたしは彼に勝てない、逆らえない――。
『…意地悪しやんといてッ!』『どうゆう意味?』でも、それはあたしが彼の事好きだから――…
『…じらさんといて…ッ』2006-05-21 15:56:00 -
412:
◆1pKdxKNrNo
そう言うと彼は胸のローターを止めた。機械音が止み、シーンとなった部屋の中、ヤケに大胆になってるあたしがいた。『イキたいん?』彼の問いに静かに頷いた。
『キモチいいん?』『…。』『答えろや。』『…ハィ。』『こんなんでこんな濡らしてんねんで?お前。』
頬に、自分の愛液でネチャネチャする男のアレの形をした機械をすり付けられる。
『…ハィ。』『淫乱女。』〈……ッ…〉『……ハィ。』
――あぁ、もうホントにあたしは彼のペットだ。2006-05-21 16:08:00 -
413:
名無しさん
リアル?
頑張れ?
まきかっこいい?2006-05-21 16:12:00 -
414:
◆1pKdxKNrNo
恥ずかしくて泣きそう―…『何泣いてんの。』『…泣いてなぃ‥。』『泣くなや。俺泣かれたりしたら余計やりたなる質やから泣かん方が身の為やで?』
―グスッ―…鼻をすすって言う。『…いいから…早く…』『お前、アホやな。笑』マキが笑う。可愛い顔して。そして続ける。
『もしコレ以上焦らしたらどうする?笑』あたしはマキの目を見つめて言う。
『そんなんしたら…あたしおかしなって死んでまう…ッ!』するとマキは更に笑って言った。
『んな殺していい?笑』2006-05-21 16:22:00 -
415:
◆1pKdxKNrNo
『絶対嫌ッ!』すると顔を近付けあたしの顎を持つマキ。『んじゃ、お願いは?笑』『……イカせて下さい…。』―グィッ―『ンッ…』更に顔を近付けマキは言う。
『ちゃうやろ。「あたしのマンコバイブでめちゃくちゃにして下さい。」やろ?笑』―ドクン―…〈……もぅッ!!〉あたしは顔を真っ赤にして口を開いた。
『あたしのマンコ…バイブでめちゃくちゃにして下さいッ…!』『ハハッ!笑 ゆったで!お前泣くなよ!』マキは声を出して笑ってそっとキスしてきた。―チュッ―…2006-05-21 16:30:00 -
416:
◆1pKdxKNrNo
眠さ限界?今日は終わります。
いつも更新遅かったり少なかったりごめんなさい。頑張ります。2006-05-21 16:33:00 -
417:
名無しさん
いっぱい更新してくれてありがと??毎日かなり楽しみにしてます?がんばってください?
2006-05-21 16:45:00 -
418:
名無しさん
?しおり?
2006-05-21 17:49:00 -
419:
名無しさん
お疲れさまです?無理せんでいいよぉ主さん遅くなっても絶対書いてくれるし、みんなわかってるし?マイペースに頑張ってください?忙しい中ありがとう?
2006-05-21 18:31:00 -
421:
なつ
マキ強いなぁ???エス満開??気持ちが知りたいゎぁぁぁぁぁ?主さんッッ??マタ更新まってるなぁ?忙しいけどカキにきてくださぃ?今日は夜読めた??頑張って?
2006-05-21 23:20:00 -
422:
名無しさん
あげっ
2006-05-22 10:30:00 -
425:
名無しさん
マキかっこぃ?
2006-05-23 03:57:00 -
427:
名無しさん
2006-05-23 23:30:00 -
429:
名無しさん
完結たのしみ?
2006-05-24 09:56:00 -
431:
◆1pKdxKNrNo
みんな優しい言葉ありがとう。まだもおちょい完結まで話があるので、最後までお付き合いお願いします。#419の続き
2006-05-24 21:48:00 -
432:
◆1pKdxKNrNo
それと同時にバイブをクリトリスに押しあてた。
―ヴィィィーンヴィィィン―
『ンアッ!ァアァッ!ハァン…ンッ!!ヒャッ、ヤッ…ック!ィッちゃぅょォ〜ッアッはッ…!!』あっという間に絶頂を迎えたが、マキは辞めようとしない。
『ふぁッ…!アッ!やぁ〜ッ…!!ンッやッ…!』―ヴィィィン―イった直後の敏感になってる体がビクビク動く。
『ンンッ…!』首のロープも締まって苦しい――。2006-05-24 21:59:00 -
433:
◆1pKdxKNrNo
『ジッとしとけや。』
『ンッアッアァンッ!ハ…ッマキ!ヤッ!離してぇ…!』――耐えられない…。この快感。ホントにどうにかなりそう―。。ヴィィィン―!『離して?腰浮いてるのに?笑』〈…ッ!〉『ちがッ…ヒャァァンッ…!』違う。勝手に腰が浮く。〈何で…ッ〉力を入れてなきゃホントにヤバイ。泣きそう…体、壊れそう…。
思いきり目を瞑って、歯を食い縛る。2006-05-24 22:13:00 -
434:
◆1pKdxKNrNo
『すっげ。お前グッチョグチョやん。笑』マキは身を乗り出し開いてる方の手であたしのマンコを開き見る。
『んぁ!!ァアッ!もッダメぇッ…!!』―またイキそう…。
―ヴィィィンヴィィィン―!『まだや。』―ピチャッ、グチュッ―!『ィャぁッ…!アァンッ!ィクッィク!ァァア〜ン…!』―ビクビクッ― 『…ハッ…ァア…ッ』あたしがイクのをマジマジと見て、笑うマキ――…。2006-05-24 22:26:00 -
435:
◆1pKdxKNrNo
〈見やんとって…ッ…!〉―ヴィィィンヴィィィン―『ア…ヒャンッ!!ふッや…めてッ…!』
――ムリ。―グチュッ、クチュッ―『ヤァァ!!ふぁぁんッ…!やめてよぉ〜…ッ!』―ビクビクンッ――…見ないで…。。『ィクッ…ィッちゃ…!ァア〜…!』―――マキ…。
――何回くらい、イッただろう。大好きな彼に見られながら。あたしは縛られた体で必死にもがいて、大きな声で喘いで、体力も思考回路も、限界まできていた。2006-05-24 22:42:00 -
436:
◆1pKdxKNrNo
『も…ヤ…。』
バイブを離し、ニッコリ笑うマキ。『気持ちよかった?』『…ん…。』あたしはと言えばもう喋る気力もない。『今どんな気分?笑』
『…死にそ…。』マキはベットに座り、タバコを吸う。『もう嫌?笑』ソファに縛られたままグッタリするあたしに聞く。『嫌や……。』
『じゃあ何でアソコヒクヒクしてんの?笑』〈……ァ。〉自分でもわかった。痙攣してヒクヒク動いてる事――。。
『…マキのせいやもん。』2006-05-24 23:02:00 -
437:
◆1pKdxKNrNo
『お前がお願いしたんやろ?』そう言って近づいてくるマキ。『どうして欲しい?』あたしはこの時すでに理性が飛んでたと思う。
『…マキの入れて?』彼の目を見て、お願いしていた――。
マキは少し呆れた様に笑って言う。『…お前ホンマどうしようもないな。笑』その顔が愛しくて理性の飛んだあたしを更に欲情させた。『マキ…早くこれ解いて?』早く、彼に触れたい――…。2006-05-24 23:11:00 -
438:
◆1pKdxKNrNo
『無理やな。お前イキすぎやし。笑』まだまだ余裕で笑うマキにすがる様に言う。股を広げられ、首を締められ、全身縛られたイヤラシイ格好で――…。あたしは我を忘れていた。
『…ごめんなさい。マキ?…マキはしたくないの?』『は?笑』マキは子供をあやす様な優しい顔で笑った。〈好き…。〉愛しすぎる。あたしにももっと欲情して欲しい。"したい"って言わせたかった――。2006-05-24 23:22:00 -
439:
名無しさん
ャッばぁ?
2006-05-24 23:24:00 -
440:
◆1pKdxKNrNo
『お前あんなけイッたのにまだ足らんねや?笑』いつもの様に笑うマキ。あたしは少し悲しくなる。
『…そうじゃなくて…。』『何やねん?』マキは頬杖をつきタバコの煙を吹き出す。〈……。〉
『…マキはいっつもあたしにゆわすやんか、"したい"って。マキは…?マキはしたくないの…?って事。』"綾子としたい"って言って欲しい――…。。2006-05-24 23:51:00 -
441:
名無しさん
わあ〜おもろい〜?
2006-05-25 00:03:00 -
442:
◆1pKdxKNrNo
『…聞いてる?』マキ口に手をあてあたしを直視する。この時、あたしは恥ずかしさを忘れていた。
『あたしがこんな格好してんのに…何も思わんの?…あたしだって女やろ?いっつもあたしの事いじめて楽しいん…?』…完全に忘れていた――。
〈ヤバィ……。〉なんか泣けてくる。"こんな好きやのに――…。"あたしだけなん…。2006-05-25 00:03:00 -
443:
◆1pKdxKNrNo
半泣きになるあたしの前にきて、無言でロープを解くマキ。―シュルッ―…体がソファから離された。キツク縛られてたせいか、胸や太股にクッキリ跡がついてる。
―プチッ―〈…マキ…?〉マキは自分のカッターシャツの上のボタンをひとつ外し、あたしの両手を縛ってあるロープを引っ張った。『来い。』
その一言にドキッとしたのも束の間、ベットに俯せに押し倒された。―ドサッ―!2006-05-25 00:18:00 -
444:
◆1pKdxKNrNo
『んッ…!』手は縛られたままだから、胸や頬が痛い。マキはあたしの背中に馬乗りになり、髪の毛を掴んできた。『ゃッ…!』
『…お前今誰でもいいやろ?』冷たい口調――。―ドキン―…異様にドキドキする。『違う…。』『嘘つくなや。誰でもいいから入れて欲しくてしゃぁないちゃうんか?』そう言ってあたしの頭を冷たいシーツに押さえつける彼。『ゃぁッ…!』
『そうやねやろ?…マヂ淫乱…。』そんな冷たい言葉にさえドキドキしてしまうけど…。2006-05-25 00:32:00 -
445:
◆1pKdxKNrNo
『マヂむかつくわ、お前。』頭を押さえる彼の手に力が入る――。『ンッ…ッ。』〈苦し…ッ。〉あたしはマキにして欲しいからゆってるのに。『ゃぁ…マキのがぃぃ…。』あたしが必死に伝えるのも無視で、バイブを次は穴に差し込んでくる彼。―グチュッ―!『ヒャァンッ…!』『入れたったで?お前なんかコレで充分や。』
カチッ、ヴィィィンヴィィィン―――『ゥアァッ…!アッ、やンッ!マキッ、ヤぁンッ〜…!』冷たいバイブがあたしの中をかき乱す――…。2006-05-25 00:45:00 -
446:
◆1pKdxKNrNo
『ホラ、気持ちいいねやんけ。もっと声出せや!』
―ヴィィィン、グチュッグチュッ―!!『ンン〜!やぁゃッ…!アッ、ァァッ…やッ!ゃあンッ…!!』後ろから、容赦なくバイブを出し入れしてくるマキ。〈怒ってる…ッ?〉あたしが怒らしたん――?
『オイ、腰動いてるやんけ。何が嫌やねん、なぁ!?』―ピチャ、グチュ…ヴィィィン―…『…ゃッァ…ッ!やめて…ァアンッ、マキひどッ…アッ、ァ!』愛液が足に伝う。奥まであたる。マキの声が、頭に響く――。2006-05-25 01:01:00 -
447:
◆1pKdxKNrNo
―カチャカチャッ―マキはあたしのアソコにバイブを突っ込んだまま、ベルトを外す。
『オイ、ケツあげろや。』
〈ぇッ…!〉嫌な予感がした。―ヴィィィン―…『ン…ゃ…ッ』『はよしろや!』―パンッ―!『ャァッ…!!』そう声を荒げ、お尻を叩かれて、あたしはお尻を浮かせた。『ホラ、もっと突き出せ。ゆうコト聞けや!』〈ゃ…ッ〉―パンッ―!『アッ…!ンンッ!』手首のロープを引っ張られ、腰を曲げ、お尻を突き出した…。2006-05-25 01:10:00 -
448:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-25 01:14:00 -
449:
◆1pKdxKNrNo
―クチュッ―!『…ヒャァァッ!!』その瞬間、あたしはあまりの不快感に体を仰け反らせた。―クチュ、クチュッ―…
『やッ、ヤッ…やめッ…!マキッ!』お尻の穴に指を入れられたのだ。しかも3本一気に。逃げようとも、手は縛られてて動けない。〈痛いッ…!〉『やぁ〜!!マキッ…ャメッ…!アッ!』『すぐ気持ちよくなるわ、お前淫乱やしなぁ。』〈…ぃゃ…〉一度ヒカリにもアナルに指を入れられたコトがあった。でも――……2006-05-25 01:20:00 -
450:
◆1pKdxKNrNo
『ふァッ…ァアッ…!ん…ッ』
アソコにバイブが入ってるせいか、だんだん痛みは和らいでいって、何とも言えない快感に変わる。でも…
『そろそろいれんぞ。力抜けよ。』〈絶対無理…!〉『…嫌ッ!!うアアンッ…!!!』拒否する間もなく入ってくる彼の大きく熱いモノ。。『ぃたッ…痛ぃッ〜ッンッ…!』
―ヴィィィンヴィィィングチュッ―!『でも気持ちいいんやろが?!』『ンッはぁッ…!アァァ〜!!ヒャァッ…』2006-05-25 01:27:00 -
451:
◆1pKdxKNrNo
アソコにはバイブ、アナルには彼のモノ。もう、無理やってば――……
『アァッ…ン!!ャッ、アッ、アッアア〜ンッ…ぅッン…!』―ヴィィィンヴィィィングチュッ、ピチャッ―…!
マキはバイブを持つ手を休めないし、ピストンも早くなっていく。『…ッ綾、どうなん…?アソコにもアナルにも突っ込まれてる気分は。』
心無しか、いつもより彼も息が荒い気がする。
『…ンッ…!ヤッ!マキのが良かったのにィッ…!!ンッア…』2006-05-25 01:37:00 -
452:
◆1pKdxKNrNo
『…っさいわ。』
そう嘆いた後、彼は一気に攻めてきた。―グチュッグチュッヴィィィン―!!ピチャッパン―!『アッアッア〜ンッ!!ぅッ…アァ!ヤァッ〜!!アァァ〜ッ…!ンッ!』
――痛かった。でも、正直、ソレさえ気持ちよく感じたのは、きっと彼だからだと思う。2006-05-25 01:41:00 -
453:
◆1pKdxKNrNo
――でも。。
ショックだった。今日のセックスでわかった気がした。
彼があたしのコトを何とも思ってないコトが。。
彼は言っていた。"あたしとのセックスがおもしろい"って。でもそれはホントにセックスの相手として"おもしろい"だけであって、そこに気持ちはないんだろう――。
だって痛がるあたしにも、容赦ないんやもんね。。2006-05-25 01:47:00 -
454:
◆1pKdxKNrNo
比較なんかしちゃダメなのはわかってるけど、ヒカリはあたしのコトが好きだった。セックスにも、その"好き"が溢れ出てる様な、優しいモノだった。
マキとヒカリは確かに違うけど…。。。
違うけど――。。2006-05-25 01:50:00 -
455:
◆1pKdxKNrNo
今日は終わります。リアルでレスありがとう。次から話すすめてきます。
2006-05-25 01:51:00 -
456:
名無しさん
おつかれさま?
でもまき綾ちゃんにすきやでっていってなかった??2006-05-25 01:59:00 -
459:
名無しさん
むーちぁぉもろL1??作者さぁンこれカ`らも頑張ってくら±ぁL1(?・?・)ハ(・?・?)
2006-05-25 11:38:00 -
460:
名無しさん
下がり過ぎやからアゲ??無駄アゲごめん
2006-05-26 15:41:00 -
461:
なつ
なんかハラハラしてもぉた??主さんッッ?本間におもしろぃ?ちょっとはまりすぎてるゎぁ???続き楽しみにしてるなぁ??
2006-05-26 22:50:00 -
463:
名無しさん
本間ちょっとずつしか
書かないんですね?
もっと書いて(>_2006-05-27 03:16:00 -
464:
名無しさん
↑もっと書いてトカうざい。だまって待っとこうや
2006-05-27 06:34:00 -
465:
名無しさん
ほんまそれ。主さんちゃんと書いてくれてるんやし普通に待っとこ
2006-05-27 07:08:00 -
466:
名無しさん
下がり過ぎ?
2006-05-28 20:46:00 -
467:
名無しさん
更新楽∪みゃぁ(´?`)?
2006-05-29 05:26:00 -
468:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-29 06:53:00 -
469:
あい
元気でつかぁ???? 大変そうやけど頑張ってねぇえ?ぇ???
めっちゃ楽しみにしてるからぁ??2006-05-29 09:08:00 -
470:
?晶?
ゃばぃわあ?本当にこれ面白ぃ?仕事とか忙しいと思いますけどこれからも頑張ってください?体にも気を付けてくださぃね?
2006-05-30 00:59:00 -
471:
名無しさん
更新たのしみ?毎日チェキッてます?
2006-05-30 08:53:00 -
473:
◆1pKdxKNrNo
『ン…―綾…』さっきとは違い子供みたいに眠る彼の腕をゆっくりとほどいて、あたしは一人ホテルを出て家に帰った。
『ハァ…。』布団に入り、色んな事を考えたけど答えはでず、それどころかさっきのセックスを思い出してはまた体をウズかせていた。
〈…マキ…。。〉
結局、例えどんな事をされたとしてもあたしはマキが好きなんだろう。それだけはどうしようもない事実。ただそれだけ。2006-05-31 08:48:00 -
474:
◆1pKdxKNrNo
"この気持ち、伝えるべきなん━?"わからない。。考えても答えは彼が持ってるからわからない。。
『ン…ァッ…マ…キッ!ン…』━クチュッ━…気付けばあたしは考える事を辞め、ひとりベッドで自慰行為をしていた。さっきアレだけ激しく責められた癖に、また快感を求めていた。マキ。彼を想いながら―……。2006-05-31 08:55:00 -
475:
◆1pKdxKNrNo
━━夕方、自然と目が覚め、ふと自身の手首に目をやった時、起きたばっかりの体がまた熱くなる…。
縛られた痕…。〈そうやあたし昨日…〉ヤバィ…昨日の今日やのにまたしたい…。心も体も、前よりも彼を求めてしまっている。
『…マキ…。』ボーッと彼を思い出そうとした時、携帯が鳴った。
――♪♪♪――……2006-05-31 09:02:00 -
476:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-31 09:16:00 -
477:
なつ
めっっっっっっちゃ気になる??主サンマタきてなぁぁ??
2006-05-31 18:12:00 -
478:
◆1pKdxKNrNo
なつさんいつもありがとうございます?書きます。
2006-05-31 21:33:00 -
479:
◆1pKdxKNrNo
『はい?』
『久しぶりい〜!笑』電話の主は前の店【REI】の店長だった。『まぢそれ。笑どうしたん??』『いいしらせや♪綾、戻っておいでぇ〜笑』『へ!?』
――どうやら、予定より早いが【MEI】の方の女の子が増えてきたらしく、あたしはもう戻れるとの事。
〈なんかいきなしやな―…〉2006-05-31 21:40:00 -
480:
◆1pKdxKNrNo
『今日「綾チャンお帰り会」するし、待ってるからな♪笑』そう言われ電話を切られた。〈もぅ…何でもいきなりやねんから!笑〉
せっかく店も慣れてきた所なのに。それに…マキもおるし…でももうなんかあれやしな…『ハァ…しゃあないか。』あたしはひとりタメ息をつき、準備をして【REI】に向かった。2006-05-31 21:50:00 -
481:
◆1pKdxKNrNo
その間にマキから着信があったけど、なんとなく取らずに店に着いた。
『お帰り〜!!綾〜!笑』そうやって一番にあたしに抱きついてきたのは愛ちゃん。『久しぶりです。笑 こないだはスイマセン…』まずサイト事件の事を謝った。
『全然ええがなっ♪綾一緒に着替えよおやぁ♪』ホッとして愛ちゃんに手を引かれるがまま更衣室に向かった。〈そういや愛ちゃんもマキ好きやねんよなぁ…。〉やっぱり気まずい。2006-05-31 21:56:00 -
482:
◆1pKdxKNrNo
『あっちの店どやったぁ〜?』相変わらず可愛い愛ちゃん。2人でそんな他愛もない話をしていた。愛ちゃんは気を遣ってマキの話を出さなかった。
〈マヂいい子や…。〉その日、あたしは愛ちゃんとニコイチの客についたりして仕事を終えた。2006-05-31 22:00:00 -
483:
◆1pKdxKNrNo
『うしっ!!笑 お疲れ!さぁ行こか!』
営業が終わった瞬間からノリノリな店長。『行くってドコへよ?笑』『綾のお帰り会♪と称して皆で飲み行くんやでぇ♪笑』と笑う愛ちゃん。『そゆ事♪はよ用意せぃ!』と張り切りな店長。〈飲む気分じゃないのになあ…〉ま。しゃあないか。あたしのお帰り会やもんな、一応。。笑
とゆう事でラストまで残った女の子達と従業員で近くの居酒屋に入った。2006-05-31 22:14:00 -
484:
◆1pKdxKNrNo
『綾チャンお帰り〜!って事で乾ぱ〜い!笑』
皆でビール片手にワイワイ話し始める。『てか皆で飲みに行きたかっただけやん。笑』『まぁええやんけ!笑 MEIの子らももおちょいでくるし、皆仲良なる機会やんけ♪』と楽しそうな店長。
『へッ!?』―ポトッ―あたしは持ってた枝豆を落とした。『もちマッキーもくんでぇ♪』と店長が落ちた枝豆を口に入れた。〈アウチ…〉会いたくなかったのに…。愛ちゃんもおるし…。2006-05-31 22:35:00 -
485:
◆1pKdxKNrNo
昨日の今日やし、電話出てないし…『うぅ〜!笑』ヤケクソでビールを飲み干した。
『いいノミップリやんけ〜綾!!笑』店長があたしの肩をバンバン叩く。『痛い?!オッサン!笑』その時、
―ガラッ―『お疲れ〜』
MEIの人達が入ってきた。『お疲れ〜!今日どないやった〜売上!』2006-05-31 22:54:00 -
486:
◆1pKdxKNrNo
『普通っすね。』
そう一言言ってスーツを脱ぐ。―ドクン―〈…マキ。〉気まずい気まずい…。マキはあたしの向かいに座った。『おう。』『おう―…』目を会わせずそう交した短い挨拶――…昨日の光景が頭に浮かぶ。"恥ずかしい"そんなあたしをジーッと見てくるマキ。〈なに…!?〉『なッ、何飲む?』どもった…笑 普通を装ってメニュ-を手渡す。2006-05-31 23:05:00 -
487:
◆1pKdxKNrNo
『酒以外。』するとあたしの横から店長が身を乗りだしマキに言う。『ないわマッキーノリ悪い!笑』
『うっさいっす。てかもう酔ってます?笑』と言い返すマキ。〈良かった…。〉店長、たまには役に立つやん。笑 その場が和んだ。その時、トイレから帰ってきた愛ちゃんが叫んだ。
『うわっ♪マキちゃんやぁ!久しぶり〜〜♪』2006-05-31 23:10:00 -
488:
◆1pKdxKNrNo
『おう!愛久しぶりやな。』『んまそれ〜♪会いたかったよぉ〜!!笑』
マキの隣に座り話し出す愛ちゃん。嬉しそうに。マキもそれに笑顔で答えていた。いつも通りに。でも―…モヤモヤする。『キャハハ!笑 マキちゃんオレンジジュース!かわいっ♪笑』『うっさい死ね犯すぞ 。笑』『マキちゃんならカモンやし〜♪笑』〈―……ッ〉2006-05-31 23:17:00 -
489:
◆1pKdxKNrNo
アカン。イライラする―。
わかってる。愛ちゃん誰にでもこうゆうキャラやし、酒の席やし。マキも誰にでもあんなんゆう奴やし―…。でも…。『〜やと思わん!?綾聞いてるか!?』店長の声にハッとした。『え?なんて?』『お前何ぼーっとしてんねん!酔ってんかぁ?笑』『イヤアンタやろ!笑てかあたしトイレ!』あたしは目の前のマキと愛ちゃんを見てられずトイレに立った。2006-05-31 23:21:00 -
490:
名無しさん
・゚・(>_
2006-06-01 00:22:00 -
493:
名無しさん
気になるッ?
頑張ッてな?2006-06-01 02:25:00 -
495:
名無しさん
?アゲ?
2006-06-02 09:00:00 -
496:
名無しさん
?????
2006-06-02 17:15:00 -
497:
名無しさん
あげ?
2006-06-03 11:10:00 -
498:
名無しさん
あげ?
2006-06-04 14:13:00 -
501:
名無しさん
あげまん?
2006-06-07 00:59:00 -
502:
名無しさん
?
2006-06-07 04:17:00 -
504:
名無しさん
?
2006-06-08 20:33:00 -
505:
名無しさん
アゲアゲ
2006-06-09 18:27:00 -
506:
名無しさん
主さん待ってます?
2006-06-09 23:50:00 -
507:
名無しさん
遅っそ?
2006-06-10 11:48:00 -
509:
◆1pKdxKNrNo
『ハァ…。』《イライラするし…どうしたらイイんやろ…。》REIに戻るコトになって良かったかも。。昨日の事でまたマキと気まずいし、あたしだけやろうけど…。何より、他の女の子と喋ってるの見たくない。聞きたくない。"告白"―…出来るわけない……。。
2006-06-10 12:33:00 -
510:
◆1pKdxKNrNo
―バタン―ッ。トイレから出た瞬間―♪♪♪―鳴る事のないはずの着信音が鳴った。『ヒカリッ―…。』
うるさい店から出て少しドキドキしながら電話に出た。『もしもし?』
「もし?綾チャン?久しぶりッ♪もう仕事終わってんのぉ?」懐かしい彼の声。
こうして普通に電話を掛けてきてくれるなんて予想外で嬉しかった。2006-06-10 12:40:00 -
511:
◆1pKdxKNrNo
『ウンウン!終わってるよ!あたし店戻ってさ、今それの飲み会。てかホンマ久しぶりやぁ♪笑』少しテンションもあがる。「やね。笑 元気してる?マキとはどう?辛かったりしてない〜?笑」
冗談混じりの、でも優しい彼の言葉が胸に響く。
『…大丈夫。笑 …ヒカリは仕事順調?』「もっちろん!笑 綾チャンにイイ夢みさしてもらったもん。笑 頑張れるよ♪」―別れても変わらない、彼の優しさに泣きそうになった。2006-06-10 12:48:00 -
512:
◆1pKdxKNrNo
「俺、やっぱ綾チャン好き!だからやっぱ気になるんよね。マキとはうまい事いったんかな〜って。笑」
『…ウン。』「あ〜でも大丈夫やで!笑 俺ちゃんと諦めたから!ただ綾チャンが悩んだりしてんのイヤやし、力なりたいから、しんどい時は俺に甘えて?ね?そうゆう仲でおろ?」
〈ヒカリ――…。〉2006-06-10 12:54:00 -
513:
あい
久しぶりです??
リアルうれしいでつ???2006-06-10 12:58:00 -
514:
◆1pKdxKNrNo
『ありがとう…。マキとはどうもなってないよ。』
「そっか…告らへんの?」『…怖い。』「…何が?」『だって絶対ビックリする。あたしの事女として見てるハズないし、フラれて気まずくなるんもっと嫌やもん…。』 "幼なじみ"という崩れかけた壁さえなくなってしまうなんて。どんな形でもマキがあたしのそばにいないなんて考えられない。2006-06-10 13:30:00 -
515:
◆1pKdxKNrNo
「うわぁ〜マキむかつく!笑」彼の言葉に我に返る。『ゴメン!』「あやまんなよ!アホ!笑」『ゴメン…』〈アカンやん…ヒカリにこんなんゆうたら。。〉
でもあたしより大人なヒカリは言ってくれた。
「綾チャンはマキの事好きやねやろ?本気で好きならゆえるよ!」―ドキン―…
"本気"で好きなら――。2006-06-10 13:35:00 -
516:
◆1pKdxKNrNo
「怖いんわかるけど、俺フッてまでマキが好きやねやろ!?笑 当たって砕けろ!」『砕けんのかいッ、笑』「そ!そんで砕けたら俺んトコ戻ってきたらイイ話!わかった?笑」『…意味ワカラン。笑』「ワカランくてもいーの!笑 わかったゆうたいーの!笑」『…わかった。笑』もうヒカリと戻るコトはないだろう。けど、嬉しかった。元気が出た気がした。
2006-06-10 13:40:00 -
519:
名無しさん
・゚・(>_
2006-06-11 15:44:00 -
520:
名無しさん
?
2006-06-11 16:25:00 -
521:
名無しさん
よんでるよ?
2006-06-11 21:58:00 -
522:
なつ
ひかりぃ???やっぱえぇなぁ?主サン?大変やろけど頑張ってぇ??
2006-06-11 23:43:00 -
525:
◆1pKdxKNrNo
そんな数分間の会話にあたしは励まされた。
〈うん!〉ウジウジ他の女の子と喋ってるん気にしてる場合じゃない。あたしも入っていったらいいやん。〈せめて普通に喋りたいし!〉―ガラッ―そう思い店に戻った矢先、ふいに目が行った入口付近のトイレの前で、見たくないものを見てしまう。2006-06-12 03:45:00 -
526:
◆1pKdxKNrNo
〈―…ッ。〉あたしは目に飛び込んできた光景に釘付けになる――。
〈ィャ―…ッ〉反射的に一度目を反らすが、すぐ様見直してしまう嫌ででも気になるモノ。それは、トイレの前でじゃれ合うマキと愛ちゃんの姿。。―ズキンッ―胸に刺さる何かと、沸き上がる何か。
――嫉妬だろう…。2006-06-12 03:51:00 -
527:
◆1pKdxKNrNo
『ホラ、はよしてこいや!笑』『イ〜ヤ〜!!マキちゃんついてきてくれなぁ〜!笑』トイレの前で腕組みするマキの腕を強引にほどいてくっついてる愛ちゃんの体。
あたしはズキズキとイライラの交差だ…。〈…。。〉今さっきちやっと少し上がったテンションが一気に落ちる。
『なんで俺がお前の検尿姿みなアカンねん!笑』
『え〜んな愛がマキちゃんの見て上げる〜♪』同姓から見ても可愛い愛ちゃんにまんざらでもなさそうなマキ。。2006-06-12 03:59:00 -
528:
◆1pKdxKNrNo
『なんなん、見せたらしゃくってくれんの?笑』
『マキちゃんのなら喜んで〜♪笑』そうして次は抱きつく愛ちゃん。マキは突き放しもせず頭をポンポン叩いて『はよしてこい。笑』と笑っている。〈…―てゆうか…。なんなん…あの態度の違い。。〉あたしにはあんな優しくしてくれへん癖に。いっつも強引で乱暴な癖に―。。なんなんよ――…。『ちぇ!ちゃんと待っててやぁ♪』愛ちゃんは満面の笑みでマキから離れトイレに入った。2006-06-12 04:07:00 -
529:
◆1pKdxKNrNo
その瞬間、ふいにこっちを見た彼と思いっきり目が合う――。『おう。』
―ドキン―…『おう…』こんな腹立だしいのにドキドキしてしまう自分が不覚だ。。『電話ぁ?』『うん。ヒカリから久しぶりに!』〈ぅわ…。〉聞かれてもないのに彼の名を出してみた。その瞬間ちょっと自分が恥ずかしくなるけど、マキが反応してくれるかどうか。あたしのそんなちょっとした期待。2006-06-12 04:19:00 -
530:
◆1pKdxKNrNo
『そおなんや-良かったやんけ。』と笑顔をこぼす彼。〈めさ普通…泣〉わかってはいるけどちょっと位なんか聞いてよ…。あたしは一人恥ずかしさと虚しさに絶えながら彼を通り過ぎようとした。その時、
―グィッ―『…ッ』二の腕を掴まれ、痛さに少し声が出る。彼はそのままあたしの体を引き寄せ、着ていた長袖のシャツの袖をめくってきた。『ぇッ…』『やっぱり。笑』彼は少し笑いながらあたしの腕をマジマジと見る。2006-06-12 04:26:00 -
531:
◆1pKdxKNrNo
『なに…?』彼の手に腕を掴まれてるだけなのに、いちいちドキドキしてしまう…『痛い?コレ?』―ギュッ―…『ッ…!?』苦痛に少し眉を歪ませながら彼に握られた自分の左手首を見てみると、くっきりと残る、昨日彼に拘束された時の赤紫色の"痕"があった。
『ちょっとやりすぎた?笑』『ァッ…』あたしは昨日の事を思い出して恥ずかしくなり袖を下ろす。2006-06-12 04:33:00 -
532:
◆1pKdxKNrNo
そんなあたしの腕を引っ張り、男女用トイレに連れ込む。―バタンッ、ガチャッ―
そして素早く鍵をかける。『ちょっ…』『この返はどうなってんの?笑』彼はあたしの言葉を聞く間もなくシャツを捲り上げた。―グッ―『キャッ!』『…これじゃしばらく誰とも出来ひんな。笑』〈―…ッ!!〉ブラジャーの近くにある"痕"にそっと触れられ、体が跳ねそうなのを必死に耐える。
そんなあたしに彼は失礼な言葉を吐いたのだった。2006-06-12 04:45:00 -
533:
名無しさん
更新してるう??
頑張ってくださぃ?
めちゃ楽しみに
してまぁす??2006-06-12 07:50:00 -
535:
名無しさん
あげ?
2006-06-12 22:05:00 -
536:
名無しさん
?しおり?
2006-06-13 04:22:00 -
538:
名無しさん
?
2006-06-14 00:38:00 -
539:
名無しさん
ぁげ?(≧???)
2006-06-14 13:07:00 -
540:
名無しさん
あげッ?
2006-06-14 23:30:00 -
542:
名無しさん
?
2006-06-15 00:33:00 -
543:
名無しさん
ぁ
2006-06-15 15:47:00 -
544:
名無しさん
げ
2006-06-15 19:37:00 -
545:
名無しさん
早くみたあい??
2006-06-16 03:13:00 -
547:
◆1pKdxKNrNo
『…てか、お前。』
『ェッ!?』〈何?〉ドキドキして彼の顔を見上げると、『乳のデカさ愛に負けてるよなぁ?笑 服着てる時はお前のがデカく見えんのになぁ!笑』〈―なッ…!〉
言われた瞬間、腹の底からムカついてマキの腕を振り払って言ったのだった。2006-06-16 03:39:00 -
548:
◆1pKdxKNrNo
『悪かったなぁ!デカけりゃィィってモンちゃうやろ!!』声を荒げるあたしにマキはビックリしてるけど…
『え…笑 イヤ、デカイにこした事ないやろ。』と笑う。何故かムカつきが止まらないあたしは、『んなデカイのがィィんやったら愛ちゃんとしたらイイやん!アホ!』
たかが胸の話で子供みたいにムキになってあたしはトイレから出た。2006-06-16 03:44:00 -
549:
◆1pKdxKNrNo
『…キショすぎる、あたし…』一人席に戻って今さっきの行動を振り返り、酒を流し込む。『ええノミップリやんけぇ!』店長が横からチャチャを入れてくるけど素無視!〈マキ笑ってたし…〉アホやと思ったやろな…。たかが愛ちゃんより胸が小さいゆわれただけやのに。でもムカついてんもん!アイツマヂデリカシーない…。あってもマキじゃないか。イヤイヤ、それにしてもあたしがキショィ以上にマキがムカつく。。
2006-06-16 03:49:00 -
550:
◆1pKdxKNrNo
彼の悪気ない一言に気を悪くしてあたしは勝手にフラフラと店を出た。トイレの前で愛ちゃんとマキ…。『綾帰るん〜!?』そう言う愛ちゃんに軽く手を降りながら。
『…もお嫌〜!!』
家に帰りベッドに転がり込んだ。嫌…嫌…。。見たくないし。。愛ちゃんとマキ。2006-06-16 03:54:00 -
551:
◆1pKdxKNrNo
『乳ちっさかったら何やねん!』ひとりでアホみたいに枕をバンバン叩いてたら、携帯がなる。
《着信:マキ》―…『ぅ〜…!』出たいケド、出たくナィ…。。あ、切れた…。
『あ〜あ…。。』
愛ちゃんは可愛い。ベッピンやし、性格も可愛いし…女の子らしい。マキのタイプよりちょい派手やけど、好きなタイプに入るやろな…。。2006-06-16 03:59:00 -
552:
◆1pKdxKNrNo
『…てか男なら誰でも行くってアレは!』
それ位言うトコなしの愛ちゃん。それに比べてあたしは―。。下品やし(よく客にゆわれる)、キツイ顔やし、社交性もなければ、男を立てるタイプでもない。
接客も客を立てて癒す愛ちゃんとは対照的に、ワガママで振り回す系のあたしは、仕事でも負けてるのだ。〈マヂへこむ…。〉比べるなとゆわれても比べてしまうよ…。。2006-06-16 04:06:00 -
553:
◆1pKdxKNrNo
愛ちゃんは積極的な方やから、マキが彼女と別れたって知ってるし、これからバンバン落としにかかるやろな。イヤ、もしかしたらもう今すでに―…。
『嫌やぁ!』携帯を手に取るが、勇気がない――。
―ドクンッ―…でも、もしかしたら今にも愛ちゃんと…〈―…ッ―…〉2006-06-16 04:18:00 -
554:
?リトル?
初カキコ?です(゚∀゚)
メッチャいぃですね?コノ話?
頑張って下さい(*´∀`)
邪魔してスイマセン?〃2006-06-16 09:41:00 -
556:
?晶?
お久です?
マキ本当かっこいいですねえ?やばいわあ(?≧∀)これからも頑張ってください?応援してます??2006-06-16 22:24:00 -
557:
名無しさん
?
2006-06-17 04:15:00 -
558:
◆1pKdxKNrNo
結局、根性無しのあたしは携帯を握り横になった。眠りに着く前に考えていた。電話を無視ったりブチッてみたりってゆう"駆け引き"は無駄だ。あたしの場合。基本お互い、例えば電話に出れなくても毎回掛け直したりしないし、気にもしない。"今まで"のその関係が普通すぎて効かないだろう。〈うわぁ…めさ厄介。〉かと言って遠回しなアピールなんかも絶対効果なしだ。なんたってあたしらは「幼なじみ」。。
2006-06-17 05:04:00 -
559:
◆1pKdxKNrNo
…でももうヤッちゃってる訳やし、もし伝えるなら、賭けに出るしかない。
イチかバチか――ホンマの"直球"で…。〈でもやっぱ怖いな…。。〉マキどんな顔するやろ?絶対冗談とかノリで済ませられそうになる。でもそこであたしはぶつかっていかなアカンのよな。
〈あ〜怖い…―。。〉2006-06-17 05:08:00 -
561:
名無しさん
?
2006-06-17 14:48:00 -
562:
名無しさん
ぁげ
2006-06-17 22:22:00 -
563:
◆1pKdxKNrNo
そんなこんなで連絡も出来ずにいたある日の事だった――。
『はよぉ〜!て、ぇ!?』いつも通りに店に行った時。知らない女の子がゾロッと座っていた。
『へ!?何なにッ?』そばにいた店長はハァと一度大きいタメ息をつき言う。
『みんな今日からの新人や!綾なかようしたれよ!』――と。2006-06-18 05:28:00 -
564:
◆1pKdxKNrNo
『え!?いやいや多いやろ!女の子足りてるやん!』
REIのレギュラーはパンパンなハズ。『実はな、MEIの女が一気に飛びよってん。もうこっちの女の子を行ったり来たりさすんも何やし、こっちで勉強さそかってなってん。』〈マジかよ…。〉
聞くところによると、MEIの方を一回閉めて、しばらくこっちで皆合同らしい。REIの現役メンバーを変えたくないらしく、あたしらを見て新人を育てさせるという事だ。2006-06-18 05:36:00 -
565:
◆1pKdxKNrNo
『マジびっくり…。笑』
別にあたし的にはなんの支障もないけど…。
『だから愛と綾は、新人に見せるつもりでいつも以上に接客頑張ってくれな!』〈そんなん嫌やなぁ…笑〉?2の百合チャンが休んでる今、あたしにプレッシャーがかかってくる。
〈頑張るしかないよな。〉あたしはプレッシャーとかそうゆうのが弱いとゆうか嫌いだ。2006-06-18 05:41:00 -
566:
◆1pKdxKNrNo
『やっぱこっち小さいっすね。』いつもよりもきっちりとスーツを身にまとって綺麗な髪を揺らす。そして店内を一周し、キャッシャーに入った。〈え…てか…。〉
『マキちゃんめさ男前なってる〜!笑』と、彼の髪を触る愛ちゃん。
おそらく美容院に行ったんだろう、前よりもカッコ良くなってるマキ。
『え〜皆、女の子頑張って!なんか困った事とかわからん事あったらコイツとか俺にゆーてきて。』愛ちゃんを指し言う。2006-06-18 05:54:00 -
567:
◆1pKdxKNrNo
〈アカン…めさカッコいい。〉変わった彼の姿にみとれてしまった。もちろんの事、女の子達の視線も彼に釘付けだ。更に―…
『みんなぁ、マキちゃんは愛のやから取ったら嫌やで〜♪笑』とマキの腕を組む愛ちゃんにも釘付けだ。
『あ〜もううるさい?。』軽くあしらうマキ。
〈―……。〉ダメだ。負けれない…。。2006-06-18 06:00:00 -
568:
◆1pKdxKNrNo
あたしがREIに来た頃から愛ちゃんはいた。そこからでもこの店では不動の?1。
この時、あたしは初めて思った。
"抜きたい。勝ちたい―。"
REIにきて初めて湧き出た「やる気 」だった。2006-06-18 06:03:00 -
569:
◆1pKdxKNrNo
"絶対抜く━━!"
その日からあたしは毎日そう心の中で密かに野望を抱いて仕事に励んだ。
客電もかなり時間を費やした。一部の客だけに受ける自分の接客方法を見直したりもした。毎日グラフを見て、必死になっていた。
何か、この密かな勝負に勝てたら――…愛ちゃんを抜けたら―…。マキに見てもらえる。幼なじみってゆう壁さえぶち破って…見直してもらえたら。―"告白"出来るカモ…―そんな気がしていた。2006-06-18 06:10:00 -
570:
◆1pKdxKNrNo
――が、そう簡単にいくハズもなく、差は縮まるんだけどまだまだ届かず、気持ちだけがヤケに焦っていた。新規にも積極的に着いたりするあたし。昔からあたしの仕事のやる気のなさを知ってた店長は、
『お前偉い!俺ホンマにお前がそんなやる気みしてくれて嬉しい!』と褒めて、軽く感動までしてくれていた。彼はと言うと―…。2006-06-18 06:17:00 -
571:
◆1pKdxKNrNo
『マキ!あの人あたし付けてやぁ!絶対いけるわ!』『…行ってこい。ほどほどにな。笑』
褒める訳でもなく、ダメ出しする訳でもなく、ただ黙って見ていた。
〈今に見とけよぉ〜!〉そんな気持ちで一杯なあたしはマキと愛ちゃんの仲良さげな姿を見ても、自分を落ち込まさない様に出来た。〈もうちょい、もうちょい―…〉2006-06-18 06:22:00 -
572:
◆1pKdxKNrNo
あっという間に締日がきた。負けた。でも?2に昇格。〈しょうがない。前半サボってたんやし!〉それでも確実に差は縮まってきてる。
『綾最近スゴいわぁ〜!笑愛もうかうかしてられへん!』愛ちゃんもチラっとそう溢したケド、それを言葉に出来るあたりまだ余裕だろう。あたり前か。
?2になったと言っても、?1との差はかなりデカイ。そこが愛ちゃんのスゴいところだ。2006-06-18 06:26:00 -
573:
◆1pKdxKNrNo
店長が言っていた。
『愛のグラフは底抜けの努力の結果やから。やからこそそれを維持出来るアイツはホンマにスゴい。』と。
あたしは思う。"きっと妥協できない性格なんだろうな"と――。週6、オーラス、早上がりナシ。抜け目がない。だから、ふとした時考える。2006-06-18 06:30:00 -
574:
◆1pKdxKNrNo
そんな頑張り屋の愛ちゃんだから。〈もうマキと付き合ってたりして…〉とか、色々。でもそんな事考える暇あったら客電しよ!そんな気持ちで毎日過ごしていた。
――でもなかなか追い付けない。〈なんで…これ以上…いや、まだいけるハズ!〉そんな自分との葛藤だった時だ。2006-06-18 06:33:00 -
575:
◆1pKdxKNrNo
あたしの一番太い客が切れた。〈痛すぎ…。〉この人が居ないとなればかなり困る。追い付くどころか、更に差をつけられ、下手すると違う人に抜かれる。
それ位熱い人だった。
〈何でなん―…っ。〉久しぶりにヘコんだ。でも、その間にも愛ちゃんのグラフは登っていく。焦る…。。調子良かったのに今月…。抜けるなら今月やったのに――…2006-06-18 06:38:00 -
576:
◆1pKdxKNrNo
『客はいずれ切れる。よお引っ張った方や!次頑張ったらええねん!』店長はそう言ってくれたけど、そんなの気休めにならない。
あたしは愛ちゃんを抜きたかっただけ。
『…さいやく…。』待機中そうボソッと呟いたあたしを見てマキが言った。
『何焦ってんの?お前。』『別に……。』理由なんていえない。特に彼には…。2006-06-18 06:41:00 -
577:
◆1pKdxKNrNo
『ユックリいつも通りやったらええやんけ。心配しんでも新人には抜かれへんて。笑』〈…なんなん。〉
イラっとした。新人に抜かれない様に頑張ってると思われてた事に。〈あたしそこまで仕事できひん訳ちゃうし!〉あたしは今「愛ちゃんを抜く為に頑張ってる」のに。あたしは思わず、口に出して言ってしまった。『あたしが愛ちゃん抜ける訳ないって思ってる?』2006-06-18 06:46:00 -
578:
◆1pKdxKNrNo
『へ?お前愛抜きたいん?笑』〈――…ッ。〉あぁ。そう思ってるなんて思いもよらんかったって顔。ムカつく、ムカつく―…。
『もういい!』『そうなんや!笑 お前もやる気あんねやん。笑 でも無理はすんな!頑張りすぎても空回りするだけやって!笑』
〈……今のあたしにそれをゆうか…。〉
"頑張っても無理やって!"そうゆわれてる様な気がしてしょうがなかった。2006-06-18 06:50:00 -
579:
◆1pKdxKNrNo
『あ!入ってきたわ!綾、接客準備!』〈―…。。〉ブルーな気分のままで接客につく。〈…気入れ直して。〉そう思って頑張ろうと思っても、この気分がどうにもならない。
最近、仕事ばっかで遊んでなかったり、気を張ってたりってゆうのもあったし、ストレスが貯まってたんだろう――。2006-06-18 06:54:00 -
580:
◆1pKdxKNrNo
『綾ゆうんか。もっとこっち来いや!』
運が悪い事にお触り、偉そう、臭い、オッサン、ナルシと痛い客。それなのに指命だけは入る。
『自分、めっちゃ性格悪そうやなぁ!絶対ドコ行っても?とか入られへんやろ!?笑』〈ほんな指命せんとってくれや…。〉――イライラする…。だんだん、エスカレートするお触り―、武勇伝、あたしの悪口…いい加減にしてくれ。2006-06-18 07:01:00 -
581:
◆1pKdxKNrNo
『お前今俺の事「キショっ!はよ帰れや」とか思ってるやろ?』〈ダル…〉そう思いつつ笑顔で『思ってないよぉ〜!』そう言った瞬間、客が怒鳴った。
『嘘つくなや!顔に書いてあるんじゃ!なんやお前ホンマ糞生意気なやっちゃな!!』――……。
その声に皆ビックリしてこっちを見ている。〈マヂなんやこいつ…〉2006-06-18 07:05:00 -
582:
◆1pKdxKNrNo
『なんとかゆえや!!この糞キャバ嬢!』そう言って客が掴みかかってきた時、すかさずマキが走ってきてその手を離した。
『やめて下さい。』
『お前なぁ!やめてちゃうやろ!この女どうなっとんねん!この店どうゆう教育しとんじゃ!?あぁ!?』
〈マジない…。。〉頭が痛い。2006-06-18 07:08:00 -
583:
◆1pKdxKNrNo
あたしは昔からこうゆう痛い客によくつけられる。
『この子なんかしました?』マキの問いかけに客はイイ気になって偉そうに言う。『おぅおぅ!この女俺の事バカにしとんや!お前店の人間やったら謝らせろや!俺はこの店も人間も潰そう思ったら簡単に出来んねやからなぁ!』
マキも一瞬ダルそうな顔をしたが、すぐにあたしに言った。
『謝って!』2006-06-18 07:12:00 -
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?
おもろい?頑張れ★+゚
いつも見てるよ?2006-06-18 07:16:00 -
585:
◆1pKdxKNrNo
〈ハァ…!?〉いつもあたしの味方してくれてたマキのこの言葉にあたしは更にムカつきが倍増した。…でも、冷静に考えれば「一言謝れば住む話」――…。〈それで誰か違う子つけてもらえばいいし。〉
他の客や女の子が静かに見てる中、あたしは今にも爆発しそうなムカつきを腹に押し込んで謝罪の言葉を吐き出した。
『スイマセンでした…。』2006-06-18 07:17:00 -
586:
◆1pKdxKNrNo
『ハァ!?それだけかい!ナメとんなぁお前!!』
―ガン!客はテーブルを蹴る。〈痛い…痛すぎる。〉いつものあたしなら、ベタベタ引っ付いて「ホンマにゴメンね」と謝れるのかもしれない。でも―…。
『もう勘弁したって下さい。違う子付けるんで。』
マキの言葉に客は答える。『誰が変えろゆうたんじゃ!しばくぞお前!俺はコイツ教育したらなアカン!』2006-06-18 07:21:00 -
587:
◆1pKdxKNrNo
〈何やねんそれ…。〉
マキが席を立ち、仕方なくあたしは接客を続けた。周りの視線が痛い…。
それでも堪えて奴の武勇伝や説教をウンウンと聞いていた。そこまでなら耐えられたと思う…。
『お前さっきのんで後でボーイに怒られんなぁ。笑』そう言ってそいつの手があたしの足に伸びる。またか…あたしはさりげなくその手を退けようとする。が…2006-06-18 07:26:00 -
588:
◆1pKdxKNrNo
思いっきり手を握られ、押さえ付けられる。―ギュゥッ―!『ッたッ…!』凄い力。『お前Mやろ?さっき俺に怒鳴られて今濡れてんねやろ?どれ!確かめたるやんけ!』『ゃッ…!』〈なんのカンチ!?〉イライラはMAXで気持ち悪さに鳥肌が立っていた。助けを求めて顔を上げるがボーイも誰ひとりとしてこっちを見てない。
〈ヤメロって…!〉奴の手がスカートの中に侵入し、パンツに到着する。その瞬間、不覚にも体をビクッとする。2006-06-18 07:33:00 -
589:
◆1pKdxKNrNo
『ホンマやめてって…!』
『何がやねん。お前その手首もアザあるやんけ?男に縛られとったんちゃうんけ?えぇ?』〈――…ッ〉
まだ残ってた、あの時の痕…。マキとの――…。
『違うから…!ッァッ…!』奴の手が、パンツの上から割れ目をなぞる。…ダメだ。耐えられない。。
『んまにやめてって!罰金やで!!』2006-06-18 07:37:00 -
590:
◆1pKdxKNrNo
そう言った瞬間、首を捕まれてこう耳元で言われた。『罰金やと?お前が今ここで黙って触らしたら何でも卸したるやんけ。何がええねん?ゆうてみろや?え?』―キュッ…―
あたしの大丈夫なところをツネラレた瞬間だった。
『んまやめてって!!!ここそおゆう店ちゃうから!!!!』
次はあたしの声に皆が振り返った。2006-06-18 07:41:00 -
591:
◆1pKdxKNrNo
『お前ホンマなんや!殺したろかぁ!!』客は怯む事なくあたしの腕を掴んでくる。この態度を見ると大方、いつもこんな事をやってるんだろう――。
〈ナメんなよ!〉『殺したかったら殺したら?あたし悪い事はしてないですよね?』そのやり取りに店内はざわめき再びマキが駆けつける。2006-06-18 07:46:00 -
592:
◆1pKdxKNrNo
『とりあえず落ち着いて下さい!』そう言ってあたしを掴んでる手を引き離そうとするマキを押して怒鳴り散らす客。
『もお俺は怒ったぞ!!この女もこの店もめちゃくちゃにしたるわぁ!!!』
そう言ってあたしを引っ張り出口の方へ引きずる。
『ちょッ!マジやめて下さいって!』マキがあたしの前に立つ。2006-06-18 07:49:00 -
593:
◆1pKdxKNrNo
『おぅお前!やめて欲しかったらこの女土下座させろ!!俺は失礼な事ゆわれて気い済まんぞ!!!』
〈どっちが…―ッ!〉
『だから…』マキにも喋る隙を与えない。『お前、一番上のモン呼んでこい!今すぐ!!』他のボーイが急いで外に呼びに行き、静まりかえる店内――…。その中で再び奴があたしを睨み、『ホンマこいつのせいで皆大変よなあ!!!!』―ドンッ―『キャ!』女の子が何人か叫んでるのが聞こえた。2006-06-18 07:57:00 -
594:
◆1pKdxKNrNo
あたしは出口のドアで頭を打った。
『やめて下さい!!』奴の体を抑えるマキ。今、あたしは頭を殴られ吹き飛んだのだ。〈…―ッ!〉その瞬間、あたしの中の何かが弾けた――。
―グイッ―『ぇッ?!』マキを退けて客に怒鳴った。
『…いい加減にしろやお前!!外出ろや!オッサン!』2006-06-18 08:02:00 -
595:
◆1pKdxKNrNo
『んやとお前!!!!おうおぅ出ろや!いてもうたる!!!』と、ますます顔を赤くして切れる客。
"やってもうた…" 実際マキもあたしもそんな顔してたけど、切れてたし、もう遅い。ヤケクソだ。あたしは間違ってない―!あたしの頭を抑えてくる客の手を引っ剥がし、外に追いやった。
『このクソガキホンマに殺したる!!!』2006-06-18 08:06:00 -
596:
◆1pKdxKNrNo
『口だけのオッサンがイキがんなよ!!どっちがナメとんねん、ふざけんな!!!』
『…お前ドコの娘や!!!?』客は切れてあたしの髪を引っ張る。あたしはその手をひっぱたく。
『触んな!あたしが何悪い事してん!いい年して遊び方考えや!!!』『綾!!』マキがあたしの腕を引っ張るがあたしは気が立っていて口が止まらない。
『何が謝れやねん!!客が偉いと思って…店ちゃうんじゃ!!女チョクるんもいい加減しろや!!!』2006-06-18 08:13:00 -
597:
◆1pKdxKNrNo
『綾子!お前、コイツ戻せ!』マキはそうあたしの体ごとそばにいたボーイの方へやった。〈――…ッ…〉
『綾サン、とりあえず中いこ!なッ!落ち着きって!』そうしてあたしは引きずられる様に店内に引っ張られた。皆、あたしを見ていた。ボーイに更衣室に連れられ、『大丈夫?』と頭を撫でられ、あたしは我に帰った様に脱力した。
〈やってもた…あたし…〉そうはわかっているのに、苛立ちがまだ収まらず、『あたし謝らんから。』とそっぽを向いて言っていた。2006-06-18 08:20:00 -
598:
◆1pKdxKNrNo
"最悪だ――。"
更衣室にも誰のかもわからない怒鳴り声が聞こえてて、しばらくしてからマキが入ってきて座り込むあたしの両腕を引っ張った。
『…何…?』彼を見上げる。もう、どうでもいい―…『謝って。』『誰に…?』『誰ってアイツやんけ。今落ち着いてるから!』『何であたしが……。』
立とうとしないあたしを持ち上げる様に立たせ、マキはちょっと怒った様に言った。2006-06-18 08:27:00 -
599:
◆1pKdxKNrNo
『…綾、仕事やぞ。その辺のオッサンとケンカしたんちゃうねん。客やぞ。』…久しぶりにマキの怒った顔見るカモ…。あたしこんな時でさえ、そんな事を思ってしまうが、意地を張った。悔しいってゆうのもあって、ふてくされた様に言ってしまう。
『…あんな客いらんやろ。』口が勝手に――…。
『どんなんでも客は客やろ。そんくらいわかるやろ?』2006-06-18 08:32:00 -
600:
◆1pKdxKNrNo
〈なんなん客客って…。〉あたし触られたんやで?それでも客やししゃあないってゆうん?いっつもああゆう客はマキも怒るやん…。何でなん―…。
この時のあたしは仕事とは関係ない、マキに対しての醜い気持ちでいっぱいだった。
『あたしは間違った事ゆうてへんし、悪ない。謝る必要あるん?それでも謝れってゆうん?』2006-06-18 08:37:00