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心1/2
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1:
「もう飲み過ぎやで、やめとき。また帰りタクのおったゃんやかるやろ。」カチャン
ドンドンうるさいBGMがなるなかではっきり聞こえるはあなたの声だけでした。やっと聞けた....声。2008-12-08 21:12:00 -
11:
RRRRRRRRッ♪
携帯が鳴り響く。"休みやのにこんな時間に誰や..."手探りで携帯を掴み通話ボタンを押した。その瞬間男だというのにキーキー声。あいつか。「お疲れ。どした?」酒やけしたガラガラ声。
「お疲れ様です!!お休みなのにすいません!!社長今大丈夫ですか?」2008-12-08 22:16:00 -
12:
ここで大丈夫じゃないと言うとこいつはどうするんだろう。「で、用件は?」
頭がズキズキする。二日酔い。頭痛がこの電話内容で余計に痛みだす事はなんとなく予知していた。
「山村社長がいきなり取引を辞めると言われてまして...」その後も永遠事情を話す部下の紀本君。2008-12-08 22:26:00 -
13:
なんとなく内容は理解した。紀本が話している途中なのに私は電話を切る。ベットから抜けだしキッチンに水を取り行こうとした瞬間また電話がなった。通話ボタンを押す。「電波が悪くて切れてしまいました!!」
あほやこいつ。2008-12-08 22:31:00 -
14:
「我がの失敗でうちに電話かける暇あるなら他にかけるとこあるやろが」ブチッ
"あー頭痛ッ"水を飲みながら先程の紀本にメールを打つ。【今から行くからそれまでに片付けときや】会社に顔を出すために用意を始める。普段の化粧はファンデーションと眉毛をちょちょっと書くだけ。着替えを済ませサングラスをしコートを羽織る。2008-12-08 22:40:00 -
15:
タクシーを拾うため大通りまで歩く。寒い、寒すぎる。こういう時に限ってなかなかタクシーが捕まらない。呼べばよかったと今更後悔。だんだん腹が立ってきた。そこに運悪く止まった一台のタクシー。すぐさま乗り込んだ私は「南船場まで」と冷たく伝える。苛立ちが顔に出ていたのか運転手はものすごく早いスピードで走ってくれた。
2008-12-08 22:53:00 -
16:
会社前でタクシーを止めてお金を払い「ありがとう、お釣りいいです」運転手に微かに笑みを浮かべた。思ったより早く着いたため運転手に御礼をした。
会社のカードキーでドアを開け紀本が待つであろう部屋に向かう。ガチャッ2008-12-08 22:59:00 -
17:
私の顔を見た紀本の顔は怯えていた。"そんなおびえんでいいやんか"
「で、どうなったん?」自分のデスクに向かいながら紀本に結果を聞く。「社長と電話をおきりした後山村社長に電話してこれから会いにいくところです。」
"なんも出来てへんやん"
「はぁ...」でかい溜息がでた。紀本の顔がさっきにも増して怯える。2008-12-08 23:07:00 -
18:
「あんたが会いに行って事を収められるんか?うちが思うにはあんたが嘗められてるんやで。そんな顔で会いに行かれてもうちの会社の名前が汚れるだけ。それを全部ひっくるめてあんたは会いに行くって言ってんな!?」最後の方は怒鳴った感じになってしまった。「そもそも俺のせいで...」
紀本が話そうとしたけれど私はそれを止めた。2008-12-08 23:16:00 -
19:
「もういいわ。うちが片付けるからあんたは上がっていいで。お疲れ。」そう言い放った後も紀本はウヂヴチと私の前からどこうとしない。「紀本...あんたがやらかしたことやけどうちはあんたのせいやとは思ってない。会社の失態はうちの失態やねん。だからあんたはこれからどうしたらいいかだけ家についてからでもいいからメールしておいで。遅くまでありがとうな!」
2008-12-08 23:22:00 -
20:
「..ッはい、この度は本当に申し訳ございませんでした。今後ともよろしくお願い致します。はい、それでは。失礼します。」山村社長と長い長い電話が終わり私は煙草に火をつけた。力が抜けた。"よかったぁ〜!なんとかわかってもらえたし。"煙草を消しちょっとだけぼーっとしていたら携帯が鳴った。紀本からだ。
2008-12-08 23:29:00