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心1/2
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1:
「もう飲み過ぎやで、やめとき。また帰りタクのおったゃんやかるやろ。」カチャン
ドンドンうるさいBGMがなるなかではっきり聞こえるはあなたの声だけでした。やっと聞けた....声。2008-12-08 21:12:00 -
130:
「またまたぁ〜!!どうせお客さん皆に言ってるんでしょ?」
グラスを持ちながら答えるゆりは拓也を下から上に目線だけを変えた。
「そんなことないよ-!!俺本気で思ったんだもん!」
笑ってごまこそうとしている。
「本当に?けどさっきもあそこの卓でそんな事言ってたような気がするけど?笑」2009-03-01 15:07:00 -
131:
"ゆり…すごッ"
私はそう思った。
けどなんだかんだ言ってゆりは拓也との会話を少し楽しんでいる様子。
当の私は涼がいつくるのか不安でいっぱいだった。
「ねぇ?ここって男メニューないの?」2009-03-01 15:11:00 -
132:
男メニューとはホストが載っているいわゆるおしながきだ。それを見て私達みたいな新規の客はついてほしいホストを選ぶごとが出来る。「あるよ-ちょっと待っててね!ちなみに俺も載ってるからちゃんと見てね!笑」
軽快なステップを刻みながらホールの奥にあるスタッフルームに入って行く。
「なんかこの調子だと大輔が着いてくれないかも。」2009-03-01 15:17:00 -
133:
「…どうして?」
「だって…店忙しそうだから。でもお目当ての涼クンはまだ見当たらないけどね。」顔を上げ店全体を見渡すといつの間にか全席が埋まっていた。
「そだね。涼はいないみたいだね…。」
「まだ営業が始まってすぐだからもしかしたら同伴かもしれないね。」2009-03-01 15:23:00 -
134:
同伴とは、店の営業が始まるまでお客とご飯を食べたりしてそのまま一緒に店に入ること。ゆりに昔おしえてもらったことがある。
「お待たせー!!!はい!!男メニュー!!!ちなみに俺は後ろの方だから!!笑」2009-03-01 15:27:00 -
136:
これで涼がここの店のNo.1だと言うことが真実になった。今まで結城くんの話しを信じていないわけじゃなかったけど…。
リアルに涼のパネル写真を見て現実に引き戻された感じ。
ゆりもきっと私と同じ気持ちだろう。なにも言わずにどんどんページをめくって行く。
「いたよ…大輔。」2009-03-03 16:39:00 -
137:
「ねぇこの子つけてくれる?」ゆりは拓也に大輔の写真が載っているページを渡した。
「大輔ですか?こいつまだ新人っすよ?それなら俺の方がッ…」
大輔を呼ぼうとして拓也は焦っているのか早口でゆりに言おうとしたら
「ぐちぐちうるさいねん!客のうちらが大輔つけろって言ってんねん!なんか文句でもある?」2009-03-03 16:44:00 -
138:
ゆりの冷たく吐き捨てられた言葉。拓也は「…ッわかりました。」と言って席から離れた。
「ちょっと話したら調子乗って話してくるから言っちゃったッ!!笑」
ぺロッと舌をだしてやってしまった感をだす。
「びっくりしたよ。楽しそうに話してたから…。」
「まぁ新人にしては楽しかったけど今日は楽しむためにきたんじゃないからね!!笑」2009-03-03 23:29:00 -
139:
「うん…そだね。ありがとぅ。」ミナは少しの笑みをゆりに向けてみた。
「お礼は終わってからにしてよね!!もしかしたらミナがゆりに最低!!って言うかもしれないじゃん!!笑」
「ううん。どんな結果でも私はゆりにありがとぅって言うよ!!」2009-03-03 23:33:00