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心1/2
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1:
「もう飲み過ぎやで、やめとき。また帰りタクのおったゃんやかるやろ。」カチャン
ドンドンうるさいBGMがなるなかではっきり聞こえるはあなたの声だけでした。やっと聞けた....声。2008-12-08 21:12:00 -
150:
涼を見つめながら私は着信を鳴らし続ける。
涼は着信に気付いたのかポケットから携帯を出しディスプレイを見た。一瞬涼の動きが止まったように見えた。その瞬間私の耳元では
【ただいま電話に出ることができません。しばらくたってからおかけなおッ…プープープッ】2009-03-04 14:34:00 -
151:
保留…。涼は私の電話に出なかった。夜の世界を知らない私は涼が電話に出てくれない事がすごく悲しかった。
「涼クン出ないみたいだね。」
「うん…保留押されたみたい。」
「そっか…。で、どうする?こっちに呼んでもらう?」2009-03-04 16:57:00 -
152:
「ううんしばらく見てる。」
「えぇっ?ゞそんなことしても時間の無駄だろ!」
大輔が私に強い口調で言い放った。
「大輔は黙ってて。私が見るって言ってるの。」2009-03-04 17:00:00 -
153:
どの席も賑やかで女の子達は笑ってる。その中で一席だけ異様な空気が流れてる。大輔はなにも言わず私とゆりのグラスの水滴を拭き取っている。ゆりはお酒を飲みながら携帯をいじっている。メールでもしているのだろうか。私はというとただじっと涼の事を見ている。
2009-03-05 16:32:00 -
154:
先ほど一緒に入ってきた女性を支えながらも微笑みかける涼の姿から目が離せない。いつもの無表情な彼と違ってコロコロと表情を変えながら話している涼は私の知らない涼だった。
これが本当の涼なのか…。今まで私と過ごしていた日々は涼であって涼じゃなかったのか。2009-03-05 16:37:00 -
155:
色々な事が頭をよぎる。
あの女性は涼に想いを寄せているのだろう。終始笑顔が振り撒きながら涼の受け答えをしている。
私達がいるこの席だけ時が止まったみたいに静かだった。そこに他のホストとは違ったオーラを出しながら近づいてくる一人の男性。ゆりも携帯をいじるのを止めその人を凝視する。2009-03-05 16:45:00 -
156:
「失礼します!大輔…ボーイが呼んでいる。」
大輔の耳元で囁く彼は私から見てもかっこいいと思うくらい容姿は完璧だった。
「あっはい。でも…」
大輔は私達を見て困った様子をみせた。
きっと私達のことが心配なんだろう。違う意味で。
「大輔いってきなよ!!ゆりたちはまだ動かないから!!」2009-03-05 16:49:00 -
157:
ゆりが言う行動とはきっと涼をこの席に呼ぶことだろう。「それじゃ…ご馳走さまでした。」グラスに残っているお酒を飲み干してボーイの所に走っていく。
大輔が行っちゃった。
私はこの状況を知っている人が少なからずこの席にいてくれるだけでも安心感をもてていた。大輔がいなくなって急に心が重たくなった感じ。2009-03-05 16:53:00 -
158:
大輔を呼びにきた人は私達の前に座る。ゆりがどことなく緊張している様子。
「ゆり、どうしたの?いきなり固まっちゃって。」
「ミナ…この人が元No.1の光さんだよ。」
ゆりの言葉に驚き光さんの顔を見るとニコッと笑って「なにコショコショ話ししてんのー?俺にも教えてよ!!」2009-03-05 16:59:00 -
159:
この店に入ってゆりに光さんの事を聞いていたけど…間近でみるとすごいオーラだ。人懐こい話し方で私達に「おいしそうなお酒飲んでるねー!俺も飲んでいい?まぁ駄目って言われても飲んじゃうけどね!笑」
2009-03-05 23:18:00