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心1/2
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1:
「もう飲み過ぎやで、やめとき。また帰りタクのおったゃんやかるやろ。」カチャン
ドンドンうるさいBGMがなるなかではっきり聞こえるはあなたの声だけでした。やっと聞けた....声。2008-12-08 21:12:00 -
201:
一瞬意味がわからなかった。ううん、理解しようとしなかった。考えてることがズバリ当てられたからだ。けど私は少し腹が立ってきた。いくら私が働いている会社の社長だからといってここまで言われる筋合いがない。私と涼の事を何か知っているかもしれないけど、この四年間私達の道のりは私と涼にしかわからない。
2009-03-13 16:32:00 -
202:
「ゆりには協力してもらって感謝しています。ここで働いてるってわかったのもゆりのおかげなので。けど私がいいって言ってるからそれでいいじゃないですか。光さんにそこまで言われる筋合いはありませんよね。失礼します。お疲れ様でした。」バンッ!
一万円札を二枚置いて光さんに一礼をした。そして鞄を取り入口に向かってあるきだす。2009-03-13 16:39:00 -
203:
一応、会社の社長だしお疲れ様ですと言ったがまだ光さんが社長だという実感が沸かなかった。それもそうだろう。見た目からしてザ、ホストな光さん、落ち着いて見えるがまだまだ若い。信じたくても信じれないのが現状だった。
2009-03-14 13:36:00 -
204:
入口にむかって歩いていたら後ろから肩を叩かれた。振り返ると大輔だった。「なに?私もう帰るんだけど…。」
「なんなんだよおめぇ!付き合ってくれたゆりちゃんおいていくわけ?!」
すごい勢いで怒鳴る大輔。
「おいていく訳じゃないけどあんな事言われていれると思うの?」2009-03-14 13:44:00 -
205:
「でもおめぇは涼さんと話ししにきたんじゃねぇのかよ?いずれにしても話しあわないといけねぇだろ!このまま逃げて何になるんだよ!」
"もぅやだ…。どうして私がこんなに責められなきゃならないの…。"2009-03-14 13:50:00 -
206:
涙が頬をつたったのがわかった。顔をあげれない。それでも大輔は怒鳴りながら話しをしている。なにも返事をしない私。
「っていうか聞いてんのかよッ!!」肩を押された。
「もういいから…離して…。」
「…泣いてんのか?」2009-03-14 13:56:00 -
208:
私の鼓動が一気に早くなる。振り返れない。振り返ってしまうと私だということがばれる。
「いや、あっ、はいお客さんです!でももうチェックしたんで今から送りだけ行ってきます!」
大輔が私の背中にぴたりとくっついて涼から見えないようにしてくれた。
「そっか!ちょっと話しあるから後で俺のとこまで来てくれる?」2009-03-14 19:53:00 -
209:
涼は私に気付いてない。今しか出るチャンスがない。ドアをあけて急いでエレベーターまで走った。あのタイミングで涼が現れると思っていなかった私の鼓動はエレベーターに乗っても激しく動いている。
2009-03-14 19:57:00 -
210:
エレベーターを降りてからふと我に返る。
「どうしょ…お金ない。」
光さんと言い合って財布にあるお札を全部置いて来てしまった。当時の私は普通に働いて生活費を稼ぐのにいっぱいいっぱいだった。
"本当私って馬鹿だぁ…"2009-03-15 12:36:00