小説掲示板もー戻れないょ……のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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もー戻れないょ……

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  • 1:

    美奈

    アナタがあの日
    あの人を選んだあの日から
    私は恐いものは何もなくなった。

    私にはもう犠牲になるものが無いから……

    2006-03-27 02:14:00
  • 2:

    美奈

    私はアナタと過ごせる、この幸せがいつまでも続くと思ってた。

    なのにどうして?昨日までは私の物だったのに……

    アナタからの突然のメール。突然の別れ。。突然の孤独感。。。

    2006-03-27 02:18:00
  • 3:

    美奈

    元彼の慎二には私の他に付き合っている彼女がいた。だけど私に「愛してる」と言う慎二から離れられなかった。
    もう一人の彼女と私……本当はどっちが一番で、どっちが二番なのかも分からない。
    でも私は慎二を信じてた。

    なのに……信じられないよ……

    2006-03-27 02:25:00
  • 4:

    美奈

    《美奈…ゴメン?俺はやっぱアイツの事が好きやわ?だから別れよ?》



    −アイツ−そう……あの人。私じゃないもう一人の慎二の彼女。。。

    2006-03-27 02:28:00
  • 5:

    美奈

    私は《嫌?》即答で答えた。
    《本間にゴメン?今の俺はアイツを求めてしまってる?会いたくて仕方なく思うねん?》


    そんなハッキリ言わなくても……私がすぐ壊れてしまうの知ってるでしょ?

    2006-03-27 02:31:00
  • 6:

    美奈

    でももう私が何を言ってもアナタには届かない……アナタの胸には響かない……。

    一瞬で脱け殻になった私は
    《ばいばい》
    とだけ打ちメールを送信した。

    2006-03-27 02:34:00
  • 7:

    美奈

                私は一人の慎二の面影が残る部屋で血だらけになっていた。

    『またやっちゃった……』

    慎二と【もう二度としない】と約束してたのに…… でも、もうアナタは何処にも居ない……。

    2006-03-27 02:45:00
  • 8:

    美奈

    −ブー…ブー…−

    マナーモードの携帯が震えながら光っていた。

    慎二っ!!と私は血だらけの腕で携帯をとった。

    2006-03-27 02:48:00
  • 9:

    美奈

    そこには“?∪ω∪〃?”ではなく“?ゅーゃ?”と男友達の名前が出てた。

    ため息を付ながら電話に出た。
    『はい?』「やっと出たぁ?何でずっとかけてたのにブッチやねん??」
    私は付き合っていた頃【慎二が一番】って伝えたくて男友達からの電話もメールも無視していた。

    2006-03-27 02:54:00
  • 10:

    美奈

    「どぉせ男が出来てか何かやろ??あっ?そうそう……」

    私の今の状況を何も知らない“?ゅーゃ?”は呑気にペラペラと喋り続けてる……

    私にはアンタの話を聞く余裕なんてないのに……

    2006-03-27 03:03:00
  • 11:

    美奈

    慎二と知り合う前にナンパで知り合った【裕也】とは変な関係にはならず、お互い
    −良き理解者−
    として繋がっていた。

    今まで落ちた時とか裕也と話たら落ち着く気持ち出てきてたのに……何でだろ?

    2006-03-27 03:06:00
  • 12:

    美奈

                今の私には何も感じれない……



    そう思った。

    2006-03-27 03:09:00
  • 13:

    美奈

    今までどんなに泣いてても……どんなに悲しくても……裕也と話したら少しでも楽になってたのに……。

    こんなの初めてだった。

    私は慎二との別れで感情を失ったのかも知れない。

    2006-03-27 03:13:00
  • 14:

    美奈

    初めて書くから難しいワ??
    読んでくれる人が居てるンか分からんケド……ちゃんと話伝わってるンかなぁ???荒らしとか恐いっ???
    でも最後まで頑張りますっ??
    今日ワここで終了します?

    2006-03-27 03:17:00
  • 15:

    ナナ

    読んでます?私も最近彼氏に振られて落ちてマス?頑張って続き書いて下さいね?楽しみにしてます?

    2006-03-27 03:25:00
  • 16:

    名無しさん

    環境まッ+ニく一緒?相手に女いて+ニんも、いきなりバイバイされ+ニんも、そんトキの言葉も??ま+ニ覗くんで頑張ッてく+ニ゙さい?

    2006-03-27 08:57:00
  • 17:

    美奈

    ナナちぁ?読んでくれてぁーとォ??別れワ本当にツライですょね??でもきっとィー人ワ現れるョ?頑張って書きますねッッ?

    16番様?こんなツライ気持ちをした人ワぃるンですね?気がむいたら覗いてくださぃッッ??ぁーとォです??

    2006-03-27 18:20:00
  • 18:

    美奈

    なのに涙は止まる事は無かった。

    適当に話して裕也との電話を切り私は布団に入った。

    裕也との話すら頭に入っていなくて、空っぽの頭で私は夢に落ちた。

    2006-03-27 18:30:00
  • 19:

    美奈

    −夕方−
    客からの着信音で目が覚めた。
    『…はぃ?』「おはよ?美奈ちゃん?さっ仕事の用意しないと?」『…うん?』「じゃ〜今日も頑張ってね?」−プチッ−
    『はぁ〜?ダル。。。』

    2006-03-27 18:38:00
  • 20:

    美奈

    重たい体を起しながらタバコに火をつけた。

    頭の中に慎二の事なんてなかったのにまた私の目から涙が頬へと伝う……。

    そしてフと慎二の事を思い出した。

    2006-03-27 19:33:00
  • 21:

    美奈

    私はキャバで働いている。そして売り上げ上位の成績だったから収入も多きかった。
    そんな私に慎二はいつもお金をたかってた。
    慎二のワガママ全て受け入れ尽くしてた。
    慎二が望む全ての事に答えてた。

    2006-03-27 19:40:00
  • 22:

    美奈

    別れた今、数十万と渡したお金は返ってこない。
    慎二はこんなに精一杯した私より……あの人を選んだ。


    私は【金】と【体】でしかなかったんだ……と思った。

    2006-03-27 19:47:00
  • 23:

    美奈

    もう人を信じない……
    信じられない……

    この汚い世界に生きて行くにはそれに染まるしかない……
    と思った。

    2006-03-27 19:50:00
  • 24:

    美奈

    何か変に気が入り
    いつもはしない付け爪。いつも以上に念入りした化粧。そして蜂の巣頭。キラキラしたブランドアクセ。黒のワンピに編みタイツ。ピカピカなサンダルに黒のコートに身を包み
    【私価値なんてない。】
    それをかき消すかのように、誰がどう見てもキャバ嬢と分かる飾りきられた美奈がいる。

    2006-03-27 22:56:00
  • 25:

    美奈

    ↑の文章が間違いだらけでした??ゴメンなさぃ?これからワ気を付けます??

    読んでくれてる人が居たら荒らしぢゃなぃコメントをくれたらうれしいでつ?

    ちょっと休憩??

    2006-03-27 23:06:00
  • 26:

    美奈

    私の存在価値は【金】と【体】。
    仕事にも精が出た。
    自分を捨てると何でも出来る。情を捨てると何でも出来る。
    この日の売り上げは一番よかった。
    そして普段は断り続けたアフターに出た。

    2006-03-28 02:20:00
  • 27:

    美奈

    一人になるのも淋しかったのもあったし
    何より一発10万と言うてくれた【私の値段】。


    世の中は……私とアナタがそうであったように【金】で動いている。回っている。

    2006-03-28 02:24:00
  • 28:

    美奈

    アナタが教えてくれたんだよ……
    そしてアナタとの別れで
    私の中にあった優しさ感情すべてアナタは持ち去っていった。

    今の私は脱け殻そのもの。何も恐くない。

    2006-03-28 02:27:00
  • 29:

    美奈

    「美奈ちゃんが来てくれるなんて珍しいなぁ〜??」
    ニヤニヤしながら臭い客が言う。
    『先にお金ちょうだぃ?』「分かってる?〜?今日は初めてだし……」
    と、エロさ満開で10万+初回料で5万を厚い財布から丁寧に取出し私にくれた。
    私は一気に大金が入ったのにもかかわらず嬉しくも何なくただ【バカみたい】っと思った。

    2006-03-28 02:36:00
  • 30:

    美奈

    ホテルに付きすぐお風呂にお湯をためるためバスルームに向かった。

    洗面台の鏡に写った自分の姿を見て嫌気がさした。
    そこに写っていた私は……慎二と居た頃のイキイキした表情の面影は全くなくなっていた。
    【慎二と居ない自分が嫌い。】

    2006-03-28 02:45:00
  • 31:

    ぽン太

    読ンでるょ★頑張ッて?

    2006-03-28 02:48:00
  • 32:

    美奈

    短い更新?終了?
    頑張って最後まで書くぞぃッッ??カナリ自己満ゃワ?ヮラ

    2006-03-28 02:53:00
  • 33:

    ナナ

    更新されてる?マイペースで頑張って?

    2006-03-28 12:11:00
  • 34:

    美奈

    ポン汰様?読んでくれてぁりがとォございます??頑張りますッッ?

    ナナちぁ?また来てくれてぁりがとォ??
    夜にまた更新する予定ですッッ??

    2006-03-28 16:17:00
  • 35:

    美奈

    そんな事を思っても仕方がない。
    今、私を求める人に私を渡す。
    そしたらその人の中に私は存在する。

    何の価値もない私はそれしか出来ない。

    2006-03-28 20:26:00
  • 36:

    美奈

    浴槽にお湯がたまるまでソファーでくつろいでいた。

    「美奈ちゃんみたぃな若い子とこんな所これるなんてなぁ?美奈ちゃん何才だった?」『美奈は19やで。』
    年令を言ったら客は「ごめんな…ごめんな」と申し訳なさそうにずっと謝っていた。

    2006-03-28 20:31:00
  • 37:

    美奈

    何で客が謝ってるのかなんて私には分からない。
    それに私は【私はモノでしかないから……】と頭で思いお金で動いたのだから客の気持ちなんて関係ないし考えもしなかった。

    あまり話もしないままお湯がたまった合図のベルがなった。

    2006-03-28 20:37:00
  • 38:

    美奈

    『お風呂出来たよ?』
    と私はそそくさと服を脱いだ。
    客は私に圧倒された感じでぎこちなく服を脱ぎ、二人でバスルームに行った。

    無言のまま浴槽につかる。先に口を開いたのは客だった。

    2006-03-28 21:23:00
  • 39:

    美奈

    「何で来てくれたん?」
    不安げに聞く客。何を期待してるの?と、思いながら
    『分からない……』
    本当の気持ちなんて言える分けないと思いながら、そっけなく答えた。
    そんな私に「まぁよろしくなっ?」と笑顔で返事をした。

    2006-03-28 21:32:00
  • 40:

    美奈

    お金が欲しいからでもない。そいつが好きだからでもない。やりたいからでもない。

    ただ私自身で私の存在を確かめていたいから……

    それがどんなやり方であっても。

    2006-03-28 21:43:00
  • 41:

    美奈

    たいした話もしないでお風呂を上がりバスローブに身を包みベットに向かい寝転んだ。

    お風呂に入ったばっかなのにベッタリとした客の顔が私の大事な所に潜った。

    感じもしない……вGмの曲だけが私の頭に入ってきた。

    2006-03-28 21:52:00
  • 42:

    美奈

    客のするがままに行為は終わった。

    携帯を開くと始発がもう出ている時間だった。

    『電車で帰るねっ?』と言い軽くシャワーを浴びにバスルームに向かった。

    2006-03-28 22:05:00
  • 43:

    美奈

    やっぱり鏡に写った自分の姿は醜かった。


    シャワーから出てくるお湯が今日の出来事を綺麗に流すかのように私の体へ勢いよく流れ落ちた。

    2006-03-28 22:09:00
  • 44:

    美奈

    私は本当に醜い。

    左腕は無数のリスカの傷が線路のようになっていて、右腕にはうっすらと残るリスカの傷。
    首には慎二と1回に別れた時の傷。
    体は慎二と別れるちょっと前から食べれなくなっていてあばら骨が薄ら浮いている。

    2006-03-28 22:17:00
  • 45:

    美奈

                            私は心だけじゃなく体までも醜かった。



    もう今は涙を流すことも出来なくなっている。

    2006-03-28 22:20:00
  • 46:

    美奈

    (略)
    私は心だけじゃなく体までも醜かった


    今は涙を流すことも出来なくなっている。

    2006-03-28 22:22:00
  • 47:

    美奈

    部屋に戻りそそくさと服を着た。
    それを見て客も名残惜しそうに服を着た。
    車で来てたからホテルから一番近い駅まで送ってもらった。
    こんな親父と家までなんて耐えられなかった。

    2006-03-29 02:11:00
  • 48:

    美奈

    別れ際
    「またよろしくなっ??」
    とエロさ満開でほほ笑み言われた。私は【何度でもしてやるよ?】と思いながら
    『うん?』
    とだけ答えて歩きだした。

    2006-03-29 02:17:00
  • 49:

    美奈

    駅には慌ただしく出勤するサラリーマン。
    仕事に疲れて歩いているホスト達。
    朝帰りだろう……キャッキャはしゃいだ若い今時の子達。
    そして一人当てがないようにフラフラ私。

    2006-03-29 02:56:00
  • 50:

    美奈

    (訂正)
    フラフラ私。

    フラフラ歩く私。
    です??

    2006-03-29 03:08:00
  • 51:

    美奈

    ミンナは何を見て自分の存在を確かめてる?
    幸せを感じてる?


    私は分からなくなったよ……

    2006-03-29 03:10:00
  • 52:

    美奈

    声をかけてくるホストとか若い男を無視し、そんな事を考えながら急いでタクシーに乗った。

    30分くらい走って私のマンションに着いた。

    見上げた私の部屋……もう慎二は居ない。

    2006-03-29 03:15:00
  • 53:

    美奈

    エレベーターに乗り7のボタンを押し思い出す。

    【7階に着くまでいつもチューしてたっけ……】

    悲しくなる前にエレベーターは止まってくれた。そして急ぎ足で部屋に入った。

    2006-03-29 03:19:00
  • 54:

    美奈

    『はぁ〜?』
    鍵を締め真ん中の部屋に向かう。荷物を置きテレビを付け服を着替えた。
    鞄から煙草を取出し火を付けて無意識に剃刀を探す。

    見つけて何故かホッとし、昨日切った生々しい傷跡のすぐそばに線を引いた。

    2006-03-29 03:24:00
  • 55:

    美奈

                パックリ開いた傷から真っ赤な血が床へと流れ落ちた。
    それを見て……


    私、生きてるよ?まだここに居ていいんだよね?

    2006-03-29 03:27:00
  • 56:

    美奈

    今日ワここまでにしますッッ??何か話ちょっとグロいケド実話(人物の名前・仕事は変えてる?)ゃし読んでもらえると嬉しいです??

    2006-03-29 03:31:00
  • 57:

    美奈

    ボーっとしながらベットに向かった。
    そして静かに眠りに落ちた。


    普通に笑えてた日々に戻りたい……

    2006-03-29 14:31:00
  • 58:

    美奈

    −夕方−
                また、いつものお客の電話で目を覚まし、重たい体を起こしながらタバコを吸う。
    これが私の1日の始まりだ。
    シャワーを浴び、化粧をし化ける。そしてその日の気分に髪の毛をセットする。

    2006-03-29 14:51:00
  • 59:

    美奈

                次は、気分に合わせててセットした髪の毛に合わせて服と小物を選ぶ。

    今日はピンクのワンピにお花のアクセ、そして名古屋巻きの頭にピンクのコサージュ。

    昨日に汚れた美奈を今日は綺麗に見せるような【お花の妖精】のような格好をしていた。

    2006-03-29 14:59:00
  • 60:

    美奈

                でもやっぱり……どこからどう見てもキャバ嬢の美奈はまた

    【私には価値がない。】

    の言葉をかき消すようにキラキラ輝いていた。

    2006-03-29 15:01:00
  • 61:

    美奈

    慌ただしく家をでて駅まで歩く。
    そして止まっているタクシーに乗り込みミナミに迎う。
    タクシーの中ではお客さんに営業をかける。
    そして窓から見えるネオンをボーっと眺めていた。
    そのネオンの前を歩く人々を羨ましく思えた。

    2006-03-29 15:44:00
  • 62:

    美奈

    辛い思いをしたのは私だけじゃないはず……
    なのに何でミンナはイキイキして居られるの?人を信じれるの?


    私もいつかまたあの人達みたいに普通になれるかな?

    2006-03-29 15:49:00
  • 63:

    美奈

    「着いたよっ?」
    ボーっとしている間にミナミに着いた。降り際に……
    「今日も頑張ってね?」
    と運転手のおじさんが笑顔で言ってくれた。
    そんな優しい言葉すら私に届かない。

    2006-03-29 15:54:00
  • 64:

    美奈

    【社交辞令なんていらねぇよ?】
    と、思いながらも
    『ぁりがと?』
    と、愛想笑いで返事を返した。
    私ってこんなひねくれた性格だったけ?何も考えてないつもりなのに、私の嫌な部分が私から出てきてる。それを知り私はまた自分を嫌いになる。

    2006-03-29 15:57:00
  • 65:

    美奈

    タクシーを降り店までミナミの街を歩く。
    キャッチを無視し店まで急ぐ。
    今日は道が空いていたからいつもより早く店に着いた。
    更衣室でコートを脱ぎ、軽く化粧直しをし、小物を持って待機室に入った。
    すでに何人かは出勤していた。

    2006-03-29 16:31:00
  • 66:

    ナナ

    更新早くて読みやすい?頑張って?

    2006-03-29 18:12:00
  • 67:

    美奈

    ナナちぁ?また来てくれたァ??ぁりがとォ??今、仕事休んでるから暇ゃのォ??ヮラ
    これからも頑張って書きますッ??

    2006-03-29 19:58:00
  • 68:

    美奈

    『おはよ〜ございますっ?』《おはよ〜?》
    ミンナと挨拶を交わしいつもの席に座る。
    「美奈おはぁ??」
    横に座ってきたのは店で1番仲良しの【沙耶華】だった。
    沙耶華はこの店で私と?1を争う仲だけど本当に仲が良い。

    2006-03-29 20:06:00
  • 69:

    美奈

    『美奈な、慎二と別れたで?』「らしいなぁ?店長に聞いた?心配してたで?」『………。』「…でもまぁ美奈らは繰り返しやから戻るやろ?ヮラ」『もう無理やと思う……?』

    昨日、沙耶華は休みだったから私は何もまだ言っていなかったので全てを話した。
    沙耶華は「うん…うん…」と何も聞かず聞いてくれた。

    2006-03-29 20:14:00
  • 70:

    美奈

    今日は店が暇だったので待機の時間が長かった。

    いつの間にか話がそれてしまい沙耶華と以前やっていた出会い系をする事になって盛り上がった。

    スター〇ーチ、м○ミュなど数件の出会い系に書き込みをした。

    2006-03-29 20:27:00
  • 71:

    美奈

    沢山のメールが入ってきた。
    カッコイイ子、ブサイクな子、援助の誘い、仕事の誘い。
    顔には自信があった私は、気に入った人にだけにメールを返した。
    気に入ったと言っても顔が好みの男にだけ。
    もちろん百発百中で返事が返ってきた。

    2006-03-29 20:34:00
  • 72:

    美奈

    慎二が居ないくて淋しいからでも、彼氏が欲しいからでも、友達が欲しいからでもなかった。

    ただ、今まで慎二にしてきた事を他の男にしてもらおう。
    慎二が私にしてたように男を騙してやろう。
    と思っただけだった。

    2006-03-29 20:39:00
  • 73:

    美奈

    何も知らない携帯の向こう側の男は必死に私を求める。
    ただヤリ目でも私はかまわない。
    私は私自身で存在を確かめれる方法だから。
    こんなサイトで誰も本気の出会いなんか求めないだろう。
    【金】と【体】の世界なんだから……。

    2006-03-29 20:42:00
  • 74:

    美奈

    沙耶華も私も何人かの人とメールをするようになった。
    2人で盛り上がってたら沙耶華に指名が入り待機室を出ていった。
    その間、私は1人でメル友とメールに夢中になっていた。
    そして私にも指名が入り携帯を気にしながらもお客さまが待つ席に向かった。
    その後も何人か来ただけで決して忙しくなかったけど、沙耶華とはラストの時間まで話は出来なかった。

    2006-03-29 21:39:00
  • 75:

    美奈

    「美奈おっつ〜?」『お疲れちゃん?』

    2人で待機室に向かい携帯を開ける。そしてお互い見せ合う。

    「うわっ?メール半端ない?」『本間や〜?』「これカッコイイ?美奈はいい子見つけた?」『これかな?』「タイプ分からんわ〜?ヮラ」

    2006-03-29 22:18:00
  • 76:

    美奈

    ちょっとの間2人その場で盛り上がってたら……

    「気晴らしにホスクラ行かん?」

    沙耶華が誘ってきた。

    2006-03-29 22:22:00
  • 77:

    美奈

    ホスト?
    慎二も昔ホストをしていた。
    その頃、毎日のように店に行ってお金を使ってた。営業もされてた。
    だから正直もうホスティはコリゴリ。
    でも割り切ればいい関係なのかも知れない。

    2006-03-29 22:27:00
  • 78:

    美奈

    ホストもキャバ嬢も同じ1ツの【商品】だし。
    【金】と【体】をそのまま表した場所。


    決して仕事中は人を信じる世界ではない。

    2006-03-29 23:55:00
  • 79:

    美奈

    今の私なら【割り切れる】と思い……
    『いぃねぇ?沙耶華とは初めてゃんっ?』「行く?っていつも慎二がぁ?やったもんな?」『はは?慎二を裏切りたくなかってんもん……』
    など話ながら更衣室に急ぎ着替えをした。

    今日はあいにくの日曜日。営業してる店は数少ない。沙耶華は頑張ってアポをとりやっと行く店が決まった。

    2006-03-30 12:33:00
  • 80:

    美奈

    沙耶華の元彼の店に行く事になった。
    私達は仕事前よりキメた化粧でタクシーに乗りその店に向かった。
    タクシーの中では仕事中にメールしてた出会い系の子に返事を返した。
    10分くらいで店に着いた。

    2006-03-30 13:19:00
  • 81:

    美奈

    久しぶりのホスクラ……少し緊張ぎみな私は沙耶華の後ろに付いて店に入った。

    《いらっしゃいませ〜?》

    「お〜沙耶華こっち??」

    2006-03-30 13:28:00
  • 82:

    美奈

    沙耶華の元彼【流星】が奥のボックスで手を振っていた。私達は流星が居る席に向かった。
    店は暇な様子でガラガラだったから数人のホスティが付いた。
    私の横に座ったのは店の?2の【拓也】だった。

    まぁ普通に飲み飲ませで盛り上がった。

    2006-03-30 13:37:00
  • 83:

    美奈

    エロゲーしたり一気したりで店に入って2時間くらいで私も沙耶華もベロンベロンに酔っていた。
    そろそろ「帰ろっか?」となりチェックをし、私達は店を出てタクシー乗り場に向かった。


    「美奈っ??」

    2006-03-30 13:41:00
  • 84:

    美奈

    声のする方に目をやると……拓也が私の名前呼びながらこっちに走ってきた。

    『どうしたん??』「これわすれもんやで?」

    と、息を切らし、私の手をとり紙切れと冷たい物を握らせた。

    2006-03-30 13:47:00
  • 85:

    美奈

    「ぢゃ〜俺、片付けあるしっ?」『???』

    テンパる私を無視し拓也はまた走って店に帰って行った。
    握らされた物を見ると【俺の家で待ってて?】
    と、住所が書かれた紙と、家の鍵を渡された。

    2006-03-30 13:53:00
  • 86:

    美奈

    『これどぅしたらぃ〜ん〜?』
    分からず正直な気持ちで沙耶華に聞くと……
    「どぅもこぅも行って返すしかないやろ?」

    酔っていたし『そっかぁ?』と軽いの乗りでタクシーに乗った。

    2006-03-30 13:56:00
  • 87:

    美奈

    美奈とは逆方向だから別々のタクシーに乗って別れた。
    少し走って拓也の家の前に着いた。
    思ったより普通のマンションだった。
    拓也に渡された紙に書いてある部屋まで行って鍵を開けて恐る恐る中に入る。
    だれも居ないのに『ぉ邪魔します?』何か言いながら。

    2006-03-30 14:22:00
  • 88:

    美奈

    拓也の部屋に置いてあるベットを見たら急に睡魔が襲ってきた。
    《ベット借りるね〜?》とだけさっき交換したアドレスにメールを送り、私は眠りに落ちた。


    『……????』

    2006-03-30 14:28:00
  • 89:

    美奈

    【ここどこ?てか何で美奈裸なん?……はっ?てか何で拓也が居るん?】
    私は必死で記憶をたどった……。

    拓也の家に帰って来て…寝て……拓也が帰ってきて………成り行きでぇ〜…………
    ヤっちゃった。

    2006-03-30 14:32:00
  • 90:

    美奈

    出会ってすぐの男。好きなんて気持ちもない。

    『はぁ〜?』

    私は拓也を起こさないようにそっと服を着てこっそり家を出てタクシーを呼んだ。

    2006-03-30 14:36:00
  • 91:

    美奈

    1人ボーっとタクシーを待つ。携帯の時間を見たら昼過ぎだった。



    のった私も悪いけど……拓也も私の気持ちを考えずに【体】を求めた。結局、世の中じゃなく男と女もそんなもん。

    2006-03-30 14:40:00
  • 92:

    美奈

    迎えに来たタクシーに乗り込み1人実感した。



    家に着き、今日は休みの日だったからまた眠りに落ちた。

    2006-03-30 14:43:00
  • 93:

    美奈

    −♪♪♪〜…−
    絶え間なくなるメール音で私は目が覚めた。

    『うっさいな?』
    不機嫌に携帯を開けるとほとんどのメールが出会い系の子と出会い系サイトからの紹介だった。

    2006-03-30 14:48:00
  • 94:

    美奈

    その中で一件だけ目に着いた。
    ―――――――――――
    おはっ!初めましてつよしやで(^O^)今日の夜中暇やったら2対2でミナミか梅田で遊ばへん?こっちはお兄かメンエグ系の23で車もち!写メみて返事してぇ☆
    ―――――――――――
    付けられた写メを見たら2人ともスゴイ格好よかった。

    2006-03-30 14:53:00
  • 95:

    美奈

    私は仕事中の沙耶華にメールを転送した。
    1分もしない内に返事が来た。
    〈格好いいゃん?美奈ゎ男作る気なったん?ワラ〉《はぁ?男なんかいらんし?本気暇ゃから…で、どぉすん?》〈ゴチなら行く?〉《もちゃろ?また聞いてメールするゎ?》

    沙耶華の返事を聞いて【つよし】にゴチか確認するメールを送った。

    2006-03-30 17:50:00
  • 96:

    美奈

    条件は……
    ゴチでエロ無しって事で夜中の3時から遊ぶ事になった。


    まだ時間があるしユックリ用意をした。

    2006-03-30 19:26:00
  • 97:

    美奈

    シャワーを一気に頭から浴び……
    【私、何がしたいんだろう……】
    なんて思ったけど、人の心はその人にしか分からない。感情は表したモノ負け。

    2006-03-30 19:30:00
  • 98:

    美奈

    感情を表した瞬間から相手はそれを理由しだす。
    そして裏切られる。
    これが現実。

    慎二との別れで痛いほど思い知らされた。あの日から私はこんな考えになった。

    2006-03-30 19:32:00
  • 99:

    美奈

    だんだん行くのが嫌になってきたけど、沙耶華とも約束したし、1人で居る方が自分の惨めさに気付いてしまうから用意を進めた。

    いつもクルクルに巻いた髪の毛は今日はストレートに。そしていつもの化粧をしデニムパンツにロンTに金のキラキラベルトに黒ジャケ。そしてキャバ嬢お決まりブランドアクセにブランドバッグ。

    ユックリ用意をしてたのにだいぶ時間が余ってしまった。

    2006-03-30 19:41:00
  • 100:

    美奈

    する事がなくボーっと部屋を眺めていると、慎二との思い出のモノが目に入ってきた。

    【慎二に会いたい……】

    無意識に携帯の画面に慎二の番号を出していた。

    2006-03-30 19:43:00
  • 101:

    美奈

                【感情を捨てろ!】

    と、自分と戦い携帯の画面を待ち受けに戻した。

    ふと気付けば涙が流れてた。

    2006-03-30 22:02:00
  • 102:

    ナナ

    美奈ちぁん?更新楽しみにしてるよ?アゲ

    2006-03-31 20:23:00
  • 103:

    美奈

    ナナちぁ?いつもぁりがとォ??明日からまたちょこ?更新するねェ???今日の夜中にいけたら今日かくしッッ??
    本当にぁりがとォねッッ??

    2006-03-31 23:39:00
  • 104:

    美奈

    涙を拭いながら必死でする事を探した。

    そうする間に待ち合わせの時間が近づいてきた。

    少し早いけどタクシーを呼びミナミの街に出た。

    2006-04-01 05:07:00
  • 105:

    美奈

    出会い系で初めて会う緊張感と不安をタクシーの中で必死に押さえた。

    タクシーを降り時間があったから私はツタヤに足を運んだ。
    何気なく2階でCDを見ていたら隣で聞き覚えのある声が聞こえた。
    フと顔をあげると……

    2006-04-01 05:18:00
  • 106:

    美奈

    拓也と拓也と同じ店の子が居た。
    私が声をかけようか迷っていると……目が合ってしまった。
    「あっ??……」『……。』

    今日の昼まで一緒に居て、関係を持ってしまって、なのに連絡すらよこしてこない奴……【気まずい……】

    2006-04-01 05:25:00
  • 107:

    美奈

    私が『どうしよう?何言お?』と考えてイッパイイッパイになってたら……

    「昨日はどうも?」

    と、素っ気なく言い私の横を通り過ぎていった。

    2006-04-01 05:29:00
  • 108:

    美奈

                「どうも?」って何だよっ?
    拓也の事はこれっぽっちも想っていない。
    想っていないけど私は無償に腹が立った。

    感情を捨てたはずなのに……所詮私は【体】だけっ分かってたはずなのに……

    2006-04-01 05:35:00
  • 109:

    美奈

    繰り返しの気持ちの私にと、拓也の態度にイライラしながら沙耶華と待ち合わせの場所に向かった。
    沙耶華はすでに着いていて笑顔で私に手を振っていた。

    「おっつ?」『おつ?』「てかどしたん?めっちゃ荒れてるやん?」『さっきツタヤで拓也に会ってんな……』
    さっきあった事を沙耶華に愚痴った。

    2006-04-01 05:39:00
  • 110:

    美奈

    愚痴ってるとつよしからメールが入った。

    〈今どこ〜?俺らミナミに着いたで?〉《美奈らゎ今橋上に立ってるでぇ?》

    『つよしらミナミ着いたって?』「もぅ今日は楽しもっ?」『やなっ?』

    2006-04-01 14:10:00
  • 111:

    美奈

                【なんて単純な私】と思いながらも【考えても一緒】と今日を楽しく過ごす事にした。
    しばらくしてつよしらは来た。
    「美奈ちゃんと沙耶華ちゃんやんな?」

    少し不安な様子で訪ねて来た。

    2006-04-01 14:15:00
  • 112:

    美奈

    援助してる感じ……っと、思いながら
    『そやでぇ?』
    ど答えると
    「こいつさとしな?」「どもっ?」
    一瞬にしてさっきの不安な顔がチャライ笑顔に変わった。でもノリがよくて話は盛り上がった。

    2006-04-01 14:21:00
  • 113:

    ぁゅみ

    美奈チン???読んでるニャリょ?更新待ってるちぃぃぃ??

    2006-04-01 19:31:00
  • 114:

    名無しさん

    2006-04-02 02:32:00
  • 115:

    美奈

    ぁゅみちぁ?読んでくれてぁりがとォございますッッ??くだらん話ゃのに……メタ嬉しいですッッ??


    114サン?読みやすくしてくれてぁりがとォございますッッ??

    2006-04-02 03:32:00
  • 116:

    美奈

    即効4人でカラオケに行き、飲んで歌って騒いでスゴイ楽しんだ。
    下系の話もなく下心も見えなかったし私は安心しきっていた。

    なのに……

    2006-04-02 03:37:00
  • 117:

    美奈

    朝方まで歌い私たちはカラオケを後にした。

    もぅ行くところもないし、そろそろ「帰ろうか」ってなって私と沙耶華は送ってもらうことにした。

    ステップワゴンの運転はさとし。助手席に私。後ろに沙耶華とつよしが乗った。

    2006-04-02 03:40:00
  • 118:

    美奈

    沙耶華の家はミナミから10分程の所で先に沙耶華を送る事になった。

    酔っていたし車の中でキャッキャはしゃいでいたらあっという間に沙耶華の家に着いた。

    フラ付く足取りで沙耶華は笑顔で帰って行った。

    2006-04-02 04:03:00
  • 119:

    美奈

    沙耶華を送り車は私の家へと向かった。
    次は3人でキャッキャはしゃいでいたら……
    「道迷った?」
    と、さとしが言った。
    窓の外を見ると人気のない道に入っていた。

    2006-04-02 04:06:00
  • 120:

    美奈

    はしゃぎ過ぎて気付かなかった。
    「ちょ〜ウロ?してみるゎ〜?」
    と、さとしの言葉とは逆に車はさらに人気のない民家もない道に入っていった。さすがに不安になった私は……
    『奥いかんと引き戻さなダメなんちゃん?』
    と、私が言った瞬間に……

    2006-04-02 04:15:00
  • 121:

    美奈

    「大丈夫?」
    と、つよしに後ろから手を回され私は身動きがとれなくなった……と同時に道の真ん中なのにもかまわず車は止まった。

    【声が出ない。。。】
    足をじたばたさせ必死に抵抗した。

    2006-04-02 04:21:00
  • 122:

    美奈

    「言う事きかな刺すで??」
    と、つよしに脅しをかけられ私は抵抗をやめた。

    【殺される】の言葉が脳裏に浮かんだ。

    2006-04-02 04:26:00
  • 123:

    名無しさん

    ぁげ

    2006-04-02 20:15:00
  • 124:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 125:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 126:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 127:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 128:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 129:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 130:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 131:

    美奈

    抵抗を止めた私の体を押さえ付けていたつよしの手がゆるくなった。振り替えると……

    「後ろにおいで?」

    私はしたがって後ろに行った。後ろはベットになっていた。

    2006-04-02 21:12:00
  • 132:

    美奈

    車を端に寄せ、ニヤニヤとしたさとしも後ろに来た。
    私はつよしに押さえられロンTをめくられた。
    抵抗したくても恐くて出来ない。
    されるがままブラをずらされズボンとパンツを脱がされ、体のあちこちを触られた。
    【体】とわかっていたのに私の目から涙が止まらない。

    2006-04-02 21:26:00
  • 133:

    美奈

    されている事は分かるがつよしとさとしの会話までは頭に入らなかった。
    でも2人は泣いてる私を無視し楽しそうにやっていた。
    何も考えていない間につよしのモノとさとしのモノを受け入れ行為が終わった。

    涙は止まらない……

    2006-04-02 21:30:00
  • 134:

    美奈

    満足気な2人は何もなかったように運転席と助手席に移動した。
    そして車は走りだした。

    私は後ろで汚い体のまま服を整えた。
    【もう嫌だ。】

    2006-04-02 21:35:00
  • 135:

    美奈

                【金】と【体】しか価値が私ない私の【体】を使われただけなのにどうして涙はあふれてくるの?
    私自身で分かってたのに……
    『おろして。』

    服を整え終えた私はもうここに居たくないと思い2人に言葉を発した。

    2006-04-02 21:39:00
  • 136:

    美奈

    2人はすんなり私の言葉を受け入れ降ろしてくれた。

    私を降ろし車は走りだした。

    その瞬間、私の体から力が抜けてその場にしゃがみこんだ。

    2006-04-02 21:42:00
  • 137:

    美奈

                『一体ここ何処なんだよ……』

    泣き声で独り言のように呟いて、フラフラ住所が分かるモノを探しすため歩いた。

    髪の毛ボサボサで化粧もボロボロでスゴイみすぼらしかっただろう……

    2006-04-02 21:47:00
  • 138:

    美奈

    朝があけた時間になっていてちらほら人影も出てきた。

    誰かに道を聞こうとしても、ミンナ私を変なモノを見るように避けて通った。

    世の中の残酷さを思い知らされた。

    2006-04-02 21:50:00
  • 139:

    美奈

    自力で1件の言えを見つけた。

    急いで携帯を開いてタクシー会社に電話をし、その家に書いてある住所を告げた。

    何か凄いホッとした。

    2006-04-02 21:54:00
  • 140:

    美奈

    (139の訂正)
    1件の言え

    1件の家
    です。すみません。

    2006-04-02 21:56:00
  • 141:

    美奈

    見つけた1件の家の横で私はぼんやりとタクシーを待った。
    まだ体にはさっきの余韻が残ってる。
    考えただけで震えと涙が襲ってくる。
    早くタクシー来てよ……

    2006-04-04 03:10:00
  • 142:

    美奈

    車通りのない道に車のエンジンの音がして、私は慌てて顔を上げた。
    私の期待通り目の前にはタクシーが止まっていた。
    力が入りきらない足で必死に立ち上がりタクシーに乗り込み、運転手に行き先を告げた。
    走りだすタクシーの揺れがあいつらの車を思い出させた。

    2006-04-04 03:14:00
  • 143:

    美奈

    流れ落ちる涙を必死で拭いながら私の頭の中は……

    【慎二に会いたい。】

    それだけしかなかった。会ったからって私たちの関係は何も変わらない。私の行動をしったら余計嫌われる。そんな事より会ってもらえない。……でも今は誰でもなく居心地のよかったアナタの腕の中に納まりたい気持ちでいっぱいだった。

    2006-04-04 03:19:00
  • 144:

    美奈

    家に着くまでだいぶ時間がかかった。
    その間ずっと私は矛盾している慎二への気持ちと、理解したはずだった私の存在価値に絶望を感じる事しか出来なかった。
    慎二がこの世の残酷さを、私の存在価値は【金】と【体】と痛いほど教えてくれて、もう前みたいな素直な笑顔の出し方を忘れた私を作ったのは慎二なのに……後悔して恨んでるはずなのにどうして私の心は慎二しか出てこないの?
    いつしか絶望感が苛立ちにかわりつつある時にタクシーが私の家の前で止まった。

    2006-04-04 03:27:00
  • 145:

    美奈

    フラつきながらいつものようにエレベーターに乗り7のボタンを押した。そして玄関の鍵を開け家に入り鍵を掛け脱力感に襲われ玄関にしゃがみ込んだ時……

    【私は私が嫌い】

    と、改めて思った。

    2006-04-04 03:32:00
  • 146:

    美奈

    私は気が狂ったように泣きながら落ちてある剃刀を広い体のあちこちに傷を作った。
    【仕事がある】と、頭で分かっていたから、見えない所と言い訳が効く場所を無我夢中で切りまくっていた。
    そんな時……携帯の着信音で我に返った。
    電話に出る気力もなくディスプレイの名前も見ずに私は自分の身体に目をやった。

    2006-04-04 03:37:00
  • 147:

    美奈

    切り裂かれた服から覗く皮膚がさけて白い身が見えていたりする身体からは血は止まらず流れ落ちていた。身体中真っ赤といいくらい血が出ていた。

    【私生きてる……】

    分かっているのに実感させられた。

    2006-04-04 03:41:00
  • 148:

    ナナ

    美奈ちぁん久しぶり?もう書かないん?また覗きまぁす?

    2006-04-04 17:56:00
  • 149:

    美奈

    ナナちぁ?久しぶりだァ??夜中に書くつもりです?ぁりがとォねッ??

    2006-04-04 20:01:00
  • 150:

    美奈

    何で私みたいな人間を生かすの?ねぇ神様はどこまで私を苦しめるの?
    神様の仕掛けた運命で私と慎二を別れさせた。
    その事によって私は弱さをまして今がある。
    私もぅここに居たくないよ。
    涙を流して、傷をおって強くなるのなら私は弱いままでいい……こんな私になんか生きる意味なんかないよ?

    2006-04-05 03:38:00
  • 151:

    名無しさん

    2006-04-05 15:37:00
  • 152:

    名無しさん

    アゲ↑

    2006-04-06 23:28:00
  • 153:

    美奈

    151さん?読みやすくしてくれてぁりがとォございます?

    152さん?あげていただきぁりがとォございます?

    2006-04-08 04:38:00
  • 154:

    美奈

    気が付けばベットの上に私は居て、日付が変わっていた。
    あれから私は眠ってた。
    体中に激痛が走る。
    現実逃避のために切った傷。
    今、その傷を見て現実に戻る。

    2006-04-08 04:45:00
  • 155:

    美奈

    ユックリヒリヒリ唸る体を起こして隣の部屋への戸を開けた。

    【……………。】

    目にしたモノは……殺人現場の様に血だらけで荒れた部屋に無残に切り刻まれた衣類とぬいぐるみがあった。

    2006-04-08 04:49:00
  • 156:

    美奈

    ユックリと私の中の記憶が巻き戻しをされたようによみがえる。

    また放心状態に近くなった私は今朝に汚れて、血だらけになった体を流すためシャワーを浴びた。

    そして全てを思い出さない様に……リセット出来る様に私はまだ血が流れ落ちる体で部屋を掃除した。……慎二の事も今朝の事も思い出さずにリセット出来る様に。。。

    2006-04-08 04:57:00
  • 157:

    美奈

    なのに部屋のあちこちには慎二の荷物があった。
    どうしよう?か悩んで慎二に電話をかけていた。
    今朝の事があって【会いたい】と言う気持ちがまだ残っていたし……

    会えないのは分かってる。でもモノを返すという口実で電話をかけた。

    2006-04-08 14:12:00
  • 158:

    美奈

    それだけでよかった。会ってもらえないぶん大好きな声だけでも聞きかたかった。

    受話器から聞こえる待ち歌を聞きながら出てもらえるか不安で仕方がなかった。

    私の気持ちとは逆に慎二はあっさり出てくれた。
    電話ごしの慎二の声すごく嬉しかった。

    2006-04-09 02:14:00
  • 159:

    美奈

    (略)
    電話ごしの慎二の声すごく嬉しかった。

    2006-04-10 01:04:00
  • 160:

    名無しさん

    2006-04-10 02:25:00
  • 161:

    美奈

    160さんっ?読みやすくしてくれてぁりがとぅございます?

    2006-04-10 05:06:00
  • 162:

    美奈

    未練を見せない様にしたのに……やっぱり無理だった。
    条件を伝えたのに切りたくない気持ちでしつこくして電話を繋げててもらった。


    夜中だったから慎二はすごく眠そうだった。

    2006-04-10 06:08:00
  • 163:

    美奈

    呆れながら繋げてくれてるのも分かる。
    切りたいのも分かる。


    でももう残り少ない慎二との日々。そんな事を考える余裕なんてない。

    2006-04-10 06:12:00
  • 164:

    美奈

    「お前リスカしてへんか?」
    してるなんか言えない。でも心配?構ってもらいたい……
    『関係ないやん!?』
    可愛気ない私。

    2006-04-10 06:33:00
  • 165:

    美奈

    素直になりたい。でも素直になっても変わらない現実。逃げたい現実。でも逃げれない現実。

    「まぁ〜でもクスリしんだけマシやんな?」

    逃げたい現実。逃げれない現実。……使ってはいけないとは分かってる。

    2006-04-10 06:38:00
  • 166:

    美奈

    でも私には耐えられない現実。

    【これだ!】

    と、慎二の言葉に反応した。

    2006-04-10 06:39:00
  • 167:

    美奈

    その後、慎二と話した事は覚えていない。
    私の頭の中は【覚醒剤】で埋め尽くされた。
    そしてどうやってか電話は終わった。
    そして私はある子に電話をかけた。

    2006-04-10 06:42:00
  • 168:

    美奈

    私は中学校の頃にシ○ナーの匂いに耐えられず、覚○剤?白い粉と白っぽい結晶をツレからもらい毎日毎日アブったり飲んだりしていた。
    当時、その子は親がそれを使用していたらしく、それをパクってやっていた。

    私は【もしかして?】と思った。

    2006-04-10 06:57:00
  • 169:

    美奈

    『も〜し?美奈!』「お〜?どしたん?」『てか朝早くにゴメン?んで、覚○剤な手に入らん?』「おっさん辞めたみたいやからなぁ〜」『マジ??』「でも知り合い?扱ってんで!」

    と、私はその子から覚○剤へのルートを得た。
    そして安心?みたいな気持ちで眠りに付いた。

    2006-04-10 07:04:00
  • 170:

    美奈

    目が覚めたのは夜だった。

    客からと出会い系の子からのたまってるメールを返し……昨日のツレに電話する。

    そして明日の夜にクスリを買いに行く約束をして一人の時間を過ごした。

    2006-04-10 17:22:00
  • 171:

    美奈

    ヒマ過ぎて休んでる仕事場に遊びに行った。

    ミンナが店に出ていて誰も居ない更衣室でボ−っと携帯をいじっていた。

    昨日の延長でまた慎二に電話をしたくなってかけた。

    2006-04-10 21:24:00
  • 172:

    美奈

    慎二はちゃんと出てくれた。でも今日は理由がない。必死に探したけど見つからなくて些細な話で電話を繋げてた。


    もう間がもたないって時にタイミングよく仕事を上がった子が何人か更衣室に入ってきた。

    2006-04-10 21:29:00
  • 173:

    美奈

    『あっ!めっちゃ大事な話があってんけどミンナ帰って来たから帰ったらかけるわ?』
    と、とりあえず電話を切った。

    言い掛けた話が気になるタイプの慎二は「わかった」と言ってくれた。
    電話を切った後、何の話をしようか必死に考えた。……でも浮かばない。。。

    2006-04-10 21:35:00
  • 174:

    美奈

    今日は沙耶華は早く上がる日だったので沙耶華を待ち一緒に帰った。

    仲良しの沙耶華にももぅ私のプライベートを話せなくなった。
    話したら嫌われるに違いない。それに沙耶華を傷付けてしまうと思う……
    だからもぅ私は沙耶華には何も言わないと心に誓った。

    2006-04-11 02:20:00
  • 175:

    美奈

    沙耶華のパパに送ってもらって家に着いた。

    そして慎二に電話をかける。

    「はい?」『もしもし?』「で?話は何?」『え?……あ、話な〜電話出来るって浮かれたら忘れてん?』「は?じゃ〜きるわ?」『嫌?ちょっとまって?』

    2006-04-12 23:12:00
  • 176:

    美奈

    そしてまた些細な話で電話を繋げてもらった。

    昨日より慎二は嫌そうだった。
    そして「お金も全部返す」って事になり
    「返す日まで連絡してこんといて」ってなり朝方に電話は終わった。

    2006-04-13 00:32:00
  • 177:

    名無しさん

    2006-04-13 01:00:00
  • 178:

    名無しさん

    あげ

    2006-04-13 14:42:00
  • 179:

    ナナ

    アゲとくねぇ?早く続き読みたい?

    2006-04-15 19:49:00
  • 180:

    美奈

    177様?読みやすくしてくれてぁりがとッございます?

    178様?あげてくれてぁりがとッございます?

    ナナちぁ?いつもぁりがとッね?

    2006-04-17 06:27:00
  • 181:

    美奈

    慎二との別れが間近と実感しながら夕方を迎えた。
    私はツレとの待ち合わせに場所に変な感情で向かった。
    親と自分とクスリは二度としないと誓った。
    でも私は弱い人間……厳しい現実。ちっぽけなわたしの存在価値。私は楽になりたかったし、逃げたかった。

    2006-04-17 06:32:00
  • 182:

    美奈

    何より私は私が嫌い。自分で自分を傷つけたかった。

    私は一人じゃダメで誰かが傍にいないと不安で壊れてしまう。

    でも今は偽りの感情をもった人しか現われない。

    2006-04-17 06:34:00
  • 183:

    美奈

    「お〜美奈こっち??」
    約束の待ち合わせは駅のマック。
    ツレは席から私に声をかけた。
    「てか久しぶりやんけ?元気してたん?」『元気もくそも最悪やし?』「つか何で急に欲しくなったん?」
    無神経にツレは私に聞いてきた。

    2006-04-17 06:38:00
  • 184:

    美奈

    総合した答えはただひとつ……
    【現実逃避】


    慎二との別れで全ては狂った。

    2006-04-17 06:52:00
  • 185:

    美奈

    何やかんや話してる内にツレの知り合いには私達が居た駅まで迎えに来てくれて。
    そしてその人の車に乗り怪しげなマンションに連れていかれた。
    中に入るとミナミの帝王などで出てきそうな部屋だった。
    私はいけない世界に入ろうとしていると一瞬我に返ったけど逃げたい気持ちが勝ち【やっと現実から解放できる】と言う気持ちに変わった。

    2006-04-17 12:07:00
  • 186:

    美奈

    部屋に入ってしばらくしてツレが本題を切り出した。
    ツレの知り合い(おっさん)は理由も聞かずすんなり物をくれた。
    ただ一言……
    「まだ若いし女の子やねんから気を付けや?」
    と、言われた。

    2006-04-17 12:12:00
  • 187:

    美奈

    私はモノが入っている袋を手にとると一気に震えだした。

    本当はしたくなかったのかな?

    私は私らしくいられる慎二の隣で輝いていたかっただけ。慎二の隣にいる事で私の存在を私自身で見つけていれたから。

    2006-04-18 01:50:00
  • 188:

    美奈

    でもそれを出来なくなった今……現実逃避した世界でしか存在を見つける方法しか分からない。
    そんな虚しさに、自分の体を痛めて、心の痛みを麻痺させるしかなかった。
    失恋、裏切り、レイプ……私の存在の小ささを思い知らされて
    ヤリマン、援交、リストカット、そして薬でその事から逃げるように無理こじ存在を作る。
    一人じゃ私は歩けないんだよ……

    2006-04-18 01:56:00
  • 189:

    美奈

    慎二と会う日が決まり、私はその前の日まで薬づけだった。
    時間が早く過ぎてゆく……孤独感に陥らない……何しても楽しく見える……私にとっての癒しの薬だった。

    でも体力は低下してる感じがした。
    でも、もぅ辛い思いしたくない!と、言う気持ちがありそんな事はどうでもよかった。

    2006-04-18 02:01:00
  • 190:

    美奈

    慎二と会う時間。
    頭が痛い。悟られないように普通を装った。

    慎二はお金を渡しすぐ帰ろうとする姿に無意識に私は引き止めていた。
    話なんか頭が痛過ぎて出てこない。別れに対して覚悟は決めていた……でも、やっぱり最後と思うとあっさりばいばいなんか言えなかった。

    2006-04-18 02:05:00
  • 191:

    美奈

    ━━━━━━━━━━━━
    私は数日前に何故か意味なく薬をくれたおっさんに一発ヤル条件で金を借りた。
    その額100万。そのお金は一晩でホストとブランドに消えた。

    ━━━━━━━━━━━━

    2006-04-18 06:08:00
  • 192:

    美奈

    ━━━━━━━━━━━━
    本当に借りた意味なんてなかった。
    ホストに生きたい訳でも、ブランドが欲しい訳でもなく、ただ自分を苦しめたかったみたいな気持ちだった。

    ━━━━━━━━━━━━

    2006-04-18 06:14:00
  • 193:

    美奈

    ━━━━━━━━━━━━
    無利子、無期限で借りたのに、次の日に薬を貰いに行ったら金を返せと言われた。
    私はどうしていいか分からなくなりまた現実逃避。

    ━━━━━━━━━━━━

    2006-04-18 06:19:00
  • 194:

    美奈

    引き止めた慎二との意味のない会話の中で私はお金の不安を慎二に告げてしまった。
    イッパイイッパイな気持ちもあったし、何より心配かけたくて……。
    案の定、慎二は心配してくれた。そして原因を聞かれた。
    そんなの言えない。
    【お金は欲しかった。でも条件を飲むのが嫌だった。でも断ったら薬をもらえなくなるかもしれないからヤル条件でを飲んだ。】

    2006-04-18 06:28:00
  • 195:

    美奈

    私は慎二の問い掛けに答えを拒んだ。
    慎二はしつこく聞いてくる。
    そして慎二は私の服の袖をめくった。
    私の腕の絆創膏を見て顔つきが変わった。
    そして怒りの交じった声で……

    2006-04-18 06:32:00
  • 196:

    美奈

    「警察いくぞ!?」
    と、私の腕をつかんだ。

    私は捕まるより何より親バレが恐かった。
    だから必死に慎二の腕をはらった。

    2006-04-18 06:35:00
  • 197:

    美奈

    慎二とここでばいばいするのは淋しい。最後だから……
    でも私はヤバいと思い、薬なんかしてないと言いすんなりばいばいをした。

    部屋に戻りまた一人の時間。そして不意に襲ってきた不安に耐えられず、また私は薬をした。
    私の中にあったモノがす〜っとなくなっていく。

    2006-04-19 09:35:00
  • 198:

    美奈

    でも慎二に対しての淋しさは消えない。
    私は未練がましく電話をかけた。
    そして何を思ったのか私はその電話で薬の事を告げてしまった。

    もちろん慎二はキレた。辞めろとも言われた。でも、「俺は関係ない」とも言われた。

    2006-04-19 09:40:00
  • 199:

    美奈

    慎二の言葉でさらやな落ち【辞めないと】と気持ちが【もういいや】と気持ちなった。



    私はいったい何がしたいんだろ?

    2006-04-19 10:09:00
  • 200:

    ナナ

    更新されてるぅ?美奈ちぁんガンバ?

    2006-04-19 10:15:00
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