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FINAL evolution

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  • 1:

    ◆BcsGFYqce.

    よかったら読んでくださいm(__)m

    2008-12-22 04:46:00
  • 2:

    ◆BcsGFYqce.

    ガンッ。。 力任せに両肩を押されたせいで、壁に背中を強くぶつけ、沙羅はそのままタイル床にしゃがみこんだ。 場所は放課後の校舎のトイレ。沙羅の周りにはクラスメイトの女子4人が沙羅を見下ろしながら、笑っている。

    2008-12-22 04:52:00
  • 3:

    ◆BcsGFYqce.

    入学してから約2ヶ月。気の弱い沙羅は、放課後クラスメイトによって行われるこの行為に抵抗する事ができずにいた。 「あーすっきりした。行こ行こ?」笑い声と共に4人がトイレから出ていき1人ぽつんと残った。 いじめの原因は生まれつきの栗色の髪と、グリーンの瞳の色。 それだけだった。それを女子は気に入らない。

    2008-12-22 04:58:00
  • 4:

    ◆BcsGFYqce.

    ゆっくりと立ち上がり、スカートをぱんっと叩き、ため息を吐く… 窓の外からは夕日が差し込み、運動部の声が小さく聞こえている。 中学の時から何かといじめに合い、ようやく抜け出せたと思ったのに、沙羅を待っていたのはまたいじめ。 入学したばかりの時は珍しがって沙羅に近寄ってきた女子も、男子からモテる沙羅が気に入らなくなり陰口を叩きだし、今ではストレス発散の為に嫌がらせをされる日々。その度々に沙羅は黙って耐えていた。

    2008-12-22 05:02:00
  • 5:

    ◆BcsGFYqce.

    日本人の両親から生まれた。祖父母も日本人。瞳は黒く、髪も黒い。それなのに沙羅だけ瞳と髪色が違う。 何度両親に聞いても、沙羅は生まれつきこの色だと言う。 それが嫌で髪を黒染めした事もあったが、なぜか染めた後すぐ元の栗色に戻る。

    2008-12-22 05:05:00
  • 6:

    ◆BcsGFYqce.

    仲良くなった子からも、仲良くするといじめに合うからと言われ、遠退かれた事も何度かあった。 カバンを持ち1人で校舎を後にし、テクテクと下校する。 「あっ、梅宮だ」沙羅は自分の名前を言われても視線を向ける事なく歩いていた。 学校でもすぐさま有名になった沙羅。見た目は、フランス人形のように美しいから男子がほおっておくわけがなく、騒がれる度に女子から嫌われる。自分の容姿がコンプレックスになってしまい、鏡を見る度に両親を恨む事もあった。

    2008-12-22 05:11:00
  • 7:

    ◆BcsGFYqce.

    可愛いと言われる度に、女子の視線が気になる。クラスメイトの人気がある男子から話しかけられても、女子の冷たい視線にびくつき、無視し離れたり…。目立たないように目立たないようにしていても、沙羅は目立ってしまう。

    2008-12-22 06:02:00
  • 8:

    ◆BcsGFYqce.




    「お帰り。お友達が待ってるわよ?」玄関のドアを開けると母がトレーの上にお菓子と来客用のグラスに入ったジュースを持って丁度階段を登るところだったらしい事がうかがえた。 学校指定の黒いローファーが一足、玄関に揃えられてある。

    2008-12-22 14:53:00
  • 9:

    ◆BcsGFYqce.

    「友達?」靴を脱ぎながら訪ねると母は笑顔で頷いた。なにせ沙羅に来客なんて、小学生以来の出来事だったからだ。 「同じクラスの…えっと名前なんだったかしら…すごい美人の子…」

    2008-12-22 14:56:00
  • 10:

    ◆BcsGFYqce.

    ピンポーン━━━チャイムが鳴った。沙羅が家にあがったると母はトレーを手渡した。「これ、部屋まで運んで?後で沙羅の分も持って行くわね」そのまま母は靴を履き、玄関のドアを開けた。仕方なく、階段を上り自室のドアを開ける。

    2008-12-22 14:59:00
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