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白い花、黒い太陽。
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1:
◆nlPKxJ.N7k
憎しみー――
あたしは復讐の為だけに 生きていく…
2009-01-26 01:42:00 -
22:
◆nlPKxJ.N7k
「…目、覚めたか?」
聞き慣れた声。低くて、懐かしい。昔聞いた誰かの声に良く似てる―。 「……伊…織?あたし…」視界に映ったのは、自分の部屋。あたしの足元ですやすやと眠るリオン…。
ベッドの脇には心配そうに覗き込む伊織の姿。2009-01-26 05:56:00 -
23:
◆nlPKxJ.N7k
「お前なぁー…熱あんなら夜遊びなんかすんなよな!フロアの真ん中で急にぶっ倒れるし・・仕方ないから抜けてタクシーで連れて帰ってきたよ……。」
うそ…熱…?あーそういえばかなり頭が熱い・・。 「迷惑かけたね、ごめん」ベッドから起き上がる体力もなく、あたしは視線だけを伊織に向けた。
「いや…そんなんはいいけど。お前、あんま無理すんなよ。体だってまだ―…」「…」2009-01-26 06:01:00 -
24:
◆nlPKxJ.N7k
伊織は言葉を詰まらす。 「これ、着替えさせてくれたんだ……。」 着ていった服は綺麗に畳まれ、あたしはベッドの上に置いて出ていったパジャマを着ていた。
「あ、ああ・・汗だくだったし、あのままじゃマズいだろ?別に今更お前の裸見ても何にも思わねーし。」伊織はそっけなく目を逸らした。でも、口調はとても優しい―…。
「はは、嫌なもん見せてごめんね。」 あたしは出来るだけ笑って伊織に言った。2009-01-26 06:08:00 -
25:
◆nlPKxJ.N7k
「…別に、そんな事ねーよ。裸見られて襲われなくて良かったな。」
伊織も、あの意地悪な笑顔でそう言った。
あたしが伝えたい事を、彼はちゃんと分かってる… 裸なんてどーだっていい。ただ、【あれ】を見たことで伊織にもまた思い出させてしまった気がして・・
思い出したくない。消し去りたい過去…あの日の事。伊織は全てを知る、ただ唯一の人間だから―。2009-01-26 06:22:00 -
26:
名無しさん
書いて?
2009-01-27 02:16:00 -
27:
◆nlPKxJ.N7k
ありがとうございます☆頑張ります
2009-01-28 04:55:00 -
28:
◆nlPKxJ.N7k
忘れる事が出来ない。
あたしは、消し去りたい。自分の過去を、自分自身を―――
…2009-01-28 04:57:00 -
29:
◆nlPKxJ.N7k
あたしには、生まれた時から父親がいない。いや、正確には―― いなくなったのかも知れない。
…あの事件の日に。
2009-01-28 05:01:00 -
30:
◆nlPKxJ.N7k
「お母さん、お母さん!!今日運動会でねっ―カリンかけっこで一番だったんだよ!!一番!」 「…」
「ねぇ♪お母さっ――」
ガシャンッ―――
「お母さん・・?」2009-01-28 05:05:00 -
31:
◆nlPKxJ.N7k
「……静かにしなさい。」
「え…?でもね、カリンねっ…あっほら!これ一番の金メダルなんだよ!!」
バシッ―――
「――――静かにしろって言ってるでしょっ!!!」2009-01-28 05:07:00