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白い花、黒い太陽。
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1:
◆nlPKxJ.N7k
憎しみー――
あたしは復讐の為だけに 生きていく…
2009-01-26 01:42:00 -
61:
◆nlPKxJ.N7k
「…医者の言い付けなんだから、ちゃんと行けよ。あの人花梨の事、自分の息子より可愛がってんだから。」伊織はあたしを見て、いたずらっぽく笑った。
そう、あたしの係りつけの病院の院長は《伊織のお父さん》だ…。院長には、本当にお世話になっている。十年間ずっと、定期的にあたしの体の検査をしてくれている―。2009-01-29 13:17:00 -
62:
◆nlPKxJ.N7k
体の検査というのは、あの事件での後遺症―……。 十年前に起こった、火事の後遺症の検査だった。 あたしの背中には、背中一面に大きな《火傷の跡》がある―。皮膚移植でもしない限り、一生消える事はないらしい。
この傷を鏡で見るたびに、あたしは鮮明に思い出してしまう… いや、例え傷が無くなったとしても 忘れる事は出来ないのかもしれない。
一生、あたしは闇に捕われたまま生きていくしかないんだ。忘れれるわけない…あの狂気に満ち溢れた実の母親の目を――。2009-01-29 13:37:00 -
63:
名無しさん
書いて。
2009-02-04 08:36:00 -
64:
名無しさん
読んでるよ?
2009-02-04 19:55:00 -
65:
◆nlPKxJ.N7k
ありがとうございます?頑張ります。
2009-02-06 17:06:00 -
66:
◆nlPKxJ.N7k
あれは、そう
あたしの気持ちとは反対に空がとても晴れた日だった――…2009-02-06 17:08:00 -
67:
◆nlPKxJ.N7k
学校では口を聞く友達さえいなくなった。
…あの日の翌日、教室へ入るとすぐに麻由ちゃんの姿が目に入った。「あ…麻由ちゃん、あのねッ……!!!」
謝らなきゃ・・そう思っていたあたしはすぐに麻由ちゃんに駆け寄り口を開いた。だけど―、麻由ちゃんは睨み付けるようにあたしを見たあと…避けるように違う女の子のグループとどこかへ行ってしまった―。
2009-02-06 17:35:00 -
68:
◆nlPKxJ.N7k
「……麻由だって、別に好きで花梨ちゃんと遊んでたわけじゃないし。」
すれ違う時に耳元で言われた麻由ちゃんの声は、とても冷たかった―。
…2009-02-12 13:41:00 -
69:
◆nlPKxJ.N7k
これからは学校でも、一人ぼっち。家に帰っても……考えただけで、涙が溢れそうになるのをグッと堪えてあたしは一人下校した。
家の前に着いて、思わず足がすくむ・・。家の前に停まっている一台の車。 “誰か来てるんだ……” 学校から早く帰って来ると、こうやってたまに母の知り合いか来客が遊びに来ている事があった。
2009-02-12 13:49:00 -
70:
◆nlPKxJ.N7k
帰りたくない・・・
…そう思った理由は、停まっていた車が黒の乗用車だったから―。この車は、最近一番良く見かける車…。母よりもだいぶ年齢のいってそうな男の人が乗っている車…。あたしはこの男の人が苦手だった。
ほとんど会話した事はないけど、何度か家から出てきた時にすれ違った事がある。その時の目付きが・・ 子供ながらになんとも言えない嫌な気持ちになった。子供に対しての……健全な視線じゃない、そんな気がしていた。2009-02-12 14:01:00