-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
みんなで、、、$゚
-
1:
姫華
色々悩むことってありませんか、、、
私は最近、悩んでいる人の相談に乗ってポエムを作ったりしています。
ここは、悩んでしまった人や、話しを聞いてほしい人、少しでもそんな人の力になれたらいいな、、と思い作ってみました。。
相談があればどうぞ$゚2009-02-04 18:46:00 -
18:
姫華
お願いします。私の代わりに猫を育ててほしい。あの子を一人にしないでやってほしい。私の心を元気にしてくれたあの子を守ってください。
彼女が言ったとき私も涙が出た。
会ってみたいな。元気にしてくれた子に。
私は言った。2009-02-05 16:16:00 -
19:
姫華
そのまま二人で彼女の家に行った。
仕事場からとても近いその家に入ると玄関に一匹の子猫がいた。白くて小さくてまるで彼女のようだった。とても小さな声でニャーと言って彼女に抱かれた。
彼女の家はとても綺麗だった。けど、家具はほぼない。
彼女は言った。この子、小雪って言うの。可愛いでしょ。
見たこともない本当の笑顔だった。2009-02-05 16:22:00 -
20:
姫華
猫なんて飼ったことなかったから小雪のためにいっぱい勉強したんだよ、ほら。と彼女がたくさんの本を見せてくれた。彼女が小さく咳をすると少し血が出ていた。彼女はガンが悪化して合併症から体中おかしくなっていた。小雪が悲しそうな声で鳴いた。
2009-02-05 16:28:00 -
21:
姫華
無口だと思っていた彼女は小雪にはとてもお喋りだった。小雪のご飯を用意しながら、小雪いい子にしてたの〜?今日はすっごく寒かったよ〜。と言っている。もお季節は冬になろうとしていた。
2009-02-05 16:32:00 -
22:
姫華
私もここにいてもいい?
彼女に言った。
彼女から離れない小雪と仲良くなれるか不安だった。それから彼女の余命一年という命の宣告が去年の冬だったから。
彼女は笑って言った。お願いします。2009-02-05 16:36:00 -
23:
姫華
次の日、目が覚めると彼女はいなかった。心配になったけど、机に置き手紙があった。
家族に会ってきます。
小雪と待っていると夕方になって彼女が帰ってきた。
二人とも、ただいま。と言う彼女はかすかにお線香の匂いがした。白いコートの手首の部分には血が付いていた。
私、今日で仕事おわりなんだ。最後だけど、一緒に行ってくれる?
私は、うん。と笑顔で言った。2009-02-05 16:43:00 -
24:
姫華
最後の日、一緒に仕事にいって一緒に仕事から帰った。帰り道、私は彼女に入院を進めた。彼女はできるだけ小雪と居たい。と言った。それから毎日できるだけ小雪と一緒に居られるようにした。本当に彼女は日に日に弱っていた。
2009-02-05 16:47:00 -
25:
姫華
クリスマスも近づいたある日、仕事から彼女の家に向かっていると玄関の前で小雪の必死な鳴き声が聞こえた。慌ててドアを開けると血を吐いた彼女が倒れていた。すぐに救急車を呼んだ。病院に運ばれたとき、もう息はなかった。
2009-02-05 16:51:00 -
26:
姫華
彼女が亡くなった。とてもあっけなかった。ガンはいたるところに転移して、肺炎を起こして亡くなったそうだ。家に帰ってみると小雪は彼女が小雪のために作った小さなクッションに抱きついていた。
彼女は小雪にさよなら言えたのかな?小雪、彼女と最後になに話したの?私はずっと小雪に話しかけた。2009-02-05 16:57:00 -
27:
姫華
小さいけど葬儀をして、彼女とさよならをした。小雪はあれから元気がない。彼女の家を片付けているとシンプルなノートが出てきた。表紙には、「小雪ちゃん」と書いてあった。
2009-02-05 17:01:00