-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
八重歯のきみ
-
1:
マリ
夜中にこっそり食べてたチョコレートみたいにきみの声をこっそり聞いた。
聞き上手なきみ。あいにく相づちの言葉しか入ってなくて。
でもそんな短い言葉が暖かくて懐かしくて涙がでたよ。2009-11-30 20:59:00 -
21:
まり
りえに事の成り行きを曖昧に説明し電話を切った。
りえの言う(たかひろさん)がようこのところに電話をしてきた(たかひろ)と同一人物とわかったわけじゃないけど何故か(たかひろ)に興味を持った。あたし達の中で絶大に恐れられているひろこさんがずっと好きだった(たかひろ)。
【会ってみたい。】
そう思った。2009-12-03 20:35:00 -
22:
まり
【たかひろ090○○○○△△△△】電話帳に登録した番号を眺めて緊張しながら発信ボタンを押した。
『プルルルル、プルルルル、プッ…もしもし?』「あっ、もしもし?誰ですか?」『えっ?たかひろやけど自分誰なん?』「いや…着信あったから電話したんやけど…。」『えぇぇー!俺知らんで。』「いやいや着信あったから電話したんやし。」『マジで?覚えないんやけど間違えてかけたんかもやわ。ごめんなぁ。』「そうなんやぁ。わかりました。」『あっ。待って待って切らんで!!よかったらまた電話してもええ?』「えっ?」『これも何かの縁やしたまに電話してもええかなぁ?』「…いいですけど…。」『まじで!!ありがとー☆俺も番号登録しとくから自分も登録しといて♪た、か、ひ、ろやからな。』「たかひろさんですね?わかりました。あたしは…ゆうです。」『ゆうちゃんな。わかった。じゃあまた電話するわぁ☆』「はい。」電話を切った後しばらく胸のざわつきが収まらなかった。2009-12-03 20:47:00 -
23:
まり
けんがが強くて有名な人。単車乗るのがうまくて有名な人。上の人との付き合いが広くて有名な人。あたしの周りには一杯そんな人がいた。だからあたしも必死で胸はって肩で風きってバカなことばっかりしてた。大切な親泣かせるようなことばっかり。
この時のあたしのステイタスって周りの環境しかなくて。
弱いくせに必死に声枯らして吠えてた。2009-12-03 21:04:00 -
24:
まり
たかひろに興味を持ったのもひろこさんがずっと好きだった相手だからってゆうくだらない理由だったのかもしれない。
2009-12-03 21:19:00 -
25:
まり
その日の夜、ようことゆかりと3人で久しぶりに駅に出た。当時流行ってたお揃いのパレオで派手なメイクしてナンパ待ちなんかしてませんよって顔しながら行き交う男の子達を観察してた。
『今日不作やなぁ〜。』ゆかりがパレオの結び目を直しながらぼやく。『ほんまやなぁ。知ってる奴ばっかやしな(笑)』ようこは鳴りっぱなしの電話を見ながら化粧直しをしていた。「カラオケでも行きますか?」あたしの提案に2人とも『金なーい(笑)誰か捕まえよか(笑)』そう言いながら人目につきやすいコンビニへ向かった。
2009-12-03 21:27:00 -
26:
まり
すぐに相手は見つかった。『自分らめっさかわいいやん!!何してんのよ?こんな時間に??』『飲み物買いに来ただけ〜。』ゆかりが答える。『えぇー??何か冷たくない??ちょーどっかいこや。』『ちょっと考えるから待ってて。』そう伝え3人でコンビニに入った。飲み物の前で女3人で内緒話。『別にあれでええやん。』ようこが言う。「あたしもカラオケだけやしええけどなぁ…。」カラオケに行きたくてしょーがない私は誰でもよかった。『ぢゃあ決まりな☆』仲良く3人で外で待つヤンキーだかギャル男だかわからん男達の元へ向かった。
2009-12-03 21:59:00 -
27:
まり
『みつひこお前やるやんけ♪こんなかわいい子3人もひっかけて☆』あたし達に声をかけてきた男を小突きながら男二人はあたし達をジロジロ見てきた。『こいつみつひこ、俺りょー、んでこのでっかいのかこういちー。そっちは?』『あたしがゆかりでこっちがようこ、んでこの子がまり。どこ連れていってくれるん?』『飲みに行く?』「きゃっかー。」『花火は?』「するー♪」海と花火が大好きなあたしはカラオケの事なんか忘れて夏の夜を楽しんだ。
2009-12-04 19:01:00 -
28:
まり
「もしもし?」『ゆう?たかひろやけどわかる?』「朝電話したやん(笑)わかるよ。どうしたん?」『いやぁ〜俺今ツレ待ってるんやけどなかなかでてこんくて暇やねん。』「そうなんやぁ。」『んでゆうのこと色々知りたい思ってかけてみた。』「へぇ〜。」『俺○○住みで年は21歳やねん。ゆうもしゃべり方からして近くやろなぁ思ってな。』「○○なんやぁ。友達がいてるわー。あたしは△△の18歳やで。」『まじで??めっちゃ近いやん!!遊んだりできるやん♪俺車あるし迎えに行くで〜。』「まじ(笑)?てか車何乗ってるん?」『ボルボー♪』「ボルボかぁ。かっこいいやん☆」
2009-12-06 01:09:00 -
29:
まり
みんなすでにはしゃぎすぎて疲れていた。ようことみつひこは肩をよせあい寝ており、ゆかりとやすは番号を交換していた。こういちはと言うと車に戻り爆睡していた。あたしが戻ってきたのを見て『おかえり〜。ぼちぼち解散しよかぁ☆』ゆかりがみんなに声をかけた。
2009-12-06 01:21:00 -
30:
まり
『ようこっっ!!起きて!!みつひこも!!』2人とも目を擦りながら腰をあげた。『こーいちは?』りょうがまわりを見回す。「あぁ〜車で寝てたよ。」『そうなん?明日あいつ仕事早いからなぁ。車もどろか?』そう言いながら5人で車の元へ戻った。こーいちを起こしみんな家まで送ってもらった。「ありがとう。またみんなで遊ぼうね。」そういって男の子達を見送った。家に戻ると母親が起きていた。あたしの顔を見るなり『はぁぁ〜。そんな格好で外にでんといて。恥ずかしくてお母さん市役所で働かれへん。』「…。」無言で部屋に行こうとすると『お父さん。お父さぁーん!まりが帰ってきたから言うてやって!!』「もうええって!!寝るわ。」『お父さんお父さーん!!!!』ドスドスドス廊下から足音が聞こえた。眠たそうで不機嫌な父。『うるさいんじゃっ。お前が母親なんやからまりの教育ぐらいしろやっっ。』そばにあったペン立てを母親に投げつけた。「いたっ!!あたしだって仕事してるんやで!!あなたも子供にちゃんと言ってよ!!あなたの子供やで!!」「仕事仕事ゆうんやったらやめろや!!$%&@§※£。」「$£※§@&!!!!!!」ガシャーンパリーン
あたしは耳をふさいで部屋に戻った。2009-12-06 01:38:00