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ある男の…
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1:
無名◆LW9tDKlR0c
私がその男と出会ったのは数年前。
2010-02-28 00:33:00 -
90:
毎日ひっきりなしに鳴っていた携帯が鳴らなくなった頃―。
私は独り携帯に保存された画像を見ながら、現役の頃の思い出に酔っていた。
こんな従業員もいたな…。あいつは変わった客だったななどと。2010-03-01 22:17:00 -
91:
今となっては辛かった思い出ほどかえって楽しく思えた。
「さて…。どうしたもんかな。」
私は次に自分が何をすべきかを悩んでいた。2010-03-01 22:22:00 -
92:
ふと、携帯サイトを思い出す。現役の頃、散々誹謗中傷を書きなぐられたあのサイトだ。
「どれどれ。」
久々に覗くと、私が勤めていた店の名があった。2010-03-01 22:27:00 -
93:
スレをクリックし閲覧すると私へのねぎらいの言葉、新体制になった店への不満そんな事が書かれていて誰かがそれを擁護すれば誰かが批判する。
延々それを繰り返していた。
「ハハハッ。相変わらずだな―。」
他にも色々なカテゴリがあったので覗いてみる。2010-03-01 22:33:00 -
95:
どこかで聞いたようなタイトルや実話と書かれたものパロディーや日記…
その中で私はあるタイトルの小説が気になった。
『ある男の…』2010-03-01 22:43:00 -
96:
その小説をクリックし読み出した。
作者は数日前から書き始めたようで、短編でいくつかの話が書いてあった。
どれもハッピーエンドではないその小説に私は惹かれていった。2010-03-01 22:45:00 -
98:
最後はこう締め括られていた。
『これまでくだらない駄文にお付き合い頂きありがとうございました。これからはあなたが無名です。
日々、あなたの頭に浮かんだ小説をお書き下さい。それではまたの機会に…。』2010-03-01 22:56:00