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この物語ゎフィクションです
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1:
ぬし
完結できるとい〜な♪
―娼婦と売り専―
2010-05-11 04:22:00 -
41:
ぬし
人なつっこいな〜
嫌ない感じはしないけど
ま、言われてみればその方がありがたい
いくらホモでも周りからみれば普通に男だし
アタシはそうしてもらいたかった
「あ、うん。じゃあ…」
「やった♪」
2010-05-12 23:32:00 -
42:
ぬし
なんか変な感じ
さっき知り合ったホモくんとこうやって歩いてる
ホモくんは一人でずっと喋って何が面白いのかずっと笑ってる
変な子2010-05-12 23:36:00 -
43:
ぬし
「ねぇ、お姉さんは大阪の人じゃないの?」
あ、なんか違和感あると思ったらこの子関西弁じゃない
「あ、うん。千葉からきたの」
「え、俺も千葉だよ!超運命じゃん!」
目を見開いて漫画で表現できるなら
そう、目がキラキラしてた
「関西弁ってさ、ちょっときついとこあって俺怖いとこあんだ〜!でももうなんてったって違うのはおもしろさだね!あ、そういや前話しかけられてさ〜…」
その子はずっと喋ってた
アタシにしたらありがたかった
アタシはどちらかというと喋らない人だから
2010-05-12 23:43:00 -
44:
ぬし
「ね、ね、話の途中で悪いんだけどどこまでいくの?」
ふと気づいた
全く知らないとこにきていた
その子の話てる横顔があまりにも綺麗だから
つい目的地を通りすぎていた
「うわっごめんなさい!駅すぎちゃったね!ごめんね。つい俺んちまで向かっちゃった。駅まで戻ろ」
するとホモくんはスタスタと駅の方に向かっていった2010-05-12 23:45:00 -
45:
ぬし
おもしろくない男
そのまま帰すなんて
あ、そうかホモだからか
「名前、アキっていうの!!」
アタシはホモくんに向かって言った
「え?」
ホモくんは振り返った
「名前は?」
「ああ!れ、零太です…ケド…」
今まで喋らなかったアタシが急に大きい声で喋ったからかすごくビックリしたように零太はいった
「零太…上がっていい?家。」2010-05-12 23:50:00 -
46:
ぬし
「へぇ〜アキちゃん18歳なんだ〜大人っぽいよね」
ココアを作りながら零太はいった「まぁもう19だけどね」
「春なの?誕生日」
今は3月の終わり
もうさぶさもマシになってきて
だいぶ落ち着いた
「うん。4月」
「まじで!俺も4月だよ!!」
何日?ってきかれて
24だよっていうと
超おしいっ!26だ
って本当に悔しそうにでもケラケラ笑いながら何がそんなにおもしろいのか2010-05-12 23:57:00 -
47:
ぬし
「何歳?」「あ、俺?17歳!!」
「…え?」「ん?」
「1こ下?」「そうなるね♪」
「てかやばいじゃん」「何が?」
「17って未成年じゃん」
「アキちゃんもじゃん」
「ま、そうなんだけど…」
そう言う意味じゃなくて…2010-05-13 00:00:00 -
48:
ぬし
ビックリした17には見えないから
17であんなおじさんと…
あたしが戸惑ってると零太は静かに笑って言った
「俺さ、売り専やってんだ」
売り専…?2010-05-13 00:00:00 -
49:
ぬし
「今日見たでしょ?俺が男とホテルからでんの」
「…見た」
それまで見れなかった
零太の顔見上げた時
零太は零太じゃなかった
怖くて目はどこか遠くを見てる
表情が暗すぎる
でもそれが本当の零太で、
さっきまでのが偽物なのかな…2010-05-13 00:04:00 -
50:
ぬし
「…俺が16の時さ、歩いてたらいきなり声かけられたんだ」
"愛人になりませんか"って
すると零太はアタシが見てるのを気づくとしまったって感じの顔をして苦笑いを浮かべながら
男にね
って付け加えた2010-05-13 00:05:00