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この物語ゎフィクションです
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1:
ぬし
完結できるとい〜な♪
―娼婦と売り専―
2010-05-11 04:22:00 -
61:
ぬし
もし零太がお金目当てでアタシと連絡をとって金を巻き上げてお金がなくなったらポイってしても
むしろその方が楽だったかもしれない
あー騙されたーアタシって馬鹿だなって思える方がよかったのかもしれない
だってこれ以上の辛さは今までもこれからもきっとないから2010-05-13 00:37:00 -
62:
ぬし
「どーしたん今日、頑張ってたゃん」
その日はもう日が変わってた
今日は5人も相手した
「ありがとうございます」
渡された給料は15万弱だった
「ま、あんま無理しんとね。お疲れ様〜」
「お疲れ様です」
2010-05-13 00:44:00 -
63:
ぬし
幸いアタシはお客さんに恵まれてる
店とおさず会おうよ、お金二倍にするからさ。と、そういうお客さんがいっぱいいた
ダメな事なんだろうけど
アタシはそんな事もした
とにかくお金がほしかったから2010-05-13 00:46:00 -
64:
ぬし
そしてアタシは頑張れば頑張るほど売れて、店では金額をあげてくれた
「今、アキちゃんに辞められたらどうなるやろ〜ね〜♪」
風華さんは鼻歌まじりに言っていた2010-05-13 00:48:00 -
65:
ぬし
「お前なんかあった?」
零太とあったあの日を境にほぼ毎日出勤して
勤務時間も長くした
一日15万は稼がないと帰らないようなったアタシを翔ちゃんは疑問に思っていたのをアタシは知っていた
「別に…」
そう言って付け加えた
「買いたいものがあるの」
2010-05-13 00:57:00 -
66:
ぬし
それから時々仕事帰りに零太の家に行ったり休みの日は泊まったりした
そこでも一切体の関係はなかったし
零太がアタシの胸の中で寝て
アタシが零太のさらさらの髪の毛に埋もれて寝る
それだけで十分だったから2010-05-13 01:00:00 -
67:
ぬし
零太と出会って半年近くたった時
ある日アタシは言った
「ねぇ、零太」
「何?」
零太は漫画を見ながら生返事をする
「アタシが零太を買ってあげるよ」
零太の表情は見えなかったけどそんな驚いた感じもせず笑いながら「本当に言ってんの?笑」って言った
アタシは間をおけて
「もし本当だったら?」
真剣に言った2010-05-13 01:05:00 -
68:
ぬし
その時零太はアタシの方を向いた
ビックリしながら振り返った
アタシが真剣なのを悟ったら
すぐまた漫画に目をむけた
ねぇ、って声をかけようとした時
「…買われないよ。アキちゃんには」
凄く悲しい声で言った
アタシはその時この人は馬鹿なんだなって思った
それと同時にアタシは本当に最低だと思った
ただ、零太を守ってあげたかった…
それだけだったのに…2010-05-13 01:07:00 -
69:
ぬし
それからしばくらく零太とは連絡をとらなくなった
と言うより零太から電話がきても何を言えばわからなかったから
その時すでに貯金は3000万を超えていた
このお金で零太が買えるわけでもないのにね…2010-05-13 01:14:00 -
70:
ぬし
季節はもう11月の終わりになった仕事帰りに街で偶然零太と会った
久々の零太は普通だった
「アキちゃん、なんで連絡くれなかったの?」
ちょっと怒った感じででも笑っててる零太はいままでと変わらなかった。
「零太、ごめんね」
それしかでてくる言葉がなかった
2010-05-13 04:09:00